ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?(リメイク)   作:RIM-156 SM-2ER

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皆様、お久しぶりです。SM−2です。
投稿を開けてしまい申し訳ありません。言い訳をさせていただきますと、少々、勉学のほうがよろしくなかったので、この夏休み中勉強に励んでおり、活動報告はちょくちょく上げていましたが、小説を執筆するほどの時間は捻出できませんでした。
勉強の方はある程度落ち着きましたが、こちらが原因で投稿が滞ってしまう事が増えると思います。ご了承ください。
では本編、どうぞ。


第13話 ウィッチたちの衝撃Ⅰ

扶桑皇国の軍港の一つである佐世保には日本国国防海軍扶桑皇国派遣艦隊の26隻が入港した。

特に2隻の原子力航空母艦は扶桑の保有する戦艦よりも巨大であり、日本の艦艇を一目見ようと港には多数の人だかりが出来た。

他国の港に入港するということで、乗員は全員が冬制服を着用している。港湾設備が原子力航空母艦などの超大型船舶に対応していないため、艦隊は接岸することはなく。沖合5kmほどに投錨した。

その佐世保鎮守府。本部庁舎から南南東に5.5kmほどいった場所に、佐世保海軍航空隊の基地がある。

水上航空機を運用する同部隊の基地には97式飛行艇や94式水上偵察機が羽を休めていた。

連絡機用の滑走路があるものの、今は陸上機は1機も見当たらなかった。そんな佐世保航空基地に10名のウィッチが集まっていた。

 

――――――――――――――――――――

 

「なんでここに呼ばれたんだ?10人もの人数で沖合の船に行くなら港から内火艇で運んだほうが早いだろう?」

 

ウィッチの一人である若本(わかもと) 徹子(てつこ)海軍少尉は純粋な疑問を口にした。

たしかに()()()()()()では空母の艦載機では1度に運べる人数はどんなに頑張っても二人が限界である。1度に何機もの艦載機を飛ばして空母に連れてくるなどしても、荷物などもあることを考えると内火艇で運んだほうがはるかに効率的である。

にもかかわらず、港から離れたこの航空基地を指定してきた日本の意図が分からなかった。

 

「まぁまぁ、もしかしたら私たちからは想像できない方法でやってくるのかもしれないわよ?」

 

そうやっていさめるのは江藤(えとう) 敏子(としこ)陸軍大佐であった。

挺身作戦のさなか、海軍上層部の差金で海軍艦隊がウィッチごとネウロイを攻撃しようとしたことで嫌気がさし、一度は除隊しようと考えていた。だが未だにネウロイの脅威が消えていないことから、この戦役が終結するまでは軍隊にいようと考えている。

 

「でも本当にどうやってやってくるんだろう?荷物もあるのに・・・・」

 

そう不安げにいうのは坂本(さかもと) 美緒(みお)海軍少尉。後の物語にも深くかかわってくるのだがそれは今はいいだろう。

彼女の視線の先にはトランクがあった。長期間の航海になることを考え、服類や嗜好品、手帳などなど、様々な物を持ってきた結果大きなトランクにパンパンになるまで荷物が入ってる。他の4名も同じような状況だ。

人間を合わせて、これらを一度に航空機で運搬できるなど信じられなかった。

 

「佐世保の港から見えた彼らの船。とっても大きかったわよ?艦載機も大きいんじゃない?」

 

穴拭(あなぶき) 智子(ともこ)陸軍中尉が坂本の質問に、さも簡単そうにそう答えた。

 

「でもこの滑走路だと双発機が止まるには短いと思うのだけれど・・・・」

 

江藤はそう言って連絡機用の滑走路を見渡した。元々単発の小型連絡機の運用を想定している滑走路は750mほどの長さしかない。海軍や陸軍が運用する双発爆撃機、輸送機がギリギリ離陸できるだけの距離だ。

滑走路の長さは安全に離着陸が出来るようにも双発機ならば1200m以上が望ましいのだ。双発機が離着陸できないこともないが、安全を期すならばやはり内火艇の方が確実であった。

 

「まぁ、楽しみに待っていようじゃないか」

 

北郷はにこにこしながらそう言った。

この5人とは別に5人のウィッチがいる。なぜ2つの組に分かれているのかというと、単純に乗る船が違うからだ。江藤ら5名は「あかぎ」に乗艦し、その他5名は「あまぎ」に向かうのだ。

