戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~   作:イキスギコージー

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初めまして、イキスギコージーです。シンフォギア5期が放送開始したのでこの度執筆させていただきました。よろしくお願いいたします。

そういえば君の世界ってロボットで[ガンダム]てジャンルあるの?

???「そういえば友人がそんなゲームあった気がする。なんで聞くん?」


べ~つに~

ではでは、どうぞ~


クロスボーン誕生編
ep1.ライブってなんかわくわくすんな!!


なんで...どうして...

 

俺、このフォルムは間違いなく

 

<クロスボーンガンダムX1>になってるんですけど...

 

え~と確かここに到達するまでにあったことをありのまま話をしよう。

 

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「隼人~。今日奏ちゃんのライブがあるんでしょ?早く準備しなさいよね」

 

「わかってるよ。ったくそんな急かさなくても大丈夫だって...」

 

俺は新川隼人、17歳。特にこれといった特徴がない普通の男だ。

 

今日は幼馴染の天羽奏と相方・風鳴翼のアイドルユニットの

 

「ツヴァイウイング」の初ライブという事で俺より親のほうが興奮しているのだ。

 

「母さんが行きたいならチケット1枚だから母さん行けばいいのに...」

 

「馬鹿だねぇ。こういったのはあたしらが行くよりあんたが行くことに意味があるんだよ」

 

母さん...会場に行ったってアイツから俺は見えないって...どう頑張ったって。

 

「ほら、もう時間だよ!急いで行った行った。あっ、サインもらえたらもらってきてね~」

 

 

俺はパシリか!

 

 

「んじゃ、行ってくる」

 

 

 

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コンサート会場...俺1度も行ったことないから分かんないけど...でかいなぁ~

 

舞台につながる通路を歩いていると聞き覚えのある声が聞こえた。

 

「隼人!きてくれたのか!」

 

振り返ると奏がいた。衣装の準備が終わったところみたいだった。

 

「おう。誘い受けたからな。ちゃんと来たぜ。それよりかなり人が集まってるな」

 

「他のグループだってこんぐらい来てるって。隼人はあんまこういったとこ来たことないからなぁ」

 

「悪かったな!」

 

軽くおちょくられたので少し強気で返事をした。

 

「っと、そろそろ始まるな。隼人しっかり見てろよな」

 

「わかったから早くいけよ」

 

そこで奏と別れた。この後まさかあんなことになるなんてこの時は想像もしていなかった。

 

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[♪逆光のフリューゲル:天羽 奏.風鳴 翼] 

 

周りの人たちの熱気に押されて...一緒にノッていく。

 

色々曲は聞いたりするが、この曲は結構好みの曲だ。逆光のフリューゲル...

 

ツヴァイウイング...いいものだ。そして立ちあがろうとした次の瞬間

 

 

 

 

舞台前の地面が大爆発した。

 

その瞬間、上空に飛行する物体、地面から巨大な物体、ノイズが出現した。

 

 

場内はノイズに襲われ悲鳴を上げ、炭素化していく。

 

俺は必死に逃げた。襲われた人たちを見て自分もああなる。恐怖感が体を動かした。

 

今逃げなければ、やられる...そう思った。

 

だが逃げていくうちにあるものを見てしまった。奏と翼がノイズに戦っていく所を見てしまった。

 

今まで確かにノイズの被害は少なからずあった。でもそれを鎮圧しているのが奏と翼の二人だったことを今目の前で知った。

 

二人の事を見たことで足を止めてしまった。その一瞬の油断のせいでノイズに俺は囲まれた。

 

どうしようもできない状態に俺は後悔した。こんなところに来なければ...俺は死ななかったのに...

 

俺はノイズに襲われて死んだ。そう思った。

 

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「ここは...」

どこだ...真っ白い空間のような場所に俺はいた。いったい何が...

 

「よぉ、お目覚めかぁ?」

 

呼ばれたほうに目を向けたらそこに1つの人型がいた。

 

「あんたは...誰だ」

 

「この際どうでもいい。単刀直入に聞こう。力を欲しくないか?」

 

「力?」

 

「ああそうだ、お前が思うまま、望むままに振るえる力だ」

 

俺は黙ってしまった。そんなこと急に言われたって...

 

「時は一刻を争う。なら、これを見ろ」

 

後ろに振り向いたらそこには奏と翼がノイズと戦っていた。しかも奏の装備にはひびが入ってる。

 

「あの子の体は限界を迎えようとしている。これ以上戦えば体が消滅してなくなる」

 

消滅してなくなるって...そんな...

 

「さぁ聞こう。力を欲しくはないか?」

 

俺は考えた。もしかしたら生きていく中で一番考えたかも。

 

俺が小さい時、一人ぼっちの時、一緒にいてくれたのは奏だ。だったら...

 

「なぁ、その力で誰かを守ることってできるか?失わないために...」

 

「言っただろう。お前が望めば力は答える」

 

決まった。考えた。やってやる、やってやるんだ!!

 

「なら、俺に力をくれ。守り抜く力を」

 

そう答えた瞬間、人型がやっとかという仕草と笑ったような気がした。

 

「あいつらは胸の歌を原動力として戦っている、だから」

 

 

 

 

 

  ~胸の歌を信じるんだ~

 

 

 

 

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「生きるのを諦めるな!!」

 

奏が必死に一人の少女に呼び掛ける。

 

彼女の顔を見て、安心する。

 

だが異様な生物が自分たちに向かって近寄ってきていた。

 

赤髪の少女は何かを決意したかのような顔をする。

 

「ダメ!絶唱を歌ったら奏が!」

 

絶唱をしようとする奏を翼が止めようとする。

 

奏は適合率が低く制御薬LiNKERを使っていたが、その薬をある目的の為、使用しておらず絶体絶命の状態だったのだ。

 

そして、絶唱は過大な負荷を使用者に与えてしまう。

今の奏はLiNKERの効果時間が切れる寸前。使えば命の保証は無いのだ・・・

 

奏「・・・・・今日はこんなにたくさんの――――――

 

だから、あたしも出し惜しみなしでいかなくちゃな・・・・

 

ゴメン、翼・・・・」

 

絶唱を歌おうとしたとき、激しい爆風と共に地上のノイズが消えた。

 

「奏、無事なの?」

 

「あぁ、いったい何が...」

 

煙が晴れる。ノイズを消した正体が現れる。

 

グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 

そこには、白と黒の鎧を纏い、変わった銃と刀身の無い剣を持ち

 

髑髏を頭に宿し、口のあたりから光を放出する戦士がいた。

 

 

 

「...あー、こういう時ってこういうのか?」

 

「お前、隼人か?」

 

隼人へ問いかける。

 

「さてと。じゃあ言うか。

 

クロスボーン・ガンダムX1、出る!」

 

歌姫の世界に海賊の戦士が今、誕生した。

 

 

 




「おい、作者!どういうことだよ!」

えっ、どしたん?

「なんでいきなりクロスボーンガンダムX1がでるんだよ!!」

だって早めにでてアピールしないと...でもなんでX1になったんだろね?設定上他のものも可能性があるのに...

なんでだろうね?

この理由は次回に。ではではー

P.S 奏さんが、コ○ン君みたいになりそう

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