東方愛平録   作:あんこケース

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今さらですが、この作品の割合はビルドだけでなく、他のライダーネタ等も入っています。後、ヒゲ役は歩美ですが……まぁ…話が進むにつれて[もう一つの名前]を明かしていく予定です……


第一幻想郷民!発見!!

 

幻想郷 博麗神社

 

 

???「あー……疲れた………」

 

 

 

???「疲れたぜ…………」

 

 

 

ボドボドになりながら帰って来たこの少女達……巫女服を着ている彼女は博麗 霊夢…この神社の巫女で、幻想郷の揉め事を解決する妖怪退治もやっている。もう一人のザ・魔法使いの格好をした白黒の彼女は霧雨 魔理沙…自称「普通の魔法使い」で、よく霊夢の妖怪退治についていっている。

 

 

 

霊夢「今度の異変は何…?…スペルカードが機能してないわよ……」

 

 

 

魔理沙「…あの妖怪達…変だったよな…まるで聞く耳を持ってなかった……」

 

 

 

この二人がこれ程までに苦戦する異変……実は最近、妖怪達が何やら人里の人間達だけでなく、他の妖怪をも襲うようになり始めたのだ。その妖怪達はまるで意識が無いように暴れまわるので、幻想郷のルールであるスペルカードも機能していなかったので、霊夢と魔理沙は殺し合い一歩前位の戦いを強いられていた。

 

 

 

 

魔理沙「このこと…紫は何て言ってるんだ?」

 

 

 

霊夢「……何やら昔のツテをフル活用するらしいわ……今回の異変は普通じゃないって………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 妖怪の山 天狗の里 天魔の屋敷

 

 

 

 

???「…それでは協力を頂けるとのことで…」

 

 

 

???「…ああ…後…昔から言っているが…その胡散臭い喋り方はどうにかならないのか…?」

 

 

幻想郷最大勢力の一つ、天狗のトップである天魔の屋敷……そこでは霊夢が言っていた通りに、妖怪の賢者の八雲 紫が天魔……本名…風魔 翔太郎と会談を行って、協力を取り付けることに成功していた。彼は紫と同じ幻想郷の賢者で、紫とは昔からの仲である。

 

 

 

紫「ウフフ…すみません…こういう性分なもので……」

 

 

 

翔太郎「はぁ……んで…どうする?剛や竜黄にも伝えるか?」

 

 

紫「彼らにも協力を……?」

 

 

 

紫は本心、本当に驚いていた。天狗はかなり排他的な種族なので、異変解決のために協力を貰えるだけで精一杯だと思っていた。しかし翔太郎はそれ以上…他の勢力の長達の説得も行ってくれると言ったのだ。

 

 

 

翔太郎「まぁな…久しぶりに会うし……それに……もうすぐ…あの日だ……」

 

 

 

そう言って、腰に指している小太刀に目をやる翔太郎…紫も悲痛な顔つきになる…二人の目には、何やら後悔の感情がこもっていた………

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷 とある森の中

 

 

 

和真「……随分と深い森だな……」

 

 

 

結界の薄い所を越えてやって来た和真。歩美からの情報ではここら辺に、現在幻想郷に住んでいる部下の家があるはず……なので、なるべく近い結界の抜け穴を見つけて、通り抜けてきたのだ。てぇんさい科学者にかかれば、結界の穴を見つけること位は朝飯前であった……

 

 

 

 

和真「……お!見えてきた…!………本当に真っ赤だな……」

 

 

 

ようやく見えてくた目的地……歩美曰く…「悪趣味なほどに真っ赤」と言っていたが…本当だなぁ…と思い、歩を進めた和真だったが…………

 

 

 

 

 

 

???「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

 

和真「!!誰かの悲鳴!?」

 

 

森に響き渡った悲鳴に、和真はすぐに反応して助けに向かう。悲鳴をあげたであろう付近に到着した和真が見たのは……

 

 

 

 

???「ぐがあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

???「がは!」

 

 

 

???「美鈴さん!!」

 

 

 

 

和真《……!?スマッシュ!?何で!?……仕方ない!!》

 

 

 

 

 

小さな女の子二人を襲っていたのは、なんと和真が昔に戦っていたストロングスマッシュだった。和真は理由を考えようとしたが、女の子二人を守っている中華風の女性が、今にもやられそうな瞬間だったので、思考を置いて走り出した。

 

 

 

和真「はぁぁぁい!そこまで!!そこの三人!後は俺に任して!!」

 

 

 

???「ダメです!普通の人間じゃあ敵いませんよ!!」

 

 

 

和真はストロングスマッシュに飛び蹴りをかまして、怯ませると後ろの三人に声をかける。その中の中華風の女性……美鈴と言われた彼女はそう叫んだが、和真は異空間から何やら札を二枚取り出すと…………

 

 

 

 

和真「大丈夫!…このセリフも久しぶりに言うな…………さぁ…実験を始めようか!」

 

 

 

 

その言葉と共に二枚の札…ソードとドラゴンの力がこもった二枚を両サイドに投げると、何やら鎧のように姿を変えていった。そして和真は構えると叫んだ。

 

 

 

 

和真「変身!!」

 

 

 

すると、鎧が和真の体に吸い込まれてオーラの鎧になる。この形態は[ソードドラゴンフォーム]。原作のラビットタンクフォームにあたる、この世界の基本フォームである。

 

ストロングスマッシュは腕を振るって殴りかかってきたが、和真は軽く避けると背後から蹴りをお見舞させる。そして反撃を許さずに追撃の拳を連打する。ストロングスマッシュはそれに反応出来ずにタコ殴りにされる。

 

 

美鈴「……凄い……」

 

 

 

和真「さぁて!勝利の法則は……決まった!」

 

 

 

ストロングスマッシュが適度に弱った所で、和真は必殺技に入る。足に力を込めて飛び上がると後ろに二体の龍が現れ、ストロングスマッシュを両サイドから拘束するように合体すると、和真の必殺技の軌道を形成する。そしてその放物線を滑るかのように和真は必殺キックを放つ。ストロングスマッシュは避けられずに直撃して大爆発した!!

