戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~   作:イキスギコージー

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どうも皆さんこんにちは。イキスギコージーです。

なんだかんだでこのストーリーも9話まで進みました。(ex回入れると11回)

ここ数回少し文字数が増えてきたため少し話の内容が心配になっているこのころです。

大丈夫かなぁ...

「よぉ、投稿者!」

おっ、エボルトはん。いらっしゃい、今日はどしたの?あっそうだ、あれから隼人の腕の怪我とかどうなったの?

「あぁ...ボチボチといったところだな」

そうか、それはよかったわ。

それでは9話、始まります!!


ep9.遭遇...2年前の悪夢...

とある県の山奥にある採掘場。

 

ここで、響はノイズに立ち向かうために訓練を行っていた。

 

だが、その前にきつい洗礼があった。奏が響の頬を叩いたのだ。

 

「なんで叩かれたか分かるか?響。」

 

「い…いえ…」

 

隼人はただ、その様子を見守る事にした。

 

「アンタは今、アタシの代わりになるって言ったな?」

 

そう、先ほど響は…

 

「私…奏さんの代わりになれるように頑張ります!」

 

奏に対してこう言ったのだった。そして、今に至る。

 

「は…はい。」

 

「ならそれは、その言葉への一撃だ。」

 

響も隼人も奏が言う事に耳を傾ける。

 

「人は1人だ。似たようなヤツがいたとしてもそれは他人でありお前ではない。

だからこそ、人は己の意思で決めて、己の意思で行動する。」

 

「はい…」

 

響の言葉を聞き、奏は響の両肩を掴む。

 

「なら、アタシの代わりなんて言うな。それは、響の覚悟であってアタシのじゃない。

響、アンタはアンタの意思で戦おうと決めたはずだ。

なら、アタシの代わりじゃなくてアンタが翼に並べるようになりな。分ったかい?」

 

「は…はい!!」

 

「なら訓練始めるよ!」

 

こうして響強化計画が始まった。

 

まず初めに戦いになれる為、そして必ず生き残る為に、回避の練習をする事にした。

だが、回避は外ではなく敵に向かってである。響がアームドギアを作り出す事が出来ないと分かり拳での近接戦闘しかないと、隼人と奏は判断した。

 

訓練の内容はいたって簡単である。

 

隼人がバスターガンのみ使用し、響が避け、隼人の目の前まで行く訓練を行っていた。

 

これに関しては単発の為もあってか、なんとかクリアした。

 

奏は少し離れた場所から、響に声を掛ける。

 

「次は少し難しい内容だ!とにかく響は、隼人の所までいけ!」

 

「は…はい!」

 

そう答えると隼人は、そこで立つ。武器も展開せずに...

 

「(近接戦闘、なら…勢いよく、早く!!)」

 

と響が思った次の瞬間...ガシャン...X1の口が開き

 

「え?」

 

隼人のX1が突如、幽霊のようになり響が掴もうとした腕が透けた。

 

「響ちゃん、俺はこっちこっち」

 

響がいる真反対のほうにX1は立っていた。

 

「ちょ、ちょ、ちょっと、隼人さん!?分身出来るなんて聞いてないですよ!!?」

 

今まで響は最大高速モードのX1しか見た事がなかった。

 

しかも次の瞬間、隼人のX1は響を10体の分身で囲む。

 

「なら...片っ端から!!」

 

響は隼人をつかもうとするが透ける、透ける、透ける。

 

「響ちゃん、ま~だ~?」

 

響が後ろに振り向くと...大量のX1があちこち立っていた。

 

「こ、こんなに分身するなんて聞いてませんよぉ!!!?」

 

 

その後、無数に地上にある分身X1が響を走って追いかけるというよくわからない状態が響に襲い必死に逃げ回るのだった。

 

その後、空中へと飛んだ響きを赤子のようにシザ―アンカーで掴まれ振り回されるわ、接近して回避の応用編で、近づいたらビームサーベルが射出されるわと濃い練習メニューとなった。

 

 

 

 

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その日隼人は奏とスタジオに居た。隼人は奏のマネージャーとしても仕事をしていた。

今回は奏、1人での仕事である。仕事を終えた奏は隼人に抱き着く。

 

「なぁ~隼人~この後飯でも行こうぜ!」

 

「あぁうん...わかった」

 

いつもなら呆れた反応をする隼人だがどことなく暗かったため、奏は隼人に話しかける。

 

「なんだ?響ちゃんの事が気になってんのか?」

 

「響ちゃんもそうだけど...翼ちゃんもね...」

 

隼人はあることを思い出し奏に話した。

 

「そういや響ちゃん、今日はお友達と流れ星見るんだって言ってたぜ。」

 

「流れ星か…」

 

所々にある雲が空をさえぎるが、星が少しずつだが輝きだす空を見て、隼人は暗かった表情から微笑む。

 

「見れるといいな…」

 

「見れるさ…きっと」

 

