学校・屋上
竜司「なんでペルソナで鎧が作れんだ?」
優斗「俺が聞きたい」
モルガナ「じゃああの変身は何なんだ?」
優菜「超サイヤ人4」
蓮「じゃあなんであの時星が光ったんだ?」
優菜「それは分からねえ、そもそもあの星自体よく分からねえ」
優斗「あの時思った事がまんま出来たけど、なんか関係あんのかな?」
杏「願いが叶うとか言ってたよね」
蓮「・・・大体わかった」
杏「そういえば、喜多川くんから返事きたよ。今日の放課後、来て欲しいって」
竜司「そりゃ願ったりだ。最速で予定に入れやがったな、アイツ」
杏「パレスで見たこと、ホントかどうか喜多川くんに確認しないと・・・」
優菜「そういや、双葉もいるから今日で終わりかもな。屋上に集まるのも」
竜司「そうだな、名残惜しいってわけじゃないんだが・・・どこで集まんだよ」
優菜「渋谷の連絡通路でよくね?」
蓮「楽だな」
杏「そういう問題?」
優斗「双葉といても後輩とか言えばいいからな」
ガチャと入口の扉が開き中から生徒会長の真が出てきた
杏「あ・・・」
真「ここ、進入禁止のはずだよ?」
竜司「・・・話、終わったらすぐ出るって。つか、会長さんが何の用っスか?」
真「問題児君に、噂の彼女、普通の転校生に中間試験学年一位・・・それに訳ありの転校生。変わった取り合わせだなって思って・・・特に転校生の貴方と学年一位の貴方は何でこの三人と一緒にいるのかなって」
杏「・・・・っ!感じワル・・・」
真「ところで・・・鴨志田先生と、いろいろあったみたいだけど?」
蓮「それになりにはな」
杏「この学校にいれば、嫌でも鴨志田先生と接点あるでしょ」
真「ふうん・・・前歴のこと、鴨志田先生が広めたらしいわね。バレー部員を使って、憎くない?鴨志田先生の事」
蓮「別にどうということはない、いずれ分かった事だろうしな」
竜司「さっきからなんなんスか?つか、こいつすげえ人間出来てるんで」
真「気を悪くしないで、鴨志田先生の件で動揺してる生徒も多いの。予告状みたいな妙な張り紙の噂も中々消えないし」
杏「以外、新島先輩って、あんなセンスない張り紙のこと気にしてんだ」
竜司「センスねえことはねえと思うけど・・・」
優菜「絵、以外はな」
真「あら、あの張り紙を見た事あるの?」
優菜「ネットで広まりまくってますから」
真「ていうか、どうして貴方さっきから男口調なの?」
竜司「つか、もうよくねえっスか?話しかけられてると出れねえし」
真「悪ふざけに付き合わされる身にもなってよ」
優菜「それで何もしてないのに疑われる私達の身にもなってよ」
真「なんですって?」
優菜「焦っても仕方ないと思うよ?そのうち分かる時が来るかもしれないし、それまでは頑張ってみたら?」
真「・・・・そうそう、ここね、例の事件もあったし閉鎖する事になったの。誰かさんたちが無断で入ってるって、そんな噂もあるしね・・・お邪魔してごめんなさい」
ガチャ
杏「何よアレ!」
モルガナ「・・・目つけられてるな、あのオンナ・・・なかなか頭がキレそうだ。用心しろよ」
竜司「マジでムカつく!」
優菜「どっちにしろ、ここも潮時だったからな。ちょうどいいだろ」
モルガナ「それじゃあそろそろ行くぞ」
優菜「そういや俺一位とったんだから成績落とすなよ!?」
優斗「俺の学力で出来るわけないだろ!?」
優菜「だったらみっちり教えてやる」
優斗「チッ・・・」
渋谷・連絡通路
竜司「いよいよ、デカい仕事だな。班目の尻尾、掴んでやろうぜ」
杏「ていうか喜多川くんってさ、明らかに班目の事庇ってるよね?一緒に住んでるんなら、班目の本性、知っててもおかしくないのに」
優菜「う~ん・・・弱みじゃなそうなんだよな・・・」
竜司「まあ、様子はおかしいよな。つか、これからそれを調べんだろ?大丈夫なのか?モデル」
杏「まあ一応、準備してたけど」
竜司「準備?・・・どっか変わってる?」
蓮「いつも通り」
優菜「いつも通り」
優斗「(ここは乗っておこう)いつも通り」
竜司「でもなんか、いつもよりメーク濃い気が・・・」
杏「いつも通り」
竜司「そ、そうか。まあ・・・行こうぜ、喜多川から話聞かねえと・・・」
杏「モデル引き受けたら、喜多川くん、かなり喜んでくれた。絵を描いてもらって場が和んできたら、班目の話を出す感じで行こう?」
優菜「周りからどんどん行かねえと一発で追い出されるぞ」
竜司「それじゃあいくか!」
あばら家に行く途中で
お婆さん「誰かー!ひったくりよ!!誰か捕まえて!!!」
竜司「なんだ!?」
ひったくり犯「どけ!!」
こっちに向かってナイフを右手に持ちながら走ってくる
左手にはお婆さんの物と思わしきバッグを持って
優菜「任せろ」
蓮「大丈夫か?」
優菜「今さらこんな奴にやられはしない」
ひったくり犯「どかないなら刺すぞ!!」
優菜「やってみな」
俺もバッグを置く
顔に向かってナイフを刺そうとしてくる
左手の親指と人差し指でナイフを止めて
ドカッ
腹パン
ひったくり犯「グハッ・・・!」
ドサッ
バッグを落とす
優菜「終わりと」
竜司「うわー・・・手慣れてるぞ、あれは」
優斗「何でか分からんがアイツ昔から色々巻き込まれてたからな」
杏「それなんかの呪いじゃないよね?」
お婆さんにバッグを返す
お婆さん「ありがとうねえ、あなた強いのね」
優菜「まあ日ごろから鍛えたりしてますから・・・コイツはお縄だな」
プルルルル・・・プルルル・・ガチャ
110番「こちら110番です。事件ですか?事故ですか?」
優菜「事件です。場所は◯◯区△丁目の▢番の辺りで、ひったくりです。犯人は気絶してるんで、気絶してる間に来てくれると助かるんですけど」
110番「すぐに向かわせます」
その後こいつはお縄になって
あばら家へ
祐介「高巻さんだけだと思ってたんだがな」
杏「二人だけだと・・・緊張しない?」
竜司「監視だよ、お前が変なことしねえようにな」
祐介「妙な勘探りはやめてくれ、彼女に異性としての興味は一切ない」
杏「えっ?」
優菜「お前それ・・・男としても最低だぞ?」
祐介「何か問題でも?」
杏「・・・ううん、別に」
ちょっとふてくされてるな
祐介「よし、じゃあ始めよう」
・・・
その後は熱中して聞く耳持たなかった
というかモルガナいつ消えた?
