ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?(リメイク)   作:RIM-156 SM-2ER

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皆様どうもSM-2です。
まずは投稿がここまで空いてしまったことをお詫びいたします。コロナ休校が終わり学校が再開したため、そちらで忙しく小説を投稿できませんでした(-_-;)
えっ?それだけじゃないだろうって?
そ、ソンナコトナイヨ( ̄▽ ̄;)!(codモバイルやってたなんて言えない・・・・・)
で、では本編どうぞ!!


第12話 ウィッチの派遣

まず最初に扶桑皇国に派遣された第1陣は国防陸軍第1工兵旅団と第2独立機械化旅団、第2高射砲兵連隊、1個兵站旅団と国防海軍第1空母打撃艦隊、第2空母打撃艦隊、第1海上補給任務群であった。

彼らの任務は防空体制の構築であった。まず第2独立機械化歩兵旅団と第2高射砲兵連隊は移動式対空レーダーを保有していたため扶桑皇国の各地に展開し早急な監視体制を築き、対空ミサイルにより怪異の侵攻を抑える簡易監視体制を構築する。彼らが時間を稼ぐ間、海軍の2個空母打撃艦隊は扶桑海に展開。艦載航空隊による防空網の構築を行った。

 

――――――

 

扶桑皇国では国防軍の受け入れ態勢を整えるとともに、日本側からのある要請を実行しようとしていた。

それはアドバイザーの派遣であった。

日本は怪異への知識が皆無であった。扶桑から怪異の一覧表を渡されたとしても、人間が確認するには時間がかかる。コンピューターにデータを入力することも考えたが、実際に現場で戦った人間のアドバイスの方が臨機応変に対応できると考えたのだ。

そして何より日本の軍事力を正しく知ってもらおうという意図もあったのだ。今後、もしかしたら対怪異作戦で協力するかもしれない。その時にお互いを知らなければ被害が大きくなってしまう。ここで日本の軍事力、戦い方をしっかりと知ってほしかったのだ。

扶桑皇国側は退役したウィッチなど含め、怪異との戦闘経験豊富な人間を何人かをアドバイザーとして派遣することにした。

 

――――――

 

「わたしが、ですか・・・・?」

 

扶桑皇国海軍第12航空隊の隊長である北郷(きたごう) 章香(ふみか)海軍中佐もその一人であった。

彼女は1年前の扶桑海事変勃発当初より従軍していたウィッチの一人であった。その活躍は目覚ましいものであり、軍神と呼ばれていた。だが20を超えたので*1何処かの航空予備学校*2に配属されるかと思っていた矢先だった。

そんな彼女は海軍航空隊の管理を行う海軍省海軍航空本部からの呼び出しを受け、用意された九六式陸上攻撃機に乗って東京まで来ていたのだ。

 

「そうだ。君には怪異に関する助言者として日本艦隊に同行してもらう」

 

彼女の目の前で座っている、中将の階級章をつけた男―扶桑皇国海軍航空本部長はコクリと頷くとそう言った。

すると北郷がいぶかしげな顔をする。

 

「なぜ私たちウィッチが必要なのでしょう?日本は強力な軍事力を保有していると聞いています。わざわざ扶桑のウィッチを派遣しなくともいいのでは?」

「それなのだがな・・・・日本には対怪異戦の経験はおろかウィッチすらもいないらしい」

「なっ・・・・」

 

北郷は絶句した。

横須賀で日本の軍隊が怪異の侵攻軍を撃破したことは知っていた。だがウィッチがいないとなると、日本は通常兵器のみで大規模な怪異群を退けたこととなる。とても信じられるものではなかった。

航空本部長は思い出したように続けた。

 

「いや・・・・正確にはこちらの世界にやって来てからはウィッチとして発現*3する人間が出てきたらしいのだが、諸事情により実戦には出せないとのことだ」

 

日本がウィッチを派遣しないのはいくつか原因があった。1つ目がウィッチとして発現した人間は民間人が多いのだが、国防軍が徴兵ではなく志願制であるため無理やり投入することもできず、数が少ないこと。2つ目がストライカーユニットがないこと。そして3つ目が最も大きな要因でウィッチの運用経験がなく訓練施設などもないため、実戦に出しようがないことであった。

ちなみに一般的にウィッチは10代で最も魔法力が強くなり、20を過ぎると魔法力が弱まっていく。だが日本で発現したウィッチは、どういうわけか10~30くらいの年代に多い。しかも10代20代で魔法力の強さに遜色がないらしい。

 

「つまり日本軍はウィッチなしでネウロイと戦える能力を有していると?」

「そういうことだ・・・・・」

 

航空本部長はすっと立ち上がって、彼の左にある大きな窓に歩み寄る。

そこから見える景色を眺めながら、彼は静かに語り始めた。

 

「これからは世界が大きく変わる。日本が中心となるような世界に・・・・・。我が国が存続し、発展するには日本をよく知り、技術や知識を我がものとできるだけの人材が必要だ。財界や政界、学界だけではない。軍事の面でもだ」

 

そこまで言うと、彼はゆっくりと北郷の方に顔を向ける。

 

「日本中心の世界では怪異との戦争でも、日本が先頭となり、音頭を取っていくだろう。だが、それについていくには我々軍人が日本についてよく知らなければ話にならん」

 

北郷は航空本部長の言葉を聞いて、彼が北郷に言わんとしていることを察した。

 

「この派遣での君の任務は日本に助言するだけではない。日本について多くを学び、この戦役が終結した後に扶桑皇国軍を、この国の未来を担うであろう若いウィッチ達に日本について教え、優秀な人材を育てることも任務だと心得てくれ」

 

航空本部長は執務机に戻ると、引き出しから一枚の書類を取り出した。

北郷に日本部隊への派遣を命ずる命令書だった。

 

「頼んだよ。北郷中佐」

「はっ!謹んでお受けいたします」

 

彼女は頭を下げて、45度の敬礼をすると命令書を受け取った。

彼女はくるりと反転しドアの方に向かうと、再び航空本部長にお辞儀をして退出していった。

 

――――――

 

北郷以外にも9名のウィッチがアドバイザーとして派遣されることが決定した。

陸海軍から呼ばれた彼女ら10名に共通することは1年前の戦役開始当初より活躍していた歴戦のウィッチ達ということだった。

*1
20を超えるとウィッチは魔法力が弱まっていき、シールドを使えなくなる

*2
ウィッチの育成を行う海軍の機関

*3
ウィッチとしての能力が現れること




いかがでしたでしょうか!
ご意見ご感想お気に入り登録ご指摘などお待ちしております!
ではまた次回!さようなら!

次回 第13話 ウィッチたちの衝撃Ⅰ

お楽しみに!

ネウロイの瘴気の正体は?

  • 1:放射線もしくは放射能物質
  • 2:有毒な重金属などの微粒子
  • 3:毒ガス
  • 4:日本でもよくわからない
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