戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~ 作:イキスギコージー
自分は現状のこの小説の執筆と続編にあたるGにおいてキャラをどうするか?また新キャラを持ってくるか?等を考えていました。
ただ今それを考えてしまうとこの本編がめちゃくちゃになってしまいそうでうまい具合にまとめたいところです。
二課の研究施設が壊滅...というより奏の暴走によって壊滅から二週間ぐらいたち弦十郎と博也によって現場は日本政府から状況の説明を求められるもうまい具合に誤魔化していた。
奏もあの後了子のメディカルチェックをうけて体に問題ないという事がわかった。隼人の方も博也にチェックを受けるが問題なし。
再び慎次と一緒にマネージャー作業を始めていた。
ある日隼人は緒川に呼ばれ、ツヴァイ・ウイングのコンサートの打ち合わせとチケットのイラスト確認に来ていた。
「じゃあ隼人君、奏さんのスケジュールはその様に」
「分かりました」
「そして、チケットのイラストがこちらです」
奏と翼のシルエットが背中合わせに描かれ、背中には紅い翼と蒼い翼。
「やっと二人の舞台が...戻って来るんだな...」
隼人がそう思っていると携帯のタイマーがなる。時刻はお昼、すかさず隼人はお財布の中身を確認する。理由は...
「彼女...見た目によらず食べるんだよね...さてと」
「なぁ...隼人...」
隼人が椅子から立ち上がるとエボルトが腕のデバイスから粒子で出てきて人間体になった。
「頼みがあるんだ...」
唐突に隼人に頼みがあるというエボルト。隼人は頼みを聞くとお財布からいくらかお金を渡した。
「...わかった。彼女によろしく言っといてくれ...」
「あぁ...わかった」
隼人は背後から何かが乗っかかられる。
「うぉ!?」
「人が無事退院してまだ日日も経ってないっていうのに、迎えにも来ずに何してんのかな〜」
奏は隼人に抱きつきながら甘え、博也と翼と慎次もこちらに歩いてきた。
「奏ちゃんの怪我も完治、ガングニールの改装も無事完了した。」
了子の報告を聞いて隼人は...
「奏があのくらいでくたばるなんて思ってないさ」
「なんだと~」
隼人がそう言うと奏は隼人の首根っこを両手でつかみ揺さぶった。
「病人だった奴に言う言葉かぁぁ」
「るせぇ!それをやってるやつが言う言葉か!!」
二人のよくわからないスキンシップを見守る三人。
「...はぁ...はぁ...奏」
「何?」
「おかえり」
奏は笑顔になり
「ただいま」
と隼人に答えるのだった。
「隼人さーん」
そこに、立花と小日向がやって来た。
「どうしたの、こんな所で?」
「エッヘン!私が未来に二課を案内してるんですよ〜♪」
響は胸を張るが…
「ちょっと未来ちゃん、本当に大丈夫なの?」
「立花はあのような性格故いろいろ面倒をかけると思うが、分からないところとかは無かったか?」
響から少し離れ、ヒソヒソ話をするように話しているがバッチリ聞こえている。
「ちょ、翼さん!?奏さんまで!?」
未来がフォローをしてくれるのかと思ったが…
「いえ、響は残念な子ですので自分で補ってみたりして聞いてみたりしたので大丈夫です。」
あまりフォローはなかった。
「隼人さん、奏さん達がイジメます」(クスン)
隼人に体を預ける響。
「あ~...大丈夫、大丈夫」
響の頭を撫でる隼人。
その後慰める隼人に自分も撫でて欲しいと、駄々を捏ねる奏。
それを見守る未来と笑顔で見る翼がいた。
緒川は響加入当初と比べて、翼が柔らかくなったことに安心した。
それが響のおかげで変わったのか、隼人のおかげで変われたのかはよく分からないところだ。
「あら〜皆さんお揃いで賑やかね〜」
隼人はその声に少しだけ抵抗を覚えた。
「櫻井さん...」
「も〜隼人ちゃんはいつになったら了子って呼んでくれるのかしら?」
いつもの白衣姿にお団子のように髪をまとめた、櫻井了子がいた。
隼人の了子への恐怖はいつになっても消えない。
(この人はちょっと...)
その頃エボルトは市街地で買い物をしていた。
(あの嬢ちゃん、なにを食べるのやら...)
スーパーに入り食べ物を放り込んでいくエボルト。
(この前フィーネと戦ってわかった。恐らく今あいつは二課にいる。それも厄介な所にだ。どうやって隼人たちに伝えようか...)
考え事しながら買い物を済ませ、スマホを見ながら目的地に向かう。
「腹減ってるかもしれないから、急ぐか!」
その頃、フリースペースでは了子の恋花100物語等の話になり、ついていけない隼人は...
