なんか続く。これって連載にした方がいいのか、俺には解らん。
見てくださっている方々、ぬきたしを知りたいなら体験版をどうぞ。あれってボリューミー。
追記、やめろは無いでふ。入らなかったんや
居候することになった文乃ちゃんと二人きりな自分なのでした。じゃないよっ!この状況おかしくない?!
淳之介くん達は学校に行っていて、結局は俺と文乃ちゃんがお留守番。俺は何もせずに、持ち込んだ持ち物であるファイルに入っている書類を、椅子に座って読み込み。
文乃ちゃんは反対側の椅子に座って、無表情でテレビを観ている。どうやら、やることがないようだ。
「飛電」
「何で呼び捨てかは言及しないとして、何か話があるのか?俺は今、見ての通りなんだ」
「私は貴方を試しているのです。飛電」
「試すねえ。俺はそんな人間じゃあないぞ?社長で親代わりな俺なんだから、比べるも何もないさ」
いい感じではぐらかそうと言葉を並べる。こんな居候幼女に言い攻められる俺。悲しいな。
用意していたコーヒーを飲む。
「はぐらかさないでください。仮面ライダー」
「ぶっ!?けほっけほっ」
そして噎せて、多少吹いた。なぜ知ってるんだ、この幼女様は。もしかして、淳之介くん達が話したのかな?
でも、そしたら何か言ってくる筈。
本当にあの文乃ちゃんなのか?
「何でそんなこと知ってるのかな。もしかして、淳之介くん達に教えてもらったのかい」
「はあ、貴方には話しておく必要がありますね。この問題は、この世界の問題なのです。貴方が知らなければ、淳之介様が死んでしまう」
「は?」
いま、文乃ちゃんはなんと言った?淳之介が死ぬだと?馬鹿を言っている態度ではないし、先程の表情が嘘かのように、真剣だ。
驚いているところに、文乃ちゃんは2018と書かれた時計と、ベルトを机の上に置く。俺には見覚えがある。
ライドウォッチとジクウドライバー。仮面ライダージオウが使う変身具。
これも、俺がいることによって起こった歪みなのだろう。淳之介くんが死んでしまうと言うのも。俺のせいなのか?そう考えていると、自然に体が震えだす。
「ご安心を。この世界の歪みは始めから存在していました。私は、貴方の居ない世界で、淳之介様を守れなかったのです。そして、ある男からこのベルトと、時計を渡すことを条件に世界をやり直した」
「世界をやり直した?そうすると、擬似的な時間旅行をしているじゃないか。タイムマジーン無しで出来るわけが無い。どうやって?」
「私にそれを与えた男です。彼は貴方を見つけ、淳之介様と巡り会うようにし、縁を深めさせた。そして、私を本来よりも早く会わせました。そして、この先は我々が決める世界。私は、淳之介様が居ない世界など、認めたくないんです。飛電、貴方の力を使い、この力を淳之介様に届けてほしい」
「なんで自分でやらないんだ?」
「いえ、私が渡します。簡略して言うならば、エスコートしてください。あと、ゼロワンの姿ではばれてしまいます、こちらをお使いください」
机の上にアタッシュケースが置かれる。文乃ちゃんがそれを開き、中身を見せてくれる。
これは、カイザギア?死ねとでも言うのか。
「貴方用です。カイザフォンは本来、適合者ではない人物が変身し、変身を解除すると灰となります。ですが、一度死んだものなら、問答無用で適合します」
「っ?!ど、どこまで知ってるんだ?」
「穴という穴まで」
「よし、請け負った。変わりに、その事はばらすなよ?色々と面倒だから」
「それは承知しています。頼りにしてますよ転生者」
「おう!」
カイザフォンは安全に使えるらしい。そして、文乃ちゃんは俺のことを色々と知っているみたいだ。
転生者ってことは黙ってもらいたい。あの二人に話したりでもしたら最後、質問攻めが終わらなくなる。
「はあ、くそがっ!」
俺は小さい声でそう言った。学校だけは条約外だと思っていたのだがそうではなかった。
廊下や、教室では男女が混じり合っていたのだ。さすがの俺でも耐えれなくなってきてしまう。早く帰ろう。
隠れていたロッカーから出て、荷物をとるために教室に入ろうと、扉を開けた。
「なっ?!」
その先は、暗闇だった。
「な、なんだこれ?!・・・・線路?」
その暗闇の中で、微かに見えた線路。それを凝視していたら、列車の車輪の音が響き渡る。
目の前を、なんとも言い表しにくい列車が通過している。かろうじて言うなれば、死の列車。
そこから、緑と黒のなにかが俺に飛び付いてきた。
「うわっ?!」
俺の意識が朦朧としてくる。
──お前を利用させてもらうぞ?