数時間後
聞いたら
『自分は先生の作品だ』
『俺は着想を譲った、だから盗作とは言わない』
『先生は今、スランプなんだ』
『弟子が師匠を・・・助けて何が悪い!?』
『被害者など、どこにもいない!身勝手な正義を押し付けるな!』
それを聞いて俺は「やらない善よりやる偽善」ってコメントを、ある動画で見たのを思い出したぜ
『二度と来るな・・・次は迷惑行為で訴えてやる』
その後『完璧な裸婦画を完成させてみせる!』と暴露されて、出てきたんだが
カメラをさげた女性「ちょっと君達、話いいかな?」
竜司「ん?」
カメラをさげた女性「見たとこ君等、ただの押し掛けファンって雰囲気じゃないよね」
杏「あの・・・?」
カメラをさげた女性「あ、ごめんごめん。実は、班目の門下生と知り合いの人間を探してんの。昔、盗難にあったっていう、『サユリ』って絵があるんだけどね。当初の門下生が、班目の虐待の腹いせに盗んで出てった・・・って噂を掴んだワケ。何か・・・聞いたことない?」
優斗「知らないっすね」
カメラをさげた女性「そっか・・・被害者がいて、初めて事件になる。虐待がないとなれば・・・書きようもないか・・・一旦出直すかな・・・時間取らせて悪かったね」
蓮に近付く
カメラをさげた女性「アタシ、記者やってんの。何かネタあったら、ここに連絡くれる?」
名刺を渡して帰って行った
竜司「・・・今日は解散すっか」
その夜
SNS
竜司「班目の事でヤバいことわかった。盗作を断れなくて自殺した弟子もいるんだと」
蓮「本当か?」
杏「記者の人も班目のこと調べてたよね」
優菜「ありえねえ情報じゃねえだろ」
竜司「死人だぜ?公になってないって事は圧力かけたんだ、きっと」
杏「喜多川くん、何か知らないのかな?」
優斗「協力してくれたら助かるんだけどな」
竜司「それは無理じゃね?今日のこともあるし、むしろ警戒されてただろ」
優菜「杏ならいけるだろ」
蓮「それは切り札だ」
杏「できればその切り札は使いたくない」
竜司「つか、明日集まろうぜ。初の新アジトだし」
杏「渋谷の通路のとこだよね?わかった、また明日ね」
渋谷駅
優斗「昨日はすっかりしごかれた・・・」
優菜「成績落としたら超サイヤ人4+ブルーでタイキックだからな?」
優斗「骨盤が複雑骨折するからやめてくれ」
優菜「いや、多分複雑骨折って言うより腰だけぶっ飛びそうだな」
優斗「・・・嘘だよな?」
にしても周りはスマホスマホスマホって・・・
学生「よっしゃ!SSR!!」
ドンッ
かすみ「きゃっ!」
学生「あっ・・」
サラリーマン「危ない!」
OL「電車がすぐそこまで!!」
仕方ねえ
コオオオオ
ズームパンチでリーチを伸ばして
ガシッ
一気に引っ張る
ドサッ
優菜「大丈夫か?」
ざわざわ・・
かすみ「はい、ありがとうございます」
学生「すみません!俺のせいで・・・」
優菜「こういう場所ではスマホはあんまりすんなよ」
優斗「それじゃあそろそろ行くか、あんまり目立ってたら面倒だ」
少し注目されたが普通に駅着いた
優斗「なあ」
優菜「どうした?」
優斗「お前一回お祓いしてもらったらどうだ?」
優菜「なんでだ?」
優斗「お前あんなん巻き込まれすぎだろ、絶対呪われてるって」
優菜「そもそもこんな小説の主人公やってる時点で呪いだよ」
優斗「それもそうか」
放課後・HR直後
川上「あ、優菜さん」
優菜「?どうしました?」
川上「今日今から時間ある?」
優菜「あー、ちょっとどうしても外せない用事がありまして」
川上「だったら明日の朝、少し早めに来れる?」
優菜「それなら大丈夫です」
川上「じゃあ明日の朝、話があるから」
優菜「?分かりました」
そして渋谷
双葉は連れてきた
そして蓮が来て
竜司「よお」
杏「私らもこれからアジトに行くとこ。!あのひとって・・・?」
スーツ姿の男「君・・・」
モルガナ「中野原だ。三島から連絡を受けて、今日渋谷で会う事になってたんだよ」
竜司「マジ・・・?」
双葉「先に連絡しろ、モナ」
モルガナ「ワガハイじゃなくて、蓮に言ってくれ!」
優菜「黙れ」
中野原「・・・中野原です。怪盗お願いチャンネル書き込まれた、中野原夏彦」
杏「なんか、優しそうな感じだね。ストーカーしてた印象ないよ。多分、改心うまくいったんだね」
中野原「管理者から、連絡もらってる。猫を連れた、秀尽の制服を探せって・・・」
優斗「それで?何の用ですか・・・?」
中野原「聞いてると思うけど、怪盗団に改心して欲しいヤツがいる・・・斑目って画家だ」
皆「!!」
竜司「おいおい、キタんじゃね?弟子が師匠のヒミツを告白とかぁ?」
杏「そういえば、あの人のシャドウも、マダラメのこと言ってたよね」
中野原「私は班目の・・・元弟子なんだ。住み込みで、絵の事ばかり考えていた。本気で画家になりたいって思ってた・・・少し上に、兄弟子がいてね。とても才能のある人だった。当然、班目に目を付けられたよ。作品はみんな、班目のモノにされた。まあ・・・兄弟子に限らずの話なんだがね・・・」
優菜「・・・弟子全員から・・・っつーことか?」
中野原「ああ・・・」
双葉「盗作のウラとれたな」
中野原「その兄弟子ね・・・自殺したんだよ」
杏「自殺・・・」
中野原「班目が自分作品で評価されているのを、よっぽど耐えられなかったんだろうさ・・・流石に恐くなって、私は班目の反対を押し切ってアトリエを出た・・・けど、方々に圧力をかけられて、私は、絵の道を断たれていまった・・・心機一転で絵とは別の道を、区役所に勤めたけど・・・ダメだった。絵の執着で、気持ちが歪んでしまってね。なんにでも執着するようになった・・・ついにはストーカーにまで・・・ハハ・・・・・・改めてお願いだ。班目を改心させてほしい。一人の男の命を・・・救うためにも」
優斗「今いる祐介の事か」
中野原「ああ、絵の才能があるばかりか、彼、身寄りがなくて班目に恩義がある」
竜司「喜多川、言いなりになるしかねえって事かよ!」
中野原「まだ班目の所にいた頃、その彼に聞いたことがあるんだ。班目と一緒にいて、辛くないのかいってね。そしたら彼、こう言ったよ。『逃げられるものなら逃げ出したい』ってね」
杏「喜多川くん・・・」
中野原「逃げだした私が言うのもなんだが、自殺した兄弟子の悲劇を繰り返したくない・・・!せめて前途ある若者だけでも、助けられないかと・・・斑目の改心・・・検討していただけるよう、どうか、よろしくお願いいたします」
蓮「みんないいか?」
優菜「ひとつ聞きたいことがある」
中野原「なんだい?」
優菜「私達とあった事諸々、誰にも言わないと約束できるか?」
中野原「勿論だ」
優菜「指名手配されて、情報提供で3000万貰えても?」
中野原「・・・承知の上だ」
優菜「・・・よし、ならあとは任せな」
去って行った
双葉「指名手配ってどういう事だ?」
優菜「クギを刺しただけだ」
モルガナ「マダラメの被害者から直接、頼まれたんだ。マダラメを改心させるのに、もう迷ってる暇はなさそうだ」
蓮「祐介を助けよう」
竜司「おうよ!班目は強い奴らを食いモンにする、正真正銘のクズだ!」
杏「自殺なんて・・・私の周りで、そんなことさせない!」
双葉「準備は出来てるけど、早速行くか?てか行こう、一刻も早く」
優菜「さっさとやろうぜ」
優斗「お灸をすえてやらねえとな」
モルガナ「じゃあ、全会一致ってことで、話の続きは新アジトでだ!」
新アジト、連絡橋へ
モルガナ「諸君、ようこそ新アジトへ!今回のターゲットはマダラメだ!見ただろ、あのパレス。前と同じなんてナメてたら痛い目見るぜ?」
