俺は目が覚を覚ました。
と言っても自室ではなかった。周りを確認してみると中は大量のウサギやクマの可愛いぬいぐるみでいっぱいだった。
その部屋は一言で言うと THE 女子だ。
え?っと思いすぐに部屋を飛び出た。部屋の外にはリビングでキッチンがある。
そのキッキンからはいい匂いがし、ピンク色のロングヘアーの女性が鼻歌を歌いながら料理をしている。
女性は俺に気づいたのか料理の手をとめ、こちらを向いた。
?[あら。気がついたのね。びっくりしたわよ。まさかあれに襲われているなんて思わなかったから、気分が悪いとかどこか痛いとかはない?]
女性は俺のほっぺを触りながら聞いてきた。
さっき見たのはこの人で俺を助けてくれたのか
その女性は美しいの一言でしか言い表すことができない
服装は黒地にピンクのラインが入ったジャージなのだが肌は透き通るように綺麗で、瞳の色は赤。髪型はさっきも言ったようにピンクのロングヘアー そしてアロマのようないい香りがした。
そこら辺の男なら惚れてしまうだろう
もちろん昔の俺もそうだったと思う。
そんなことを考えていたら女性に耳を引っ張られ我にかえった。
?[ねえ。ちょっと聞いているの。痛いとか気分が悪いとかはないの?]
ハ!俺としたことが
俺[すいませんでした。ぼーっとしていました。助けていただきありがとうございます。.....あのー ....えっとですね。]
くそ。心の中で思っていることはたくさんあるのに口に出して言うことができない。
コミュ障である自分を本当に恨む。
そんな俺を見ても女性はイラついたりはせずニコッとしている。
?[君面白いね。分かるよ私に聞きたいことや話したいことがたくさんあるんでしょ?でもそれは今すぐじゃなくてもいいんじゃないかな?]
ええ....っと思っていると
女性はキッチンに戻り皿を2枚持ってきて戻ってきた。
?[今は食事にしない?私お腹空いちゃった]と言って皿を1枚俺に渡してきた。
皿の上にはオムレツ 卵焼き 目玉焼き が盛り付けられていた。
全部卵料理じゃねえか。まあどれも好きだけど。
と言うか俺はついさっきあの女に殺されそうになった。そんな恐怖が焼きついてるので正直腹は減っていないのだが
目の前の卵料理 そして正面で幸せそうな顔で料理を頰張っている彼女を見ているとなぜか空腹に襲われた。
先に頂くことにしよう。
俺[頂きます]
?[んめひあがれ(召し上がれ)]
口にものを入れたまま話すのはやめましょうね。
どれどれ .....うまい ....マジでうまい。箸が止まらないとはこのことを言うのだろう。こんなに食べることに集中したのはいつぶりだろう。食べている間目線はほとんど皿の方に向けていたのだが ん?っと思い1回だけ女性の方に目を向けた。女性は先に食べ終わったようだがなぜか俺の方を見ていた。
よし見なかったことにしよう。
やがて完食し[ごちそうさまでした]と言うと
?[はい!お粗末様でした。]とテンションの高い声で返してくれた。
食事を終えた俺は女性がキッチンで洗い物をしている間、質問したいことを頭の中で整理しようとしていたのだが ...あーダメだ。やっぱり難しい。口に出して伝えることが出来ないなんて。
うーんっと頭をひねっているとマグカップを2つを持ってきてそのうちの1つを俺に渡してきた。俺は[どうも]と言ってカップの中の液体を1口飲んだ。 カップの中身は紅茶なのだが ん?この味は
自然と女性の方に顔を向けていた。女性は
?[どうしたの君はこの味が好きなんでしょう?]
反射的に椅子から立ち上がり
俺[貴方一体何者なんですか?]と口走っていた。
相手からしてみたら俺はきっと睨んでいるんだろうが今はそんなことどうでもよかった。
彼女は余裕そうな笑顔でこう返してきた
?[じゃあ それが1つ目の質問ね。]
あーあ。俺は一体どうなるんだ