Wars of Characters   作:ロードゲート

9 / 33
遅れて本当に申し訳ありませぇぇえん!!
今回からニルヴァーナ編スタートです。

てか小説書いてるとたまぁに何故か恥ずかしくなるのは俺だけなんだろうか。

最初はアイテム購入回、それから本編です。
忙しい方は飛ばしてくれても構わないですよ。


第7話 連合

 

ショッカー達の脅威から一週間の月日が経過した。

ショッカー達の被害については復興の目処が立ち、住民達も落ち着きを取り戻した。

 

 

あれから、アナザーハルは完全とは言えないが良心を取り戻し、これ以降の街の襲撃はしないと誓い、ショッカー達と共に街から去っていった。

この世界の敵は(悪い意味ではない)一掃され、フェアリーテイルに加入したユウトは、三つ目の目標である“仲間”を見つける為、この世界に留まっていた。

 

 

──────────────────────────────────

 

 

「次は何編か……ウェンディいない、ガジルとジュビアがいる…って事は、次はニルヴァーナ編か?」

 

 

クエストの帰り、ユウトは次のイベントについてぶつぶつと呟きながら歩いていた。

ギルドは新築、ギルドにエレメント4の鉄の滅竜魔導士のガジルと大海のジュビアがいる、その次の編であるニルヴァーナ編に出て来る少女がいない。

 

 

つまりこれからニルヴァーナ編イベントが発生すると言う訳だ。

 

 

「って事はFTに着いたらバラム同盟について話し合ってる筈。だから少しでも情報を得る為に早めに…」

「おーい、そこの君!」

 

 

不意に男の声が聞こえ、ユウトが男の方に振り向くと、そこには筋肉質の美男と彼が営業している果物屋が建っていた。

 

 

「なんか用ですか?」

「この“金のリンゴ”、買ってかないかい?」

「その為にわざわざ呼んだんすか」

 

 

男は金色に輝くリンゴを手に持ち、買ってけと言わんばかりにユウトに見せてくる。

若干紫色の模様のようなものが動き回ってるのを見て、2度と手に入らない代物かも知れないと買う気になり、財布を出す。

 

 

「あー…いくら?」

「100000J」

「高っけ。…まぁさっき報酬で100万貰ったからいっか」

 

 

また稼げると思い、貴重な報酬金100万を全部使ってしまった。

もう少し買う個数を考えてだな…

 

 

 

“金のリンゴ”を 10 個手に入れた!

 

 

 

「…これって本当に使えるんすか?」

「食ってみれば分かるさ。…毎度あり」

「どーも」

 

 

ユウトは金のリンゴが入ったビニール袋を手に取り、果物屋を後にする。

後でみんなに食べさせようと思いつつ、彼はギルドへと向かった。

 

 

──────────────────────────────────

 

 

ユウトが着いた時にはもうバラム同盟や闇ギルドについての会話は終了していたようで、予想通り、“六魔将軍(オラシオンセイス)”と連合を組んで戦う事が決定したらしい。

 

 

「やっぱし連合は避けられ無い、か」

「ねぇユウト、何持ってるの?」

 

 

ユウトが連合を避けられ無い事に溜め息を吐いていると、金髪の女性、ルーシィが金のリンゴについて話し掛けて来る。

 

 

「あぁ、これはリンゴだ」

「リンゴ?…にしては金ピカに輝いてるけど」

「店員から特殊なリンゴだって言われて買ったんだよ。あ、1個いる?100000Jだけど」

「いや金取んのかい!しかも高いし!」

「はは…冗談。ほい」

「あんがと」

 

 

冗談をかましながらユウトはルーシィに金のリンゴを手渡す。

窓から差し込む太陽の光を反射して金色に輝くそれに、彼女は目を輝かせていた。

 

 

「すごい…塗装か金箔を貼ったとしか思えない程の光を放ってる…」

「なんか店員曰く“金のブロック”とクラフトしたとか言ってたよ」

「クラフト?何それ」

「さぁ?」

 

 

先程の果物屋の店員が言う“金のブロック”、“クラフト”。

この世界に存在しない筈の物質と単語を知る彼は、一体何者なのか?