すると遠くからプロペラ機特有の音が聞こえてくる。どうやら迎えが来たらしいと空を見上げ、音の発生源を探す。ようやく探し当てた音の発生源は、彼女らには奇怪に思える形をしていた。

エンジンが二つ付いているのは双発機などで見慣れている。だがその機体のプロペラは異様に大きく、着陸時に地面に当たってしまうのではないかと思えてしまう。エンジンの付いている位置も主翼の真ん中ではなく両端というおかしな位置だ。

 

「な・・・・。あんな形の飛行機みたことないわ」

「やけにプロペラの直径が大きいわね。着陸時に地面に当たらないのかしら・・・・」

 

別の集団のウィッチもその異形の航空機達にくぎ付けとなっていた。

それら飛行機は一度滑走路の上を旋回すると、滑走路にアプローチを仕掛ける。2機の進入高度が高く、この短い滑走路ではオーバーランするのではないかと不安になる。だが2機の飛行機は彼女らでは予想もできない着陸方法を見せた。

着陸に備えて速度を落とし始め、時速180kmほどで進入を始める。だが高度を落とす気配がなく、何が起ころうとしているのか分からない。滑走路の1/3ほどまで来たところで変化が起きた。

 

「「「「「え!?」」」」」

 

それはその場にいた全員が驚きの声を上げてしまうものだった。

主翼の両端につけられたエンジンが突然上を向いたのだ。飛行機はそのまま空中で静止すると、ゆっくりと彼女らの目の前に降り立った。窓ガラスから見える操縦士は、バッタを思わせるような鉄帽のような物をかぶっているのが分かる。

強烈なダウンウォッシュで辺りの土が巻き上げられて砂埃がたつ。

理解を超える出来事を前に彼女らが呆けていると、2機のうち前の飛行機の機体側面の扉がガシャっと開いた。そこから黒っぽい制服をきた女性が下りてくる。

 

「はじめまして!日本国国防海軍第1空母打撃艦隊旗艦”あかぎ”広報担当士官をしています。海軍大尉の小笠原(おがさわら)です!扶桑皇国から派遣予定のネウロイ対策アドバイザーの方々ですね!」

 

小笠原はビシッとした敬礼をする。後ろのオスプレイの発する騒音に負けないよう声を張り上げて自己紹介をした。

暫く呆けていたウィッチ5名も小笠原の登場で正気に戻る。この中で一番階級の高い江藤が前に出た。

 

「扶桑皇国陸軍大佐の江藤敏子、以下9名。よろしくおねがいします」

 

小笠原が後ろのウィッチ達のことを見て、事前に渡された顔写真と見比べ本人であることを確認する。

 

「全員揃っていらっしゃるようですね。”あかぎ”に乗艦予定の方はこの飛行機へ。”あまぎ”乗艦予定のかたはあちらの航空機へお乗りください」

 

小笠原の指さした後ろの飛行機から、緑色の服を着た男性が下りてきた。

 

「海兵長!そちらの5人の方々を案内して!」

「はっ!」

 

海兵長は自身の担当する5人のウィッチをオスプレイの中に案内する。

小笠原はその様子を見ると踵を返し、5人をオスプレイの中に案内する。

5人は持っていた荷物を持って中に入ると、ダウンウォッシュの影響を受けなくなる。

貨物室の中は広々としており、両脇に設置されたシートはふかふかだった。振動も扶桑皇国の航空機ほどではなく。騒音を除けば快適そのものだった。

すると操縦席から操縦士がひょっこり顔をだす。バッタを思わせるようなヘルメットをかぶっているが、その黒い部分の奥に見えるまなざしは優しそうだった。

 

「今から離陸します!」

 

その声とともに、ストライカーとはまた違った浮遊感が彼女たちを襲った。機体の側面から見える景色は、この機体が垂直に上昇していることを示していた。

 

「すごいわね。エンジンの向きを変えて垂直に離着陸するなんて・・・・」

 

江藤は外の様子を眺めながらそう呟いた。

限られた狭い場所でも離着陸が可能な航空機。夢のような機体をみて江藤は「作戦の幅が広がるだろうな」と考えた。現状の扶桑皇国軍では航空基地を造るには、広い平地のある場所などが必要だ。だがこのオスプレイのような機体があればちょっとひらけた場所があれば、物資や兵員を迅速に展開できる。貨物室も広いので多くの物資も運べるだろう。

