東方愛平録   作:あんこケース

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深雪「紅魔館で懐かしの部下、小悪魔ことイリテュムと再開した和真!」

卯月「みーたん!みーたんもまだ出番が無いの!?」

歩美「ハイハイ、そして紅魔館の主、レミリア・シークレットに」

深雪「スカーレット!彼女にスマッシュや自分のことを説明した和真だったけど、持ち前の分析の目で地下の存在を言い当てた!」

歩美「そしてその頃、幻想郷の賢者達は何やら儀式があるみたいで?」

卯月「…あいつの分析の目ってあれだろ?パンドラボックスの力だっけ」

歩美「便利よねぇ……まぁ…私の能力の」

深雪「ストップ!それ以上言うと……刻むよ?」

卯月「…それでは…どうぞ。」



デビルな妹 サタンな姉

レミリア「…貴様…なぜそれを……!?」

 

 

 

和真の言葉にレミリアは驚愕していた。妹関係の情報は秘匿しているので、そんな簡単には知りえない…ましてや、狂気に取り付かれているなど……

 

 

 

和真「…ああ…俺はちょっと特殊な目を持ってるんだ。万物を分析できる目をね♪それでこの館を分析してみたら、地下に精神が非常にまずいレベルの吸血鬼がいたんだ。君とDNAが似てたから妹かなぁ~って思ったんだけど……当たり?」

 

 

 

 

和真の言葉にレミリアは叫んだ。

 

 

 

レミリア「万物を見通すだと!?馬鹿な!それができるのは西洋の悪魔、怪物、魔法使いの神!デス・フェミリオン様ただ一人だけだ!!」

 

 

……え……?和真は思わず笑いそうになった。例えて言うなら……仕事の会談で突然、検討外れの…しかも身内の話題が出て来たようなものだ……和真はついうっかり苦笑をこぼしてしまった…

 

 

 

 

和真「……ブ……あ…ごめん…つい吹き出しちゃった…ゲ…!」

 

 

レミリア「…!!!この私だけでなく…デス・フェミリオン様までも侮辱するつもりか!!!?おのれ……!死ね!!」

 

 

しかし……レミリアはそうは受け取らなかった…自分の信仰する神を侮辱したと受け取ったのか、憤怒の形相で再度エネルギーの槍を形成すると、和真めがけて投げつけた。さらに咲夜もレミリアのそばに立ち、ナイフを構えて睨み付けている……和真は椅子から飛び上がってかわすと、仕方なくカードを構えた。

 

 

 

 

和真「…仕方ない…イリテュムには悪いけど…変身!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大図書館

 

 

 

 

どっっっっごぉぉぉぉぉぉん!!!

 

 

 

パチュリー「…彼…レミィを怒らせたようね…」

 

 

 

美鈴「…和真さん……」

 

 

小悪魔「…………」

 

 

図書館にいた三人はレミリアが起こしたであろう爆発音を聞いていた。するとパチュリーは黙っている小悪魔に声をかける。

 

 

 

 

パチュリー「……心配かしら?」

 

 

小悪魔「……大丈夫だと……信じたいです……」

 

《和真様!どうか、レミリアちゃんにお慈悲を!実は家族思いのいい子なんです!!…!しまった………まずい!》

 

 

 

そう願っていた小悪魔は図書館のさらに地下……彼女の部屋の鎖が壊れた気を感じとり身構える。すると………

 

 

 

 

 

???「アハハハハハハ!!!ヤットデレタ!!ア!ミンナ!フラントアソボ!!!」

 

 

 

図書館の扉をぶっ壊して入ってきたのは、レミリアの実の妹…ありとあらゆる物を破壊する程度の能力を持っているがゆえに精神を病んでしまっている吸血鬼…その名を…フランドール・スカーレット……

 

 

 

 

パチュリー「…フラン…部屋に帰りなさい…!」

 

 

