(新)やはりこの素晴らしい仲間たちには祝福を!!   作:write RIDER

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どうも皆さんこんにちは
顔文字が一つ入っています、気分で入れました後悔はしてません。
ではどうぞ


第三話 私はロリっ子ではない!

翌日、俺達がギルドに集まるとアクアが突然机を叩き話しかけてきた

 

 

「カズマ!八幡!私達はパーティーメンバーが必要だと思うの、だから仲間を募集をしましょう!」

 

 

確かに仲間はもう少しいたほうがいいとは思うが

 

 

「どうやって集めるんだ?こんな朝っぱらから探しても見つからないんじゃないか?」

 

 

「何言ってるのよ八幡!アークプリーストのこの私がいるんだから、お願いです連れてってくださいって言われるわよ!」

 

 

確かに上級職だが中身がなぁ…

 

 

「書いたわよ!これを貼ればいっぱい冒険者が来るわ!」

 

 

アクアが上機嫌で貼りに行った

 

 

「なぁカズマ、あいつ何て書いたんだ?」

 

 

「いや、俺見てないぞ」

 

 

本当に大丈夫なのか?あいつに任せて

 

 

「貼って来たわよ!どんな人が来るか楽しみね!」

 

 

ーー二時間後ーー

 

 

「何で来ないのよぉぉぉ!」

 

 

「カズマちょっと紙見てきてくれ」

 

 

カズマは席を立ち紙を見て戻って来た

 

 

「簡単に言うと上級職のみって書いてあって、あとは宗教じみてた」

 

 

やっぱりかぁ

 

 

「アクア、書き直してこい」

 

 

上級職になれる人は少ないのに上級職のみにするなんてやっぱりバカだろ

 

 

「嫌よ!何で私が妥協しなくちゃいけないわけ!」

 

 

こいつに何を言ってもダメな気がしてきた

 

 

「八幡、俺書き直して来るわ」

 

 

そういってカズマが席を立ち上がろうとした時だった

 

 

「上級職の冒険者募集を見て来たのですが、ここで良いのでしょうか?」

 

 

真っ赤な瞳に黒い髪、黒いマントにローブ、ブーツに杖を持つトンガリ帽子を被った、いかにも魔女ですよといっているような装備のロリっ子が話しかけてきた

 

 

その少女が突然バサッとマントを翻し

 

 

「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操りし者!」

 

 

「冷やかしなら帰れ」

 

 

カズマがめぐみんに対し残念な者を見る目で突っ込む

 

 

「違うわいっ!」

 

 

めぐみんってどんな名前だよ

 

 

「その赤い瞳、あなたもしかして紅魔族?」

 

 

アクアが何か知ってるようだ

 

 

「いかにも!我は紅魔族随一の魔法の使い手、めぐみん!我が必殺の爆裂魔…ギュルルルッ…何か食べ物はありませんか?三日も食べてなくって…」

 

 

何か可哀想に思えてきたな

 

 

「はぁ、ほれ好きなもの頼んでいいぞ」

 

 

めぐみんを見てると小町を思い出す

 

 

「いいんですか!えっと、すみませんお名前は?」

 

 

「あぁ、俺は比企谷八幡だ、でそこの緑がカズマで、青がアクアだ」

 

 

「お前色で俺の紹介すんな、まぁまず座れよめぐみん」

 

 

そしてめぐみんが座った所でカズマが

 

 

「なぁめぐみんその眼帯はどうしたんだ?怪我したんだったらこいつに治させるけど?」

 

 

まぁ俺も気になってはいたが

 

 

「フッ…これは我が膨大なる魔力を封じ込めるアイテムであり、もし外れでもすれば、この世界に大いなる災厄がもたらせるであろう…」

 

 

この年でそんな過酷なものを背負ってるのか…

 

 

「…まぁ嘘ですが、ただのファッションでっ!痛い痛い!引っ張らないでください!」

 

 

カズマが一瞬にしてめぐみんの眼帯を掴みおもいっきり引っ張った…俺の心配を返せ

 

 

「ええと、二人に説明するけど紅魔族は、生まれつき高い知力と強い魔力を持っているの。大抵は魔法使いのエキスパートになる素質を秘めてるわ。名前と自己紹介以外は凄い良いの」イッタイメガァ!

 

 

魔法使いの一族ってことか、中二病にかかってて冷やかしかと思ったんだが

 

 

「それって変な名前ってことですよね!私からいえば八幡以外街の人達の方が変な名前をしてるとおもうのです!」

 

 

それって俺の名前変ってことじゃん…まぁ自覚はしているが

 

 

おいそこのバカ二人笑うな( #^ω^)

 

 

「なぁめぐみん、ちなみに両親の名前は?」

 

 

カズマが両親の名前を聞いてみた

 

 

「母はゆいゆい!父はひょいさぶろー!」

 

 

やっぱりか、母はあだ名っぽいし、父に関しては名前か?

 

 

「……取り敢えずめぐみんの種族は良い魔法使いが多いってことだよな、二人とも仲間にするか?」

 

 

カズマが俺とアクアに確認してきた

 

 

「おい!私の両親の名前について言いたいことがあるなら聞こうじゃないか」

 

 

「いいと思うわよ?ギルドカードは偽造できないし、彼女は上級職のアークウィザードよ?期待できると思うけど?それに爆裂魔法は取るのが難しい最上級の爆裂系魔法よ?どうするの八幡は?」

 

 

「ん?俺も別にいいと思うが?」

 

 

「じゃあ満場一致でいいな?改めてよろしくめぐみん」

 

 

「はい!よろしくお願いします」

 

 

さてパーティーに入ったことだし食べるか

 

 

「私はこれとこれとこれ、あとこれも頼みます!」

 

 

こいつ凄い頼むな

 

 

「カズマが入った祝いに奢ってくれるらしいぞ?」

 

 

「おい八幡!」

 

 

「本当ですか!じゃあこれも」

 

 

「おい!ロリっ子!人様のお金だからっていっぱい頼むな!」

 

 

「私は断じてロリっ子ではない!」

 

 

「いや、ロリっ子だろうが!」

 

 

ギャーギャーワーワー

 

 

このパーティーも騒がしくなったな、だがどことなく気分がいいのは何でだろうな




次回!
めぐみんの実力と二度目の変身
ではまた

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