(新)やはりこの素晴らしい仲間たちには祝福を!! 作:write RIDER
今回は前回話した通りです。
どうぞよろしくお願いします
…何処だここ?
俺は気がつくと暗い空間の中ポツンと椅子に座っていた。
「目が覚めましたか?比企谷八幡さん」
声のする方向を見ると銀髪の見たことの無いような綺麗な女性が座っていた
「ようこそ比企谷八幡さん。あなたは不幸なことに死んでしまいました」
やっぱり死んじゃったか…あれ、何で涙が
「比企谷八幡さん、ここなら泣いてもいいんですよ」
小町の事、戸塚の事、雪ノ下、由比ヶ浜、一色達の事を振り返り俺は久しぶりに大量の涙を流した
「…すみません変なところを見せてしまって」
涙を流した後冷静になったのだが醜態を晒したのが凄く恥ずかしい
「いえ、あなたが頑張っているところを天界からずっと見ていました」
え?なにそれ恥ずかしい、まってずっと?
「ずっとってさすがに風呂とかは見てないですよね?」
「あ、当たり前じゃないですかっ!」
と言ってるのたが目があちらこちらに動いており嘘だってことがわかる
「そ、そんなことより私は死んだ人達を担当しています幸運の女神エリスです。比企谷さんは残念な事に死んでしまいました」
そうだ俺は戸塚を庇いトラックに引かれ…戸塚!
「戸塚は大丈夫ですか!」
「はい、比企谷さんが庇ったおかげで膝を擦りむいた以外に怪我はありません」
よかった、戸塚のこと守れたんだな
「ところで比企谷さん、あなたには三つの選択肢があります。一つ目は記憶を無くして生まれ変わること、二つ目は天国に行くこと、三つ目は特典を手に入れて異世界へ転移すること、ちなみにオススメは異世界へ行くことです」
「天国で」
「え?!天国なんておじいちゃんおばあちゃんと日向ぼっこするだけでゲームも食べ物もないんですよ!なのでMAX缶コーヒーも一生飲めなくなりますよ!」
「異世界で」
いや、MAX缶コーヒーが飲めなくなるのは大問題だ、それなら異世界に行こうそうしよう
「MAX缶コーヒーの為に異世界へ行く人なんていませんでしたよ。わかりました異世界ですね、ではこちらから特典を一つ選んでください」
と言われ分厚い本を渡された、開いてみると伝説の武器や禁じられた魔法、ハートをキャッチしてキュアキュアになるためのステッキなど多種多様に書かれていた
んー、取り敢えず伝説の武器は却下かなぁ取られたら危ないし、で魔法は魔力がなかったら取っても意味ないし、キュアキュアは俺男だし…ん?仮面ライダーのベルトだとクウガからジオウまであるな……そうだ!
「エリス様一ついいですか?」
「どうされましたか?」
「このディケイドのベルトの能力何ですけどクウガからジオウまで使えるように出来ないですかね?」
「そうですねぇ天界に確認を取ってきますので、少し待っててくれませんか?」
そういいエリス様は隣の机の上にある受話器から天界に確認を取っていた
「えっとですねぇ、許可が降りたんですけどもそれにプラス能力を増やしてもいいぞいと言われまして、なんかあります?」
能力を付け足してもいい?何でだ?てかぞいって誰と電話してんだ?
「能力ですか、異世界ですので仮面ライダーの姿で敵を倒したら経験値が大幅に上がるとか、大量の敵に対してサブも含めてライダーを出せるとか、それぐらいしか考えれませんね」
「だそうです、ゼウス様」
え!?ゼウス様なの電話相手
「え?あ、はいわかりました。比企谷さんどちらも大丈夫だそうです」
「あの、質問いいですか?何でゼウス様は許してくれるのでしょうか?」
だって、創造神だよ?一番偉いと思うよ?
