俺と問題児が異世界からやって来るそうです   作:のあの

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黒うさぎ現る

俺達は苛立たしげに言う。

 

「で、呼び出されたはいいけどなんで誰もいねんだよ。この状況だと招待状に書かれていた箱庭とか言うものの説明をする人間とかが現れるんじゃねーのか?」

「そうね。なんの説明のないままでは動きようがないもの」

「………この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」

(全くです!)

 

黒うさぎはこっそりツッコミを入れた。

もっとパニックになってくれれば飛びやすいのだが、場が落ち着き過ぎているので出るタイミングを計れないのだ。

 

(にしてもさっきからあの茶髪の人は地面に手を置いて目をつむりながら何をしてるのでしょう?)

 

黒うさぎは不思議過ぎてきにっていた。

そこで十六夜も将輝の行動を気になったのか本人聞いてみた。

 

「大和お前さっきから何してんだ?」

「少し地球の土とはちぎうから気になっただけだ」

 

本当は違う

この土からは、生命エネルギーが感じすぎているから気になっただけだが十六夜達に言っても意味が無いからだ

 

「そうか。ところでお前らもおかしいと思わないか?」

「ここに召喚しといて説明をする人間すらも現れないことか?」

 

あくびをしながら答える祐

 

「ならそこに隠れている奴に話でも聞くか?」

 

物陰に隠れていた黒ウサギは心臓を掴まれたように飛び跳ねた。

 

「お前も気づいてたのか?」

「なんだ、貴方達も気づいてたの?」

「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?そっちの二人も気づいてたんだろ?」

「風上に立たれたら嫌でもわかる。」

「気配がビンビンに感じるぜ!」

「俺は見えてる(未来)からな」

「…………へぇ、お前ら面白いなぁ。特に大和」

 

軽薄そうに笑う十六夜の目は笑っていない。五人は理不尽な招集を受けた腹いせに殺気を籠もった冷ややかな視線を黒ウサギにむける。黒ウサギは凄く怯んでいる。

何故なら将輝と祐の殺気は人を何百人殺せそうな勢いだからだ。

 

「や、やだな御五人様。そんな狼や阿修羅や魔王みたいな怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?」

「面倒さいなぁ要件を先に言え」

 

将輝は苛立ち始めた

 

「なら話をきいていただけます?」

「断る」 「却下」 「断りします」 「無理」 「ゴメンコウムル」

「あっは、取り付くしまもないですね♪」

 

バンザーイ、と降参のポーズを取る黒ウサギ。

しかしその目は冷静に五人を値踏みしていた。

 

(肝っ玉は及第点。この状況でNOと言える勝ち気はかいです。まあ、扱いにくいのは難点ですけども、それとさっき要件を言えって言ったのに聞く気ないとか悪魔ですよ!)

 

そう考えてると

春日部耀が不思議そうに黒ウサギの隣に立ち、黒ウサギの耳を根っこから鷲掴み、

 

「えい」

「フギャ!」

 

力いっぱい引っ張った。

 

「ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を抜きにかかるとは、どういう了見ですか!?」

「好奇心の偽せる業」

「自由にも程があります!」

「へえ?このウサ耳って本物なのか? 」

 

今度は十六夜が右から掴んで引っ張る。

 

「……………。じゃあ私も」

「ちょ、ちょっと待――――!」

そのあと将輝や祐までもが引っ張って笑っていた。

 




将輝「いやー黒ウサギの耳本物だったんだな(棒読み)」
祐「なに堂々嘘ついてんねバシッΣヾ(>ω<=)」
将輝「ばれたぁ?(笑)」
十六夜「そんな棒読みなら誰だって気づくだろ(笑)」
将輝「酷いなぁ〜」
飛鳥「酷くないわ」
将輝「お嬢様、冷たすぎでしょ!」
飛鳥「あらいつのまにか十六夜君と同じ呼び方になってるわよ」
将輝「そんなバカな!?」
耀「ゆってる」
将輝「耀までもが!?」
十六夜「それでは次回も」
将輝「えっ?無視かよ?!」
耀祐飛鳥「「「お楽しみに!」」」
将輝「おいごラーーー!」
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