数が揃えば部隊の機動性は格段に上がる。それを容易にできる日本に感心していた。

オスプレイはある程度まで上昇すると、エンジンの向きを再び変えて水平飛行に変えた。

 

「この飛行機。何て言う飛行機なのかしら?」

「MV-22オスプレイという輸送機ですね。日本の転移前の世界で我が国の同盟国であったアメリカ合衆国という国が開発した輸送機です。今は我が国の川崎重工業などでもライセンス生産されています」

 

広報担当士官という肩書だけあって、国防海軍の採用している艦載機のことなどはおぼえているらしい。

時速500km以上という、扶桑の最新鋭戦闘機を上回る速度を出せることは5人のウィッチに衝撃を与えた。

 

「これって、本当に輸送機なんだよな・・・」

 

若本には、この機体が双発の重戦闘機なんではないかと思えてしまった。

そんな輸送機にとって3kmという距離は非常に短く、すぐに艦隊上空にたどり着いてしまった。

 

「あかぎコントロール。ディスイズ1CAW,CV-3(第1空母航空団輸送航空隊3番機)10マイルサウスアット3280フィート(貴艦より南に10マイル上空1000mを飛行中)リクエストランディングウィズ”あかぎ”(「あかぎ」への着艦許可をもとむ)

 

操縦士は機体を操作し「あかぎ」上空を旋回飛行しつつ、「あかぎ」の航空管制室に着艦許可を求めていた。暫くすると着艦許可が下りたらしく、オスプレイは速度を下げて徐々に高度を下げ始めた。「あかぎ」の船尾に近づくにつれてエンジンを上に向けて着艦体制になる。完全に回転翼機モードになると、ゆったりと船尾からアプローチを仕掛けて飛行甲板から10mほど浮いた状態で静止する。そこから誘導員の指示に従いながらゆっくりと機体を下げていき、着艦する。

着艦したオスプレイはエンジンを止める。それと同時に機体には整備員が群がり、機体の点検や格納庫への移動の準備を始めた。

 

「皆さま着きました。降りてください」

 

小笠原はオスプレイのサイドドアを開けると、そこから降りるように促す。5人のウィッチは自分の横に置いてあった荷物を持って、オスプレイから降りた。

 

「すごい広い!」

 

扶桑の空母でも見たことのないような広大な甲板をみて、5人は目を丸くした。

彼女らを乗せたオスプレイは飛行甲板の真ん中あたりに着艦している。そこから船首の方に視線を向けると、見たことのない大型の飛行機のような物が4つ止まっていた。

 

「小笠原大尉。あれは?」

 

北郷はそれらを指差して、小笠原に尋ねた。

 

「ああ、あれは我が軍の主力戦闘機であるF-35JCです。現在は待機中の直掩機になります」

「あれが・・・・」

 

北郷は日本の戦闘機に興味をいだいた。航空機に必要なはずのプロペラが見当たらないのだ。

その機体の特徴は欧州武官時代に聞いた、カールスラントが研究中のジェット機のようだった。

他にも双発機の上に平べったい板を乗せたような航空機や、機体の上にプロペラがある機体など見覚えのないような航空機が沢山並んでいた。

北郷や江藤は、それらから何処か超技術の匂いを感じていた。

 

――――――――――――――――――――

 

彼女らがまず最初に通されたのは、艦隊司令や艦長などのこの艦隊の首脳陣のところではなく。更衣室であった。なぜこんなところに通されたのか分からない彼女らに小笠原と二人の女性軍人は、国防海軍の女性用冬制服を渡した。

 

「えっと・・・・これは?」

「我が海軍の女性用冬制服になります。まずはこちらにお着替えください」

 

少し苦笑いをしながら小笠原はそう言った。

 

「えっと・・・・なんでかしら?」

 

穴拭の疑問はもっともであった。軍服とは指揮命令系統の象徴でもあり、他国軍の軍服を着用することは到底受け入れられることではない。

だがそれでも、国防海軍側にはこの制服に着替えて貰う必要性があったのだ。

 

「艦内の風紀管理上の理由とお考えください。こういっては失礼ですが、貴女方の服装は我が国では破廉恥と思われかねませんので・・・・」

 

