俺は紅茶を吹き出してしまった。イヤだってそうだろう。記憶を読み取るって言ったら、アニメやドラマ映画などで耳にするが実際耳にすると誰だって驚くと思う。
まぁ 俺みたいに口に含んでいるものを吐き出してしまう人なんて少ないだろうが。
紅茶を吐き出してしまった俺はピンクさんに背中をさすってもらった。
ピンク[ゴメン。大丈夫?まさかそんなに驚くなんて思わなくて]
イヤ驚かない人なんていないでしょ。
ピンクさんは台布巾とタオルを持ってきてタオルを俺に差し出し、自分はテーブルをふきだした。
その後どうにか落ち着いた俺
俺[あのさっき記憶を読み取れるって言ってましたよね。それが本当だとしてどうやっているんですか?]
質問に対し、苦笑いであーひどいな。信じてないな。ん〜じゃあ私の手のひらよく見てて。]
そう言って手のひらを俺に向けてきた。
最初は何もおこらなかったのだが光の粒子が手のひらに集まり出し球体となった。そこから更にRPGでよく見る魔法陣に形を変えた。
ピンクさんは魔法陣が形成された手のひらを俺の頭にのせた。一瞬びりっときたがそのあとは眠気に襲われた。もう少しで寝るところで手のひらを離された。
ピンク[どうこんな感じ。これが私達女神の力の一つ。]とドヤ顔で言ってきた。
俺[なるほど疑ってすいませんでした。 あのーってことは昔の僕の記憶も読み取ったってことですよね]
ピンク[んーまあね。それがどうしたの?]
俺[実際記憶 読み取って僕のことをどう思いましたか?僕 いや俺は分かっているんですよ。自分が屑でどうしようもない人間だって。後悔しなかったんですか?僕みたいな人間を助けて]
彼女は少しの間考え込んでいた。そして真剣な表情で
ピンク[[まあ そうね。こんな時に慰めを言ったってなんの意味もないから本当のことを言うわね。はっきり言って君は屑人間ね。いろんな人を裏切り約束を破る悪人みたいな人間]
ああ、やっぱりそうか。そりゃそうだわな。詳しく話すことは出来ないが俺は過去にとんでもないことをやってしまった。話すことができるとするなら俺には虚言癖があるとの言うことだ。
虚言癖になった原因それは母だ。俺の母はかなり厳しい人だった。小学生の頃から勉強面でも他のことに関してもわーわー言ってくる人だった。
そして手を出されることもあった。ビンタぐらいなら誰にだってあるだろう。だがうちの場合それがエスカレートし、パーからグー つまりビンタではなく普通に殴ってくることが当たり前だった。
それ以外にも殺してやると言われと包丁を向けられたこともあった。
俺はそれが嫌で母に嘘の話をよくし機嫌をとっていた。
だがそれがバレ更に嘘に嘘を重ねるそんな人生だ。これ以外にもたくさんやらかしたことがあり、周りの人に多大な迷惑をかけてきた。
ピンクさんの言う通り俺は悪人みたいな人間だ。 やべめっちゃネガティブになる。
ピンク[でも君は悪人みたいな人間であって悪人ではない。]
ん?どういうことだ。