ピンク[え、ちょっと待ってください。予定より早めてほしいってどういうことですか?]
俺はその会話を聞きながら2杯目の紅茶を飲んでいたが心の中で不安を感じていたのでうまさは感じなかった。
ピンク[そんな、あれは厳重に保管されてたはずでは、犯人は分かっているんですか? ......そんな!彼女が それじゃあ脱獄したうえにあれを盗んだってことですか。 でもそれが彼と何の関係が え?危険ですよ。はい ....はい ....分かりました。 失礼します]
電話を終え彼女はこっちにむかいそして
ピンク[ごめん 予定が変わった。まだ質問があるみたいだけどそれは今度でもいいかしら?]
俺[ええ...まぁそれでも大丈夫です。]
ピンク[ありがとうね。じゃあ これからのことを話すわね。まず君にはお望みどおりポケモンの世界に行ってもらいます。場所はアローラ地方 そこでトレーナーとして活動するもよし、それ以外何かやりたいことがあればそれをするのもよし。
後 家も用意しておくわ。お金も一生遊んで暮らせるほどの額を用意しておくわ。]
俺[随分待遇がいいですね。何かあるんですか]
ピンク[ええ、ちょっとお願いがあるの]
そう言って彼女はタブレットらしき機械を操作して1枚の写真を俺に見せた。その写真には大きめの青いガラス玉が写っていた。
俺[あの。これなんですか?]
ピンク[これ自体に名前はないわ。神器の1つでね。この玉の持ち主は何でも思いどおりにすることができるの。世界を破壊することも 再構築することも可能なの。君にはこれの回収をお願いしたいの]
俺[お願いってまさかこれがポケモンの世界に?]
ピンク[ええ。情けない話なんだけど私達の世界で厳重に保管されていたこれが盗まれたのよ。仲間が調べてくれてその犯人がアローラ地方にいるってことがわかったのよ]
俺[分かりました。その頼み引き受けましょう]
ピンク[自分から頼んでおいて言いづらいんだけど本当にいいの?危険なのよ]
俺[まぁ昔の俺だったら断っていましたね。ですが今は違う。今度こそ後悔しない人生をおくるためにも貴方に協力しますよ。]
ピンク[本当に君は凄いね]
ピンクさんはキッチンの奥に向かい大きめのリュックサックとアタッシュケースを持ってきた。そしてリュックを俺には背負わせ、こんどはアタッシュケースの中身を見せた中にはモンスターボールが1つ入っていた。俺がモンスターボールを手に取った途端
ちょうど人が1人入れるぐらいの小さな穴が現れた。
ピンク[もう時間がないから簡単に言うわね。まず穴に入って外に出たらリュックについている左右の紐を同時に引っ張って。パラシュートになるわ。そしてモンスターボールには 君のパートナーポケモンが入っているわ あ!後それと、携帯も向こうの世界で使えるようにしておいたわ。電話帳を押せば何かあったらすぐ連絡して]
一方的に話されたため質問をするすきもなかった。それほど焦っているってことだろう。
俺[分かりました。あのひと言だけ言わせてください。短い間でしたが、お世話になりました。]
ピンク[お礼はいいから早く行って!]
俺[あ?え。ちょっと!ウワー]
俺はピンクさんに落とされ穴から落ちた。
そしてそれと同時に穴も消えた。
ピンク[ふぅーとりあえず第1段階クリアね。後は頼んだわよ。
タクヤ ありがとうね。少しの間だったけど私 楽しかったわ。
.....絶対無理はしないでね。何かあったら助けにいくから]
誰もいない空間で私はそう呟いていた。
一方その頃
俺は穴から出てパラシュートを開こうとしたのだが、
俺[ちくしょー紐だけ取れやがったー]
パラシュートは開かず俺は地面に激突した。
スタートから俺失敗しているな、