アルビダ姐さんはチヤホヤされたい!   作:うきちか越人

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暑いぃ~


新技ととんずら

 ココヤシ村でナミたちと別れ早二年。

 能力の制御や新しい船や船員(クルー)集めと並行して、アタシが行っていたのは各地への"顔見せ"だ。

 写真写りは気に食わないものの、アタシの手配書は各地に散らばっている。

 土煙が顔に被っているその写真ですらこれほどまでに美しいのだから、皆アタシの実物を見たいはずだ!

 そう思って東の海(イーストブルー)各地を転々としていた。

 しかもあの写真はスベスベの実を食べる前。

 全員度肝を抜かれることだろうってことさ。

 

 ちなみにアーロンのことや、この二年間の出来事でアタシの懸賞金は跳ね上がった。

 まずはアーロンなのだけれど、彼の懸賞金は二千万ベリーから三千五百万ベリーに上がっている。

 これまでの所業が明るみになったこと。

 そして捕縛に動いた各海軍支部の船を相当数沈めたことから懸賞金が上がった。

 しかしアーロン一味の行方はここ半年の間掴めていないらしい。

 恐らく、またコノミ諸島に潜伏しているのだろう。

 新聞にはアーロンとネズミが癒着していたことは記されていなかったので、またしても彼らは繋がって情報封鎖しているのだと思う。

 

 で、アタシはそのアーロンを倒した……あ、倒したのはボガードくんか。

 まあ船長と言うこともあってアタシが倒したことになっている。

 そしてそうなれば海軍や賞金稼ぎたちに追われるのは当たり前で、次々に海軍の船や賞金稼ぎたちを潰していく内に懸賞金は上がっていった。

 

 

 『"疵無し(きずなし)"のアルビダ 懸賞金四千九百万ベリー』

 

 

 この度めでたく東の海(イーストブルー)最高額の賞金首に相成ったのだ。

 "疵無し"というのはどんな攻撃を受けても傷一つ付かないのが由来だそうな。

 あと当然なのだけれど、ボガードくんとリィリィの首にも賞金が付いた。

 "暴壁のボガード"、"毒婦リィリィ"。

  ボガードくんの懸賞金は千六百万ベリー、リィリィは八百万ベリーの賞金が懸けられている。

 

 オレンジの街に久しぶりに行った時には町長のプードルさん始め住人の皆に大層驚かれた。

 ただ、街の殆どの人がアタシの手配書を家に飾ったりしていたので、それはそれで気分が良かったけれどね。

 そしてやはりと言うか昔のアタシを知っているオレンジの街の人たちは、この新生アルビダ様を見て大興奮だった。

 まあ当然だね!!

 

 あとはまあアタシとボガードくんの故郷の島やリィリィの故郷の街にも寄ったり、ゼフとサンジがいる海上レストラン"バラティエ"にも寄った。

 実はバラティエ開業から四年弱の内に、まだ二度しか寄れていなかったのだ。

 サンジは十四歳になってかなり成長していた。

 店に入ったアタシを見るやすぐさま駆け付け、歯の浮くような台詞を次々投げ掛ける。

 リィリィにも似たような態度を取っていた。

 ボガードくんはバラティエに寄る度に厨房へ入らせてもらい、ゼフ指導の下で料理の腕を磨かせてもらっている。

 本人曰く、既にサンジには腕を抜かれたそうだ。

 悔しそうにしていたけれど、アタシは今のボガードくんの腕に満足しているし気にしていない。

 

 とまあ、東の海(イーストブルー)行脚を続けている内に以前シャンクスが言っていたことを思い出した。

 ゴア王国の外れにあるフーシャ村が彼ら赤髪海賊団の東の海(イーストブルー)での拠点だったという話だ。

 今の時期ではルフィはコルボ山の山賊、ダダンの下に身を寄せているのだろう。

 彼に会うことは出来なさそうだけれど一度寄ってみることにしたのだ。

 