双葉「私見てないんだが?」
優菜「入ったらわかる」
モルガナ「それに・・・杏殿の貞操がかかってる!!」
杏「はあ!?」
モルガナ「やることはカモシダやフタバの時と同じだ。まずはパレスで潜入ルートを確保。その上で『心を頂く』予告。オタカラを『実体化』させて、いただく」
竜司「はいはーい、質問!班目って、俺らの事知らねえじゃん?何で警戒されてたわけ?」
優菜「誰も信用してないからだ」
モルガナ「ああ、知らない相手は全員敵扱いなのさ」
杏「でも、悪い噂が広まってるって知って、イライラしてるだけなのかも・・・」
優菜「少なくとも、班目が悪い奴なのは確定だ」
モルガナ「なんにせよ、ワガハイ達は、いい子ちゃんでいっとこうぜ。無駄に警戒度を上げたら、お宝を盗りづらくなる」
杏「今回は喜多川くんにも気をつけないとね。見られた事は、すぐ班目にも伝わるだろうし」
モルガナ「その通りだぜ!」
杏「てか班目のオタカラって、見た目どんなの?また王冠?それとも自分自身?」
優菜「オタカラは主が歪みの源をどう思ってるかによって変わるはずだ」
モルガナ「モノを見れば、ワガハイの直感で確実に分かる」
竜司「ああ、変なテンションになるからな、お前」
双葉「今回の期限は個展の終了でOKか?」
優菜「OKだ」
杏「ってことは・・・六月五日だ」
モルガナ「今回も『予告状』を出した後で『決行』だ。だから戻って、『六月二日』には潜入ルートを確定しないとな」
杏「いい?絶っっっっっ対に、失敗できないんだからね?」
蓮「よし、行こう」
班目パレスへ
モナ「分かってると思うが、まずは潜入ルートの確保だ」
スカル「その後で、予告状だろ?分かってるって、気を引き締めて行こうぜ!」
そしてみんなにペルソナやってほしいからギミックはカットして・・・
あ~、そうそう言い忘れてた
なんか最初のギミック?というか赤外線が変わってて通れなくなってたからモナがジョーカーにワイヤーを渡してそれで飛び越えた
後、何か変なイシがあったぜ
え?もっと詳しく?原作プレイしたらわかる事だし書く意味ないね
ここら辺は全く知らないからちょっと焦った
パンサー「だいぶ進んだね」
ナビ「全体で言ったら、そろそろ半分ぐらいか?」
スカル「まだ半分かよ・・・」
トゥルース「そろそろ、障害があってもおかしくないな」
ジョーカー「ん?なんだ、あのデカい襖は?」
右方向を見ると何個もの襖が道を閉ざしていた
ナビ「左の道の奥にある部屋は、セーフルームっぽいな」
フォルス「通らなきゃダメか」
モナ「慎重に行けよ」
触ろうとすると、バババッと襖が開いて行った
ジョーカー「・・・ただの演出?」
ナビ「・・・シャドウに気づかれたわけでもないし・・・確実に演出だな」
スカル「ていうか、開きすぎだろ」
奥に行くと少し広い道に出たが赤外線の柵が何重にもあり、しかもその奥にはさっきの襖よりも大きな襖があったまあそのまた奥に建物があるんだが
そして手前の右側には立札が立てられていた
スカル「げっ、何だこりゃ!」
パンサー「これ、例の赤外線だよね?こんなの超えられないじゃん・・・」
モナ「だがこれだけ厳重って事は、守りたいものがこの先にあるって証拠だ」
トゥルース「赤外線は超えられなくはない、ただあの襖の先に道があるなら襖を開けないとダメだろう」
パンサー「待って、立札になんか書いてある・・・『警備員各位。展示期間中、宝物殿への扉は、殿内の警備室のみで開閉が管理される・・・外からの開錠は不可能なため、各員とも注意されたし』・・・」
スカル「外から絶対に開かねーって事かよ!?どうすんだこれ・・・!」
モナ「待て・・・あの奥の扉・・・あの柄・・・どこかで見た様な・・・」
トゥルース「あるとしたら、あばら家じゃないか?班目のパレスだからな」
モナ「・・・そうか!あそこだ!あそこの襖と同じだ、間違いない!お前ら、一旦引き上げだ!」
スカル「はっ?なんでだよ!」
モナ「あれが現実のどこの扉の認知か、見当がついた。『別のやり方』で、こじ開けられるかも知れない!説明は後だ、とにかく戻るぞ!」
トゥルース「どっちにしろ、これ以上進めないからな」
ジョーカー「分かった」
そして今日の探索が終わった
竜司「どうやったらあの先に進めんだ?」
杏「さっき優菜があばら家のこと言ってたし、あばら家のどっかにあるの?」
モルガナ「その通りだぜ杏殿、前に来た時に偵察してたら二階の一番奥にあれと同じ襖の部屋があった。しかも不自然にゴツイ鍵がかかってた」
竜司「双葉の時と同じなら、そこが開けばいいのか?」
モルガナ「本人の目の前でな」
杏「でも開けるにはゴツイ鍵がいるんじゃないの?」
モルガナ「ワガハイにかかればヘアピン一本で楽勝さ。でも多少はかかる、流石にこじ開ける所からぜんぶ班目の前でこなすのは無理だ。ほんのちょっとの間、目を逸らしといてくれる人が・・・いたらなぁ・・・」
杏「・・・ん?」
竜司「あー・・・あーあー。つーかぁー、屋敷に入んのもー、どうやるかなー。無理に入ったら、今度こそ通報だしなぁー・・・」
杏「なに?」
竜司「やっぱ・・・ヌードしかなくね?」
杏「はあ!?」
竜司「奇遇だぜ、リュージ。同じこと考えてた」
杏「ふざけてんの!?」
モルガナ「班目の家に怪しまれずに入るには、それが一番の口実だ・・・杏殿に、一芝居うってもらいたい」
優菜「杏、これは運命だ。大丈夫、大変な事にはならないから」
双葉「それフラグってヤツだ、リアルで初めて聞いたぞ」
優菜「いや、普通に着込んで着込んで着込みまくって脱ぐ時間に時間かければ行けるだろ」
杏「でも、そのカギのかかってるとこ、私知らないよ?」
モルガナ「大丈夫、ワガハイも同行する」
杏「けど、実質私一人じゃん・・・最悪、バレた時どうすんの・・・?」
モルガナ「パレスに逃げ込む・・・とか?」
杏「それ・・・大丈夫なの!?解決になってる!?てか、自信無さげに言わないでよ!・・・ホントに私が・・・囮やるしかない・・・?」
蓮「任せても大丈夫か?」
杏「・・・それしかないんでしょ?分かった、やる」
双葉「我らの命運は、杏に託されたというワケだな!」
優菜「いざとなったらいつでも逃げていいからな」
杏「仕方ない仕方ない仕方ない仕方ない・・・」
優斗「・・・大丈夫だよな?」
竜司「頼んだぞ、モルガナ!ちゃっちゃと開けろよ?」
モルガナ「任せろ!」
杏「無理に脱がせようとしてきたら・・・あの家、ぶっ壊す・・・!てか、ここまでやってパレス開かなかったら暴れるからね!?」
竜司「どのみち、悪事の裏取りしようって流れだし、むだにはなんねーよ。よし、早速明日な」
杏「明日!?」
竜司「早い方がいいに決まってんだろ?」
杏「え、でも・・・そう、喜多川くんが、いいって、いうかな?」
竜司「んなの『私明日じゃないと無理~』とか送っときゃいいだろ」
そして杏がため息をついたのち、解散した
夜、SNS
竜司「祐介と連絡ついたか?」
杏「明日、家に来てくれって」
竜司「食いついたか!」
優菜「さっきも言ったが、危ない時は、はよ逃げろよ。捕まって動けんくなったりしたら元も子もない件」
蓮「件?」
優菜「誤字った」
双葉「明日決行だよな?」
蓮「ああ、杏殿とワガハイがあばら家で、オマエラはパレスで待っててくれ。開けた後に装置を解除するためだ。byモルガナ」
優菜「解除したらさっさと逃げるからな」
蓮「それじゃあまた明日」
そして次の日
優菜「今日は朝から川上先生に呼ばれてるから先に行かせてもらうぞ」
優斗「おう」