そう服装の問題であった。彼女らの常識ではズボンはきちんと穿いている。だが小笠原達日本人から見れば、彼女らの服装は上はきちんと軍服を着ているが、下は下着姿にしか思えないのである。

女性軍人も増えたとはいえ、やはり軍隊は男性が多い。この「あかぎ」も8割が男性軍人なのだ。そんな場所に下着姿(彼女らからすれば正装)の少女がいれば、風紀が乱れる心配をするのも無理はなかった。

 

「な、なんでよ!服はちゃんと来ているし、ズボンだって穿いてるのよ!」

「その・・・こちらの世界における女性用ズボンがそれであることは分かっているのですが、我が国の常識ではそれは下着になるのです。申し訳ありませんがこちらにお着替えください」

 

穴拭は服装をバカにされている気がして(完全な被害妄想)少し不機嫌になるが、北郷と江藤の年長組二人は差し出された女性用冬制服を手に取った。

 

「わかったわ。着ればいいのね」

「郷に入っては、郷に従えというじゃないか。さぁ若も、坂本も。ほら。案外似合うかもしれないよ?」

「ありがとうございます。何かありましたら私か近くにいる女性隊員に声をおかけください」

 

北郷に促されて若本と坂本も女性用制服を着始めた。自分以外の4人が着始めたことで、穴拭も制服を手に取り着替え始めた。

 

――――――――――――――――――――

 

着替えは5分ほどで終わった。徽章、勲章は付いていないが下士官・士官用制服の袖には階級章は縫い付けてある。階級章はきちんと彼女らの階級と同じものを用意していた。まだまだ体の小さな若本と坂本には制服が大きかったらしくぶかぶかしている。

彼女らは小笠原の案内で、艦隊司令らが待っている士官食堂に移動。簡単な自己紹介と、艦内での規則や立入禁止区画などの説明を受けた。

その後荷物を持って割り振られた部屋に移動し、荷物を整理すると5人は消灯時間まで日本について感じたことを話し合った。

 

――――――――――――――――――――

 

トゥウェンティーファーストカード作戦―日本語に訳すと「21番目のカード」作戦。作戦立案を行った当時の海軍軍令部長がタロット好きだったことから、正位置で「成就、完遂、グッドエンディング」を意味するカードの番号が付けられていた。

この作戦は大きく分けて任務が4つ設定されていた。1つ目が扶桑に進行してくる怪異の迎撃。2つ目が怪異発生源付近状況を航空偵察によって把握すること。3つ目に怪異侵攻軍の中心と考えられている”山”と呼ばれている超大型怪異を攻撃・破壊すること。4つ目に怪異周辺と空気や戦闘後の機体を調査し、瘴気と呼ばれる有毒物質の特定。他にも民間人が大陸側に取り残されていた場合は救出することなども命令されていた。

この作戦では前に書かれた国防陸海軍の部隊のほかにも必要とあらば要請に基づいて部隊の追加派遣を行うことも決定していた。

ただネウロイに関する事前情報が少ないなか策定されたため、想定外な事態が多発すると考えられた。そのため細かな作戦は現場指揮官裁量とさていた。

 

「―以上が我が軍の作成した怪異迎撃作戦案です。ご質問はありますか?」

「質問・・・・といわれても作戦案が大雑把で質問することがないわね・・・・・」

 

江藤は苦笑いしていた。艦隊参謀長のほかにもこの場にいる艦隊司令や「あかぎ」艦長、テレビ電話で会議に参加している各艦の艦長に艦隊司令、参謀長らもそれに同意するように苦笑いした。

するとテレビ電話で会議に参加している艦長、艦隊司令・参謀長以外の人間—日本本国にいる防衛大臣、統合国防参謀司令長官、陸海空軍海兵隊などの司令長官は、艦隊の幹部たちとは違う。申し訳なさそうな苦笑いを浮かべていた。何を隠そう、この作戦を立案したのは彼らなのだから。

 

『申し訳ないねぇ。事前情報が何分少ない中でガチガチに作戦を決めても、そちらが動きにくいだろうと思ったんだが・・・・そちらは無責任と感じたかな?』

 

作戦立案に深く関わった軍令部長は、一層申し訳なさそうな顔を浮かべていた。

 

「あ、いえ!そういうわけでは・・・・」

 

