第二十六話
向こうの世界は修学旅行が終わったので
帰ってこっちに来ました
日曜
ルブランに全員集合しましたとさ
杏「皆、集まった?」
竜司「おう」
杏「忘れ物は?」
蓮「ない」
杏「双葉は行ける?」
双葉「行ける!」
杏「出発!」
自宅
母さん「いらっしゃ~い」
杏「今日はありがとうございます」
母さん「こんな人数のごはん作るのって久しぶりだから腕が鳴るわ」
優斗「それなりに頼む。俺の部屋行くか?」
自室
杏「思ったより、広い」
双葉「いきなり来るのは、ちょっとヤバかったかも」
蓮「大丈夫か?」
双葉「一泊二日だし、いつでも帰れるから大丈夫・・・多分」
竜司「多分!?」
優斗「とりあえず、試したいことがある、蓮にはもうやったが」
杏「やりたいこと?」
優斗「手、貸してくれ」
双葉「手?いいぞ」
手を貸してくれた
優斗「よし、ネクロノミコン」
ネクロノミコン「なんだ?」
双葉「え?」
竜司「俺らも出せるのか!?」
優斗「手」
竜司「おう」
優斗「杏も」
杏「え?あ、うん」
優斗「キャプテンキッド、カルメン」
キャプテンキッド「呼んだか?」
カルメン「ここはどこ?」
竜司「おお~う!!」
杏「出た!」
アルセーヌも出しましたよ
みんなのペルソナ同士で自己紹介したり
自分のペルソナと話したりしましたわ
ご飯も食べて
風呂も入った
後はもちろん
優斗「怖い話だろ」
竜司「いきなりどうした?」
優斗「怖い話しようぜ」
杏「いいね!面白そう」
優斗「意味が分かると怖い話でもするか」
モルガナ「俺、そういうの苦手なんだが」
竜司「なんだ?怖いのか?」
モルガナ「こ、怖い訳ねぇだろ!いいぜ!聞いてやる」
優斗「よしまずは、これだな」
飛ばしても構いません
小学校に入る前の娘と遊園地に行った。入り口には看板が貼ってあって、楽しんでねと書かれていた。まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板を見ていて微笑ましかったジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、しかしどうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない。俺はせっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ、というとやたら暗い顔になる。まだ遊園地は早かったのかもしれない。仕方ないから帰ることにした。そして娘はその日自殺した。俺は今でも自分を許せない
竜司「自殺したのかよ」
モルガナ「十分怖いんだが」
優斗「確かに話自体が怖かったかもな」
双葉「わたし、分かった」
優斗「さすがだけど、まだいうなよ」
蓮「う~ん、なんだ?」
優斗「ヒントいるか?」
竜司「頼む」
優斗「娘はまだ字が読めるようになっただけだ」
杏「あ、わかった」
蓮「俺も」
竜司「嘘だろ!?もう一個、もう一個頼む」
優斗「漢字は読めるのか?」
竜司「そういうことか!」
正解は楽しんでねを
楽が読めなくて
しんでねだけ読んだから
自殺してしまったでした
その後四個ぐらいして
寝た
夢
神様「起きなさい」
優斗「なんだテメェ」
神様「わしの扱い酷くない?」
優斗「そっか?」
神様「こんな人数連れてこようとして、制服買ったり、戸籍作ったり、家買ったり、入学したりするの結構大変なんじゃぞ」
優斗「家?」
神様「この人数で男と女が同じ家は駄目じゃろ。だからお隣さんのとこ買っておいたから、そこ分かれて使って、鍵はリビングに置いておくから」
優斗「あざっす」
もっかい寝た
ネタどうする?
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増やせ
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今のまま
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むしろ多い