戦姫絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~ 作:イキスギコージー
なんですかね...今回無理くり入れたせいか文章がやたら長くなってしまいました。
1ヶ月ほど更新が停止していました。目を通していただいている読者の皆さん本当にすみませんでした。
色々作品が思いつかないときにちょっとリフレッシュがてらゲームをしに行っていましたらやりすぎて少し遅れてしまいました。ごめんなさい...
では20話目始まります。
フィーネの前に再び立ち上がった5人。だがその姿は今までの形状とは違い、各々翼を生やしていた。
「高レベルのフォニックゲイン...こいつは2年前の...」
「んなこたぁどーでもいいんだよ!!」
「念話までも...限定解除されたギアを纏ってすっかり勝気になったか!!」
フィーネはそう言うとソロモンの杖をもちノイズを放った。そして翼はフィーネに問う。
「世界に尽きぬノイズの災禍はすべて貴様の仕業か!」
「ノイズとはバラルの呪詛によって相互理解を失った人類が同じ人類を殺戮するために生み出した『自立兵器』だ。バビロニアの宝物庫の扉は開け放たれたままでな、これを純粋に力と使役しているのだ」
その後フィーネは杖を振りノイズに攻撃させた。
「人が...人を殺すための兵器...」
衝撃を受ける響。だが隼人は響の肩に触れて言った。
「だったら、お前からそいつを取り除き破壊するまでだ!!」
その後フィーネは杖を高く掲げノイズを呼び出した。だが呼び出した量は普通ではなかった。カ・ディンギルを囲むように市街地、上空、加え大型のノイズも呼び出し5人を包囲した。
「ノイズがあちこちに...」
「おっしゃ!どいつもこいつもまとめてぶちのめしてくれる!!」
「あぁ、行こう。雪音、立花!」
そう言うと響、翼、クリスは西側の市街地と上空に飛んで行った。
「よし東側に」
「待ってくれ、奏...」
奏が行こうとしたところ隼人が止めた。そして言った。
「すまなかった...俺の心が弱かったばかりに...力に呑み込まれて...」
「...いいじゃんかよ?そんなこと」
そう奏が言うと奏は隼人の肩を軽くたたいた。
「隼人はあの状態から戻ってきてくれた。アタシの声に反応して攻撃を止めてくれた。お前は間違いなく強い。アタシより...」
「奏...」
「それじゃ、戦闘開始だ!!X2ガングニール...」
「クロスボーンガンダムX1...」
『行くぞ!!/隼人、出る!!』
奏のX2ガングニールの翼とX1の4機のスラスターが光を発し、東側へ飛んで行った。
装者4人の限定解除『エクスドライブ』は大量のノイズを圧倒した。クリスのイチイバルが放つ『MEGA DETH PARTY』はビームが曲がり上空にいたノイズを倒すだけでなく逃げたノイズを追尾させて落とす。クリスの攻撃に響は...
「スゴイ!乱れ打ちだ!!」
と言った。
「違う!全部狙い打ってるんだ!!」
と否定しそこから自身の腕で射撃するかのように乱れ打ちをした。
翼も上空から大型ノイズを『蒼ノ一閃』で二枚抜きする。
東側では奏の『COSMIC∞WING』が炸裂し半分を片付ける。隼人はX1のバーストシステムの内の1つ『モビリティ・バースト』を起動した。
するとX1の機動力が急激に上がりノイズに一気に近づきビーム・ザンバーで切りつけていく。
スラスターを吹かしビーム・ザンバーでノイズを叩き斬る。そしてバスターガン・頭部バルカン砲・肩部ビームガンで上空にいるノイズを撃ち抜く。そしてビーム・ザンバーを投げ、シザーアンカーと接続し回転しながらノイズを撃破する。
「どんだけ出ようが、今更ノイズ!」
「アイツ?いったい何をする気だ...」
はやとがフィーネの方へ視線を向ける。次の瞬間、フィーネはソロモンの杖で自身の下腹部を貫いた。すると町にいた無数のノイズがフィーネの元に向かって飛んでいった。隼人たちはフィーネがノイズに取り込まれていると思っていただが...
