AFOに倉庫として使われた子供   作:しれにー

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#1.ヒーロー

「人は生まれながらに平等じゃない」

この言葉を何回口にしただろう。自分の運命を何回呪っただろう。この世に生まれてきたこと。これが私の最大のミスだ。

 

 

事の始まりは中国軽慶市。"発光する赤児"が生まれたというニュースだった。以降各地で「超常」は発見され原因も判然としないまま時は流れる。いつしか「超常」は「日常」に…「架空」は「現実」に。世界総人口の約八割が何らかの"特異体質"である超人社会となった現在。混乱渦巻く世の中で。かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が脚光を浴びていた。その職業とは…

 

"ヒーロー"

 

普通の家庭に生まれてれば私もヒーローに憧れ、ヒーローを目指していただろう。だが現実は程遠いものだった。

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狭い部屋。それが私の部屋だった。

十数年、部屋から出たことがない。

いや出ることができない。

ドアは鉄製で窓も強化ガラス、鉄格子付きだ。

壁はとても分厚く、その壁には食事を送る事ができる小さなエレベーターが埋もれてあった。

一定の時間がたつとそこから食事ができる。

そう、部屋から出なくても生活できるのだ。

そして時折、睡眠ガスで眠らされる。

起きると暗い部屋でイスに縛り付けられている。

工業地帯のようなマスクをつけた男に額を触られなにか入れられる。物理的なものではなく"なにか"を。

それが終わるとまたあの部屋だ。この生活を十数年繰り返していた。

幸いTVがあったから外がどんな世界か知っていた。それを見るたび自分の運命を呪った。そして誰を恨めばいいかわからず、悶々としながら毎日惰眠を謳歌していた。

 

 

ある日、その生活も終わりが来た。

瓦礫の山に立つ骸骨のような男。多分オールマイトだろう。

足元にはあの工業地帯マスクが倒れていた。

回りにはヒーローと思われる人が何人も囲んでいた。

あぁ、そうか。僕はヴィランに拉致されていたのか。

オールマイトが僕を助けてくれたのか。

これで私の人生も変わるのかな…

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そして、一週間たった。私は戸籍が無かったので、新しくつくることになった。

名前は「奪喰神楽」、年齢は16歳、個性は「オールフォーワン」。

親は恐らくオールフォーワン

私はやっと解放された。ここから私の人生が始まる。

だが逃れられない事があった。そう、学校だ。幸い勉強はしていたので高校に入ることはできたがどこも受け入れてくれない。

「これからどうしよう…」

せっかく、自由になったのに新しい壁にぶつかってしまった。誰を頼ればいいかもわからない。不安だけが募った。

 

 




文章つくる力が無い主が暇潰しに書きました。才能無いと解ってますが誹謗中傷はやめてください。
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