ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?(リメイク) 作:RIM-156 SM-2ER
「ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?」はリメイクいたしました。話の大幅な流れは変わらない予定なので応援よろしくお願いします。
第1話 異変
日本を憲法改正させ再軍備に踏み切らせた、あの日中尖閣紛争から15年の月日が流れようとしていた。自衛隊が国防軍に変わり、戦略兵器が導入されるなどあったものの日本は平和な日々を過ごしていた。
そんなある日突如日本が異世界に転移してしまった。
―――――――
最初にその異変に気が付いたのは国防空軍のレーダーサイトだった。
「は?レーダーロスト・・・・・?どうなってんだ?」
モニターを見ていた若い空曹が思わずそう漏らす。なぜなら日本の排他的経済水域外を飛行していた航空機がレーダーに映らなくなったからだ。それも1機2機ではなく、排他的経済水域外を飛行していたすべての航空機が映らなくなったのだ。
「中尉!排他的経済水域外を飛行していたすべての航空機がレーダーロスト!」
空曹は自身の上司で当直だった中尉に報告した。
「なに?」
中尉はその報告を聞くと空曹の受け持つレーダー画面に走り寄った。そしてレーダー画面を確認する。
「どういうことだ・・・・・・?とりあえず西空SOCに連絡!それとロストした航空機に無線で呼びかけろ!あとレーダーの故障やもしれん!だれか確認してこい」
中尉は素早く指示を出すと当直の分隊は動き出す。
―――――――
一方、報告を受けた防空指揮所も混乱していた。なぜなら各所に設置してあるレーダーサイトからも同様の報告が上がっていたからだ。静かだった防空指揮所は一辺し、ロストした航空機に無線で呼びかける声と怒号が響き渡っていた。
「
防空指令所の当直指揮官だった中佐が隣にいた副官にそう尋ねた。
「は!築城からF/A-3A2機とここ春日よりF-35JA2機が緊急発進しております!それと芦屋の救難隊にも応援を要請しております!それと西部警戒航空隊に追加発進命令を出しました」
すでに、アラート待機していた築城基地のF/A-3A2機と春日基地のF-35JA2機が緊急発進し、レーダー上から航空機が消えた地点へ急行していた。
なぜ戦闘機が?と思うかもしれないがこういった緊急時に真っ先に出動するのは戦闘機だったりする。なぜならアラート待機にある戦闘機はすべて5分以内には離陸できるし、速度も速くガンカメラなどで現場の状況をある程度の精度で素早く司令部に届けられるからである。
そして西部警戒航空隊は日中紛争後に新設された部隊で各航空方面軍に1つずつ置いてある警戒航空隊の一つでありE-767、2機とE-2D、6機を有する部隊で、ここ春日に基地を置いていた。
その時通信士が息を切らして2人のもとにやってきた。
「中佐!方面軍司令よりお電話です!」
「なに!」
中佐は大慌てで近くの電話の受話器を手に取ると、内線をつなげた。
「は、こちら西部航空方面軍防空指揮所。いかがなされましたでしょうか?・・・・・・それは!!間違いないのですか?・・・・・・いえ。それでは・・・・・・」
電話を終え、受話器を置いた中佐は険しい顔をしていた。副官は電話の内容が気になり中佐に聞いた。
「どうしたのですか?」
「・・・・・・喜界島からの報告で大陸からの電波がなくなったらしい・・・・・・」
副官は絶句した。現代社会ではインターネットが普及し1人1台携帯を持っている。そんな時代で電波が途切れるのはあり得ないことだった。ただ考えられるのは核攻撃を受けた際に出るEMPによって電子機器が使えなくなってしまう場合だが、異変の起こる前に大陸に飛んでいく核ミサイルや爆撃機は探知できなかった。
「一体、何が起きているんだ?」
―――――――
「一体どうなっている!」
第102代内閣総理大臣、
とりあえず石田は防災服に着替え、すぐに官邸に向かったため、彼は非常に寝不足だった。
石田は首相執務室の扉を荒々しく開けた。中には官房長官や副総理兼財務大臣、総務、外務、防衛、経産、国交大臣、国家公安委員長、
10名は石田が入ってくると立ち上がり礼をする。
「状況は?」
総理はテーブルの上座に着くなりそう尋ねた。すると防衛大臣が口を開いた。
「私から報告させていただきます。午前0時ごろ我が国の排他的経済水域外を飛行中の航空機及び航行中の船舶がすべて、各地のレーダーサイトおよび哨戒中の駆逐艦、巡洋艦、早期警戒機のレーダーよりロストしました。また防衛省情報通信局からの報告では、衛星との通信が取れず、海外の電波も探知できないとのことです。現在、航空機をロストした地点には、アラート待機の戦闘機及び救難隊の捜索機、国防海軍の駆逐艦等が向かっています」
すると隣の国交相も口を開いた。
「全国の空港からも同様の報告が上がっております。国交省では海保の警備船と救難機が急行しております」
「それと海外にあるすべての大使館及び総領事館との通信も途絶しております」
外務大臣はそう報告した。すると経産大臣も報告を始めた。
「経産省でも海外の証券所などとの交信ができておりません・・・・・」
「NSIでも海外の諜報員との連絡が全くつかないとの報告を受けました」
海外との交信が途絶。その事実に石田は頭を痛める。そして思い出したように総務大臣に聞いた。
「そういえば、国内はどうだ?交信ができない地点は・・・・・?」
「幸い、今のところ国内のすべての都道府県、市町村との交信は取れているとのことです」
女性の総務大臣がそう答えると石田はホッとした表情になる。
「とにかく各省庁には引き続き海外との交信を試みるように伝達してくれ、それと緊急事案対策本部*3を設置する!準備を急げ。あと7時から記者会見を行う準備を」
「「「「「はい」」」」」」」
石田が指示を出すと閣僚たちは立ち上がり、一礼した後に資料を持って部屋を出ていく。
「本当にこの国はどうしてしまったんだ?」
部屋に一人残された石田のつぶやきが大きく響いた。
いかがでしょうか?
前回はここら辺は端折っていたのですが、今回は国の中枢の対応なども書かせていただきました。
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ではまた次回!さようなら!
次回 第2話 対応策
お楽しみに
ネウロイの瘴気の正体は?
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1:放射線もしくは放射能物質
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2:有毒な重金属などの微粒子
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3:毒ガス
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4:日本でもよくわからない