「そうじゃねぇ...アイツがノイズを取り込んでるんだ!!」
クリスの言葉に一同の動きが止まる。ノイズを自ら取り込むとはだれも想像していなかった事態だった。
ノイズと融合し地面の裂け目から赤いジェル状のようなものを地下に流しこみ二課で保管されてたデュランダルまで飲み込んだ。すると赤いジェル状の固体は形を形成し奏と翼が破壊したカ・ディンギルの下に緋色の竜が現れた。
その竜は現れた途端に市街地に向けて光線を放った。放った光線は市街地を炎に包んだ。
「町が...」
「逆鱗に触れたのだ...相応の覚悟はできておろうな...」
龍は隼人たちを目掛けて光線を放った。隼人以外はみんな避け、隼人は咄嗟にブランドマーカーをシールド状に形成しなんとか防いだ。
「こいつ...なんて強力なんだ!!」
隼人がシールドで防いでいる横からクリスが抜けていき竜に向かって無数の光線をフィーネに目掛けて撃った。だがフィーネの居るところまでは届かない。竜が守るかのように装甲を閉じた。逆に竜がクリスに目掛けて無数の光線を放った。クリスは回避行動をとるが当たってしまう。
翼も竜に向かって『蒼ノ一閃』を放つ。竜には当たるがしばらくすると当たった部分が治っていった。響も重い一撃を竜に当てるがダメージには届かない。奏もガングニールとショット・ランサーを投げつけ大量複製する『STARDUST∞FOTON』を放つが刺さった武器が竜に呑み込まれた。
「いくら限定解除されたギアや人工的に作り上げたギアであっても所詮聖遺物の欠片からつくられた玩具!完全聖遺物に対抗できるなどと思うてくれるな」
フィーネの勝ちを確信した一言に隼人は4人に合図を送る。
(あいつが言っていること...まさか!!)
「気づいたかい?隼人」
その言葉に振り替えるとフィーネに重い一撃を食らって基地に移送されられた勉がウォズに変身していた。
「お前、体はもう大丈夫なのか?」
「君たちが戦っている中、おちおち休んでいるわけにはいかないよ...それに彼女は今我々にある答えを言ったようだね...」
勉の言ったことに隼人は尋ねる。
「仮に完全聖遺物に対抗するには完全聖遺物しかないのなら...デュランダルが切り札になる。だがあれはフィーネ自体が持っている。どうやって奪うか...」
「その点は心配ないよ。大方彼女たちが何とかするだろう...だが切り札はもう一枚ある...それが、隼人。君のクロスボーンガンダムだ...」
「俺が...切り札?」
「そうだ、デュランダルを振るうのは恐らく立花響君でだろう。だが聖遺物が他の聖遺物を扱うものなら、確実に暴走する。その窮地を変えられるのが隼人、君のX1だ」
勉は以前響がデュランダルを手にした際の暴走事故を理解していた。そして隼人は暴走した奏のX2ガングニールが暴走した時隼人のなるX1が奏の心をつなぎとめたことも理解していた。そのため勉は隼人にかけた。
「わかった...何とかしてみる...」
「あぁ。頼む」
隼人はそう言い響たちの元に向かって飛んで行った。
クリスは竜に向かって一気に突っ込んでいく。翼はある程度の距離で停滞しギアの出力を上げていく。
そして出力を上げた『蒼ノ一閃・破滅』を放つ。その一撃は竜の装甲に穴をあけそこからクリスは侵入してフィーネの元まで一気に近づく。そしてその狭い空間でイチイバルの火力を上げ全弾発射をする。だがフィーネにはあてず、あくまで目くらまし。煙がこもったを外に出すため装甲を開けると翼が再度『蒼ノ一閃・破滅』を放つ。咄嗟にシールドを展開したフィーネ。
竜の一部から爆発が起こる。すると一つの光る件が飛んできたそれは...
