読者様の皆さんのおかげでここまで来れました!(まだ第2章ですが…w)
目指せ100000!!!
ユウト LV 1 ミンティア LV 1 ウェンディ LV 1
15:15 ボックスのみち セーブしました。
——輝く光に触れ、ミンティアはユウトの元へ向かう。
「さて、行くか」
ユウトの言葉に、ウェンディとミンティアは相槌を打ち、凍えるような寒さの中、3人は先へ進む。
ボックスの道を抜けると、先には逆方向へと向かった筈のサンズ、そしてその弟のパピルスの2人——スケルトン兄弟が話していた。
話しているパピルスの姿を見て、ユウトはふと先程サンズが言っていた言葉を思い出す。
『*アイツのゆめはニンゲンにあうことだから アンタらあってやってくれよ。』
彼の言葉を断る事は毛頭無い。
ユウトはその言葉に追従し、パピルスに近づいてみる…。
すると、彼は此方を振り返り——サンズの方を向き始めた。
サンズはパピルスとは逆にユウト達の方に視線をむけるが、パピルスがユウト達の方に視線を向けると、彼はパピルスの方に視線を向ける——と言う繰り返しが起きる。
次第にそれはスピードを増して行き、最終的に両方ともユウト達の方を向き、背を向ける。
「何なんだよ…」
「よく分からなかったね、今の…」
ユウトとウェンディは彼等の行動に苦笑し、彼等が此方の方を向くのを見て、苦笑をやめた。
*んー…
*いや。あれは いわ だ。
恐らくパピルスがニンゲンなのか!?と質問したであろう。
質問されたサンズはユウト達の存在を誤魔化す。
多分彼がユウトは居ないと言おうとしているのだろうが、
*みろよ いわの まえに なんか たってるぜ?
そ ん な 事 は な か っ た 。
それを聞いたパピルスは、改めてユウト達を見て、驚きの反応を見せる。
…ええぇぇッ!
(あ… あれって… ニンゲン?)
(うん)
(あの… せんとうにいるえらそうなやつも?)
(うん)
「聞こえてるんだが」
ユウトの外見を見るだけで偉そうな奴だと勘付かれるようになってしまったらしいが、その事は今は置いておこう。
再びパピルスは驚きの反応を見せる。
しんじらんないッ!
兄ちゃん!オレさまはついにやったぞ!
これでオレさまはにんきもの!そしてともだちいっぱい!
パピルスは人気者になれると喜び、咳払いをしてからユウト達を真剣に見る。
…オホン
おい、ニンゲン!ここはとおさん!
いだいなるこのパピルスさまが、そししてやるからなッ!
きさまをとらえて!
「とらえて?」
みやこにつれていって!
「つれていって?」
そして…そしてッ!
「そして!?」
ユウトは彼にノってみる。
そして、その後は…
…あとはしらないけど
「いや知らないんかい」
まるでギャグ漫画のように、ユウト達はその場でコケる。
それを見たパピルスは少しだけ笑ってるように見えたが、すぐに表情を変え…
とにかく!
きさま、かくごしろ!
ニャハハハハ!
と、パピルスは笑いながら何処かへ消えて行き、取り残されたサンズはユウトに話し掛ける。
*うまくいったな。
「本当に仲良くなれんの?」
*しんぱいすんなって。
「心配しかないんですけど」
*わるいようにはしないぜ。オイラにまかしとけよ。
と告げ、サンズは去って行った…
「大丈夫なんですかね…」
「ねぇ、ユウト兄あの人と仲良くなりたいの?」
「まぁね。サンズの頼み事なんだ、断るなんて出来ないよ」
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*YOU WIN!
*0EXP と35ゴールドを かくとく!
アナウンスの後、モノクロの世界に色が戻り、ミンティアの手元に金貨が出現する。
ミンティアは金貨をユウトに預け、彼はポケットチェストにしまった。
「ヒョー坊が可哀想に見えた」
「かっこよく思われたかったなんてね…」
パピルスとの邂逅後エンカウントしたモンスター。
2回無視して盗んで褒めろだなど、誰が思ったのだろうか。
「急に頭に入るんだよなぁ…なぁ、俺って超能力者なんかな?」
「こおり/エスパー?」
「なんでそれ知ってんだよミンティア」
「昔やってたからね」
世間話をしている3人。
暫く歩いていると、サンズが氷床の前に佇んでいたので、話し掛けてみる。
「よう」
*よう。アンタらに ひとつ だいじなことを おしえとくぜ。
「大事な事?パピルスの件か?」
*ノー。
*パピルスの こうげきに ついてだ。
「パピルスの件やん」
サンズにそうツッコミ、彼のアドバイスを聞く。
*アイツは スペシャルこうげきを つかってくる。
*あおいこうげきが きたときは うごかなければ ダメージうけないぜ。
カクカクシカジカ…
「タメになるような、ならないような…」
「信号機逆だしね…」
兎に角、あかこうげきは動いて、あおこうげきは止まると言うのを覚え、彼等は先に進んだ。
To Be Continued...
少し終わり方が雑になってるのは次回に続ける為です。