卯月「おいおい!何で俺達がここに出てるんだよ!」
歩美「作者曰く出番がかなり先だかららしいわ。だからあらすじ係よ!そこではなぜか大昔に戦ったスマッシュが暴れていた!」
卯月「変だな…お前…まさか…!」
歩美「違うに決まってるでしょ!このセンスあるファッションに誓うわ!」
卯月「お前のセンスほど信用ならないものねぇよ!そして襲われていた紅 美鈴はなんと目的地 紅魔館に住んでいた!そしてそこでは懐かしの部下と再開し……!」
紅魔館 大図書館
和真「…そうか…ここの吸血鬼は大人しくしているか……」
小悪魔「…はい…すみません…ロケットの時は止められなくて……」
美鈴に小悪魔との繋がりを簡単に(機密の内容は省いて)説明した後、二人は図書館の隅で会話をしていた。
ここで小悪魔の正体について説明しよう。彼女の悪魔としての本名は虚飾を司る悪魔、イリテュムという小悪魔処か超がつくほどの大悪魔である。以前は七つの大罪の悪魔として知られていたが、和真に命を助けられてからは和真の部下として忠誠を誓うようになった。
なぜそんな大悪魔が、小悪魔として紅魔館のパチュリー・ノーレッジの使い魔になっているのか……それはまた………
小悪魔「そうだ!皆様は元気ですか?」
和真「ああ…万丈も卯月もあゆみんも深雪もレオナも元気さ……どうしたの?咲夜さん?」
そう何もない所に声をかける和真。すると時を止めていたのか、突然咲夜が現れた……不機嫌そうな顔で………
咲夜「……お嬢様がお呼びです……こちらに……」
和真「…行ってくる…」
小悪魔「…あまり怒らないでくださいね。まだ500歳児なので……」
小声の小悪魔の耳打ちを聞いた後、咲夜に連れられて、和真は図書館を出ていった。
紅魔館 客間
咲夜「…お嬢様…お連れいたしました…」
???「ご苦労…入りなさい…」
咲夜が扉を開けると客間のソファーには見た目は幼稚園児ほどの幼女が座っていた。彼女こそ、この紅魔館の主のレミリア・スカーレットである。和真は一礼すると反対側のソファーに腰を降ろした。
レミリア「さて……率直に聞くわ…さっき美鈴を助けた時のあれは何?」
和真「…どっちのこと?俺?それともあの怪物?」
和真はふざけてそう言うと、突然レミリアは紅いエネルギーの槍を首元に突きつけて不満そうに言い放った。
レミリア「…ふざけるなよ…人間…この誇り高い吸血鬼の私をからかうな……!質問に答えろ…!」
和真「ふゅ~♪こっわ~…まずはあの怪物からだね。あれはスマッシュっていうやつで、人間や妖怪に特殊なガスを注入されるとああなっちまうんだ。一応、爆発させればガスは抜けるけど……体が弱いとそのまま死ぬ……」
和真は一切動じずに説明を始める。それにレミリアは感心したのか、ただ興味が出ただけなのか知らないが、槍をしまって聞き始める。
和真「そして後は俺のカードだね。これは特殊なカードで様々な動物や物質の成分が込められているんだ。それを二つ使って、エネルギーの鎧を形成して装着する。こんな所かな?質問は?」
レミリア「そのカードは私にも使える?」
和真「…ん~…使えないこともないけど…俺のように二枚使うのはたぶん無理。二枚同時使用は霊力と妖力の両方を持ってないと使えないんだ。…俺はお袋が妖怪だったから妖力も使えるけどねぇ……」
残念ながら話す和真にレミリアは驚いた。和真が半身半妖だと話した瞬間に、妖力を少し出したからだ。霊力と妖力という違う気質をここまで隠し通せる……そして分かるぐらいに妖力を出すということは相当コントロールが上手いのだろう……
レミリア「…もう一つ…あのスマッシュとか言う怪物の親玉に心当たりは?」
和真「……ない…昔、あいつらは色々と人を襲ったりしていたけど……もう全滅させたはずだ………後…俺からも質問いい?」
レミリア「…なんだ………」
不機嫌さが抜けないレミリアに、臆せずに質問する和真。しかし、次の一言でレミリアはまたもや驚愕することになる……
和真「…この屋敷の地下に…たぶん…君の妹かな?…狂気にとりつかれた吸血鬼がいるよね?案内してくれない?もしかしたら治せるかも…」
幻想郷 太陽の花畑 幽香の家
???「ふう…後五分ほどね……」