「そいつが切り札だ!勝機ををこぼすな!!掴み取れ!!!」
翼とクリスが連携して奪取した『デュランダル』が空中に投げ出され飛んでいく。『デュランダル』はクリスの弾丸にはじかれ響の所に飛んでいく。そして手にした次の瞬間...
響が黒い正気に呑み込まれる。その後響自身が辺り衝撃を放った。響が聖遺物に抗っているとき地上から彼女を応援する声が聞こえてきた。
「正念場だ!!踏ん張りどころだろうが!!」
「強く自分を意識してください!昨日までの自分を!!これからなりたい自分を!!!」
(ミ、ミンナ!!)
「屈するな立花、お前が抱えた胸の覚悟、私に見せてくれ!!」
「お前を信じ、お前に全てかけているんだ。お前自身が信じなくてどうするだ!!」
翼とクリスも響が呑み込まれないように必死に呼びかける。だが闇に呑み込まれる勢いは止まることがない。そして『デュランダル』の一撃放とうとしたその時...
「全く...世話のかかる奴だ」
隼人が暴走した響の頭に手を置いた。そしてX1のフェイス・オープンすると同時に話しかける。
「響...君のその力は、君だけのものじゃない。君が手を伸ばし紡いできた人たち全員が君に託す力だ。だから...忘れるな、君がどんなに深い衝動に呑み込まれようと皆、君のそばにいることを」
(そうだ、この衝動に塗りつぶされてなるものか!!)
その思いと同時に響は本来の自分を取り戻した。
「その力...何を束ねた!!」
「響き合うみんなの歌声がくれた...シンフォギアでぇぇぇ!!!」
そして響、翼、クリス三人と応援するみんなの声をそろえた力『Synchrogazer』を放つ。竜に取り込まれて直撃を食らうフィーネ。
「完全聖遺物同士の対消滅...」
フィーネは起きてることにどうすることもできずたたずんだ。そんな中隼人が響たちが与えた一撃の隙間から入り込みフィーネの元にやって来る。
「脱出するぞ!もう終わりだ!!」
「そんなはずはない!ネフシュタン、再生だ!!」
フィーネは声を荒げて言う。だが隼人が...
「お前の言う対消滅は起きてる!お前にはまだ!!」
隼人は途中で言うのやめフィーネを力づくで引っ張り、竜から脱出した。
空に飛び上がろうとした瞬間緋色の竜を撃破した奏者たち。隼人は竜からフィーネを救出し一同の前まで歩いていく。
「お前...一体何を...」
「助けるのに、理由なんていらないだろ?」
隼人はそう答えた。
「おいおい、このバカよりスクリューボールがいたぞ...」
「だがそれが私の友、新川隼人だ」
クリスが言うと勉も続いて言った。
「勉、あんま茶化さないでくれ」
勉が言うと隼人はバツが悪そうに返した。
「もう終わりにしましょう。フィーネ...いや了子さん...」
そう言うと隼人はフィーネの隣に立った。
「私はフィーネだ...」
「そうだとしても、俺が知っているのは了子さんだけですよ...」
座っていたフィーネは立ち上がり数歩歩く。
「ノイズを作り出したのは先史文明期の人間...統一言語を失った我々は手をつなぐことよりも相手を殺すことを求めた...そんな人間が分かり合えるものか...」
(同じ人を殺めるために...ノイズを...)