「あ、それはですね?私の隣で一緒に見てた一人だからですよ」
え、まって何人かで観賞してたの?恥ずかしいという感情を越えるレベルなんだけど
「え、えっと、大丈夫ですか?」
エリス様が空気を読んでくれたみたいだ
「あ、はい」
「では、比企谷八幡さん、あなたの旅立ちに祝福を!願わくば魔王討伐の勇者となることを祈っています」
そして俺は光に包まれ旅立ったのだ
俺が目を開くと中世ヨーロッパ風の街並みに、獣人や、エルフ、ドワーフなどの他の種族など、本当に異世界に来たんだという実感が沸いてくる
「さて、取り敢えずゲームの基本中の基本のギルドに行くか」
歩いて数分後、一際大きい建物が見えてきた。あれが冒険者ギルドだろう。てか門も凄く大きいな、取り敢えず入るか
「え?あ、いらっしゃいませ。お仕事案内なら奥のカウンターへ、お食事でしたら空いてるお好きな席へどうぞー」
ウェイトレスのお姉さんが俺の目を見て驚いてたがそれもそうか、でもプロ意識があるのか、普通に接客をしてくれた。八幡的にポイントが高いな
取り敢えず冒険者に登録するため奥のカウンターに行くか
「すみません、冒険者になりたいのですが…」
「あ、はい。それでは登録手数料が掛かりますが大丈夫ですか?」
登録手数料?そんなのあるか?どっかにねぇかな、あ、ポケットにあるな
「えっと、これで足りますかね?」
そういってお金をカウンターに出した
「はい、丁度千エリスです。冒険者についての説明は大丈夫ですか?」
んー説明は大丈夫だな、なんか頭の中に基本的な物は入ってるし
「いえ、大丈夫です。」
「わかりました。では書類に体重、年齢、身長、身体的特徴等の記録をお願いします」
まぁ、体重は60位で、年齢は18、身長は180位と、身体的特徴は、目が腐ってるのとアホ毛と…なんか書いてて悲しくなってきた
「はい、結構です。比企谷八幡さんですね、次はこちらのカードに触れてください。そうすると、比企谷様のステータスが分かりますので、その数値により職業を選んでください、選んだ職業によって専用スキルがあるので、それも踏まえてお願いします」
俺がカードに手を触れると青色に光にカードに文字が浮かび上がった
「はい、ありがとうございます比企谷八幡さん。ええと…ん?は?えぇ?」
目の前にいる職員さんが何度も目を擦りカードを見直している、なんでだろう…あれかな低すぎたとかかな
「あ、あなたは何者ですか!?筋力、生命力、器用度、敏捷性、知力が普通より高いどころか高すぎます!幸運は普通より低いですがこれだと全ての上級職になることもできますよ!」
職員さんが大声を出すので食事を取っていた冒険者の皆さんがこっちを見ている。職員さんがも気づいたのか声を下げてくれた
「いや、ただの通りすがりの仮面ライダーだ」
「は?」
「いや、何でもないです…」
言ってみたかっただけなんだが、滅茶苦茶低い声だったんだが
「えっと、カードを見せてくれませんか?確認したいですし」
何々、あーそういうことか仮面ライダーの能力があるからそれに適するための力が体に付いたってことか、八幡納得
「まぁ色々ありまして」
「え?あ、はあ」
なんか訝しげな目で見てくるがこれはしょうがないな(泣)
「えっと職業は上級職と、仮面ライダー?というものがありますがどうしますか?」
まぁこれは仮面ライダーだな
「仮面ライダーでお願いします」
「あの、すみません。仮面ライダーとはなんなのでしょうか?」
そうか、この世界の人が知らないのは当たり前だよな
「えっと仮面ライダーっていうのは簡単に言いますと悪と戦う正義の味方みたいな感じです」
「なるほど、英雄や、勇者みたいなものですか!凄いじゃないですか!」
んー英雄や勇者とはまた違うような気がするがいいか
すると受け付けさんの他にスタッフ達が集まり
「それでは、ようこそ比企谷八幡さんスタッフ一同今後の活躍を期待しています!」
そうこれは比企谷八幡の新しい出会いと冒険の物語である
…なんつって
今回もありがとうございました
次回初めての変身とジャージと女神