 ちなみに、アタシは間抜けじゃあないのできちんと情報収集してから東の海(イーストブルー)辺境のフーシャ村へと向かうことにした。

 

 伝説の海兵"モンキー・D・ガープ"

 

 原作主人公、モンキー・D・ルフィの祖父にして海賊王の宿敵でもあった海軍の英雄。

 ガープがちょくちょくルフィたちの様子を見にフーシャ村へと足を運んでいるのは知っている。

 ガープにかち合うことはアタシだけならず、海賊なら誰でも避けたいことだろう。

 なので新聞からの情報や、各島々の住人からの聞き込み調査を行ってからフーシャ村へと指針を向けることにした。

 

 ガープほどの大物となればとても目立つので、何処其処に現れたといった情報は簡単に手に入る。

 結果、凡そ三ヶ月前にフーシャ村に現れていたらしい。

 流石に彼本人が自由奔放な男と言えど、中将という地位にいる人物がそうそう簡単に海軍本部を離れることは出来ないだろう。

 暫くはこの辺りに現れることはないと判断し、フーシャ村へと向かうことにした。

 

 

 

「姐さん、島影が見え始めやした」

「良し、そろそろ上陸準備を始めるよ。リィリィも準備しときな」

「はーい」

 

 のんびりとした船旅はとても良いものだ。

 加入当初は覚束なかったリィリィも、今では慣れた手付きで(もや)いを用意している。

 辺境の海故に、海賊も海軍も少ない。

 ほぼ日課ともなっていた海戦はここ数日起こっておらず、本当にのんびりとした船旅になっていた。

 

 しかしアタシたち海賊にとって平穏というのは前触れなく壊されるもの。

 二年で更に磨かれたリィリィの見聞色の覇気が、とても大きな気配が近付いて来るのを感知したのだ。

 

「せ、船長! 何か近付いて来ます!」

「そこそこ名のある海賊か、海軍ってところかねえ。ボガード、リィリィ、戦闘の準備しときな!」

「ヘイ、姐さん!」

「は、はい船長!」

 

 そしてその方角へ目を凝らして良く見ると、それは海軍の軍艦だった。

 船速はあちらの方が速く、徐々に船影が明らかになってくる。

 

 

 んん? …………って……あれぇ!?

 おかしいだろっ!!

 

 なんでこんな短期間にまた現れるんだよ!!

 骨をくわえた犬を象った船首。

 まだ距離があるのにも関わらず聞こえてくる大きな声。

 僅かに黒髪が残った白髪頭に、ともすればボガードくん以上に筋骨粒々な体つき。

 

 あれガープじゃん!!

 

「中将、あれ"疵無し"ですよ。東の海(イーストブルー)現最高額の賞金首です。捕らえなくてよろしいので?」

「えぇー、わし今任務中じゃないし」

「いやいや、流石に海賊を素通りさせるのは不味いですよ! センゴク元帥に色々言われるの私なんですからね!? 仕事して下さいよっ!」

「えー、いいよ」

 

 のっそのっそと甲板から上半身を覗かせ、ガープはこちらへ狙いを定める。

 

「おーい海賊共!! 今から沈めるぞーい!!」

「ふざけんじゃあないよっ!! 沈められてたまるかっ!!」

「威勢が良いのォ"疵無し"! ボガード、弾を寄越せぃっ!!」

 

 ボガード?

 条件反射的にボガードくんを見るが、本人も首を傾げている。

 

 って! そんなことをしてる場合じゃあない!

 既にガープの手には砲弾が握られている。

 アレが来るっ!!