隼人はそう思うと手を強く握った。
「だから私は、この道しか選べなかったのだ!!」
「人が言葉よりも強く繋がれること、わからない私たちではありません!」
響がそう言い切った。その後フィーネはネフシュタンの鞭を空へ向けて飛ばした。
「どこに飛ばしてるんだ...まさか!」
フィーネが狙いをつけたのは月の欠片。ネフシュタンの鞭で無理やりに引っ張ったのだ。
「月の欠片を落とす!ワタシの邪魔をする禍根はここでまとめて叩いてくれる!この身はここで果てようと魂までは果てはしないのだからな。聖遺物の発するアウフヴァッヘン波形がある限り、私は世界に何度だって蘇る!!どこかの場所、いつかの時代今度こそ世界を束ねるために!!私は永遠の刹那に存在し続ける巫女『フィーネ』なのだ!!!」
そう言い切った後X1がフィーネの前に歩いていった。そして右手を上げた。そしてその上げた右手をゆっくりとフィーネの肩に置いた。
「...全く、最後の最後に面倒な仕事を増やしやがって...」
X1の声から隼人以外の声が聞こえてきた。周りのみんなも気づき驚く。
「俺はこの『X1』にされてからお前に復讐をするために『X1』の適合者を利用してきた。だがこいつらと一緒に戦ってきてわかったものもある。それをお前に教えてやる。
『世界を一つにするのに力なんて必要ないってこと、言葉を超えて人は一つになれるという事、先史文明期の人間では成せなかったが今の人間なら未来に手を伸ばしつなげられるってこと...』
俺には未来に生きるための力が残っていない。だからここからはお前に任せよう」
「お前...まさか」
フィーネはX1の顔を見た。X1の瞳は左は緑色だったが右目は赤色だった。意識だけではあるが一時的にエボルトの意識が蘇ったのだ。
「お前が未来に生き続けられるよう、俺が今を、繋いでやる...」
「本当にどうしようもない奴らだな、あなたたちは...」
目の前からいなくなったフィーネ、X1の手には櫻井がつけていた蝶の髪留めがあり、それを握りしめる。
「軌道計算出ました。直撃は避けられません...」
藤尭がモニターを見ながら状況を報告する。
「あんなものが落ちたら、私たちは...もう...」
状況を見ていたリディアンの生徒たちが言う。すると隼人は歩いて言った。
「父さん...」
「どうした...隼人」
「こいつの専用のブースターあるよな?用意できるか?」
「...わかった。」
博也が手元のスイッチを押すと巨大なロケットが付いた物体が着陸してきた。その後自動で機首が切り離されX1の4機のスラスターとドッキングした。
「お前!!まさか!!!」
事を理解した奏たちが止めようとする。
「弦十郎、勉、父さん...後は...頼む」
背中のスラスターをロケットと接続後、隼人は…X1は空の彼方に飛んで行った。
「はやとぉぉぉぉぉ!!!!!!」
成層圏、大気圏、みるみる地上から離れX1は宇宙まで来た。
X1はザンバスターの先端に核弾頭を取り付けた。そして狙いを定め…発射した。月のかけらのかけらの破壊は成功した。ただ…X1を…隼人も核の光に飲み込んだ。
あの事件から1カ月、あたしたち奏者は今までの日常に戻ろうとしていた。隼人ただ一人残して…
周りの人達はあの被害の中でも立ち上がって再興を目指している。あの日から止まってしまってるは、あたしたちだ。
アタシ達の組織にあることだが一定時間の捜索後見つからなければ、作戦中の行方不明、そして世間に死亡扱いのにしてもらう。今回の事態を受け外国政府からの追及も避けられない。だから存在そのものを抹消することになる...