「緒川さん、藤尭さん...コーヒー淹れたんでどうぞ~っとこれは父さん」
「あ、どうも...」
「あぁ、すまない」
慎次と博也と藤尭はコーヒーで一服していた。
「命短し、恋せよ乙女というじゃない。それに、女の子の恋するパワーってすごいんだから!」
「...女の子ですか...」
ゴスッ
その言葉の直後、了子から裏拳を喰らう慎次。
「だ、大丈夫ですか?」
「私が聖遺物の研究を始めたのも…」
「「うん!うん!!それで!?」」
キラキラした目で櫻井を見る立花と小日向。
「まぁ、私も忙しいからここで油売ってられないわ。」
「自分が割り込んできたんじゃ…」
ゴスッ!
「ゴハッ!?」
見事に蹴りを受けた博也。急所に当たったらしく悶絶している。
「と、父さん(アワアワ...)」
「出来る女のコツは良い恋することよ。」
そう言うと、櫻井はその場を後にした。
「(らしくないわね…変えられたのか…変えられたのか…)」
そう思いながら、研究室へと脚を進めた。
フリースペースでは、翼の奏の復帰の話になっていた。
「もうお仕事を?」
「少しずつだがな。」
「そういや、明日は2人ともフリーだったな」
奏のその言葉を聞いて
「だったら翼さん、奏さん、デートしましょ!」
「いいねぇ、久々にお出かけか!」
「デ、デート?」
「いいじゃん?みんなで楽しんできなよ!」
隼人は四人で出かけると思い後押しする。だが...
「隼人」
「なに、翼?それにみんな...なんで俺を見て...まさか...」
「エスコートはまかせた」
「勿論、隼人さんも一緒で!」
「え...嘘ぉ~ん」
トビアは奏達と買い物に行った時のことを思い出す。
その後隼人が念のために銀行でお金を下ろしたのは言うまでもない。
「念のためだ...念のため...怖い...」
廃墟のマンション。
その一室の部屋の片隅に1人の少女が毛布にくるまっていた。
雪音クリスである。
エボルトと別れた後彼女はこの隠れマンションを隠れ家にしていた。
こんな所とは感じたが行く当てもなく雨もしのげる分、ここにいるしかなかった。
そんなことを考えてた矢先玄関のドアが開く音がした。
「(敵か!?)」
居間に姿を見せたのは…
「ほぉ、彼から聞いていたが確かに気性の荒い雪女のようだ。君に行き着くまでに君の保護を命じられた人間は俺1人になってしまったよ」
「て、テメェは…」
赤いシャツと髪が特徴的な男
「はじめましてだな、特異災害対策機動部二課の風鳴弦十郎だ。よろしく頼むよ、雪音クリス君」
クリスの前にドッシリと1人の大男が座り込んだ。
「ん?ドアが開いてる?お~い、嬢ちゃんいるか~ってお前が先についたのか...」
開いているドアから入って来る人物、エボルトも来た。
「お前、これは...」
「俺はなんも知らないからな。大方昔の情報網がらみだろ、な?」
エボルトはそう言うと弦十郎と目を合わせた。しばらく沈黙したのちに...
「少し...台所を借りるぞ~。お前、あんま飯食ってないだろ?」
クリスは反論しようとしたが、どこからかものすごく大きな音がした。するとクリスの顔が赤くなった。
「だろうな、待ってろ。すぐ作るから」
そう言うとエボルトは台所で調理を開始した。
「当時の俺たちは適合者を探すために音楽会のサラブレットに注目していてね。天涯孤独となった少女の身元引受人として手を挙げたのさ」
「フン…こっちでも女衒かよ」
「俺がやりたいのは君を救い出すことだ。引き受けた仕事をやり遂げるのは大人の務めだからな」
「フンッ! 大人の務めときたかッ!余計なこと以外はいつも何もしてくれない大人が偉そうにッ!!」
一触即発しようとした途端...
