戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~   作:イキスギコージー

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どうも皆さんこんにちは。イキスギコージーです。

今回の話はクリスメインでそこにエボルトがどのようなアクションをするかの回になります。

「よっ、投稿者~」

噂をすればエボルトちゃん。どったの?

俺人間体なんてねぇぞ、生まれてこの方聖遺物か隼人の中にしかいなかったから...

大丈夫、用意してあるから

安心してください!!

「お、おう...」

では12話スタート!!


ep12.クリスの過去

フィーネと遭遇してから数日...

 

隼人は二課のノイズ関連の報告書をまとめたり、奏の仕事スケジュールのチェック、調整を行っていた。だが今回はそれだけではない。

 

明るさと勢いだけではダントツな響から相談を受けた。

響自身がシンフォギアを纏って戦う装者であることが小日向未来にバレてしまい黙っていたことを突き付けられ現状関係が良くないらしい。

 

隼人自身リディアンの中を巡回しているときもあるため響との未来の関係性はよくわかっている。あの日を境に変わったと感じることも少なくはないと思っていた。

 

「どうしたものか...はぁぁ...」

 

隼人がため息をつくと端末に着信が入った。ノイズがらみの連絡、電話の主は弦十郎だった。

 

「市街地第六区域にノイズのパターンを検知している。未明という事もあったことで人的被害はなかったようだ。だがそれと同時に聖遺物『イチイバル』と『X1』のパターンを検知したんだが...君はずっと二課にいたのだからこの波形の主は?」

 

「父さんから聞いているなら...恐らくエボルトだと思います。となると雪音ちゃんとエボルトは一緒に行動しているわけか...」

 

弦十郎の報告からエボルトがクリスと一緒にいると予想した隼人。

 

「俺も可能な限り動いてみます。わかったら弦十郎さんに報告をします!」

 

「あぁ、頼む」

 

隼人は通信を終え、外へ向かいクロスチェイサーで市街地に向かった。

 

 

-----------------------------

 

 

とある家の寝室...

 

クリスは未来によって看病を受けていた。夢を見ていたようでうなされている。

 

「うっ...くっ...はっ!は!!」

 

目を覚ました。クリスは顔を不安にしながらあたりを見回した。

 

未来はクリスが目覚め無事だったことに安堵し

 

「よかった...目がさめたのね~。服、びしょ濡れだったから着替えさせてもらったわ」

 

目をさましたクリスは状況が呑み込めていないのか未来に強く言うが自分の姿を確認すると布団にくるまりながらしゃがんだ。ものすごい警戒している。

 

「未来ちゃん~お友達の状態はどうだい?」

 

この家の家主と思われる人物が雪音の寝ている部屋に入ってきた。

 

「今目をさましました。ありがとうおばちゃん。布団まで貸してもらっちゃって...」

 

「気にしないでいいのよ~。あぁ、お洋服洗濯しておいたからね~」

 

「あぁ、私手伝います!」

 

「あら、ありがとう~」

 

クリスは状況が呑み込めずただ茫然としていた。そんな中一人の男の人が来た。

 

「夫人、小日向さん、彼女のために色々ありがとうございます」

 

そう言うと男はクリスは近づき...

 

「気がついたようだね。よかった...一時はどうなるかと思ったよ」

 

といった。

するとクリスは明らかに知らない人と認識しにらみつけてきた。すると男はクリスの耳元に近づきささやいた。

 

「俺はエボルトだ...あの姿をあまりさらすのは都合が悪いんでな...お互いフィーネに目ぇつけられてるんだ...一旦休戦といこうじゃねぇか...俺もまだ、手負いなんでな...」

 

謎の男性の正体はエボルトだった。エボルトとクリスがノイズと交戦している最中にクリスは気絶してしまいエボルトがクリスを守りながら逃げていた。そしてノイズから逃げ切り未来が近くに来た時に自身の肉体を人間体へと変化し未来に助けを求めたのだ。

 

 

服が乾くとクリスは服を着替えて自身の事を話し出した。

地球の裏側で両親を殺されてからずっと一人で生きてきて友達どころじゃなかった事。

たった一人理解してくれると思った人も道具のように扱うばかりだったこと。

 

「大人はどいつもこいつもクズ揃いだ...痛いって言っても聞いてくれなかった。やめてといっても聞いてくれなった...わたしの話なんてこれっぽっちも聞いてくれなかった...!」

 

そう語ったクリスの目はそんな大人を憎んでいる目をしていた。その話を聞いてしまった未来はクリスに謝った。

 

そしてクリスは未来にある提案をした。

 

「お前...そのけんか相手ぶっ飛ばしちまえよ。どっちが強いかハッキリさせたらそこで終了。そしたら仲直りするだろ」

 

クリスのいう事に未来は戸惑った。そこに話しを聞いていたエボルトが言った。

 

「確かにそうできれば簡単でいいかもしれませんね...でも...」

 

二人はエボルトの方を見た。

 

「僕の友人もしょっちゅう喧嘩したりしました。でも彼は手を上げることはしなかった。先後問わずに手を上げなかった。私は彼に何故手を出さなかったのか聞きました。彼は...『一回だけ手を上げて喧嘩相手を殴ったんだ...そしたら相手もものすごく痛かったけど...俺も殴った拳も痛かったし...殴ったって事実と...心が痛かった。そしてものすごい嫌な気分になった』って言ってました。未来さんはどんな方法でとるかは任せます。そんな話をしたってだけで構いませんが留めておいてもらえますか?」

 

未来はクリスとエボルトの話を聞いてお礼を言った。さっきまで悩んでいた顔がすっきりしていた。

 

「ありがとうございます。石動さんそれとえ~と...」

 

「クリス...雪音クリスだ!」

 