 

拳・骨・隕石(ゲン・コツ・メテオ)!!」

 

 大砲など比ではない速度で飛来する砲弾は何の冗談か、ガープが投げたもの。

 あんなの一撃でも喰らえばアタシたちの乗っている小船なんか粉微塵になっちまう。

 咄嗟に身を投げだしたのはボガードくん。

 

「せりゃあぁぁっ!!」

 

 多分に覇気を纏った右腕で砲弾を殴り付ける。

 二年間で覇気の扱いは更に磨きがかかり、肉体のパワーも増した。

 鉄塊(テッカイ)の硬度も上がり、接触の瞬間にそれを発動させ、とても重い一撃を繰り出すことも出来るようになった。

 

 そんなボガードくんの一撃。

 凡そ人体が奏でる音ではない衝突音を響かせ、見事ガープの"砲撃"を阻止することに成功する。

 ただしかしーー

 

「ぐっ……おおぉぉぉ…………っ!」

「ぼ、ボガードさん! 右手が……」

 

 代償は大きく、拳は血だらけになり指の骨もイカれてしまったみたいだ。

 

「ぶわっはっはっは! 防ぎおったぞい!」

「ええ、驚きました……しかも武装色の覇気まで纏っていましたね。明らかに実力と懸賞金が見合っていませんよ」

「そうじゃのう、政府の連中も見る目がないわい! ところでボガード、"暴壁"もボガードっちゅう名前じゃろ? お前の息子か?」

「なわけないでしょう……少なくとも私は子供に同じ名前は付けません」

「そりゃそうじゃのう! ぶわっはっはっは!!」

 

 あちらは余裕綽々。流石は海軍の英雄ってところか。

 ボガードくんの拳を一撃で壊すとは思わなかったね。

 

「ボガード、下がってな」

「いえ姐さん、まだやれやす」

 

 チッ……

 無理してるんじゃあないよ。

 それならコキ使ってやろうかい。

 

「じゃあ歯ぁ喰い縛って気張りな! 来るよっ!!」

拳・骨・隕石(ゲン・コツ・メテオ)! ぬりゃあっ!!」

 

 このままの勢いでボガードくんに受けさせるわけにはいかない。

 なので二年間掛けて更に威力を増した嵐脚(ランキャク)を放ち、砲弾の勢いを削ぐ。

 嘗てやったようにアタシ自身が砲弾にぶつかり、滑らせて弾を逸らす方法は無理。

 あの砲弾にはアタシを凌ぐほどの覇気が込められているので、勢いを削ぐ方法を取った。

 

 そのまま切断されれば良かったのだけれど、まあ無理だね。

 ただ、かなり速度は落ちたので、ボガードくんも今度は左拳を壊すことなく迎撃に成功した。

 

「ぶわっはっはっは! いよいよ以て、政府の目が節穴じゃとわかってしまうのォ!」

「その通りですね。と言うより、あんなのが東の海(こんなところ)にいるのはおかしいでしょう」

「違いないわい!」

 

 とても強そうな部下の人と会話を楽しみながら"砲撃"を続けるガープ。

 キリがない……いや違うねえ。

 このままだとやられるのは目に見えている。

 

 飛来した砲弾が十を超えた辺りでボガードくんの左の拳を見てみれば、とても痛々しいものになっていた。

 リィリィも治療したそうに見ているけれど、今ボガードくんの迎撃を止めてしまえば、この船が沈むのはわかっているらしい。

 クソッ!

 

「モンキー・D・ガープッ!!」

「ぶわっはっはっは!! もう一度防いでみぃ! 拳・骨・隕石(ゲン・コツ・メテオ)!!」

 

 ダメだ。

 辛うじて今のは防げたけれど、ボガードくんの両拳は限界寸前。

 これ以上ガープを攻勢に回すわけにはいかない。

 

「ボガード、リィリィ! 全力で島に向かいな!!」

「せ、船長は!?」

「直接あの軍艦に乗り込んで時間稼ぎする!」

 

 二人とも何か言いたそうだったが、それらを言わせる前に飛び出す。

 ガープは面白いものを見るように、砲撃の手を止めた。

 ありがたいねえ。

 

 甲板に着地する。

 ガープと剣を携えた部下の人の正面だ。

 他の海兵はアタシをぐるっと囲んでいる。

 

「おぉぉぉっ! 手配書の写真より美人!」

「すげぇっ!! 初めて見たぜこんな美女!」

 

 周りの海兵たちはアタシを見てどよめいている。

 中には目をハートにしてデレデレしている奴もいるねえ。

 ひょっとしてこの人たちは良い人たちなんじゃあないか?