「待たせたな...出来上がったぞ~」
エボルトがクリスに用意した昼食、パスタを出しフォークを渡す。するとクリスはすごい勢いで食べていった。
「そんなに腹が減ってたのか?」
「るせぇ...」
エボルトが聞くとクリスの返事が少し小さかった。
二人の話と食事が終わるとエボルトは帰り支度を始めた。
「また気が向いたらくる。コレ、隼人の電話番号だ。困ったら電話しろ。それとアンタ、今日は帰るぞ~」
「だが...俺には彼女の保護が...」
「心配するな...あいつなら...大丈夫だ...」
そう言ってエボルトと弦十郎は二課に、戻っていった。クリスは部屋の一室から二人を見つめながらエボルトの事を思っていた。
「(エボルトはフィーネの事を知っていた...敵なのか...でも逃げた時、アタシが襲われそうになった時、助けてくれた...アイツはいったい何なんだ...)」
曇りの空に雨が降りながらクリスは考えていた。
「遅いわね…」
青い髪の女性は時計を見つめている。
「翼、落ち着けって~」
翼は早朝から着ていく洋服を選んでいたのだ。
「すみませ〜ん!」
そこに立花と小日向がやって来た。
息切れ切れにやってきた2人。
「すみません、響の「寝坊」そ、その通りです。」
未来の説明を遮り、見事に的中させる奏。
「まったく、何をやってるの」
準備万端の翼を見て
「楽しみだったんだ…」
その一言が聞こえたのか…
「誰かの遅れを取りぃ!?「そうなんだよ、いつもより早起きして、私を連れて行って服を選ばされて…」か、奏!?」
誤魔化そうとすると背後から抱きつかれ驚く翼。奏は今朝起こされて、部屋で翼の出かけの衣装を選んでいたのだ。
「まぁ、全員揃ったということで出発!」
奏の声に響が応えるように手を上げる響。翼と未来は2人について行くようにおった。
隼人も後を追おうとしたが、脚を止める。エボルトが隼人に直接語り掛けてきた。
「どうしたんだよ、エボルト?」
「ヤツは顔を出したのか?」
「フィーネか...とりあえずあれからは何にもないな...」
「気をつけろよ、どのタイミングで顔を出すか分からないヤツほどおっかない者はねぇからな。」
「...そうだったな」
そう言うと、エボルトは話すのをやめた。
「何やってんだ隼人~、行くぞー」
奏に速されて隼人はみんなの方に向った。
まず来たのは映画館。弦十郎に影響された響のことを考えると、熱血系に行くと思いきやラブコメを選んだことには隼人と奏は少し驚きの顔を見せていた。
雑貨屋では可愛いなど言いながら品を見る響達だが隼人は…
「(可愛いのか、これ…)」
女の感性が分からないでいた。ここで、雑貨の品数点を購入した。アイスを買って食べ歩きショッピングを楽しんだ。響はいつもの様な活発そうな服を、未来は清楚な未来らしいと行ってもいい様な服だ。
翼は奏と同じ服だが、色は自分達の髪に合わせた色となっている。
途中でバレそうになったが、隼人のアドバイスで平然としていたら、追っかけは居なくなっていた。
そしてやって来たのは…
「翼さんご所望のぬいぐるみは、この立花響が必ずや手に入れてみせます!」
ゲームセンターのUFOキャッチャー...
「キィエエエエエエエッ!」
やたら奇声を上げながらUFOキャッチャーと向き合う響。
だが…取れない
「このUFOキャッチャー壊れているぅッ!」
「あれ?隼人さんと奏さんは…」
「どうしたんだよ、未来ちゃん?」
「何かあったのか?」
未来が声を掛けられ振り向くと…これでもかという程の袋を持った隼人と奏がいた。
「ど、どうしたんですか、その袋の山…」
「「ん?…獲った」」
隼人は学生の時でゲームセンターによく行き割と取れるほうだった。
まだソロ活動が多く、フリーな日がある奏はそれについて行くようになり、奏も獲れるようになったのだ。
その後やって来たのは…
「すごい!私たちってばすごぉい!!」
カラオケBOXである。
「トップアーティストと一緒にカラオケに来るなんてぇっ!!」
響のテンションはMAXだ。
普通は最低でも数時間入れば中々だが、今の響なら今からラスト迄と言ってしまいそうな様子だ。
響や未来がノリノリで歌う中、翼が選択したのは…
演歌
「一度こういうの、やってみたいのよね」
翼は響達以上にノリノリで歌っていた。
「奏、奏」
隼人は小声で奏を呼ぶ
「ん?なんだよ」
「翼って、演歌志望だったの?」
「いや、まさかなぁ…」
こうして楽しい時間は過ぎて行った。
登っていた日も落ち始め、夕方の公園に5人は来ていた。
「いや〜遊んだ、遊んだ〜」
今日1日を堪能した4人
翼は街を見下ろす事ができることに気づく。
「翼さん、分かりますか?」
「え?」
翼は響の言ってることが分からなかった。
「あそこが待ち合わせした公園です」
「みんなで遊んだところも、遊んでいないところもぜーんぶ翼さんが知っている世界です。そして...」
響の言葉に隼人が言う。
「シンフォギア装者として翼ちゃんが戦ってくれたから今日にみんなが暮らせている世界だよ」
翼は思い返していた。
今回のデート場所には自分が戦ったことのある場所もあった。今そこを、老夫婦が家族連れが小さな子供達が笑顔で歩いていた。そこで翼はある事を思い出した。気づくと横には奏に隼人も居た。
「奏」
「ん?」
「覚えてる?隼人と再会する前に話してた戦いの向こう側の話」
「ん?あぁ、そんな話ししてたな。」
「ようやく分かったよ、戦いの向こう側の世界が。」
「そっか」
こうして5人でのデートは幕を閉じた。
次回のシンフォギアは...
翼「もう少し...時間をください...」
翼、決意を固める
???「変身...」「スゴイ、ジダイ、ミライ、仮面ライダーウォズ!ウォズ!!」
新たな戦士、登場...
エボルト「次回もよろしく頼むぜ!!」
...
「オイどうした、投稿者?」
いや、先週見たシンフォギア本編なんだけど...展開が良すぎてまだ熱が冷めないんだよね...
あれは反則だよ...ホント。
(ありがとうございました!!)