スマホで天気予報を見る
優菜「今日は午後から雨か、傘を持って行かないとな」
お母さん「いってらっしゃーい」
優菜「行ってきまーす」
7時30分
優菜『さてと、まず職員室に行こう』
下靴を脱ぎ靴箱に入れ、上靴を出して履こうとするが
グリッと違和感があり、上靴を脱いで中を確認すると、針が90度曲がった画鋲が入っていた
優菜『なんだこれ、画鋲か?久しぶりだな。いじめかな?いやでも、俺嫌われるようなことしたっけ?』
女子「クスクス」
優菜『ん?」
声のした方向を見ると、女子がいて、そそくさと逃げて行った
優菜『あいつか、いじめはめんどくさいからな。一回〆るか』
川上「あれ?優菜さん?どうかした?」
優菜「あ、なんでもないです」
川上「?そう、なら話はもう通してるから生徒指導室に来て」
先生は三階の方に行った
優菜『とりあえず邪魔だから画鋲取ろう』
全部処分した後二階の生徒指導室へ
川上「座って」
椅子にテーブルを挟み先生と向かい合って座る
川上「聞きたい事っていうのは・・・見せた方が早いわね」
そう言ってスマホを取り出しあるサイトを見せる
優菜「秀尽学園裏サイト・・・どの学校にも裏サイトってあるんですね。というか先生裏サイトとか確認してるんですか?」
川上「今はそこは関係ないでしょ、聞きたいのはこれよ」
画面を見ると2016年5月16日や18日、つまり昨日の書き込みまであった
優菜「皆割と見てるんすね」
川上「一番大事なのは、これよ」
指差された書き込みを読む
2016年5月13日20:26:40
学校だるい名無し「今日転校してきた優菜って子、初日から優斗くんに色目使ってマジだるい」
学校めんどい名無し「マジそれな」
学校だるい名無し「絶対優斗くん迷惑してるって」
学校消えてほしい名無し「なら今度少し懲らしめない?」
学校めんどい名無し「どんなの?」
学校消えてほしい名無し「上靴に画鋲とか」
学校だるい名無し「でもそれバレたらヤバくない?」
学校消えてほしい名無し「だったら三人で少し考えない?」
学校めんどい名無し「だったら明日もこの時間ね」
学校だるい名無し「OK」
ここで13日の書き込みは終わってる
優菜『俺ってモテたの!?』
川上「貴方と優斗くんは同じ家に住んでるのよね?あなたが居候という形で」
優菜「はい」
川上「それで事情を知らずに、こんなことを言ってる人がいると」
優菜「そうですね」
川上「次の日も言ってたけど、昨日の書き込みが一番ひどかったわね」
2016年5月18日22:14:01
学校だるい名無し「結局どうすんの?」
学校めんどい名無し「原点回帰の上靴に画鋲はどう?」
学校消えてほしい名無し「もうそれでよくない?」
学校だるい名無し「もうそれでいいよ」
学校消えてほしい名無し「じゃあ誰がやるの?」
学校めんどい名無し「じゃあ私やるよ」
学校だるい名無し「OK、バレないでよ?」
学校めんどい名無し「分かってる」
とここで終わってる
川上「今日、貴方の上靴に画鋲を入れる。みたいな書き込みがあったんだけど・・・さっき上靴の中見てたけど、画鋲が入ってたの?」
優菜「・・・いや、ただの埃ですよ」
川上「・・・とりあえず、何かあったらすぐ言ってよ。問題になってからじゃ遅いんだから」
優菜「分かりました」
生徒指導室から出て教室に入ると
優菜「・・・マジかい」
黒板に「優菜は優斗と付き合っているにも関わらず五又している」と書かれていた
優菜「・・・それは蓮だろ。3以降は何又できるかだぞ、このゲームは。まあこの世界の蓮もそうとは限らんがな」
ついでに俺の机に「死ね」や「消えろ」や「見るだけで吐き気がする」などが書かれていた
筆跡的には三人ほどだ
とりあえず消す
ちなみに黒板は黒板消しで縦に消してから横に消すと綺麗になる
そして優斗や蓮たちが登校してk
クラスの女子「ねえねえ優菜ちゃんってさ、優斗くんのことどう思ってるの?」
・・・みんなは覚えているだろうか・・・前、分離する前だっただろうか。あの時に現実で一回優菜の姿になり、その時に偶々動画を撮られた上にネットに投稿された。しかもそれをクラスの女子に見られ、問い詰められたあの時の事を
あの時の女子である
優菜「な、何の話?」
そういえば名前を書いていなかったな
木幡美穂(きはたみほ)な
美穂「優菜ちゃんは、転校してきてからいっつも優斗くんと一緒にいるでしょ?」
優菜「あー・・・まあ居候してるしね」
美穂「え、そうなの!?」
優菜「理由は聞かないでめんどくさいから」
美穂「へー、そうだったんだ」
そして昼休み
キーンコーンカーンコーン
優菜『弁当食べる前に、トイレに行こうかな』
トイレの個室へ
すると誰かが二人ほど入ってきた
だるそうな女子「さっき優菜が入って行くのが見えたよ」(小声)
強い口調の女子「よし、用具入れにバケツあるから水入れて上から流すよ」(小声)
優菜『来たか、なら魔法で水の受け皿でも作って濡れるの回避しよう』
だるそうな女子「せーのっ!」(小声)
ザバーッ
強い口調の女子「逃げろっ!」
ダダダダッ
優菜『さてと、この水どうしようか・・・とりあえず出よう』
出て誰も居ないのを確認し水を捨てようとすると
ツルッ
優菜「え?」
ドテッと転ぶ
優菜「なんで通路がこんな水浸しに・・・って水のコントロールg」
ザパーン
優菜「・・・とりあえず優斗に代えの制服かなんか頼んで・・・」
スマホがつかない・・・壊れてしまっている
優菜「クロノス、スマホの時間戻して」
時間を戻して連絡した
優菜「保健室に行こう」
周りの視線が痛い・・・
保健室に行くと、丸喜先生がいた
丸喜「あれ?優菜さん?どうしたn・・・って何でずぶ濡れなの!?」
優菜「トイレの水浸しの所で盛大に転んだだけです」
丸喜「盛大に転んでもそんなに濡れないと思うけど・・・とりあえず保険の先生呼んでこようか?」
優菜「いや、保健室ならシャワーあるんじゃと思って来ただけなんで。着替えは友達に連絡済みだからもう少しで届くと思います」
ガラララ
優斗が手提げを持って入ってきた
優菜「あ、ちょうど来ましたね」
優斗「制服なんか何に使うんだ?・・・というか何でそんな濡れてんだ?」
優菜「説明は後」
丸喜「とりあえず・・・シャワーはここかな?」
シャワー室の前のカーテンを開けて中を見ながら言う
優菜「ですね。それじゃあ、先生は反対側の壁見ててください」
丸喜「ああ、うん。分かったよ」
優菜「優斗は手提げ置いて戻ってて」
優斗「ああ、早めに戻って来いよ」
優斗は教室に戻り優菜はシャワーを浴びる
丸喜「あれ?そういえばタオルはあるのかい?」
優菜「あ、無いですね」
丸喜「じゃあ少し探してみようか?どこかにあると思うし」
そしてシャワーが終わり出ると同時に
丸喜「これでいいかな?」
そう言いカーテンが開く
丸喜「ってうわぁ!ご、ごめん!!」
丸喜が目を手で隠す
優菜「いや、別にいいですけど」
丸喜「こ、これタオルだから!ホントにゴメン!」
タオルを渡し丸喜が外に出てカーテンを閉める
タオルで体の水を拭く
丸喜「・・・少し聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
優菜「大丈夫ですよ」
丸喜「身体にあるその無数の傷・・・それは一体何だい?」
優菜「・・・喧嘩とでも思ってください」
丸喜「全部治ってはいるけど後は残っているよね。相当な喧嘩だったんだね」
優菜「喧嘩というより死闘ですけどね」
丸喜「死闘!?」
優菜「まあその話はまた今度でいいですか」