奏の言葉に隼人が答える。だが…無情にも、二課の端末の着信音が鳴り響いた。

 

ノイズだ。

 

しかも、響と翼にも連絡済みで既に向かっているという。

 

「ごめん奏、俺も向かうよ。緒川さんがこっちに来てくれるらしい」

 

「OK、アタシはこのまま待っておくよ。」

 

そう奏が答えると隼人は人々のいない所でX1になり、急いで現場へ飛んで行った。

 

奏はスタジオの待合い室に入り、自販機でコーヒーを購入しソファに座る。

 

プルタブを開け、一口だけ飲んで前に俯く。

 

「やっぱり…悔しいなぁ…」

 

奏は誰にも聞こえないくらいの声でそう呟いた。

 

隼人は急いで戦闘区域に向かう。そこでは、翼と響が何かと対峙していた。

当初ノイズかと思っていた。だが、響と翼が対峙しているのはノイズではなく、人だった。

しかし、その人物が纏うのは、白を基調とした鎧だった。

 

「まさか…シンフォギア?」

 

そこに弦十郎からの通信が入る。

 

「聞こえるか隼人?」

 

「弦十郎さん、2人が対峙しているあれは...」

隼人は他にもシンフォギアがある事を聞いてはいたが、実際に見るのは初めてだった。

「何者かは分からない。だが...あれは...

 

 

「第四号聖遺物...ネフシュタン...」

 

弦十郎の言葉に割って入ってきたエボルト。少し声を低くしながら...

 

「お前がX1となった時、面倒な奴の手に渡った代物だ...」

 

 

 

隼人が現場に向かう前に響と翼は既に作戦エリアについていた。

 

隼人の訓練になれていた為か、ノイズの動きもある程度見切れるようになっていた。そして、ノイズを撃退した。

 

そこに、空から降りてきた翼が、地上に逃げていたノイズを消滅させた。

 

「翼さん!」

 

響の声に翼は応えるかのように響を見る。

 

「私は…この力を使えるようになりました…

でも、翼さんの様な剣って戦う事も…

奏さんの様に槍を使って戦う事も出来ません…

隼人さんの様に様々な武器で、戦う事も出来ません…

でも…私は私です!

この手で何かが救えて、守りたいものを守れるなら…私は戦います!!」

 

「…………」

 

翼は何も答えない。 

 

「だからっ!」

 

「…………」

翼は何も言わずに、刀を構えようとする。

 

だか二人がいる所とは別の場所から声があげる。

 

「だから? で、どうするんだよ?」

 

「「っ!?」」

 

二人は周りを警戒する。

そして、雲に隠れていた月によって明るくなり、謎の声の主が姿を現す。

そこには、ほぼ真っ白な鎧を着た少女がいた。

響は何なのか分からなかったが、翼はその鎧を見て表情を変えた。

 

「ネフシュタンの……鎧っ!」

 

「へぇ、てことはあんた、この鎧を知ってんだ?」

 

「二年前、私の不始末で奪われた物を忘れるものかっ!」

 

そう言って、翼と謎の少女はそれぞれの武器を構える。

だがそれを見ていた響は、翼を止めに掛かる。

 

「やめてください翼さん!相手は人です!同じ人間です!」

 

「「戦場で何をバカなこと!!」」

 

二人の響に対する言葉はきれいにハモる。

 

「むしろ、貴女と気が合いそうね?」

 

「だったら、仲良くじゃれあうかい!」

 

謎の少女は武器の鞭を翼に放つ。翼は響を突き放し避ける。響は、叩きつけられた鞭の爆風と共に吹き飛ぶ。

 

上に飛んだ翼は少女に“蒼ノ一閃”を放つ。

しかし少女は鞭で蒼ノ一閃をはね除ける。

 

「っ!?」

 

地上に降りた翼は刀と脚についてる刃を使い少女に攻撃するが、少女は鞭を巧みに使い、翼をケリ飛ばす。

 

「ネフシュタンの力だと思わないでくれよなぁ?あたしのてっぺんはまだまだこんなものじゃねぇぞ!」

 

少女は鞭を翼に叩きつけようとするが、翼も負けじと避け続ける。

 

「翼さんっ!」

 

「お呼びではないんだよ。こいつらでも相手してな」

 

そう言って少女は、奇妙な形の杖を響に向けて放つ。そして緑色の光によって、四体のノイズが現れる。

 

「ノイズが……操られてる?!」

 

突然のことで判断が遅れてしまい包囲される響、逃げようとするが、ノイズの放った液によって身動きが取れなくなる。

 

「し…しまった!?」

 

翼は響を助けるでもなく、

 

「その娘にかまけて、私を忘れたかっ!」

 

翼は少女の足を払い、刃で攻撃するが少女は右腕で刃を止め、翼の足を掴み、投げ飛ばす。

 

「ぐっ!?」

 

そして少女は一瞬で移動し、翼の頭を踏みつける。

 

