戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~ 作:イキスギコージー
今回は原作からすこし脱線し新たなクロスボーンが現れます。暴走しますけど...
最近なんかいいアイデアがなくストーリーを作るのがものすごくたいへんなんですよね~
勿論出来上がるとテンションマックス大変身ですけど~
ではオリジナル回の13話、はじまります!!
「奏ちゃん。これからをX2の起動テストを行う...万が一ではあるが体に異常がある場合はすぐに解除するんだ」
隼人がノイズ殲滅で戦闘してる頃、博也と奏はX2の起動テストを行っていた。
奏が持っているペンダントにはまだガングニールアームドギアの力は残ってはいるがシステムとしてはすでに使えなくなっている。
それが今回エボルトから提供された聖遺物「X2」。X2をベースとしその上からガングニールのアームドギアを生成する方式である。
コンピューターの弾きだしたシュミレーションでは現状二課が保有している聖遺物より明らかに強い聖遺物になることになっている。
奏が装者になることによって...
この案自体博也は反対した。奏とガングニール自体の適合率はLiNKERを打つことでやっとなれたもの。それをまた彼女を殺すかもしれない薬を投与することは博也としてはしたくなかった。
だが一人反対する博也に対して奏はこういった。
「おじさんが隼人と一緒でアタシの事を心配してくれるのは嬉しいさ。でも...また戦場で歌って誰かの希望となれる力があるなら...アタシはその力が欲しいんだ」
その言葉に博也は覚悟し今の起動テストに至る。
「奏ちゃん、始めてくれ!!」
「X2...起動!」
胸のガングニールと一体型になったペンダントを握りX2を起動させる。すると奏自身の体に黒と白を基調としたインナーが生成されていく。その後各部のパーツが奏の体に合った形でフィッティングされていきX2になる。ただ隼人のX1とは違うところは向うは全身が機械、鎧のように覆われているが奏の方は響と翼たちと同じようになっている。
「X2、起動を確認。聖遺物、装者共に問題ありません」
博也はモニターに映し出されたデータを見た後、奏の方を見る。
「奏ちゃん、体の方の調子はどうだい?」
「アタシの方は何ともない...驚いているさ...このX2、怖いぐらいに体に馴染むんだ」
博也は奏の声に一安心し次の段階に入った。
「よし、そこからガングニールを装着するイメージで纏ってくれ」
ガングニールは現状X2の変身後、強化フォームとしてなれるよう博也が了子と共同に調整した。
X2の状態でガングニールの聖詠を唱えた。その後ガングニール自体もちゃんとセットアップされ起動テストは完了した.
はずだったが...
「うぐッ...がぁぁ!!!」
「奏ちゃん!!」
博也が心配してみると奏はうずくまっていた。
「これは...X2とガングニールが過剰に同調しています!このままでは装者の体が!!」
「説明はいい!早くアンチ・リンカーを噴射するんだ!」
アンチ・リンカー。装者と聖遺物の適合率を一時的に下げる薬。博也は急いで噴射させる。だが...奏は獣のような咆哮を上げ両手にガングニールを持ち壁に向かって攻撃を仕掛けた。壁は破壊され奏はそこから研究室を抜けだした。
「まずい!今の奏は暴走している!!」
博也は緊急の通信機を使い弦十郎に連絡を入れた。
研究室で騒ぎになっている頃、隼人は翼と響と一緒にいた。以前響が隼人に相談した悩みは無事に解決され隼人自身も安心していた。
「そっか、無事解決してよかったよ!」
「隼人さんには心配おかけしました!でも、もう大丈夫です!!」
響が隼人にお礼を言うと三人に弦十郎から緊急通報が入り三人は出た。
「今二課の研究施設が被害にあっていると連絡が入った。装者たちは現場に急行してくれ」
その連絡に対して隼人は弦十郎に尋ねた。
「ノイズが研究施設を襲ったのですか?」
「ノイズではない...実は」
弦十郎の報告に三人に悲劇が襲う。
「奏さんが...」「施設を破壊って...」
奏が聖遺物の起動テストに失敗し暴走状態に入り施設を破壊しているとの連絡。
「どうなっているかわからないが...二人とも急ごう!!」
隼人は二人を説得し二課の研究施設に急いで向かった。
三人が現場に着くと研究施設は壊滅的な状態になっていた。あちこちから煙が上がっている状態だった。
その施設の中心に一機空を見上げている装者がいた。
「奏さん!」
「奏!!」
響と翼が近づいていこうとした瞬間...奏が攻撃をしかけた。
「どういうことだよ...」
「X2とガングニールが同調して暴走を起こしているなぁ...」