フラン「エエ~!イヤダイヤダ!!!お人形サンゴッコシテアソブノ!!」

 

 

 

そう言うと、フランは光弾を連射し始めた……お人形遊びとは…?…パチュリーは咄嗟にバリアを張って、美鈴は援護の前に小悪魔を隅に放り投げた。レミリアがいない今、パチュリーの喘息が出てしまうとどうしようもない……小悪魔は術を考えていると……突然、後ろの本棚から声がした…

 

 

 

 

 

???「…俺が手伝おうか?……」

 

 

 

小悪魔「…え……黒羽様!?どうしてここに!?」

 

 

 

そう……後ろにいたのは…和真のベストマッチな悪魔の相棒…万丈 黒羽だった。小悪魔の言葉に黒羽は頭をかきながら答える。

 

 

 

黒羽「和真の野郎がよ!勝手に俺を置いて一人で行っちまったんだよ!そんで俺は一応、お前んちに向かったんだが……それよりまずはあの子か……イリテュム…お前はここからこっそり精神に干渉しろ……その間…俺が相手をする…」

 

 

 

小悪魔「…了解……黒羽様……和真様もこちらにいます……ですが少々トラブルで今手が離せない状況です…確実性を求めるなら…私が呼んで来ましょうか?…」

 

 

 

黒羽「マジか!?……いや…外の空中でバトりゃ、気づくだろ。そういうわけで……外に弾き飛ばす!来い!」

 

 

黒羽が叫ぶと、どこからか小さなコウモリが現れる。このコウモリは[クローズバット]。クローズドラゴンポジにいる変身用アイテムである。黒羽は一枚の札をクローズバットに挿入すると、バットが粒子になってエネルギーの鎧を形成する。

 

 

 

黒羽「変身!!」

 

 

 

 

そしてエネルギーの鎧を纏った黒羽は背中の翼を広げると、未だに光弾を連射しているフランの元に向かって飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和真「おおっと!」

 

 

 

レミリア「くそ!」

 

 

 

一方、レミリアとのバトル。和真はレミリアの光弾をひらりひらりとかわしていくが、さすがは吸血鬼。ソードドラゴンでは明らかにパワー不足だった。和真は部屋を飛び出すと廊下でレミリアと向かい合った。

 

 

 

和真「…さて…ならこれでいこうか…」

 

 

 

そう言って取り出した札は……フクロウと…ダイヤモンド……和真は素早く振ると、両サイドに投げる。そしてソードドラゴンのオーラの上から被さって、変身が完了する。これが[オウルモンドフォーム]。ゴリラではなく、フクロウ。その特殊な力はすぐに現れた。

 

 

 

レミリア「…くらえ!スピア・ザ・グングニル!!」

 

 

和真「…へぇ…角度誤差5度…なかなかじゃないか…」

 

 

レミリアの紅い槍が和真に迫る……しかし、和真!首をひょいと傾けただけでかわしてしまった。これがフクロウの効果である。フクロウの目の力で相手の攻撃を分析していくことができるのだ。

 

 

 

和真「今度はこっちだ!よっと!」

 

 

 

和真は虚空からフクロウの絵柄が描かれた一本の槍を取り出した。これはオウルモンドフォームの力を引き出す槍。その名を…オウルスランサー。和真はオウルスランサーを構えて一直線に槍を突きだした。

 

 

 

レミリア「何!?ぐはぁ!」

 

 

咲夜「お嬢様!!おのれ!!」

 

 

和真「ダイヤモンド~シールド!!」

 

和真が不意に槍を出したので、レミリアは、うまく対応できずに槍を受けて吹き飛ばされる。咲夜は援護するためにナイフを投げつけたが、ダイヤモンドの壁がナイフをすべて砕いてしまった。

 

 

レミリア「…はぁ……はぁ…強い……これほどまでとは……仕方ない!」

 

 