 

「おい! お前たち、見惚れてるんじゃない!」

「ぶわっはっはっは! そう言うなボガード。ありゃスゴい別嬪じゃぞ?」

「ボガードだって!?」

「いや、違うぞ"疵無し"。私はお前が思うボガードじゃない」

 

 ふ、ふぅん………知ってたし(震え声)

 

 まあ今まで会わなかっただけで、同じ名前の人間なんてどこかにいるだろうしね。

 それよりも時間稼ぎだ。

 とにかくガープの目をアタシに向けて、ボガードくんたちへの攻撃を止めなくてはいけない。

 

「さて、闘ろうかねえ」

「臨むところじゃ!」

(ソル)!」

 

 一気に距離を詰め蹴りを放つ。

 いくら武装色の覇気を纏っているとはいえ、このくらいではビクともしない。

 反撃を許す前にすぐさま離れるヒット&アウェイ。

 スベスベの能力と覇気を使えるようになったと言っても、ガープの拳だけは絶対に当たるわけにはいかないね。

 

 異名は"ゲンコツのガープ"。

 山を崩すほどの拳を持っているこの元気すぎるご老人のパンチは一撃必殺。

 アタシが勝っているのはスピードだけだろう。

 その強みを活かす!

 

 嘗てシャンクスにもやったように、周囲をやたらめったら月歩(ゲッポウ)で跳び回り、隙を見て攻撃。

 あまり効いてはいないけれど、ガープの拳も空を切り続けている。

 甲板がガープの拳骨で穴だらけだ。

 

「中将! あなたの攻撃で船に穴が開くんですけど!」

「ぶわっはっはっは!! そんなのは些細なことじゃい! ぬりゃあ!!」

「っと、危ないねえ!」

「もっと腰を入れんと、わしには効かんぞ!!」

「そうかい! だったら見せてやるさ!」

 

 腰だめに右腕を置く。

 この二年でスベスベの能力を攻撃に転用出来た技の内の一つ。

 

「居合い斬りって知ってるかい?」

 

 そう、居合い斬り。

 刃を鞘に滑らせ加速し、驚異的な剣速を得る抜刀術だ。

 時に"神速"とまで呼ばれるその剣術。

 それを応用したもの。

 

 刃を鞘に滑らせるーー滑るという現象は、アタシの能力の独壇場。

 なにせ摩擦ゼロだからね。

 果たしてその加速度は如何なるものか。

 

 撃つのは中段正拳突き。

 その際、大きく引いた右拳を突き出す時に体に擦り付ける。

 原理は居合いと同じ。

 刃はアタシの拳で鞘はアタシの体。

 

 摩擦ゼロによる滑りで、更なる加速を得た拳の速度は目に映らない!

 

(スペル)即興拳劇(ハロルド)!」

「ぐぬぅっ……!」

 

 鳩尾へと吸い込まれたアタシの右拳。

 その鋭さにガープは大きく後退した。

 

「やるのォ、"疵無し"!」

「まだまだっ!!」

 

 即興拳劇(ハロルド)と同じ原理。

 今度は蹴りだ。

 

 甲板に脚を"滑らせて"、同じくそれを加速とする。

 即興拳劇(ハロルド)が見えないパンチなら、こちらは見えないキック。

 

(スペル)即興脚劇(スポークン)!」

 