丸喜「う、うん」
着替えも終わり
優菜「それじゃあ、また」
丸喜「話したいことがあったらいつでも来ていいからね」
優菜「はーい」
外に出て教室に戻る
優菜『さて、弁当を・・・無い?』
鞄の中を探るが弁当らしきものは手に当たらない
優菜『今度は弁当か・・・よし優斗の弁当を分けてもらおう。気は・・・屋上入口の扉の前?行ってみようか』
屋上への階段前
優斗「優菜?それならさっき保健室に行ったが」
竜司「そうか、サンキュー!」
竜司が降りてきた
竜司「早く教えてやらねえと」
優菜「誰に何を教えるって?」
竜司「うわっ!って優菜か・・・お前に言っとかないといけないことがあってな・・・」
優菜「・・・じゃあさっきのとこでいいだろ」
竜司「それもそうだな」
階段を上がる優斗が弁当を食べていた
優斗「どうかしたのか?」
優菜「竜司が俺に話があるってさ」
優斗「だから探してたのか」
竜司「あんまり人に見られたくない話だからな」
優菜「聞かれたくないじゃないか?」
優斗「席外した方がいいか」
竜司「いや、優斗も聞いたほうがいいかもしれねえ」
優斗「そうか」
竜司「さっきチラッとお前らの教室見たら、お前の席から弁当取って持ち出してるやつがいたんだよ」
優菜「どんなやつ?」
竜司「女子だが詳しいことは分からねえ、でも多分同じクラスのやつじゃないか?」
優斗「蓮とか杏はいなかったのか?」
竜司「確かいなかったと思うぜ」
優菜「まあ、それは俺がどうにかするから、お前らは今日の潜入のこと考えろ」
竜司「いや、そうだけどよお。気になってな。もしかしたらいじめかもって」
優斗「よしどこのどいつだ今すぐ占めてやる」(早口)
優菜「だから、自分でどうにかするし、無理そうだったら助けぐらい呼ぶ・・・・ところで優斗、弁当分けてくんね?」
優斗「いいぞ」
そして放課後
クラスの女子「優菜さん、ちょっとついて来て」
優菜「ん?いいよ。優斗達先行ってて」
蓮「分かった」
校舎裏へ
優菜「ここまで来て話す話って何?土砂降りの中話すの?」
クラスの女子「うん、ちょっと待ってて」
校舎の死角に入って行った
←←
ーーー↑
|↑
|
って感じで
優菜『さっきから、ついて来てるやつがいるな。一人・・・いや二人だな』
クラスの女子「優菜さん、ちょっと来て」
死角から声がする
優菜「・・・分かった」
死角を進むと
クラスの女子「死ねええええ!」
そういいナイフを振りかざしてきた
もちろんナイフが折れたら面倒なので後ろに飛ぶ
そして後ろにいた仲間に左腕と右腕を封じられる
ナイフの女子「そのまましっかり捕まえててよ」
左腕の女子「アンタが・・・悪いんだからね」
優菜「何もしてないんだけど」
右腕の女子「そんなわけないでしょ。ネタは上がってんのよ」
優菜「・・・まあいいや。どうせ殺す気はないんでしょ?それだって脅しだけだろうし・・・ていうかそれ本物じゃないでしょ、百均とかに売ってる刃が入るやつ。ついでに言うと、さっきも当てる気なかったでしょ」
ナイフの女子「もー!うるさいわね!!それじゃあホントに本物使うわよ!?」
優菜「いや、むしろ使いなさいよ、あるなら。画鋲の時点でもう戻れないでしょ」
ナイフの女子「分かったわよ!使えばいいんでしょ使えば!」
鞄から光沢のあるナイフを出してきた
左腕の女子「え!?それって大丈夫なの!?」
右腕の女子「傷害とか私ゴメンだからね!?」
優菜「雨の中刺せば、血の匂いやナイフの血、もし殺しても私の死亡時刻もずらせる・・・てかそれ銃刀法違反・・・って私が言える立場でもないな」
ナイフの女子「何か言った?」
優菜「いーや?何にも?」
ナイフの女子「条件を飲んだら今後一切いじめはやめてあげる」
優菜「条件って?」
ナイフの女子「今後一切優斗くんに干渉しない事よ」
優菜「それは必然的に無理だね」
ナイフの女子「は!?なんで?」
優菜「学校の班とかあるじゃん」
ナイフの女子「じゃ、じゃあ学校で絶対にやらないといけないこと以外はダメ!」
優菜「それも無理」
ナイフの女子「次は何!?」
優菜「だって優斗の家に居候してるから、いやでも夜会うよ」
ナイフの女子「嘘でしょ!?」
優菜「嘘じゃないよ」
右腕の女子「でも確かに、居候なら初日から一緒にいてもおかしくない・・・?」
ナイフの女子「ちょっと一回話し合おう。二人ともちょっと来て」
拘束がとかれ話し始めた
優菜『今のうちに逃げよう』
タッタッタッタ
連絡を取ると先にパレスに行ったらしい
なんでも優斗が「アイツは絶対OKだ」って言ったからだって
全会一致はどうした
班目パレス
フォルス「そろそろ来てもおかしくないんだが・・・」
トゥルース「来たぞー」
スカル「おお優菜!大丈夫だったか?」
トゥルース「ああ、一応な。まああれぐらいのいじめぐらい大丈夫だよ。前の世界に比べればね」
ナビ「い、いじめ!?」
トゥルース「気にしなくてもいい」
スカル「にしてもアイツら・・・ホントに大丈夫か?『演技で誘惑してみせる』とかだいぶハードル高ぇこと言ってたけどよ・・・開く気配、全然ねーぞ・・・もうすぐ班目が帰ってくんだよな?つかよ、鍵をモナが開けられたとして、班目に見せるって、難しくね?見せたとしても、フツーすぐ閉めんだろ。チャンスって一瞬しかなくね?」
ナビ「ざっと言っても、ソシャゲの闇ガチャぐらいじゃないか?第五〇格とか、最近はウイ〇レのIMとか。やったことはないがデレ〇テや荒野〇動とかスク〇ト、FGOもよく見かけるな」
トゥルース「ウ〇イレのIMって?俺それ知らねえ」
ナビ「最近出たらしいぞ。これでとうとう課金ゲーかってスレもあったぞ」
フォルス「・・・話を要約すると?」
トゥルース「絶望的」
スカル「それって、うまくいったら奇跡って事じゃねえか!」
フォルス「まあ信じる以外の道はないしな」
スカル「・・・そろそろだな」
・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
スカル「何も起きねえ・・・状況、どうなって・・・ん!?」
すると地面が揺れ、襖が開き赤外線が消えた
スカル「・・・来た!」
ジョーカー「行けたか」
フォルス「なら早めに行こう」
トゥルース「閉じる前にな」
スカル「そういやそうだったな!」
中に入ると門番のように入口にシャドウがいた
ナビ「動くそぶりもない。やるしかなさそうだ」
ジョーカー「行こう」
シャドウのそばまで行く
スカル「わりィな!そこ通してもらうぜ!!」
シャドウ「ぬっ!?なんだ!?お前達は!!そうか、その恰好・・・お前達が班目様に仇成す族かっ!」
そしてシャドウがヌエになる
ヌエ「セキリュティを突破してきたのかっ!?・・通してなるものかっ!マダラメ様のお膝元であるっ!」
スカル「お前らなんて眼中にねえんだよ!ここでヘマして杏にドヤされる方が、よっぽど怖いってのっ!」
トゥルース「ヌエの弱点は火炎だ!」
フォルス「イフリート、インフェルノ」
ゴオオオオオオ
ヌエ「ぬあああああ!!」
シュワアア
スカル「倒したな?また見つかったら面倒だ。さっさとセキリュティ切っちまおうぜ!」
左側の部屋で制御室を見つけ解除し、出てきた
すると赤外線を出していた機械がしまわれていった
スカル「うっし!完全にセキリュティ止まったっぽいな!とっとと戻ってパンサー達と合流しようぜ!あいつらも、上手く逃げてりゃいいけど・・・」
パンサー「いやああぁぁぁぁぁぁぁ!」
空から声が聞こえ、見上げると穴が開き杏と祐介、そしてモルガナが降ってきた
祐介が杏を受け止めながら着地