その声が心に語りかけてきた。
意識が段々とはっきりしだし、目の前がはっきりと見えるようになる頃には、教室に戻っていた。何だったのだろうか?夢なのか?
不思議な体験でお腹が一杯になり、すごく疲れた。疲労に負けじと荷物をまとめた。
誰も居ない教室から出て、下駄箱の方まで安全に降りられた。この時間帯では、流石のドスケベ達でも帰るようで良かった。
「あら?」
「へ?」
一人の痴女と目があった。青い髪で、くせっ毛な女。胸元は露出し、大事な部分には白い物が貼ってある。
「ねぇ・・・君、転校生だよねぇ?」
「えと・・・・・何か?」
「こんにちはぁ。君は、始めてだよね?だったら、ドスケベなことしない?始めての学校で解らないことが多そうだし、お姉さんが~。手取り足取り、お・し・え・て・あげ・るぅ」
「へ?」
「黒い体の黄色い仮面さんが教えてくれたの、淳之介って言う子と私はぁ~相性がいいんだってぇ」
黒い体の黄色い仮面?もしかして、飛電さんか?あの人、俺を差し出して逃げたってことか。
逃げたいところだが、よくよく見れば、刀を携えている。逃げることは出来ないのか?
諦めるわけには・・・。
──逃げたいか?
誰だ?
──逃げたいのか?
誰だか知らないが、俺は逃げたい!今すぐに!
──その願い、聞き届けたぞ
N U K I T S H I
「ふぅ、やっと表に出られたぜ」
俺の体が、急に言うことが効かなくなる。動かそうとも、何かに止められて、動かない。
操り人形なったかのような感覚が襲う。
いつの間にか、腰にベルトが取り付けられ、右手に四角い物を持っている。
「あらぁ?ベルト?」
「これはな、ドライバーだ」
「ド淫乱バー?」
「違う」
ベルトのボタンが押され、音楽が鳴り響く。俺の体は意思とは反する形で動きだし、四角い物を翳す。
『スカルフォーム』
か、仮面ライダーになったあ?!あ、え?俺ライダー?I am a仮面ライダー?!
「さあ、魂を差し出しな」
「挿し出すのはチンコで十分よぉ?」
「あのさ、通してくんねえかな?」
「駄目です」
「ですよねー」
俺は今、SSに止められている。何でも、親でも何でも通すわけにはいかないとのこと。それどころじゃないんだけとなぁ。強行突破はしたくはないんだが。
「た、大変です!!緊急収集です!」
「へ?!緊急収集ですって?!貴方達は入らないこと!解りましたか!」
「あ、はーい」
丁度良く緊急収集がかかったらしいSSの人達は、その場から一時的に離れた。ご都合主義と言うやつか。
今はありがたい。
「・・・・よし、行くか」
「そうですね、おおよその場所は把握しています。助言いたしましょう」
「あ、そうなの?でもめんどいし、教えてくれ」
「エスコートではなくなるのですが、いいでしょう」
嫌々ながらも文乃ちゃんは案内してくれて、なんとか着いたのだが。何故か仮面ライダー幽汽 スカルフォームと女部田 郁子が戦っていた。
仮面ライダー幽汽が押していて、じり貧である。ここは助太刀して、見方アピールした方がいいかも?
カイザドライバーを巻き、カイザフォンを取り出す。
「そこのSSさん?ちょっと下がってててな!」
913と入力し、カイザフォンを斜めに差し込む。
「変身」
『complete』
仮面ライダーカイザに変身が完了したと同時に、カイザブレイガンを使い、仮面ライダー幽汽を撃って後退させる。負けじと斬撃を飛ばしてくるが。それは女部田 邦子によって切り落とされた。
斬撃切るとかどんだけだよ。俺必要なくね?