隼人の疑問にエボルトが冷静に答えた。
「X2って...どういうことだ!X1以外にお前聖遺物を持ってたのか!!」
「もともとX1とX2は同じ聖遺物だ。何もかもがな」
隼人は以前エボルトに言われたことを思い出した。適合者自身の自我が無くなり破壊衝動に駆られすべてを破壊し最後は命を落としたこと。
「・・・今は考えている場合じゃないな・・・行くぞ!」
隼人は考えるのをやめガンダムX1になりX2を纏う奏に向かっていった。
響と奏が先にシンフォギアを纏い、奏を必死に押さえていた。だが奏の力は以前とは違い二人を圧倒する。聖遺物が一つに対して奏は暴走しているが二つの聖遺物を動かしている。
「奏さん!正気に戻って!」
「奏、もうやめてくれ!!」
響と翼が必死に奏に呼び掛けるが反応がない。響が必死に奏にしがみつき動きを止めようとし翼も奏が振る槍を必死に避ける。すると奏の持つ槍が大きな槍から小さい槍が5機に別れた。その後1基1基様々な攻撃を響と翼に仕掛けた。
「これって・・・」
「オールレンジ攻撃!」
響と翼は奏の攻撃を必死に避けた。だが数基の槍が響を捉え、攻撃を仕掛けた。響は必死に防御の体制を取り防いだ。
「立花!」
翼が響を助けようとすると奏が立ちふさがり攻撃を仕掛ける。
「ウガァァァァァァァ!」
奏は叫びながら翼に攻撃した。だが圧倒されてしまい翼の剣が飛ばされてしまった。
その隙に奏はX2の武器、「ショット・ランサー」を持ち翼に攻撃を仕掛ける。
「かなで!!!!!」
奏が翼に攻撃を仕掛ける前に隼人が奏に体当たりをした。
「隼人!」
「離れろ!今の奏は危険だ!!」
隼人の駆るX1が奏のなるX2と一緒に地面を転がっていく。
「ウゥゥゥ、ウガァァァァァァァ!!」
奏はガングニールとショット・ランサーを持ち隼人に攻撃を仕掛けていった。隼人もビーム・ザンバーとサーベルで応戦する。戦闘経験では奏が上回るため隼人が予想した攻撃の上をついてくる。
だが...翼と響と戦っているときとは明らかになにかが変わる。隼人は気づかなかったがエボルトはその事を見逃さなかった。
(やるじゃないか・・・嬢ちゃん、少しずつだがX2とガングニールをものにしてきているぞ!あとは心の持ち次第だ・・・)
「くそ!なにか手はないのか?」
「ひとつだけ・・・方法があるぞ・・・」
隼人の質問に対してエボルトは答えた。
「X1には人の感情を増幅させる機能がある。それはX2でも同じことだ。それを利用すれば恐らく・・・」
「つまり!どういうことだよ!!」
「お前の思いを!奏にぶつけるんだ!!全力で全開な!!」
エボルトの提案、それは隼人の思いをX1にのせて奏のX2に伝えることだった。
「まさか・・・そんな方法しかないのか・・・」
「これが一番手っ取り早く、確実だ!」
隼人はため息をつき、そのあと大きく息を吸った。そして・・・
「ヘル・モード!起動!!」
X1の出力増大機能を起動しX1がフェイス・オープンする。
隼人が強く一歩を繰り出しブランド・マーカーをX2に向けて突っ込む。X2もショット・ランサーを向けて突っ込む。双方のぶつかり合ったエネルギーが行き場を失い、二人の前で大きく火花を散らし大爆発を起こした。
「はぁ・・・はぁ・・・」
隼人は立っていたが大きく息をあげていた。X1のヘル・モードは隼人の体に負担をかける。
煙が晴れてくるとX2が立っていた。X1のヘル・モードの攻撃を受けていたため装甲にヒビが入っていた。
「はぁ・・・はぁ・・・ありがとう、隼人」
奏の意識は最後は戻り、隼人にそう伝えて倒れた。幸い命に別状はなかった。
「X2とガングニールの調整はさっきので出来上がった...相変わらずやってくれるよ。お前は...」
エボルトはそういい隼人にあることを聞いた。
「なぁ隼人。お前、奏になんて伝えたんだ?」
「あぁ・・・あれか・・・」
隼人は頭をかき腕のデバイスをみながら言ったことを振り返った。
「奏、俺は・・・お前のことが・・・」
~お前と一緒に寄り添いあいながら生きていく。だから俺と・・・一緒に未来を作ろう~
隼人はエボルトに説明しようとしたがエボルトが「やっぱいいや」と言ったため言わなかった。
このあと隼人は博也に説明し事故は無事解決した。
「おい...投稿者...」
エボルトちゃん、それ以上いわないで...今回は自分でもやらかした感があるから...
「投稿者のおつむじゃむりだったか...」
そういう意味で上手くまとめられる他の作者様ホントすごいです、ハイ...
ムリくり奏ちゃんにX2ポジするために結構やっちゃった感ありまくりで...本当に申し訳ない(迫真)
次回も...よろしくお願いします!