祐介「うぐっ・・・」
そしてモルガナが祐介の頭に直撃した
祐介「うがっ・・・」
モナ「あああ・・・いっってええええ!!!」
パンサー「死ぬかと思った・・・って、いつまでくっついてんの!」
祐介を押して祐介が倒れる
祐介「うごっ・・・」
パンサー「やば!変なとこ入っちゃった・・・?大丈夫?目を覚まして!」
ナビ「オーバーキルだな」
なんとか祐介が意識を持ち直した
祐介「なんだ、お前ら!?」
パンサー「待って、喜多川くん!私だって!」
祐介「高巻さん・・・?じゃあ、お前らは・・・その着ぐるみには見覚えが無いが」
モナ「着ぐるみ!?」
祐介「何なんだ、ここは・・・?」
パンサー「・・・心の中よ、班目の」
祐介が立ち上がる
祐介「先生の・・・『心の中』?高巻さん、悪いが・・・気は確かかい?」
スカル「嘘じゃねえ、これが奴の本音なんだよ。欲望まみれの・・・金の亡者ってこった」
祐介「でたらめを言うな!」
トゥルース「でたらめじゃない、それはお前が一番分かってるんじゃないか?一番近くにいたお前が」
祐介「それは・・・」
パンサー「信じたくないかも知れないけど、ここは班目が見ている『もう一つの現実』・・・斑目の本性なの」
祐介「こんな、おぞましい世界が・・・お前ら、いったい何なんだ?」
スカル「腐った悪党を改心させる集団・・・てとこか」
祐介「確かにお前らの言うことが本当なら、俺の知る先生など、何処にも・・・」
スカル「目ぇ覚ませって」
祐介「だが・・・それでも十年置いてもらった恩義だけは・・・消えない」
スカル「許すってのかよ!?このままじゃお前・・・!」
祐介が倒れこむ
祐介「う・・・うぅっ・・・」
パンサー「大丈夫?」
祐介「頭の理解に、気持ちがついていかない・・・」
モナ「悪いが、のんびりしてられないぜ!すんごい警戒されてる!さっさと、ズラかるぞ!」
祐介「ハァ、ハァ・・・」
ジョーカー「肩を貸そう」
祐介「・・・いや、結構だ」
立ち上がり道を戻っていく
モナ「急いでここから脱出するぞ!とはいえ、シロートを一人抱えちまった。戦闘はできる限り避けて行くぞ」
道の端々にある、モノを見て少しずつ祐介の顔が険しくなっていく
泉の像まで行くと出口に二体シャドウが現れる
モナ「出口は目の前だってのに!」
シャドウ斑「アーハッハッハッハ!!」
後ろから班目の声がし、振り返るとシャドウ二人を連れて殿様の恰好の班目が歩いてきた
パンサー「うわっ、この前の・・・」
シャドウ斑「ようこそ、班目画伯の美術館へ。いや、来館は二度目だったか?」
祐介「え・・・?先生・・・なのですか?その姿・・・
パンサー「サイテー」
祐介「嘘ですよね・・・?」
シャドウ斑「あんなみすぼらしい格好は『演出』だ。有名になっても、あばら家暮らし?別宅があるのだよ・・・オンナ名義だがな」
祐介「なぜ、盗まれたはずのサユリが保管庫に?本物があるのに、なぜたくさんの模写を!?聞かせてくれ・・・貴方が先生だというのなら!」
シャドウ斑「まだ気づかんのか、青二才め。『盗まれた』など、私が流したデマだ!全部、計算しつくされた『演出』なのだよ!」
祐介「どういう・・・ことだ!?」
シャドウ斑「たとえば、こんなのはどうだ?『本物が見つかったが、公に出来ない事情がある。特別価格で譲りたい』・・・ハハ!どうだ、この『特別感』!俗人共は、大枚はたいて食いついてくる!」
祐介「そんな・・・」
祐介が膝をつく
シャドウ斑「絵の価値など所詮は『思い込み』・・・ならばこれも正当な『経済効果』だ!まあ、ガキには想像できんだろうがな!」
スカル「さっきから金、金、金・・・どうりでこんな気持ちワリぃ、美術館ができるわけだぜ!」
パンサー「てか、あんた芸術家なんでしょ!?盗作とか恥ずかしくないわけ!?」
フォルス「そこんとこどうなんだよおい!」
シャドウ斑「黙れガキが!」
トゥルース「正論言われてロクな反論できないからそんな風にしか言えないんだろうが!wwwwこんな大人にはなりたくないねえwwwwm9(^Д^)プギャー」
ナビ「うわー・・・ネットによくいる奴だ」
シャドウ斑「ともかく!芸術など、ただの道具にすぎぬわ!カネと名声のためのな!お前にも稼がせてもらったぞ、祐介・・・」
スカル「ムカつくけどよ、あれがお前の師匠だ」
祐介「なら、貴方の才能を信じている者は・・・天才画家と信じてきた人々は・・・!」
シャドウ斑「・・・これだけは言っておいてやる、祐介。この世界でやっていきたいのならば、私に歯向かわぬことだ。私に異を挟まれて出世できると思うか?フハハハハ!」
祐介「こんな・・・こんな奴の世話に・・・なっていたとは・・・!」
シャドウ斑「ただの善意で引き取ったとでも思っておったのか?有能な弟子を集め、着想を吸い上げれば、才能ある目障りな新芽も摘み取れる・・・着想を頂くなら、大人よりも、言い返せん子供の将来を奪ったほうが楽だ」
祐介「なんてことを・・・」
シャドウ斑「家畜は毛皮も肉も剥ぎ取って殺すだろうが。同じだ、馬鹿者め!・・・喋り疲れたわい。そろそろ・・・」
祐介「・・・許せん」
シャドウ斑「ん?」
祐介「許すものか・・・お前が、誰だろうと!!」
シャドウ斑「長年飼ってやったのに、結局は仇で返すか・・・くそガキめ!者ども!族を始末しろ!」
パンサー「下がってて!」
祐介「面白い・・・」
パンサー「えっ?」
祐介「事実は小説より奇なり・・・か」
パンサー「喜多川くん!?」
祐介「そんなはずはないと・・・長い間、俺は自分の瞳を曇らせてきた・・・!人の真贋すら見抜けぬ節穴とは・・・まさに俺の眼だったか・・・!」
すると様子が変わり頭を抱えながらもだえる
祐介「う・・・ぐ・・・あぐっ・・・うあああっ・・・ア、アアアアッ!!」
祐介が倒れこみ、指先が地面と擦れ、皮が剝け、地面に血がにじんでいく
そして顔を上げると同時に狐の仮面が現れ立ち上がる
祐介「よかろう・・・」
仮面に手をかけ
祐介「来たれよ、ゴエモン!」
叫ぶと同時に仮面を剥ぎ取る
すると怪盗服になり祐介のペルソナ・ゴエモンが後ろに現れ歌舞伎のポーズをし、歌舞伎の様な音を立てながら現れ
祐介も歌舞伎のポーズをする
祐介「絶景かな・・・まがい物とて、こうも並べば壮観至極・・・悪の花は栄えども・・・醜悪、俗悪は滅びる定め・・・!」
モナ「こりゃあ、凄いぞ!」
シャドウ斑「ふん・・・いきがりおって!何も知らずに死んでゆくがいいわ!出合え!出合えー!」
祐介「貴様を親と慕った子供たち・・・将来を預けた弟子たち・・・一体何人踏みにじって来た・・・?いくつの夢を金で売った!?俺は貴様を・・・絶対に許さない!」
ジョーカー「お手並み拝見だな」
祐介「望むところだ!」
シャドウの姿が変わりイッポンダタラ一体、コッパテング四体になった
イッポンダタラ「頭が高いぞ、侵入者ども!」
祐介「勉強させてもらったよ、班目。真贋を見抜くには・・・ときに冷徹さが要ることを。心おきなく貴様を見定めさせてもらう!俺の・・・ゴエモンと共にっ!」
ナビ「こいつらの弱点は・・・全員氷結!」
トゥルース「ゴエモンは氷結が使えるぞ!」
祐介「蹴散らせ!ゴエモン!」
フォルス「弾に氷結魔法付与・・・くらえ!」
トゥルース「ミヅハノメ!ダイアモンドダスト」
ジョーカー「ジャックフロスト!」
パキイイイイイン
トゥルース「クロノス、ギガントマキア」
バリイイイン
敵を全員倒し、祐介がシャドウ班目に近付くが、疲労に負け膝を落とす
祐介「う・・・」