 速すぎて見えない三日月蹴りは、ガープの脇腹へと吸い込まれる。

 甲板が軋むほどの衝撃。

 しかし、ガープは僅かに苦悶の表情を浮かべるものの、倒れることはなかった。

 

 ……確かにアタシの爪先はガープの脇腹に突き刺さったんだけれどねえ……

 これで手詰まりってわけじゃあないけれど、ちょっと困ったねえ。

 まあ目的は時間稼ぎだから良いんだけれどさ。

 

「ぶわっはっはっは!! 本当に強いのォ、"疵無し"。六式の体術もそうじゃが、覇気なんてどこで覚えた?」

「さあ?」

「つれないのォ……まあええわい! そろそろわしも行くぞい!」

「始めからそうして下さいよ中将……」

「そう言うな、ボガード!」

 

 ああ……海軍ボガードは苦労人みたいだ。

 むしろガープが自由人すぎるのかな?

 

 まあ良いや。

 ちらり、とアタシのボガードくんたちの方に視線を向ける。

 うん。これ以上の時間稼ぎは必要なさそうだ。

 

 このまま軍艦を飛び出してもガープの"砲撃"にあうだけ。

 ここは一つ、ルフィの祖父という彼らの血筋の習性を利用しよう。

 その習性とは良い意味でも悪い意味でも"単純さ"だ。

 "リトルガーデン"でルフィはこれでもかと言うほど暗示に掛かっていたしね。

 

 この時期にはもうルフィは海賊に憧れている。

 そしてその話は当然ガープは知っているだろう。

 ルフィを立派な海兵にしたいガープにとっては怒り心頭もの。

 そしてルフィをその道へ引き込んだのはーー

 

「あっ!! 赤髪のシャンクス!!」

「ぬぅわんじゃとォッ!? どこじゃあ、赤髪ィッ!!」

 

 ガープの後ろを指差しそう叫べば、ものの見事に引っ掛かってくれた。

 ものすごい勢いで後ろを振り向くガープ。

 その隙にアタシはとんずらさせてもらうよ!

 

 まあ海軍ボガードは引っ掛からなかったけれど、何発か嵐脚(ランキャク)を放って牽制し、距離を離すことに成功した。

 周りの海兵からの銃撃は覇気が込められていないので、避ける必要すらない。

 

「アハハハハ! 騙されたね、伝説の海兵!」

「おい"疵無し"! 赤髪の奴はどこにもおりゃせんーーーーぬわぁっ!? 逃げられたぁっ!!」

「すいません中将。私も振り払われました」

「フーシャ村で待ってるよ! 民間人を巻き込むんじゃあ、いくらアンタでも暴れられないだろう?」

 

 すごい小物臭がする捨て台詞を吐いて、ボガードくんたちが向かったフーシャ村へと退散する。

 船速で負けているアタシたちがそのまま海へ逃げても追い付かれるのが関の山だった。

 あの場ではフーシャ村へ逃げ込むのが最善。

 ガープにも言ったように民間人を巻き込むことは、彼は出来ないだろう。

 

 アタシたちを捕縛しようとするならば、その場で精一杯暴れれば良い。

 ガープと縁深いフーシャ村の人たちなら、ある意味人質としてこれ以上ない人選だと思う。

 まあその後どうするんだって問題が残っているんだけれどね。

 

 一先ず、危機を脱することが出来たことを喜ぼう。

 一歩一歩、宙を駆けながらそんなことを思った。

 

 

「ぶわっはっはっは!! 逃げられてしまったわい!!」

「中将があんな見え見えの嘘に引っ掛かるからでしょう……」




ボガード「お互い苦労しますね」

ボガードくん「ヘイ。ボガードの旦那も大変そうで」

ボガード「いえいえ、ボガード殿こそ船長に振り回されてるようで」

ボガードくん「そちらも相当なものじゃないですかね?」

ボガード「いえいえ」

ボガードくん「いやいや」

ボガード&ボガードくん「「…………はぁ」」

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