事の事情を知った隼人の母親、麗奈。弦十郎の旦那が事の全てを説明した。
「そう、ですか...あの子が...」
「...あまり驚かれないですが...」
「もしかしたら...というのはありました。以前奏ちゃんのライブの後その機械人形のニュースを見るたびにほんの少しですが表情が変わったので...」
「そうですか...彼は、市民を守ってくれました!お礼を言わせてください!!」
旦那が隼人を誇らしく言ってくれた。
「そうですか...でも私は信じてます」
「信じてる...とは?」
「彼が...あの子が...何事もなかったように帰って来るんじゃないかってことをです...勘ですけどね~」
長く簡単な説明が終わった後、奏が麗奈を家まで送った。
「奏ちゃん、そんな気遣いしなくていいのに~」
「いいんだって。今の状況、もしなにかあれば麗奈さんが狙われる可能性だってあるんだから」
奏はそう言う。麗奈は奏を見ながら言った。
「ホント、あの子も死に急いじゃって...女の子が心配しているのに」
「麗奈さん!アタシはそんなんじゃ...」
奏は恥ずかしがりながら言うが麗奈がさらに言った。
「あの子、多分奏ちゃんがいたから戦ってこれたんだと思うのよね...ホラ、両親が亡くなった時、あの子自分の事のように落ち込んでいたから」
「...」
「それにあの子、もしかしてだけど...ひょっこり帰って来るんじゃないかな?って思ってるのよ~」
麗奈は明るく思っていることを言った。
「その根拠って?」
「う~ん...なんとなくかな?」
二人はそう話した。すると近くで大きな衝撃音が聞こえた。
「きゃー!助けて!!」
その後助けを求める女性の声が聞えてきた。
「ッ!麗奈さんは先に行ってて!!」
「わ、わかったわ...気を付けてね...」
そう言って奏は声のする方へ走っていった。そして走ってくと一人の女性が車の中からでてきた。その付近にノイズが数体発生していた。奏は女性の手を引っ張り一緒に逃げた。
ノイズが発生したことが弦十郎に知れ渡る。
「場所は!!」
「市街地郊外の海道付近です!ッここには奏さんがいます!!」
友里がそう言うと藤尭が表情を変え報告する。
「大気圏から燃え尽きず落下してくる物体あり!...これはこの物体から発する波形あり!!照合します...」
二課のデータベースからの該当する波形が出てくる。その波形から割り出した名前が出てくると一同が驚く。
「まさか!そんなことが!!」
ノイズから逃げ回っていた奏たち。救出した女性が動けなくなってしまい地面に倒れる。
「ワタシ...もう...」
「おい!あきらめるなよ!」
奏が女性に強く言うが女性も動けそうにない。すると奏はペンダントを展開し聖詠を唱えた。
「『Croitzal ronzell Gungnir zizzl』
おい!そこから一歩も動くなよ!!アタシがまとめてノイズをぶっ飛ばす!!!」
奏はノイズを殲滅していく。だがLiNKERを投与していないため体中にバックファイヤのスパークが放たれる。
「一番槍、行くぞ!!」
「奏さん、ガングニールでエンゲージ!LiNKERを投与してないためギアからのバックファイヤが見られます!!」
「やむを得ん...翼を現地に向かわせろ!」
藤尭の報告に弦十郎は苦渋の決断をする。先日の事変の事もあり下手に装者を動かせば何が起きるかわからないためであった。
「了解しました、現場に急行します...」
「すまない、頼んだぞ...」
翼はそう言うと自分のバイクに飛び乗り奏の戦う戦場へ向かった。
「このままじゃ...やられる...」
奏は槍を杖のようにして立ち上がった。だが想定以上のノイズの量に奏は不利を強いられていた。奏のギアには亀裂が入り始めている。
(使うしかないのか...ごめん翼...みんな)
奏は杖を高く持ち上げ『絶唱』を唱えようとしたその時...
(例え、辛く寂しくても...生きることをあきらめるな!!奏!!!)
という声が奏の頭の中に聞こえてきた。するとあたり激しい衝撃がはしると共に地上のノイズが消えた。
〈BGM:Be the one〉
「な、なんなんだ...」
「なーにお通夜見たいな顔してるんだよ、お前」
「えっ...」
奏は声のする方に顔を向ける。奏自身驚きを隠せなかった。
その後、ギアを纏った翼も現場に到着した。翼も奏同様に驚いていた。
「この重力の感じ、やっと帰ってこれた」
すると翼は本部にいる弦十郎たちにつないだ。
「本部、今現場に到着しました...先ほど確認された波形のギアを目の前に確認...」
奏と翼が見つめる先に立っていたのは、それは白色を基調とし肩部は紺色、背中に4つのスラスターをつけて額に骸骨がついてた。MIAに認定された一人に男の装者...