レミリアは、そう叫ぶと羽をドリル状にしてものすごいスピードで頭突きを繰り出してきた。和真はこれを見るとしめたと思い、ダイヤモンドで守ることもできたがあえて避けた。レミリアの頭突きははそのまま館の壁を突き破った。

 

 

 

 

レミリア「…はずしたか…!…!?ぎゃあ!!」

 

 

 

レミリアが突然苦痛に満ちた声をあげる。壁に穴が空いたので、外から光が溢れてきたのだ。

 

 

 

咲夜「…はぁぁぁぁ!!」

 

 

 

和真「おおっと…ゴメン!手加減するから…許して!」

 

 

 

すると和真はダイヤモンドの側に力をためると、ダイヤモンドの弾を無数に作って連射した!

 

 

咲夜「がは!!」

 

 

咲夜は避けられずにすべて直撃して後ろの壁にぶつかり、倒れ付した。気絶はしていないようだが、戦闘を続けるのは無理であろう。

 

 

 

和真「さて…後は彼女も……ん?」

 

そしてそのままレミリアも倒そうとした和真だったが、地下からの地響きを感じ、館の外に飛び上がる。

 

 

 

 

フラン「キャァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

黒羽「うおりゃァァァァァァ!!」

 

 

 

地面から吹っ飛んで来たのは、さっき分析したレミリアの妹と………まさかの万丈だった……

 

 

 

和真「おい!筋肉バカ!!なんでいるんだよ!」

 

 

黒羽「ああ!?お前こそ先に行くんじゃねぇよ!!」

 

 

 

和真「そんな約束してねえだろ!?」

 

 

 

そうなこんなで言い争いを始めた二人だったが、目の前の吸血鬼姉妹を思い出した。そして振り向くと、レミリアがフランに何か言っているようだった。

 

 

 

 

レミリア「フラン!!部屋に戻りなさい!」

 

 

 

フラン「イヤダ!モウ御姉様の言ウコトナンテ聞カナイ!!レーヴァテイン!!」

 

 

そう言って、炎の剣を振り回してレミリアに斬りかかった。

 

 

 

和真「…おい……どうする?」

 

 

 

黒羽「…一応…イリテュムに隙見て意識奪えとは言ってるんだが……」

 

 

和真「…俺が隙を作る…!!」

 

 

そして和真はエネルギーをオウルスランサーに込める。すると周りのダイヤモンドが錬金され、だんだんと平面状になっていく。そして板型のダイヤが六枚形成されると、フランを閉じ込めるように飛んでいった!

 

 

 

フラン「キャァ!何コレ!!?」

 

 

 

黒羽「よっしゃ!イリテュ……おおっと……小悪魔!!」

 

 

 

小悪魔「はぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

ダイヤモンドの立方体がフランを閉じ込めると、地上からの小悪魔の本気の波動がフランに直撃する。そしてフランが意識を失うと黒羽がうまくキャッチした。

 

 

 

レミリア「フラン!!」

 

 

 

黒羽「大丈夫だ!意識を刈り取っただけだ。けがはねぇよ。」

 

 

レミリア「……感謝する……先ほどは失礼……」

 

 

 

そう言って頭を下げたレミリア。しかし………

 

 

 

 

フラン「ウウウウウ!!」

 

 

 

和真「!?これは……ネビュラガス!?…まずい!!」

 

 

突如、フランから黒いガス…ネビュラガスが噴き出してフランの体を覆った…その姿は…まるでフライングスマッシュにもう一つ強靭な両腕をつけ足したようなスマッシュ…名付けるならバンパイアスマッシュに変わってしまった。

 

 

 

 

バンパイアスマッシュ「ウウウウウァァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

和真「………まじかよ……!!」

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。


戦闘シーン書くの難しい!

そしてオリジナルフォームのオウルモンドフォームが出てきました。なんか槍使うライダーってあんましいないので、考えました。でもオリジナルフォームはそんなに出さない予定です。


次回予告 アローであろー!
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