シャドウ斑「祐介、貴様はな、輝かしい未来をドブに捨てたんだ。貴様の絵描きへの道、あらゆる手を使って刈り取ってくれる・・・!」
祐介「班目ぇ・・・!!」
シャドウ斑「私に歯向かった事を、一生かけて悔いるがいい」
祐介「待て・・・ぇ!」
パンサー「喜多川くん!」
祐介が足を抑えながら言う
祐介「なんで動かないっ!」
パンサー「体力限界でしょ?無理されても足手まといだから!」
祐介「情けない・・・!」
トゥルース「そう思うなら今は休め、覚醒後にずっと動ける方が珍しい」
スカル「言うこと聞いとけって」
ひとまず入口の椅子に座らせる
双葉は蓮の後ろに隠れてる
トゥルース『流石に人見知りか』
パンサー「本当は、ずっと前から気づいてたんでしょ?」
祐介「俺は、そんなに朴念仁じゃないさ。数年前から妙な連中が出入りするようになったし盗作も、日常茶飯事だった。けどそんなの、認めたくないじゃないか。世話になった人が、そんな・・・!」
パンサー「どうして喜多川くんは、班目のとこを出て行かなかったの?」
祐介「『サユリ』を描いた人だし、それに、特別な恩義もある・・・」
スカル「育ててもらったからか?」
祐介「・・・俺には父がいない。母親が一人で育ててくれたらしいが、その母も、俺が三つの時に事故で死んだ。その時俺は、先生に拾われたんだ。母も生前、先生の世話になっていたらしい」
パンサー「らしい?」
祐介「母の事も、正直あまり覚えてない。だから先生を親と思って尽くしてきたつもりだったが・・・先生は変わってしまった・・・自分の原点である『サユリ』までも、あんな風に・・・!」
スカル「・・・色々、あったんだな」
祐介「お前達が盗作だのと言ってきた時・・・内心じゃ気づいていたんだ。だからこそ拒んでしまった・・・俺は逃げてたんだ・・・すまない」
ジョーカー「気にしなくていい」
祐介「・・・ああ。自分を誤魔化してきたことと向き合う、そのきっかけをくれて、感謝している」
スカル「真面目すぎんだよ、お前。そんなんだから行き詰まっちまうんだよ。俺なんかもっとテキトーだぜ?」
パンサー「ホントそう」
トゥルース「むしろテキトーすぎ」
ナビ「バカだもんな」
モナ「スカルの真似はオススメしないぜ」
スカル「皆否定しすぎ!」
ジョーカー「だが事実だ」
スカル「止めを刺すな・・・」
モナ「祐介はこれからどうするんだ?」
祐介「分からない・・・」
スカル「班目が変わっちまったもんは、もうしょうがねえ。けどよ・・・俺たちなら、心を変えられんだ。野郎の罪を、野郎自身に償わすことができる」
祐介「そういえば、『改心』がどうとか言ってたな」
スカル「聞いたことねえか?『心を盗む怪盗団』の噂・・・」
祐介「・・・!?まさか・・・!?」
フォルス「ところでさ、めっちゃ警戒されてるけどここにいて大丈夫k」
後ろからシャドウが湧いてきた
スカル「っと!やべえ!」
モナ「話は後だ!逃げるぞ!!」
祐介「・・・?俺、こんなもの着ていたか・・・?」」
スカル「今更かよ・・・」
ナビ「てか早く逃げるぞ~!」
パンサー「走って!」
トゥルース「魔法障壁展開!」
ドガッ
シャドウ「なっ!?」
トゥルース「よっしゃ今のうちだー!!」
パレスから逃げ出した
ひとまず話をまとめる為に渋谷のファミレスへ
双葉は祐介から一番遠い左奥、そして手前に蓮、杏
右奥から優斗、なぜか優斗の股の間に座ってる優菜、手前に竜司、祐介
ちなみにモルガナは蓮のカバンの中
優菜「何でこうなる」
優斗「席がないから」
皆は祐介に鴨志田や双葉のことを話して丁度終わったところだった
祐介「・・・なるほど。それで、その体育教師は心が入れ替わったと・・・『心を盗む怪盗』・・・実在したとはな」
蓮「信じられないか?」
祐介「いや信じるさ・・・あんな世界を見た後だ。今さら常識に遠慮する気も無い。それでお前達は班目先生・・・いや、斑目を『改心』させるつもりって事か・・・・俺も加えてくれ、怪盗団に」
皆「!!」
祐介「もっと早く現実を見ていれば、こうはならなかったのかも知れない・・・画家としての未来を奪われた多くの門下生のためにも、俺が終わらせなければ。それが・・・曲がりなりにも親だった男への、せめてもの礼儀だ」
杏「・・・礼儀、か」
竜司「いいんじゃねえの。どうせ班目やんだしよ」
優菜「俺はいいと思うが」
優斗「異論はない」
モルガナ「じゃあ取引成立だな!」
杏「怪盗団の仲間が増えたね。よろしく、祐介!」
竜司「足、引っ張んなよ?」
祐介「善処しよう」
蓮「裸婦画は諦めろ」
祐介「あれはつまり、作戦だったわけか?・・・大胆だな、高巻さんは」
杏「私じゃないし!こいつらよ!」
竜司「仕方ねえだろ!祐介がヌードヌード言うからだよ!」
祐介「俺は諦めてないぞ」
優菜「いや諦めろ」
優斗「アレは言わなくていいのか?」
優菜「あーっと、祐介、スマホの中に眼のアイコンのアプリはあるか?」
祐介「アプリ?」
スマホを取り出し画面を見る
祐介「これの事か?こんなものをダウンロードした覚えはないんだが」
優菜「そ。これ使えばパレス行けるから、まあ一人で行くのは禁止な」
双葉「全会一致、だからな」
祐介「わかった」
杏「って、そういえば・・・現実の班目、どうなったかな。私と祐介、相当ヤバい状況だったけど・・・」
祐介「それなら、ここへ来る前に連絡を取った。俺は、高巻さん追いかけていたことになってる。それと、君らの説明通り、シャドウとの事は、本人は知らないようだ」
杏「あいつ・・・何て?」
祐介「女子高生一人捕まえられないのかと、警備会社に愚痴っていたよ。でも、怒りが収まらないようで、『全員告訴してやる』と言っていた」
優菜「いつものやつか・・・まあ、その前に改心させればいいだけだ」
祐介「動くとしても個展を終えてからだろう。期間中に醜聞が立つのは向こうが損だ」
杏「ヌードの件が済んだと思ったらこれか・・・!」
優菜「まあいつ行くかは、蓮に任せる」
蓮「分かった」
モルガナ「それじゃあ、いつでもいける様に準備しとけよ」
祐介「ところで、これはなんだ?」
竜司「あ?猫だけど」
祐介「喋ってるが?」
モルガナ「文句あるのか!?」
祐介「いや、そうじゃないが・・・」
竜司「なんで?」
杏「ちょっと人とテンポ違うよね」
モルガナ「このワガハイの描こうってのか?ちゃんと素材の良さを引き出せよ?」
祐介「ふむ・・・」
モルガナの方に祐介が手を伸ばす
モルガナ「気安く触んじゃ・・・」
モルガナの手前にあったボタンを押す
ピンポーンピンポーン・・・
祐介「『黒あんみつ』を注文しようと思ってな」
竜司「『黒猫』から連想したなコイツ・・・」
祐介「ああっ・・・!金を持ってきていなかった」
杏「やっぱ、この人へん・・・」
優菜「そのぐらいならオレが払ってやる」
祐介「かたじけない」
優斗「じゃあ俺もなんか頼もうかな」
優菜「お前は自分で払え」
みんなと別れ渋谷駅
優菜「ちょっとトイレ行ってくる。先帰ってて」
優斗「電車来るけどいいのか?」
優菜「乗れなかったら、足で帰る」
優斗「じゃあ母さんには言っとけばいいんだな?」
優菜「ああ」
分かれてトイレに行き
10分ほどして出ると
ナイフの女子「あーっ!」
この瞬間、俺はパレスに行く前に会ったナイフの女子の声であると瞬時に理解し声が聞こえた方向と逆方向を向き逃げ出そうとする
この間0.4秒である
だがガシッっと掴まれる
ナイフの女子「あんた優菜でしょ?よくも逃げてくれたわね」
優菜「いえ、人違いだと思いますが」(裏声)
ナイフの女子「いや絶対優菜でしょ!?一緒に来て!」
