戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~ 作:イキスギコージー
何だろ?あれ?あれってどっかの学園だったよな?なんか...怪物に襲われてるんだけど?
大丈夫かな?...っと爆発した!!あれはまずいっしょ?...!!あれってガンダムX1とX2??
じゃあまさか!!あれが隼人たち!!一体何があったっていうんだ!!行かなきゃ(使命感)
(19話目、始まります!!)
隼人が東都タワーでノイズを殲滅している頃...
リディアン音楽院を囲うようにノイズが襲撃をしていた。大型のノイズが小型のノイズを大量に生み出していた。二課の戦闘部隊が応戦するも通常兵器なため全く歯が立たない。
その頃、未来と博也は生徒全員の避難誘導を行っていた。生徒たちはノイズが外にいることもあり怯えながら移動している。
そこに響のクラスメートの安藤と寺島、板場と出会う。
「ヒナ、学校が襲われるなんてどうゆうわけ?アニメじゃないんだからさぁ...」
「みんなも早く避難を...」
「小日向さんも一緒に...」
「先に行ってて。私はまだ逃げ遅れている子がいないか見てくる」
三人の制止を振り切り未来は校内の逃げ遅れがいないか確認をしに行った。
すると三人の元に一人の戦闘員が駆け寄ってきた。
「君たち、急いでシェルターに向かってください!校舎内にもノイズがぁ...」
戦闘員がそう伝えている途中でノイズに当たり、戦闘員は炭素化し...砕けた。
三人はそれを目撃し、板場だけ恐怖のあまりに...声を上げた。
「学校が...響の帰ってくるところが...」
そう言った瞬間窓からノイズが三匹侵入して、未来に襲い掛かる。だが未来はとっさに現れた男性に救われる。その男性は...
「あなたは...」
「新川 博也だ。今のは辛うじてだが、次は俺にも無理だな」
博也が間一髪のところで未来は救われた。ノイズたちも外したことを気づいて足を生やし追いかけてくる。
「とりあえず、こっちに来るんだ」
博也は未来の手をしっかり握りエレベーターに駆け込んだ。ノイズは頭だけ貫通してきたがとらえることはできず、エレベーターが下に向かうと同時に消えていった。博也は通信機を使い弦十郎と話をする。
「弦十郎、俺だ。現状リディアンの破壊は拡大している。だが未来君のおかげで被害は最小限に抑えられている。これから未来君と一緒に私たちの基地へ向かう」
「わかった。気を付けてくれ」
「それと、以前お前がカディンギルと言ってた場所だが、緒川君の情報と俺の読みが正しければ恐らく...」
博也が最後まで最後まで伝えようとしたところで通信が切れた。
「博也!博也!!」
「こうも早く悟られるとは...何がきっかけだ?」
金色のネフシュタンの鎧をまとったフィーネが現れ、博也の首を握る。
博也は必死に抵抗しながら答えが出たいきさつを言った。
「緒川君が言っていたが塔なんて目立つもの誰も気づかないで建造するには地下へ伸ばすほうが簡単だ。そんなことが出来る場所と言えばこの二課以外にまず考えられない。それに外をよく見ると少しだがわかる動力パイプのような物...恐らくただの塔ではないんだろうけどな...」
「漏洩した情報を逆手に...うまくいなせたと思ったのだがな...」
エレベーターが目的地まで到着すると博也は一気に後ろまで逃げ...
「緒川君!!」
「はい!!」
エレベーター前で銃を構えて待っていた慎次に指示をし射線からそれた。慎次の放った銃弾はフィーネの体に当たった。だが肉体を貫通することなく目の前で落ちた。
「ネフシュタンの鎧、完全に起動したか...」
「完全聖遺物を纏いし私に、お前たちに勝機などない」
慎次と未来は打つ手なしと思っていた。だが博也だけは違った。
「緒川君、未来君を連れて逃げなさい。ここは...俺がやる」
「博也さん...わかりました...」
慎次は未来の手を引き博也とフィーネの場所を後にした。そして博也は言った。
「あなたの誤算は二つある。一つはカディンギルの存在がバレたこと。そしてもう一つは私にシンフォギア・システムを教えたことだ」
「フン、お前ごときが私に勝てるとでも...」
博也の確信した声にフィーネはあざ笑う。だが博也は続けていった。
「さぁ、わからない。だが、もしかしての切り札っているのは...俺はいつも持っている...それが...」
「LiNKERを使ったところでお前には纏えるシンフォギアすらないものを...」
「俺が纏うのはシンフォギアじゃない...科学の力だ...」
博也は白衣のポケットから2つのボトルを取り出し...上下に振った。
フィーネはイラつきながら博也に向かって言った。
「なんなんだそれは...私の知っている聖遺物ではないだと...」
「シンフォギア・システムとは別のベクトルを行くライダー・システム、俺の研究を今ここに!」
振ったボトルを腰のベルトに差し込む。
「rabbit!!」 「tank!!」 「best match!!」
博也は腰のレバーを思いっきり回し始める。すると博也の周りにハードチューブのような物が駆け巡り博也の前と後ろに人型の形状を形成する。するとベルトから声が聞こえてくる。
「Are you ready ??」
博也は思った。自分の研究を共に行ってきた仲間を...倒す覚悟があるのかと問い尋ねられているのではないか...っと。
「...変身!!」
前後にあった人型のパーツが博也を挟み込み出来上がると間接部から大量の蒸気を放った。
「その姿は...一体...」
フィーネは博也をにらむつけながら言った。
「ビルド...作る、形成するするっていう意味のビルドだ...」
博也とフィーネが戦闘を開始した。ビルトの戦闘能力は想像を上回るものだ。そのためフィーネが少し押されている。
「その力はいったい何なんだ...私の知る力ではない...一体?」
「ライダーシステム...戦えない俺が戦えるように作ったシステムだ!!もう子供たちだけに怖い思いはさせない!!」
博也は悔やんでいた。奏に戦う力『LiNKER』を与えたことで奏を死なすところまで追い込んだことを...