江藤らは扶桑皇国軍のトップらとは違う、国防軍のトップらの親しみやすさに好感を抱くとともに若干のやりにくさを感じた。やりにくさの原因はそれだけでなく、遠く離れた人間とまるでそこにいるかのように話せるテレビ電話の存在もあった。扶桑ではいちいち電話交換手を入れなければならないし、何より電話は有線なので洋上にある現場司令部と後方がリアルタイムでつながることはあり得ないからだ。

この会議室に入ってきてモニターを見たときに「あまぎ」に乗ったはずのウィッチたちが、そこに映っていた時は彼女らは開いた口がふさがらなかった。

 

「まぁ、どちらにせよ現場の君らの方が効果的な作戦を立てられるだろう。特に私なぞは政治家であって軍人ではないからね。その都度その都度で後方からの客観的意見を助言させてもらうが、君らの立てた作戦の責任は我々がとる。好きにやり給え」

「ありがとうございます。思う存分やらせていただきます」

 

これぞあるべきトップの姿。下の行動は上が責任を持つ。これこそ健全な組織といえよう。

そんな日本のトップらの姿勢に扶桑から派遣された5人は「彼らが扶桑皇国軍の首脳陣として挺身作戦を指揮してくれれば・・・」という、うらやましさを感じていた。

 

「ではまず、ネウロイとの戦闘について、我々よりも経験を積んでいらっしゃいます江藤大佐らの意見をお聞きしたいのですが・・・・よろしいですか?」

「わかりました。まずネウロイに関してですが―――」

 

会議は3時間以上に達し、日本国国防軍首脳陣はウィッチからもたらされたネウロイに関する詳しい情報を元に、彼女らとともにいくつかの作戦を立案した。この時の国防軍側の対応は、陸海軍上層部での対立や上層部のくだらない権力争いに疲れていたウィッチたちの心を一気につかんだ。

また迅速な対応にはまずウィッチたちが乗員との交流を深めなければならないということで、1ACF司令官とあかぎ艦長がウィッチの歓迎会を格納庫で行った*1

この時の江藤の日記には「日本軍上層部には、扶桑皇国大本営のように組織が違うことでの対立がほとんど見えなかった。ネウロイに打ち勝ち、人を救おうという気持ちで統一されていた。彼らが挺身作戦の時に指揮を執っていれば結果は違ったかもしれない」と記されていた*2

翌日。扶桑皇国派遣艦隊司令部は作戦会議の議事録を市ヶ谷(防衛省)に送ると、補給艦隊を残して出港していった。

*1
このとき日本艦隊は佐世保に停泊中であり作戦行動中ではないために格納庫で食事をふるまうなどできた。万が一に備え、直掩航空隊は甲板上のカタパルトにセットされていたが、飲み物もお茶やジュースであったため全員が参加していた

*2
なお。ここまで評価の高い国防軍上層部だが、平時においては予算の取り合いで会議場は罵詈雑言の嵐となることがしばしばある。特に空軍や海軍は航空機やミサイル、艦船など費用が掛かるものを運用しているので陸軍にネチネチとものすごい愚痴を言われ続けるらしい。それに言い返すもんだからしまいには取っ組み合い寸前にまでヒートアップする。だが戦争の時までそんな確執を持ち込むことは愚の骨頂。一番の任務は国を守るということを弁えているか、いないかが扶桑皇国大本営との違いだろう。そして何より、トップらは個人レベルではお互いに家族ぐるみで付き合いがあるほど仲がいい。扶桑の大本営の人間と違い。喧嘩をするのは会議場だけである(私的な場で喧嘩を起こすとお互いの奥さんが恐ろしいらしい)




いかがでしたでしょうか。
そういえば、学生の方々は夏休みの課題。終わらせましたか?もう夏休みが終わっているところも多いとは思いますが、課題はきちんとやりましょう。
そして勉強はこまめにしといたほうがいいですよ?私はこの夏にそれを実感させられました。
ご意見ご感想お気に入り登録お待ちしております
ではまた次回!さようならぁ

次回 第14話 ウィッチたちの衝撃Ⅱ

お楽しみに!

ネウロイの瘴気の正体は?

  • 1:放射線もしくは放射能物質
  • 2:有毒な重金属などの微粒子
  • 3:毒ガス
  • 4:日本でもよくわからない
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