 

 

──────────────────────────────────

 

 

バラム同盟。

 

 

六魔将軍(オラシオンセイス)

 

悪魔の心臓(グリモアハート)

 

冥府の門(タルタロス)

 

 

この三つの闇ギルドから構成される闇の最大勢力。

それぞれが幾つかの直属ギルドを持ち、闇の世界を動かしている。

 

今回連合を組んで倒す闇ギルドは三つの闇ギルドの内の一つ、“六魔将軍(オラシオンセイス)”。

たった6人だけで最大勢力を担う彼等が最近、行動を見せている事が定例会(ギルドマスター達が集まる会議)で議題に上がり、無視は出来ないと言う事で討つ事が決定したと言う。

無論、フェアリーテイルだけで討つとなると後々バラム同盟に狙われる事になる。

そこで、四つのギルドが連合を組むと言う事に。

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)

 

青い天馬(ブルーペガサス)

 

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)

 

化猫の宿(ケット・シェルター)

 

 

四つのギルドから各々メンバーを選出し、メンバー同士で協力してオラシオンセイスを討つと言うのが今回の作戦内容だ。

 

 

「で、選出メンバーが俺、ナツ、ルーシィ、エルザ、グレイ、ハッピー……大丈夫なのか?本当に」

「マスターの命令なんだ、仕方ない。」

「仕方ないって言われてもなぁ」

 

 

集合場所に向かう馬車内で話を聞いたユウトは、選出されたメンバーに少し不満を抱く。

問題児が何をしでかすか分からないので、不満を抱いても仕方ないだろう。

 

 

「結局何時ものメンバーなんだよね」

「その方が良い。今日は初の合同作戦。まずは同ギルド内での連携がとれているかが大切なのさ。」

「ドラゴンスレイヤーもいるからね、何時ものメンバーの方が良い。」

 

 

馬車内で話をしていると、目的地の集合場所が視界に入る。

ハートの形が特徴の城とは、なかなか趣味の悪い場所だ。

 

 

「趣味悪いな、ここ」

「ブルーペガサスのマスターボブの別荘だ」

「彼奴か…」

「え、誰それ」

「そっか、ユウトは知らないんだったね」

「あぁ。(髭生えてるオネエだよな…)」

 

 

ブルーペガサスのマスター・ボブ。

スキンヘッドでずんぐりとした体型のオネエ系の男性。

彼はかつて別人のようにイケメンだったのだが、何故ああなってしまったのだろうか。

 

 

───そんな話をしていると、急に城の灯りが消え、赤いカーペットの中心に現れたスポットライトが3人の男性に向けられる。

 

 

「あれ、テイデンかミ?」

「フェアリーテイルの皆様、お待ちしておりました。」

「我等ブルーペガサスより選出されし者…」

「百夜のヒビキ」

「聖夜のイブ」

「空夜のレン」

「「「3人揃って、トライメンズ!!」」」

「何その特撮ものみたいな登場の仕方」

 

 

特撮のように登場したブルーペガサスから選出されたイケメン3人組“トライメンズ”。

ちょっと格好いいが、一方のフェアリー組はナツがまだ馬車の酔いでダウン、そしてグレイが服を忘れると言うダメダメな状況。

 

 

この差って一体…

 

 

「でも彼奴等ナンパしてますよ」

「逆…」

 

 

本当は彼等がモテても良いのにナンパって…逆じゃないのか?(そんな事は無いと思います。 by 作者)

 

 

ナンパシーンはカット。

 

 

すると、階段からキラキラと輝くような甘い声が…

 

 

「君達、その辺にしておけ」

「“一夜”様」

「一夜?」

「久し振り、エルザさん」

「お前が、まさか参加してるとは…」

 

 

エルザが震える程のイケメンとは一体…?

 

 

「マイハニー、会いたかったよ。貴女の為の一夜でぇす」

「マイハニー!?」

「なぁエルザ、あの人、お前の彼女か何かか?」

「全力で否定する」

 

 

イケメン…、とはかけ離れたブサイクのブルーペガサスの一人、“一夜”。

ユウトの質問にエルザが全否定する理由も分かる。

 

で、彼の口癖が、

 

 

「金髪の君、いい“香り(バルファム)”だ。」

「キモいんですが」

「私も彼は苦手なんだ。凄い魔導士なんだが…」

「オンオフスイッチを持つんだな、彼」

 

 

すると、女達を絡む一夜達にグレイが口を出す。

 

 