「のぼせ上がるな、人気者っ!誰も彼もが構ってくれるなどと思んじゃねぇ!この場の主役と勘違いしてるなら教えてやる。狙いは、はなっから、こいつをかっさらうことだ!」

 

「え…私…でも、なんで…」

 

少女の目的は響を誘拐することだった。

 

「鎧も仲間も、あんたにゃすぎてんじゃないのか?」

 

「繰り返すものかと……私は誓った……!」

 

翼は握っていた刀で、“千ノ落涙”を放つ。

少女は千ノ落涙を避け、翼は再び少女に斬りかかる。

その戦闘を見ていた響は、必死に拘束を解こうともがいていた。たが、緑色の光によってノイズが現れる。

それによって翼は、少女とノイズを同時に相手をしなければならない。

しかし、ノイズは倒しても、少女の追撃を食らってしまう。

 

「くっ!」

 

翼は場所を変えるように、別の方向へと飛んでいく。

 

「逃がすと思ってんのか!」

 

そう言ってネフシュタンの少女は追撃を行う。

 

「翼さんっ!」

 

次の瞬間、響を拘束していたノイズの1体に短刀が突き刺さる。

 

「えっ…」

 

「うぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

何が起こったのか判断する暇もなく、響をとらえていた残り3体のノイズが消滅する。

そこに、現われたのは…

クロスボーンガンダムX1を駆る隼人だった。

 

「隼人さん!ありがとうございます!」

 

「間に合った!無事でよかった。…翼ちゃんは?」

 

隼人が言った次の瞬間、翼が弾き飛ばされ、隼人達の見える場所に姿を見せる。

 

「ふん、まるで出来損ない!」

 

「確かに……私は出来損ないだ…この身を剣として鍛えてきた筈なのに……あの日、無様に生き残ってしまった……出来損ないの剣として……恥を晒してきた。だが、それも今日までのこと……奪われたネフシュタンを取り戻すことで、この身の汚名と罪をそそがせてもらう!それが、剣の…防人としての覚悟だ!!」

 

そう言いながらも、翼は立ち上がる。

次の瞬間、ネフシュタンの少女に光弾が放たれた。

 

「なにっ!?」

 

突然の攻撃に後ろへと下がるネフシュタンの少女。

 

そして、翼の前に…

 

「は…隼人…」

 

X1が舞い降りた。

 

「邪魔をするn…」

 

次の瞬間、隼人は翼の頭をゆっくりと撫でた。

 

「は…はや…と…」

 

そこには、目を覆っていたバイザー部分だけを解除した隼人がいた。ネフシュタンの少女は何をしているのか分からなかった。

 

何をされたのか、イマイチ判断できない翼はゆっくりと隼人の顔を見る。

 

「1人であの時の惨劇の事を勝手に罪と言って背負って、辛かったんだよね…だから響ちゃんに強く当たっちゃったんだよね...俺には防人の覚悟?ていうのはよく分らないよ。でもね…そんな…死すら恐れないなんて言いそうな眼をした翼の覚悟なんて、強いとは思いたくもないよ...誰かに迷惑かけても、明日少し進めるなら、それでいいんだよ。生きていないと、何もすることなんてできないじゃん?それに…ちゃんと帰らないと、奏に怒られちゃうよ?」

 

そう言われた翼は奏との日々を思い出した。

 

確かに、戦場の片翼は失われた。だが、ツヴァイウイングの片翼はまだ失われていないのだから…

 

翼は力強く握っていた手から左手だけををゆっくりと解いた。

だが、右手は震えながら何かをこらえるように握りしめていた。

 

隼人は、翼の顔を見る。翼の頬から、水滴が零れ落ちるのに気付いた。

隼人は翼の頭に額をくっつけた。

 

「良く頑張ったよ…後は…響を守ってあげて…」

 

その言葉に少し頭を縦に振る翼。

隼人が2回頭を優しく叩くと、ビームザンバーを構えネフシュタンの少女と対峙する。

 

「アンタが噂の髑髏マークだな?」

 

「...」

 

「まぁ、いい…テメェも連れて来いと言われてんだ。」

 

 

「はぁ..........」

 

X1から隼人以外の声が出る。

 

「てめぇ...何もんだ!」

 

ネフシュタンの少女がX1に言う。

 

「俺か...俺の名は...

 

エボルトだ...嬢ちゃんには悪いが本気で潰させてもらうぜ!」

 

 

X1の目が緑色から赤い色の変わりネフシュタンの少女を見つめた。




「投稿者...話があるんだ」

エボルトさんどしたの?急に改まって...

実はお前に言わないといけないことがあるんだ...

えっ、何それ怖い...一体何よ??

「実は...ある人物をX2の装者としたいんだ...」

えっ、だれを...っと何々...(写真を見る投稿者)!!お前、本気なのか...

「冗談じゃないさ...」

だが...できるのか...そんなことが...

「可能性はゼロじゃないって言ったところだな...」


...次の話...大丈夫かな...(ありがとうございました!!)
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