見事に咲き誇っているひまわり畑の真ん中の家で、風見 幽香はティータイムの用意をしていた。約束の時間まであと五分。これから迎える二人の内一人は物凄く真面目なので、遅れることはないだろう……そう思って支度を終える。するとひまわり達が話しかけてきた。
幽香「…あら……そう…来たのね……」
そう言って、玄関に向かう幽香。ちょうど扉を開けると、ひまわり畑の向こうから二人が歩いてくるのが見えた。一人の女性は緑髪で、青い服に杓のようなものを持っている。もう一人の男性は黒いコートを着て、背中には大きな鎌を背負っていた。
幽香「…時間ピッタシ…さすがね…映姫…始…」
映姫「遅いぐらいです…あなたがいちいち女性にちょっかいをかけるからです!」
始「…オイオーイ!えいきっき!間に合ったからいいだろ?やぁゆうかりん…今日もキレイ…」
幽香「死ね。」
説教をしようとしているのは、この幻想郷の閻魔様の四季 映姫 ヤマザナドゥ。今日は非番のようだ。
そして幽香に軽く話しかけるこの男性…彼は水鬼 始という死神で、仙人などの命を刈る死神や魂を三途の川の向こう岸に案内する死神…寿命を刈り取る死神等すべての死神を統率しているボスである。こんな軽い口調だが、幻想郷の賢者の一人で、紫や幽香も負けることもある実力者なのだ。
幽香「まぁいいわ…入りなさい。お茶とお茶菓子はできてるから。」
映姫「ありがとうございます。」
始「わーい!ゆうかりんの手料理だぁ!」
そう言って、中に招き入れようとしたが、どこからか声が響き渡った。
???「悪いけど…もう一人分あるかい?」
その声に三人とも心当たりがある。すると何もなかったはずの空間に扉が現れ、中から能をするときの格好の女性が現れた。彼女は摩多羅 隠岐奈。翔太郎や始と同じ幻想郷の賢者だ。
始「おお!おっきーな!久しぶりだね!どうしたの?まさか俺とデート」
映姫「どうしましたか?私たちは今、非番なのですが……」
幽香「……はぁ…いいわ…入りなさい…たぶんあの話でしょ……」
一人増えたティーパーティー。その話題は昔話や今の仕事場の現状等だったが、最後の隠岐奈の報告ほど盛り下がった話はなかっただろう。内容の半分は紫が翔太郎にした話と同じだったからだ。
幽香「分かったわ…妖精や花達にも伝えておく。それに、その怪物の強さにも気になるし……」
始「俺っちも死神連中に通達しておくわ」
映姫「……そこまで急ぐのは……式典が近いからですね…?」
映姫の言葉に、また一段と空気が重くなる。
隠岐奈「…ああ…そっちの説明もしよう……一応…五日後の式典は、最初は博麗神社で一般参加客も入れて行う。そして、終わったら私達と博麗の巫女だけで祈祷する……って感じかな。」
幽香「……あれから千年も経ったのね…私もあの時は青かったわ…」
映姫「……私も……付喪神達のトップに立って…調子に乗ってました……」
始「……それが原因で幽香や映姫は妖精達や付喪神のボスを降りた……剛や竜黄にも傷が残った……イヤ……一番辛かったのは……紫だろう…あいつが一番、あの人を慕っていた……」
全員…あの時の出来事が原因で、心に深い傷と罪を負った……最近は会合でも話さないことも多かった……隠岐奈が空気を入れ替えようと話を進める。
隠岐奈「あ!でも最後の祈祷には賢者達全員出席するみたいだから!安心してくれ!」
映姫「そうですか……紫や幽々子とはよく会いますが……翔太郎とは何年ぶりでしょうか……」
その言葉に全員、昔…まだ全員若かった頃を思い出した……あの時が一番幸せだった……賢者達が全員口を揃えて言う言葉……千年前の……あの日まで……
はい。ありがとうございました。
小悪魔ちゃん、マジ小悪魔……一応、補足すると、和真に救われる→七つの大罪に入る→和真の部下に入る…といった感じです。まじで本気になれば、紫も倒せるかも……?そして和真は何者なのか?……それは物語が進むにつれて明かしていきます。
そして、オリキャラで死神のボス!始さんも登場!ちなみにこの作品の幻想郷の賢者は合計で六人です。紫、隠岐奈、翔太郎、始と出ましたが、あと二人のオリキャラで全員です。
次回予告 デビルな妹 サタンな姉