「優しいんだね...クリスは。私は『小日向 未来』。もしクリスがいいのなら、私はクリスの友達になりたい...」

 

クリスは未来を見つめた。そんな二人をエボルトは部屋の入口からみて自分で作ったコーヒーを飲んだ。もちろん...「マズっ!!」

 

そう言うと町中の警報が鳴り始めた。

 

「これは警戒警報ですね。ノイズの...夫人と小日向さんは急いで避難を!」

 

そう言うとエボルトとクリスは避難する人とは逆の方向に走っていった。

 

 

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住宅地から開けた所でクリスは立ち止まり...叫んだ。

 

「ワタシのせいで関係ない奴らまで...ワタシのしたかったことはこんなことじゃない!だけどいつもワタシのやることは...いつも!いつも!!いつも!!!」

 

クリスは泣き崩れ、地面に両手を叩いた。

 

ノイズが住宅の隙間から現れた。クリスに襲うノイズをエボルトが黒いX1に変身し銃撃戦をする。

 

「後悔するのは構わない。いくらでも後悔しろ...だが今、お前の後ろにはお前と友達になりたいって言っている奴がいるんだぞ!その思いに答えないでどうするんだ!!」

 

エボルトがクリスの前に行くノイズを射撃で殲滅する。

 

その声にクリスは反応するのように立つ。そしてエボルトに向き言った。

 

「わかっている...ワタシはここだ...だから...関係ない奴らの元に行くんじゃねぇ!!」

 

そう言うとノイズはクリスに攻撃を仕掛けた。エボルトはさせまいと射撃で殲滅する。クリスも聖詠を唱えようとするが声がかすれてしまって思うように出ない。エボルトが打ち漏もらした数匹がクリスに近づく。

 

「やめろぉ!!」

 

エボルトがそう叫んだ瞬間、一つのバイクがノイズに突っ込んでいった。普通なら炭素化するがそのバイクはしなかった。そのバイクにまたがっているのは...

 

「待ちくたびれたぜぇ...隼人ぉぉ!!」

 

クロスチェイサーで現場に来た隼人だった。

 

「エボルト!!クリスちゃん!!」

 

バイクから降りた隼人はガンダムX1になりエボルトを取り込んだ。

 

「助かったわ...隼人」

 

「ったく...それよりクリスちゃん!!」

 

隼人が振り向くとクリスは聖詠を唱えイチイバルを纏いボウガンで上空のノイズを貫いた。

 

「ご覧の通りだ!ワタシの事はいいから他の救助に向かいな!こいつらはワタシがまとめて相手してやる!!」

 

そう言うとクリスは両手をボウガンからガトリングに換えた。すると隼人はクリスの横に立った。

 

「お前...聞いてなかったのか!!」

 

「大丈夫だ...そっちはもう手配済みだ。さてと...クリスちゃんのやりたいようにやって。俺がタイミングを合わせる!!」

 

そう言うとクリスは隼人の方を見た。隼人もバイザー越しにクリスを見た。

 

「フン!勝手にしろ!!」

 

「そうさせてもらう!!」

 

二人はノイズの集団に走り出し攻撃を仕掛けた。

 

 

ノイズと戦闘を始めた隼人とクリス。クリスが全体攻撃を仕掛けその隙間から出てきたのを隼人がたたいていくという戦術である。二人は予想もしない連携に少し驚いていた。

 

「コイツ・・・前々から気づいていたが」

 

「クリスちゃん・・・あのとき戦っただけなのに」

 

「「こんなに息が合うなんて!!」」

 

二人の連携は奏と翼のコンビと同等、もしくはそれ以上な動きをして見せた。

 

その二人にノイズは地上のノイズを一斉に攻撃し二人の動きを止めた。その間に空母級のノイズがイチイバルでも届かない距離まで空高く逃げた。クリスは逃げられたと思い舌打ちをした。そんな中隼人が上空に飛びある程度の高さまで飛んだらクリスの方を向きシザー・アンカーを射出した。

 

「お前、何考えてんだ!」

 

隼人の行動がわからないクリス。すると隼人はこう伝えた。

 

「俺がこのアンカーで空中にクリスちゃんを投げ飛ばすから飛んで!!」

 

「はぁ!?」

 

クリスはとち狂ったかと言おうとしたがすでに両手のガトリングにアンカーが接続されてしまい文句を言う前に空に投げ飛ばされた。

 

「あいつ!後で覚えてろよ!!」

 

そう言いながら上空に飛んだクリスは空母ノイズにガトリングを撃ちこみ撃破した。

 

「(空に投げ飛ばされて何とかしたが...このままじゃ地面にぶつかる!!)」

 

クリスはそう思い目を閉じた。だが途中で何かに抱えられているような気がし目を開けた。

 

「流石クリスちゃん!俺の予想通りにやってくれたよ!」

 

隼人が空から落ちてるクリスを掴んだのだった。

 

「!?この野郎!上空に投げ飛ばすやつがいるか!バカ!!」

 

クリスはそう言いながら隼人を殴った。その時はものすごい鈍い音がした。ガトリング状態で殴った。

 

「...痛いです、ハイ」

 

「知るかそんなこと!」

 

クリスの辛辣な言葉に隼人はしょんぼりした。その後弦十郎が駆けつけるとクリスは急いで隼人の前から消えた。

 

「隼人...いいのか?」

 

「弦十郎さんには少しだけ...それより俺たちも二課に帰ろう」

 

そう言い、隼人は基地に戻っていった




「次回予告だぜ!!」

奏「これがX2ガングニール...」
奏のギアがX2をベースに再構築される...

隼人「ツヴァイウイングの復活ライブかぁ...」
奏と翼の歌手活動の報告...


「次回も見てくれよな!!」

はい、ばっちりだよエボルトちゃん!!

(ありがとうございました!!)
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