翼泣くのをこらえながら、だがやはりこらえきれずに...
「XM-X1は...『新川 隼人』は...」
『帰ってきました!!!』
隼人がなるX1の姿はすぐに弦十郎たちがいる本部に映像で伝わった。
「本当に...彼が...帰ってきた、だと!」
「全く、お前というやつは...」
驚く弦十郎と笑顔になる博也。友里と藤尭も同時に喜ぶ。
その話はすぐに響や未来、クリス、勉に伝わる。
「久しぶりだな...奏、翼。心配かけたな...」
隼人がそう言うと二人は走って隼人の胸に顔を埋める。
「本当にもう...心配したんだぞ!!」
「よかった...生きてて、よかった!」
隼人は二人を優しく、だが力強く抱きしめて...
「ただいま、翼!奏!!」
こうして一人の男は地球に返ってくることが出来た。世間からは存在を消された男、だが彼の帰る場所はここにある。
それは、今までも...そしてこれからも...
戦記絶唱シンフォギア ~奇跡の歌姫と戦士の物語~ fin
長かった...シンフォギアの小説が終わった...
無事作者の自己満足小説が終わりました。色々試行錯誤しながら書きましたがいかにストーリーを描くか奥深いものがありました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
最後ではありますがシンフォギアの世界でのオリキャラたちの機体設定を書きたいと思います。
新川 隼人(CV:辻谷耕史)
18歳(誕生編)→20歳(シンフォギア編)
人当たりのよく優しい青年。天羽 奏の幼馴染でありエボルトが語った彼女の死から救うためにクロスボーン・ガンダムX1に変身する。
本人はあまり戦うことは進まないがセンスに関していえば奏より上回る。
奏にはよく後ろから抱き着かれたり、首を絞められたりする間柄。
クロスボーン・ガンダムX1
XM-X1 Unknown(誕生編)→SG-XMX1 Crossbone Gundam X1(シンフォギア編)
武装
・頭部バルカン
・肩部ビームガン
・シザーアンカー
・ブランドマーカー×2(ビームシールドと共通兵装)
・ザンバスター(ビームザンバー/バスターガン/グレネード弾/核内蔵グレネード弾)
以下構築兵装
・バスター・ランチャー
・ANCマント
(X1の兵装に加えX2のランチャーだけ使えるっていう設定です...)
・ヘルモード→一次的X1の性能を引き上げるシステム、変身解除すれば反動を受ける。
・バーストシステム→クロスボーン自体に内蔵されてた本来のヘルモード。エボルトが隼人に託す形で封印されてたシステムが解除された。ちなみに5種類あります
(そこのチミ!!EX〇S2とか言わないの!!)
・共振
という感じです。
さぁて次回のシンフォギアは!!
???「いやぁすげぇよな!アイツ宇宙で大爆発に巻き込まれたのに地球に帰って来るんだぜ!!なかなかしぶといと思うぞ!!ん?お前は誰だって?そんなことはいいじゃねぇか!!
さて次回は
・隼人、休暇を消化する。
・クリス、再び『オレ』と出会う
の2本の予定だ!!もしかしたら気まぐれで増えるかもなぁ!!楽しみに待っててくれよ?」
ん?やたらとなりが騒がしいが何だろう?
ガラガラ~...!!あれ!お前!!!
「おっとまだ『オレ』がここにいるのはまずいんでな!ずらかるぜぇ!!」
「チャ~オ~」
う、うせやろ...まだ続くの?
(こう言っていますが続きます、よろしくお願いします...)