Wars of Characters   作:ロードゲート

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早く次章行きたいが為に全力で頑張ります。


第9話 vs.六魔将軍

 

ザッザッ

 

 

近付く足音が段々と大きくなり、噴煙に映る複数の影が徐々に黒くなる。

 

 

 

そして、将軍が───

 

 

 

 

 

───正体を、現す。

 

 

 

 

 

六魔将軍(オラシオンセイス)!!』

 

 

強大な力を握る6人の将軍達の名──六魔将軍(オラシオンセイス)の名前を呼ぶ。

 

 

「蛆共が…群がりおって」

 

 

と、オラシオンセイスの指令塔のブレインが辛辣な言葉を放つ。

それに続き、銀髪の女性が口を開く。

 

 

「君達の考えはお見通しだゾ」

「ジュラと一夜もやっつけたぞ」

「どーだ」

「何!?」

「ば、バカな!」

(しくじったぁー!あの2人助けんの忘れてたぁ!!)

 

 

───────────────────────────────────

 

場面は数分前に遡る。

 

 

「大丈夫かな…」

 

 

ユウト達が走って行くナツに続き、出入口から姿が見えなくなるのを残ったジュラと一夜は彼等を見送っていた。

 

 

「やれやれ」

「メェーン」

 

 

2人はドタドタと走る彼等に少々呆れるが、気持ちを切り替えて行動に動こうとする。

 

 

「何はともあれ作戦開始だ。我々も行くとしよう。」

「あ、その前にジュラさん」

「何だね」

 

 

出入口へと向かおうとする彼を、一夜が呼び止める。

 

 

「かの聖十大魔道の一人と聞いていますが…その実力はフェアリーテイルのマスターマカロフにも匹敵するので?」

「滅相もない」

 

 

聖十大魔道であるジュラ。

彼の実力がフェアリーテイルマスターであるマカロフを越えているのかと聞いてくる一夜に、ジュラは汗をかきながら答える。

 

 

「聖十の称号は評議会が決めるもの。ワシ等は末席、同じ称号を所持していてもマスターマカロフと比べたら天と地ほどの差があるぞ。」

「ほう。」

 

 

マスターマカロフとの実力が天と地ほどの差があると答えたジュラに、納得した一夜が答える。

 

 

「それを聞いて安心しました。“マカロフ”と同じ強さだったらどうしようと思ってまして…」

 

 

一夜の意味深な発言を聞いた後、彼の周りに臭いが立ち込める。

その匂いを嗅いだジュラは、あまりに刺激的な臭いに鼻を抑えてしまう。

 

 

「な、何だこの臭いは…!?」

「相手の戦意を喪失させる魔法の香り(バルファム)…だってさ。」

「一夜殿!!これはいっt…」

 

 

ザンッ

 

 

ジュラが戦意を喪失している隙を見て、一夜は右腹を狙ってナイフを使って刺す。

刺された箇所に激痛が走り、思わず吐血してしまうジュラを見て、一夜は口角を上げながら身体中から泡を出し、2人の小人へと姿を変える。

どうやら小人達が一夜に変身していたようだ。

 

 

「一夜って奴、エロい事しか考えてないよ」

「考えてないね!駄目な大人だね」

 

 

一夜に変身している間、小人達は彼の心を読み取り、破廉恥な事しか考えて無い事に物申しを言っていた。

 

 

「はいはい、文句言わない!」

「「ピーリ」」

 

 

と、銀色の髪の女性が彼等の元に現れる。

状況が全く掴めないジュラが、彼女に話し掛ける。

 

 

「こ、これは…?」

「あー、あの汚い男ねぇ、コピーさせて貰ったゾ。お陰で貴方達の作戦は全部把握したゾ。」

「僕達コピーした人の」

「考えまで分かるんだー」

 

 

銀髪の女性──オラシオンセイスの一人であるエンジェルに続き、小人達が理由を説明する。

先程も言ったように、小人達はどうやら変身している者の考えが理解できるようで、お陰様で連合軍の作戦を全て把握してしまったようだ。

 

 

 

 

───やられた。

 

 

 

 

と、ジュラは膝を付く。

 

 

「はーい!まずは2人仕留めたゾ」

「メェーン」

「無念…」

 

 

便所で茶色い物体を頭に乗せながら倒れる一夜と、聖十なのにあっけなく倒れるジュラ。

それを見て、今まで笑顔だったエンジェルが血相を変えてこう言う。

 

 

「邪魔はさせないゾ、光の子達。邪魔する子は天使(エンジェル)が裁くゾ。」

 

 

───────────────────────────────────

 

と言う出来事があった。

原作把握済みのユウトが何故助けなかったのかは置いておき、連合軍全員に2人が倒された事に動揺が走る。

 

 

「動揺しているな?聴こえるぞ。」

「仕事は速ェ方が良い。それにはあんたら、邪魔なんだよ。」

「お金は人を強くするデスネ。良い事を教えましょう。“世の中は金が全t「お前は黙ってろホットアイ」

 

 

と、動揺を見透かす毒竜のコブラ、速さにこだわるレーサー、金が全てだと言い切るホットアイも、余裕な表情で連合軍を見据える。

それに対し、もう1人の男ミッドナイトは彼等に興味が無いのか浮遊する絨毯の上で爆睡していた。

 

 

「まさか、そっちから現れるとはな…」

 

 

エルザが彼等に会話を持ち掛けようとしたその時、好戦的なナツとグレイが彼等に攻撃を仕掛けようと飛び出す。

 

 

「探す手間が省けたぜぇー!!」

「あ、おい!」

 

 

それに対し、ブレインは冷静沈着。

此方に向かって来る2人にレーサーを向かわせる。

 

 

「やれ」

 

 

と命令矢先、既にナツ達の背後にレーサーが向かっていた。

2人は後ろを向くが時既に遅し、迅速なスピードで回転し彼等を攻撃する。

 

 

「モォタァ!」

「ぐあぁっ!」

「うあっ!」

「「ナツ!グレイ!」」

 

 

攻撃され、心配するルーシィ2人。

 

 

 

…え?2人?

