アローラ 第二の人生   作:カツ7

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第9話




スクール入学?

うーん。

 

俺はA4の封筒を前にして悩んでいた。

ポケモンスクールに通うかどうかについてだ。

 

元いた世界ではスクールライフを楽しむことができなかった。

正直今回もそんなオチな気がする。

 

だが通う、通わないを俺だけの意思で決めるわけにはいかない。

 

俺[なぁ、ケロマツ。お前ポケモンスクールに通いたいか?]

 

ケロマツは[ケロロ]て言って首を縦に振った。つまりはyesか。

 

俺[よしわかった。お前がそう言うんじゃ仕方ないな。]

俺は重い腰を上げ準備をした。

 

外出着に着替えスクールに向かった。ちなみに今の俺の服装は、紺と白のストライプの半袖シャツ、紺の半ズボン、白いコンバースだ。

やっとまともな服装が出来た。

 

スクールに着くとアロハシャツを着た、日焼けの老人が出迎えてくれた。

 

オーキド校長[アローラ!君が入学希望のタクヤ君だね。私はスクールの校長、オーキドだ。 よろしくナックラー!]

 

タクヤ[タクヤです。お忙しいところ、出迎えていただきありがとうございます。]

 

オーキド[かたい、かたいもっとフレンドリーにいこうではないか!]

 

俺[はぁ、分かりました。]

 

オーキド校長[それでは校内を軽く案内させてもらうぞ。レッツゴーリキー!]

 

ちょくちょく変なこと言うのやめてもらえませんかね。

 

校内を案内してもらったあと、校長室で封筒を渡した。

 

オーキド校長[ふむ、手続きはこれで完了じゃ。ところでタクヤ君。

今日はお姉さんはいらっしゃらないのかね?]

 

俺[へ。姉ですか?]

 

オーキド校長[近々、弟がスクールに入学手続きしに行くって電話をくれた人じゃよ]

 

ピンクさんのことだな。

 

俺[あー、姉はちょっと仕事の関係で遠くに行っていて、しばらく帰ってこないです。]

 

オーキド校長[そうか。仕事なら仕方ないのう。 さてタクヤ君。

この後はどうするかの。君の担任は今授業中だが このまま待つか?]

 

俺[あ。待ってます。]

 

オーキド校長[よしわかった。ちょっと待っててくれ]

そう言って校長は部屋から出て行った。

しばらくしたら、校長と一緒にこのあいだ見た、白衣の男性が一緒に入ってきた。

 

あれ、この人は確か.....ダメだ、名前が思い出せない。

 

オーキド校長[タクヤ君!大丈夫かい。顔が険しくなっとるが。]

 

俺[あ。すいません。考え事しちゃって。]

 

オーキド校長[そうか、では自己紹介を頼む]

 

ククイ[アローラ。タクヤ。俺は君の担任になる、ククイだ。俺は教師と同時にポケモンの技を研究する、博士でもあるんだ。分からないことがあったらなんでも聞いてくれ。]

 

あーそうだ思い出した。ククイ博士だ。でもなんで俺はわすれていたんだろ。

 

俺[よろしくお願いします。]

 

オーキド校長[ではククイ君。後は頼んだぞ。]オーキド校長はそう言ってまた部屋から出て行ってしまった。

 

ククイ[じゃあ、タクヤ教室を案内するから、ついてきてくれ。]

 

その後教室まで案内され、明日の授業内容をするか説明を受けていた時、廊下から走ってくる音が聞こえた。

 

ククイ[サトシ、どうした?]

 

サトシ[あー今日の宿題 教室に忘れてきちゃって。].

 

ククイ[ったく、忘れ物には気をつけるよういつも言ってるだろ]

 

と言ってククイ博士はサトシの頭を軽くコツンと叩いた。

がお互い笑っていた。

その笑顔が俺には眩しすぎて今すぐこの場を立ち去ることにした。

 

タクヤ[ククイ博士、他に用がなければ僕はこれで失礼します。]

 

ククイ博士[おう!時間取らせて悪かったな。 後明日教室の前に8時にきてくれ]

 

俺は[分かりました]と言って校舎を出た。外はもう夕暮れだった。

ケロマツをモンスターボールから出して小走りで家に向かった。

 

今夜もまたカップ麺か。

 

 

ククイ家

サトシ[うーん。]

 

ロトム[サトシーまだ宿題終わらないロトか。もうすぐ夕飯ロト!]

 

サトシ[ロトムわかってるよ! ねぇ博士ー]

 

ククイ[なんだサトシ。宿題なら教えないぞ。]

 

サトシ[違うよ。さっき博士と一緒にいた人って誰?]

 

ククイ[それは明日のお楽しみ!]

 

サトシ[ええー!]

 

明日俺の可愛い生徒が1人増える。そう思うと俺はニヤニヤが止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

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