 

 

 

和真「…全く…またこの作業をするとは……深雪にまた浄化してもらうか……?」

 

 

 

和真はそうぼやきながら、また別のカードを倒れたスマッシュに投げつける。するとカードにスマッシュの元……ネビュラガスが吸い込まれていき、完全に成分を抜き取った。そして変身を解いて呆然と見ていた三人に、スマッシュにされていた青髪の女の子を渡す。

 

 

 

和真「はい…この子は君たちの友達かな?大丈夫?怪我は?」

 

 

 

???「チルノちゃん!良かった!……はい……大丈夫です…ルーミアちゃんは?」

 

 

ルーミア「こっちも大丈夫なのかー。ありがとうのかー……おじさん」

 

 

 

和真「……おじさんかよ!!」

 

 

 

………和真の声が響き渡った…………

 

 

 

 

 

美鈴「紅魔館ですか…?私、実はそこで門番やってんです。お礼に案内しましょうか?」

 

 

 

和真「おお!まじで!サンキュー!!」

 

 

 

 

あの後、ルーミアという妖怪と大妖精と名乗った妖精に別れを告げて、本名、紅 美鈴と名乗った女性に紅魔館への道を聞いてみると、知ってるも何も職場兼自宅だと言うので有り難くついていった。少し歩いた後、大きな洋館の門が見えてきたが、美鈴は門の前に立っているメイド服を着た銀髪の女性を見ると、あたふたし始める。

 

 

 

美鈴「ええ~と~咲夜さん!これにはふか~い訳がありまして………」

 

 

???「中国……門番を放って妖精達と遊んでいたのは見えていたのよ………」

 

 

 

美鈴はギクッとなる。だから遊んでいるとき、スマッシュに襲われたルーミアや大妖精達を守れたのだが………メイド服の彼女……咲夜と呼ばれた彼女は何やら指をパチンと鳴らした。

 

 

 

 

 

和真《……!!時が止まった!!》

 

 

 

咲夜「…全く…これはナイフ百本の刑ね…」

 

 

すると、美鈴だけでなく、空の雲や鳥達までもが静止していたのだ!……その中で咲夜はいそいそとナイフを空中に配置していく。しかし和真がこの事を知覚出来るということは、つまり…………

 

 

 

 

和真「あらよっと。」

 

 

 

咲夜「ぐは!!?」

 

 

 

………この時を止める能力も打ち破れるというわけである………和真が腕から衝撃波を放って咲夜を吹き飛ばすと、時が再度動き出した(ちゃんとナイフごと弾き飛ばした)

 

 

 

美鈴「え!?咲夜さん!?え!?何が!?」

 

 

 

和真「…一応…時を止めてナイフを無数に投げつけようとしていたから、吹き飛ばしたよ。」

 

 

咲夜「おのれ!何者!!」

 

 

 

和真の言葉に美鈴は驚愕する。今まで幻想郷の様々な人妖を見てきたが、咲夜の能力を一方的に打ち破れる人物を見たのは初めてだった。すると吹き飛ばされていた咲夜が復活して、ナイフで和真に切りかかった。

 

 

 

 

和真「ちょっとストップ!!俺はこの館に住んでる悪魔に用があるんだ!落ち着けって!!」

 

 

美鈴「咲夜さん!彼は悪い人ではないですよ!」

 

 

 

ナイフを軽くかわしながら説得するが、咲夜が攻撃を緩める気配はない………仕方なくカードを構えた和真だったが………

 

 

 

 

 

 

???「咲夜、やめなさい。」

 

 

咲夜「パチュリー様……わかりました……」

 

 

 

館の扉が開いて、まるで紫色のパジャマのような服を着た気だるげな女性が出てきた。すると咲夜は、渋々とナイフをしまい、時を止めて去っていった。

 

 

 

和真「彼女は?」

 

 

美鈴「この館の地下の大図書館に住んでいる魔法使い、パチュリー・ノーレッジさんです。パチュリーさん!どうしたんですか?珍しいですね…外に出てくるなんて。」

 

 

 

パチュリー「…私も出てくる気はなかったわ………でも……こぁがね……」

 

 

 

これまた気だるげに喋るパチュリー。するとまた館の入口が開いて、赤髪で背中にコウモリの翼のようなものを生やした女性が出てくると、和真を見や否や喜んで近付いてきた。

 

 

 

 

???「和真様!!どうしてここに!?もう刑期が終わったんですね!!」

 

 

和真「悪いな。幻想郷を放っておいて……お前にも手間をかけた……」

 

 

美鈴「え!?和真さん、小悪魔さんと知り合いですか!?」

 

 

美鈴がまた驚いて和真に尋ねる。すると小悪魔が代わりに答えた。

 

 

 

 

小悪魔「はい!この方は私の先代の主です!!」

 

 

 

………美鈴がまた驚いたのはいうまでもない………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。

ラビットタンクを期待してた方はすみません!この後の設定上、和真にドラゴンをつけないといけないんです……


さらにオリキャラの翔太郎君が登場しました…キャラ的には……某左のハーフボイルドをイメージしてください……

次回予告 カリスマな吸血鬼
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