「オイ、クソイケメン共」

「あ?」

「あんまうちの姫様方にちょっかい出すのやめてくんねーかな」

「あ、男は帰って良いよ」

「「「お疲れ様でしたぁ!」」」

「オイ!」

「こいつら面白ぇw」

 

 

フェアリー組とペガサス組の睨み合いにエルザが止めに出るが、一夜の髪の匂いを嗅ぐ行為に顔を赤めながら彼を殴ってしまう。

扉に向けて吹き飛ばされた彼は、丁度集合場所に到着した銀髪の人間に頭を凍らされ、そのまま動けなくなる。

 

 

「貴様等は“蛇姫の鱗(ラミアスケイル)”上等か?…随分とご丁寧な挨拶してくれてさ」

「“リオン”!?」

「グレイ!?」

「お前、“あれから”ギルドに入ったのか…」

「え、誰?」

「これも後で説明するよ」

「あんがと。(ガルナ島編に出てた奴等か)」

 

 

原作“ガルナ島編”に出演した“リオン”。

説明すると長くなるので原作を見て下さい。持ってない人は買って下さい。by 作者

 

 

「フン」

 

 

リオンは一夜の頭の氷を溶かし、そのままグレイ達の方へ投げ出す。

 

 

「イケッ」

「きゃっ」

「あぶねっ」

「何しやがる!」

「先制攻撃したのはそっちだろ?」

「てか、うちの大将(一夜)に何してくれてんだ?」

「ひどい!」

「男は帰ってくれない?今すぐに」

「あら、女もいますのよ」

 

 

もこっ、もここっ

 

 

声がした途端、赤いカーペットが膨れ上がる。

その直ぐ後、カーペットに顔が浮かび上がる。

 

 

「“人形撃・絨毯人形(カーペットドール)”!」

「え、あ、あたしぃ!?…てか、この魔法…!」

「うふふ、この私を忘れたなんて言わせませんわ」

 

 

女性の声がした後、赤いカーペットから女性が姿を現す。

 

 

「そして過去の私を忘れて、愛の為に生まれ変わった私を記憶に焼き付けなさい」

「どっちよ!!」

「…もう知らないなんて言わないっす」

 

 

ラミアスケイルの“シェリー”。

彼女もリオン達と同じくガルナ島でナツ達と対面している。

 

 

ラミア組のメンバー達が集まり、連合軍同士の睨み合いがより一層鋭くなる。

彼等を止める者はいるのか?

 

 

「やめい!!!」

「うぉ、ビックリした」

「ワシらはオラシオンセイスを倒す為に連合を組んでいるのに、仲間同士で睨み合いとは…」

「“ジュラ”さん」

「ジュラ!?」

 

 

連合軍同士の睨み合いを止めた彼は、“岩鉄のジュラ”。

彼はイシュガル大陸(現在は他の世界が混じった統合世界の一部だが)上の最強魔導士が集う“聖十大魔道”の称号を持つ。

 

 

「ラミアのエース、か」

「残りはケット・シェルターの道中のみだな」

「道中と言うか、1人だけだと聞いてまぁす」

 

 

鼻血を流す一夜がそう言うと、ユウト達は驚き出す。

 

「1人!?こんな危ねぇ作戦にたった1人だけをよこすってのか!?」

「…どれほどやべぇ奴が来るんだ?」

 

 

すると…

 

 

「痛っ…あの、遅刻してすみません」

「ん?」

 

 

転倒から起き上がった少女は、遅刻した事をを謝罪し、服を叩いて、緊張しながら名前を名乗る。

 

 

「ケット・シェルターから来たウェンディです。よろしくお願いします。」

「子供!?」

「女!?」

 

 

幼い少女、ウェンディ。

その意外な人物に連合組が驚愕する中、ナツは…

 

 

「ウェンディ…?」

 

 

と、名前に違和感を覚え、ユウトは…

 

 

「っしゃ、こいつ仲間にしたろ」

 

 

彼女を仲間にさせようとしていた。

 

 

ウェンディ。

彼女は何故、ケット・シェルターから1人でやって来たのだろうか?

 

 

オラシオンセイスとの対面の時が、近付いて来る。

 

 

To Be Continued...

 




原作キャラの名前を書くと恥ずかしくなるのは何故?(2回目)


ウェンディって、可愛いよね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。