グイッと引っ張られるが全く動かない
ナイフの女子「え?重・・・っ」
優菜「・・・分かった、付いてくよ。その代わりさっさと終わらそ」
ナイフの女子「じゃあついて来て」
近くの廃工場
優菜「こんなとこがまだ残ってたのか。で?また殺そうとするの?」
ナイフの女子「今度は助っ人を読んでおいたわ。もう謝っても許さないからね」
優菜「助っ人ね・・・ミイラ取りがミイラにならない事だな」
ナイフの女子「それどういう意味よ」
ヤンキー「おい、幸!いじめられたって本当か!?」
後ろからヤンキーが来ていた
優菜「え?」
幸「そうなのよ、お兄ちゃん!」
ナイフの女子は出石美幸(いずいしみゆき)というのだが・・・ちょっと待て
優菜「お兄ちゃん!?このヤンキーが!?」
幸「輝お兄ちゃん!早くコイツやっつけて!」
輝「うちの妹を傷つけた罪は重えぞ・・・!!」
優菜「一回落ち着けシスコン」
輝「誰がシスコンだ!!」
幸「お兄ちゃんはね、ここら辺の暴走族を束ねるリーダーなのよ!」
優菜「暴走族ねえ・・・バイクは?」
輝「全員で駐車場に止めてきたわっ!」
優菜「それは駐車OKの場所なのか?」
輝「当たり前だろ」
優菜「お前ホントにヤンキーか?」
するとまた別のヤンキーが人を大勢連れてきた
ヤンキー「兄貴!全員連れてきました!」
輝「よし、よくやった!」
別のヤンキー「大兄貴のシスコンにも困ったもんだぜ・・・」
輝「おい、今なんつった?」
別のヤンキー「い、いや、何でもないです・・・」
集団の中の一人がいきなり苦しみだした
ヤンキー「お、おい・・・どうした!?」
苦しんでいるヤンキー「ううう・・・」
輝「胸を押さえてんのか?こいつ持病かなんかあるのか?」
ヤンキー「分からねえです!」
苦しんでいるヤンキー「うぐああああああっ!!!」
グルンッと黒目が上がり白目になる
そしてナイフを取り出し迫ってくる
優菜「ん?」
輝「おい!逃げろ!」
苦しんでいたヤンキー「あああああっ!」
ベキンッとナイフを折りかかと落としで気絶させる
優菜「精神暴走・・・運があるのかないのか・・・いや運は宇宙の彼方に消え去ってるか・・・まさかバレてるのか?」
輝「何してんだ?コイツ」
ヤンキー「コイツ確かお偉いさんの息子かなんかで逃げたくて入ったとか言ってましたからね。ストレスかなんかじゃないすか?」
優菜「今の目は精神暴走だな」
輝「精神暴走?」
幸「それって確か、電車とかで運転手がおかしくなって事故ったとかいう・・・」
優菜「それだよ・・・てかやるの?やらないの?」
輝「やるに決まってんだろうが!」
優菜「ならどうする?全員で来てもいいけど」
輝「女にリンチは男じゃねえ!」
優菜「一人ずつやってもリンチと変わらねえだろ」
結局一人ずつ倒してとうとう輝まで来た
輝「ったく・・・情けねえなぁ。でもまあ、俺もここまで強いとは思ってなかったけどな」
優菜「こっちは帰らないといけないんだよ。だから一発で終わらせる」
輝「それじゃあ俺は・・・」
ナイフを取り出す
輝「これでやってやる」
優菜「ナイフか・・・最初のあれ見てナイフは舐めてるだろ」
輝「舐めてねえよ。むしろ敬意だ」
優菜「一番慣れてるから・・・か。アイツにナイフ教えたのもあんただな」
輝「護身用としてだがな」
優菜「それじゃあ、やるぞ!」
パアン
突然の事だったから反応できなかった
頭を打たれた
輝じゃない、幸でもない、撃ったのはさっき倒したヤンキーの中の一人だった
銃のヤンキー「俺達が倒されるなんて・・・あ、ありえないんだよ!」
輝「バカやろーッ!!何やってんだ!!」
ヤンキー「兄貴!ここは逃げねえと・・・今の銃声で絶対通報されてますよ!!」
輝「チッ・・・お前らは逃げろ!幸は俺と逃げるぞ!」
ヤンキー「こいつの死体はどうすんスか!?」
優菜「誰が死体だって?」
銃のヤンキー「ヒッ・・・し、死んでない!?ば、化け物!!!」
優菜「お前か」
カオスの空間から銃を取り出しヤンキーの銃を撃つ
当たった反動で銃を手放す
銃のヤンキー「ギャアアア!撃たれたーッ!!」
輝「お前まで銃を・・・?」
優菜「面倒なことしやがって・・・仕方ねえな。カオス」
カオス「いいのか?」
幸「な、なんか出た!」
優菜「穴作れ」
グワンと穴ができる
優菜「捕まりたくなかったら入れ」
輝「ちょっと待ってくれ」
優菜「どうした?捕まりたいのか?」
輝「いや、俺達のバイクはどうなんだ?」
優菜「違法のとこに置いてねえなら大丈夫だろ」
輝「いや、見た目が暴走族丸出しだから持ってかれるかもしんねえ!」
優菜「はあ?仕方ねえな。カオス、ここにいる奴全員入ったら閉じて、俺はこいつらのバイク取り行く」
カオス「分かった」
優菜「場所はどこだ?」
輝「あ、ああ・・・この先の駐車場だ、見ればわかると思う」
優菜「よし」
シュンッ
輝「消えた!?」
カオス「さっさと入った方が身のためだぞ」
幸「と、とりあえず入ろ?」
そしてバイクを全て別のカオスの空間に入れ
アイツ等の空間に入る
輝「うわっ!出てきた!?」
優菜「全部回収したぞ、感謝しろよな」
輝「それは感謝している・・・ただ待ってる間に聞きたい事が出来てな、いいか?」
優菜「別にいいぞ」
輝「お前一体何者なんだ?」
優菜「それはな?守秘義務だ(適当)」
輝「守秘義務ってなんだ?」
優菜「絶対に話せない」
輝「・・・ならもう一つ頼みがある」
優菜「なんだ?」
輝「俺達を舎弟にしてくれないか?」
優菜「・・・・お前達の中には女の下に着くのは嫌な奴もいるだろ」
輝「そん時は俺がどうにかする」
優菜「拒否権は?」
輝「ない」
優菜「・・・やったら、条件だ」
輝「なんだ?」
優菜「お前ら全員高校生だろ」
ヤンキーたちがギクッとなった
優菜「お前らこれから卒業までずっと学校行けよ」
ヤンキーたちがギャーギャー騒ぎ出した
優菜「・・・じゃあ俺に勝ったら、サボるの許すが?」
シーン・・・・
優菜「じゃあ、決まりだな」
輝「アドレス教えた方がいいか?」
優菜「ああ」
幸「どうしてこうなるわけ?」
帰ったらSNSで皆が丁度話していた
竜司「告訴とかシャレになんねぇ」
蓮「面倒事は避けたい」
竜司「警察にチクられたら、学校にも連絡行くし」
優斗「今度こそ退学間違いなし・・・か」
杏「退学どころか逮捕だよね?不法侵入、名誉棄損・・・」
双葉「余罪もまだまだありそうだ」
竜司「ん?優菜は見てねえのか?」
優菜「ちょうど今帰ったぞ」
優斗「そういえば、優菜はいじめの件どうなったんだ?」
双葉「いじめ!?」
優菜「あんま、そういうこと言うな・・・まあ、今全部片づけた」
杏「暴力で?」
優菜「途中まで・・・多分明日で分かる・・・というか明日休みてー」
竜司「いやすんなよ・・・と、とにかく今回は絶対に失敗できねえって事だ」
杏「ここからが本番だね、みんなで頑張ろ!」
双葉「切り替え早えー」
ということで祐介+謎戦力により戦力UP
そして寝た
追記
やらない善よりやる偽善って
2ちゃんねるで学校のスレで使われとるのキ○ンさんの動画で見たけど
一番最初に使ったのって誰なんやろ
ネタどうする?
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増やせ
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今のまま
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むしろ多い