息子の隼人がX1をまとい、戦場の中で戦いの中に身を投じている事...翼や響のように未来ある子供たちが危険な目にあっていることを...
「俺が言えた義理じゃないが...お前の好き勝手なことで子供たちを殺されてなるものか!!」
博也が右手にドリルクラッシャーを握るとフィーネに向かって走っていく。フィーネはネフシュタンの鎧の鞭で応戦する。
ドリルクラッシャーがネフシュタンの鎧に少しかすれた。すると少しではあるがヒビが入る。
「完全聖遺物を退けるその力...なんなんだ...」
「子供の...息子の未来を願う...親の力だぁぁ!!!」
博也が一気に攻めていく。だがフィーネはソロモンの杖を持ちノイズを数体呼び出す。博也は即座にドリルクラッシャーをドリルモードからガンモードに切り替える。フィーネは驚いた。ビルドはノイズを倒すことが出来ることを...
「この...肉を削いでくれる!!」
「やらせない!!」
フィーネが鞭を博也に向けて飛ばした。博也は即座に回避しベルトのレバーを回す。
「ready~GO!! ボルテックフィニッシュ!! イェ~イ!!」
博也が鞭を開始しながら進みボレーキックをする。見事に当たりフィーネの纏うネフシュタンの鎧が一部砕ける。
「これでトドメだ!!」
ドリルクラッシャーでトドメを刺そうとした瞬間...
「博也君!!」
この言葉が博也の耳に入る。一瞬だが博也の動きが止まる。その瞬間にフィーネは博也を蹴り飛ばし、光の球弾をあてる。
博也は直撃を受け、デュランダルが保管されているドアまで吹き飛ばされる。ボトルの片方が故障し変身が解除される。
博也の行動を止召させたのはフィーネだ。一時的ではあるが了子の意識を出し、油断させた。
「はぁ...はぁ...」
「抗えないのだ...決して。トドメはささん。絶望しながら墜ちていくといい...」
デュランダルがついにフィーネの元にわたってしまう...
隼人たちがリディアンに到着すると彼らは呆然としまった。奏と隼人は基地を、翼と響は学びの校舎リディアンが壊滅的な状態になってしまった。
すると崩壊した瓦礫の上に人が立っているのが見えた。了子だった。
「了子さん、無事だったのですね!」
響が了子の無事を確認し安堵する。だか次の瞬間、黒いX1が了子に向かって切りかかる。
「エボルトさん?どうして攻撃するんですか!」
「違う!アイツはフィーネだ!!」
響が戸惑う中クリスが口調強く言った。
「フフフ...ハハハハハ!!!」
「やっとツラ見せやがったなこの野郎!!」
フィーネが高く笑うとエボルトが今まで以上にキレながら言った。その状況に隼人は黙ってフィーネをにらみつけた。勉も察したのか隼人に確認する。
「...」
「隼人、あれが僕たちの敵で...間違いないね...」
勉の質問に隼人はうなずいた。
「なら...やることは一つだ...」
[ウォズ!!]
「エボルト!行くぞ!!」
「わかっている!!」
勉はビヨンドライバーにウォズミライドウォッチはめ、隼人は右手の腕輪を高く上げる。
「「変身!!」」
二人が声をあげ勉はウォズに、隼人はX1に変身する。二人はフィーネと向き合い...隼人側から攻撃を仕掛けた。
X1はビームザンバーを持ちながら、フィーネに格闘戦を展開した。だがフィーネも手馴れている。隼人の攻撃を受け止め、回避も問題なく行っていく。だがウォズがすかさず隼人の近接援護に入り、状況は五分五分といった所までもっていく。ウォズは特殊攻撃をするため、新たなミライドウォッチを起動させる。
[クイズ!!]