 

 

「ん?」

「え?」

 

 

ルーシィ達は互いに顔を合わせる。

と、ルーシィが装備している鞭を取り出し、ルーシィに攻撃する。

 

 

「ばーか!!」

「な、何コレェ!?」

 

 

恐らく攻撃した方はエンジェルがその光景を見て微笑していたので小人が変身した偽物と見て間違いは無さそうだ。

 

それを見て、見ても立っても居られないリオンとシェリーは2人で攻撃に動くが、ホットアイが魔法で足元の土を動かし、行動を阻止される。

 

 

「愛など無くとも金さえあれば!!…デスネ」

「きゃああっ!」

「な、何だ!?地面が…!」

 

 

続いて行動に移るトライメンズも、レーサーに攻撃されてしまう。

 

 

「あのレーサーって奴が厄介だな…確か氷の造形魔法も使用出来るって話だから使うか」

 

 

ユウトも攻撃に移る。

目標は厄介者のレーサー、倒せば少しは楽になるであろう。

 

 

「“氷の造形魔法(アイスメイク)・ライフルスコープ”!」

 

 

照準をレーサーに定め、ライフルスコープで攻撃する。

 

 

「発射!!」

 

 

しかしそれは外れ、ユウトにレーサーが襲い掛かる。

 

 

「オレの速さを舐めない方が良いぜ」

(速い…!)

「モォタァ!!」

「ぐわあっ!!」

 

 

ユウトはレーサーにそう言われた矢先、ナツ達と同じ攻撃パターンで攻撃され、悲鳴をあげる。

 

エルザは天輪の鎧に換装し、コブラに攻撃を仕掛ける。

 

 

「舞え!!剣達よ!!」

 

 

無数の剣が彼に切り刻まんと刃を向けて振ってくるがまんまと回避され、エルザに余裕な表情を向けられる。

 

レーサーの攻撃を食らったナツだが直ぐに立ち上がり、睡眠中のミッドナイトに話し掛ける。

 

 

「お前何寝てんだこの野郎!!起きろー!!」

 

 

ミッドナイトに目覚めのプレスを発射するが、火は手前で曲がりくねって当たる事は無く、何事も無かったかのように寝息を立てながら眠り続ける。

その光景にナツは驚愕する。

 

 

「え」

「よせよ、ミッドナイトは起こすと怖ェ」

「んがっ」

 

 

そこにレーサーが登場。

注意喚起の後、風を纏った拳の攻撃でナツを吹き飛ばした。

 

 

六魔将軍の物凄い強大な力に連合軍は手も足も出ず、攻撃されるだけ。

氷漬けにされたり、地面を操って攻撃されたり、吹き飛ばされたり、迅速な攻撃をされたり。

岩の裏に隠れていたウェンディはその光景を見ても居られなくなり、恐怖で震えて泣きそうになる。

 

一方、エルザがコブラ達と戦っている姿を見ていたブレインは、エルザに興味深くなる。

 

 

「ほう、これがエルザ・スカーレットか。さすがと言った所だな。」

 

 

悪戦苦闘していたエルザもとうとうやられてしまう時が…

 

 

「聴こえるんだよ、“その動き”。」

「!!」

 

 

ここでエルザが右首の違和感に気付くが時既に遅し、毒を持つ蛇に噛まれ、毒を注入させられてしまう。

毒は直ぐに効果が現れ、エルザの腕に力が入らなくなり、握っていた剣を手放してしまう。

それを見て、コブラは悪巧みな表情で毒の説明をする。

 

 

「そいつの毒は直ぐには死なねぇ。苦しみながら息絶えるが良いさ…」

 

 

その言葉を放った後、彼女はその場に倒れ、苦しむ。

 

 

 

これが、六魔将軍の強大な力。

聖十のジュラを含む連合軍でさえ、敵う事は無かった。

 

ユウト達に、ブレインから止めの一撃が食らわされる。

 

 

「ゴミ共め、纏めて消え去るが良い。」

 

 

ブレインの持つ杖に集まる魔力は、他の5人とは全く桁違いの魔力が感じ取れる。

大気が震える程の強大な魔法、あれを食らったら、死んでしまうのは確実だろう。

ユウトの第2の人生も終了してしまう。

 

 

「終わり、か…へへ…」

「“常闇回旋曲(ダークロンド)”…!!」

 

 

ブレインは何かに気付き、攻撃を止める。

彼が見た者とは…

 

 

 

「ウェンディ…」

 

 

 

岩の裏に隠れる、小さな少女、ウェンディだった。

 

 

To Be Continued...

 




バトル描写下手すぎィ

次回、ブレインは何故ウェンディを見据えたのか?
原作見てる人なら分かりますよね?
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