「変身!」
[投影!フューチャータイム!ファッション!パッション!クエスチョン!フューチャーリングクイズ!クイズ!]
ウォズの新たな形態フューチャーリングクイズが登場した。そしてウォズは他のシンフォギア装達にわかるようにクイズを出す。
「問題、ネフシュタンの鎧は完全聖遺物、シンフォギアでは太刀打ちできない。〇か×か?」
ウォズがそう言うとフィーネの上空に雷雲のような物が発生しフィーネに雷が落ちる。だがびくともしない。
「なるほど...これは、厄介なことになりそうだ...」
「なるほどな...貴様も面白い力を持っているようだ...だが私に歯向かった罰だ!!」
フィーネは勉に向かって鞭の連続攻撃をした。勉は直撃をもらい、変身を解除された。
「うがぁ!」
「勉!?これ以上は!!」
フィーネが勉に近づこうとしたとき隼人がヒートダガーを足裏から射出し、一瞬だがひるませた後勉を担ぎ一旦下がる。響たちが隼人の所に近づいてきたところで地震が起き地面から一つの立体物が立ち上がる。
「これって...」
「これこそが地より屹立し、天にも届く一撃を放つ...荷電粒子砲『カ・ディンギル』...」
奏が驚く中フィーネが言い放った事実...
「塔じゃなくて...荷電粒子砲だと!!」
「こんなものでバラバラになった世界を一つにするだと!!」
クリスはフィーネがこんなことのために利用されていたと思いを強く言った。
「そうだ、これで月を穿つ。そして呪われたバラルの呪詛を取り除く!!」
フィーネがそう言うと荷電粒子砲のエネルギーを貯め始めた。フィーネの言葉にエボルトとクリスがかみついた。
「そりゃ...お前、自分が世界の支配者になるってか?聞いたか、クリス?」
「あぁ!安い!安さが爆発しすぎてる!!」
「それ何処のCM?!」
二人のやりとりに突っ込みを入れる隼人。その後隼人は奏に勉の事を頼み指令所がどうなっているかの確認のお願いをした。
翼と響とクリスはシンフォギアを纏い、隼人と合流しフィーネと対等する。だがフィーネは強い。四人がかりで攻撃しても容易く攻撃をかわしたり防ぐ。接近戦が苦手なクリスが後ろから攻撃をし響と翼が間をぬってフィーネに攻撃する。クリスがミサイルの二基のうち一発をカディンギルに発射する。隼人もそれに合わせてグレネード弾を発射した。
「...狙いはカディンギルか!!させぬ!!」
クリスが打ったミサイルを鞭で切り裂きグレネード弾をバリアで防ぐ。
「思った以上に...これはまずいな...クリス?何してるんだ!!」
隼人がクリスを見るとクリスは残りの一機に乗り上空に飛び始めた。隼人は理解できなかったが、エボルトは気が付き四枚のスラスターを一転にまとめ飛翔し始めた。
「エボルト?何を!!」
「わりぃな隼人...後は任せた!!」
エボルトはそう言うとクリスに追いつくようにスラスターを吹かせ飛んで行った。
「カディンギル...エネルギー充填...」
大気圏付近
クリスは月を背中に絶唱を唱えた。両手に持っていたハンドガンは形状を変えX1の持っていたバスター・ランチャーに近い形に変わっていった。
「絶唱...まさか!!」
地上では翼と響が絶唱を唱えたことに焦りを示していた。隼人は焦った。カディンギルの粒子砲と相打ち、もしくは...
クリスは目を閉じながらイチイバルの絶唱エネルギーを蓄えていた。そんな中本来であればだれもいないはずの宇宙空間に声が聞こえてきた。
「一人で月の破壊を阻止しようなんて嬢ちゃんも水くせぇな~ったく...」
「エボルト!!なんでこんなところに!!」
「決まってるだろ?お前ひとりしないためだ...」
クリスはエボルトを見つめた。同時にエボルトもクリスを見つめた。
「お前の過去の事なんか俺が知ったことじゃないし、興味もない。だけどな...お前が今両親の夢を引き継いで戦うんだろ?ならその戦いに俺も...協力してやるってだけだ...それにお前は以前自分の歌は壊すことしかできないって言ったよな...」
良かったよ...お前の曲は...心に来るものがあったよ。
「なら...アタシの歌、もっと聞かせてやるよ!」
「そいつは楽しみだ。だがその前にこのはた迷惑は砲台を潰すとしようじゃないか!!」
二人はそういい、カディンギルへ向いた。エボルトはバスター・ランチャーを手に持ちクリスと一緒にカディンギルへ照準を向けた。、
カディンギルは発射された。フィーネの目論見通りにはならずクリスとエボルトによって押しとどめられていた。
だがカディンギルのエネルギー値は二人のエネルギー値を上回り、二人を光に呑み込んだ。
二人の攻撃で月は失われずに済んだ。だが二人の生体反応は...消失した...