「ちょっと助太刀させてもらうぜ?届けもんがあるしな。あ、それとさ、眼鏡かけた転校生見なかった?」
「それがあれよ。あと、私は楽しんでたのよ?邪魔しないでくれる?これはあの子との
「下ネタ挟まないと死ぬのかよ、ここの住人は。でも尚更引けないな、止めなくちゃいけない。引けなくなるような理由を教えくれて、あんがとな」
ミッションメモリーを差し込み、フォトンブラットの刃を起動させる。これ一度使ってみたかったんだよなー、夢が叶ったわ。
仮面ライダー幽汽に向かって走り、切りつける。しかし、斬撃は通らず、仮面ライダー幽汽の武器で止められてしまう。
何度も何度も切りあうが、俺へのダメージがなく、仮面ライダー幽汽にもダメージがない。
拉致があかないな。必殺技を撃ち込むか?
「飛、じゃなかった。カイザ!これを使って!」
文乃ちゃんから、黒い時計を投げ渡される。
「うおっ!?これは、ブランクウォッチ。そうか、これを使って、力をを奪えばっ!」
「力は奪えません。ですが、取り付くイマジンを弾き出せます、変わりにブランクウォッチ壊れてしまいますが。背に腹は代えられません」
「イマジンか、よっしゃ!!行くぜ行くぜぇ!!」
斬撃を切り飛ばしながら近づき、ブランクウォッチを起動させ、押し付けた。紫色の火花が散ったかと思えば、淳之介くんが弾き出され、ブランクウォッチが壊れる。
もしかして、分離させる力を持っていたのか、あのブランクウォッチは。あれ、以外とチートじゃね?
「とっとっと!淳之介くん、無事だったか?」
「気絶しています、ここを離れましょう」
「なに言ってんだ。まだ幽汽が残ってる」
まだ、仮面ライダー幽汽は動いており、ぎこちないが歩いてきている。彼奴を倒さなければ、被害は拡大する一方だろう。
「ですが、カイザの必殺技では」
「っ!そうだった。くそっ!なら、できるだけ疲労させてやる。はあっ!」
切って切って切りまくる。閃光のように火花が飛び散り、幽汽は抵抗することもなく仰向けに倒れた。
なんだ?まるで人形のような動きかただったな。
「死んでるのか?・・・いや、イマジンに脈はあるのかどうか知らないし、計れない。刺しとくか」
カイザブレイガンを突き刺し、引き抜く。すると、仮面ライダー幽汽は砂となり、消えた。勝ったのか?
「返るか」
「いいえ、それは許されません」
油断していた所に、SSであろう者に銃口を当てられた。流石に物騒だな。カイザブレイガン持ってる俺が言える立場ではないけど。
「っ!?気付かなかったな、ただ言うことがあるとすれば、後ろから頭に銃口を当てないでくれ」
「止めるわけにはいかん。貴様には聞くことが山ほどあるのでな、話す気はあるか」
「まあ、断片的になるが話そう。だからさ、銃口を突きつけないでくれ。物騒だし」
後ろにいたSSと向き合うように後ろに体ごと向く。そこにいたのは、糺川 礼。いないと思ったら、遅く登場かい。本当に原作無視だな。
「話せ」
「焦るなって。さっき灰になったのは仮面ライダー幽汽と言ってだな」
「そうじゃない。何故貴様等は校内に浸入している?理由はなんだ、それと、その姿は」
「俺は仮面ライダーカイザだ。校内に侵入した件については謝ろう。響かないような音が聞こえてな」
「・・・・・次はないと思え」
「有難う。ほら、淳之介くんを連れて帰るぞー!」
「はい」
「と、言うことがあったのさ」
「言うことないですか?」
「すまない、本当にすまない」
今までの事を淳之介くんに話した。リビングでは、子の話をして、それを聞く淳之介くん。それと麻沙音ちゃんと文乃ちゃんが居る。
「そう言えばさ、その話からして、俺に渡すものがあったんじゃないですか?」
「あ、文乃ちゃん・・・」
「いえ、気にしてませんよ?コホン、それでは。淳之介様、あなた様はこれから、幾度となく戦うことになるでしょう。なので、淳之介様へ力を託します。これが、貴方の力です」
「これが?」
「やっとだな。これで任務は完了だ。淳之介くん、これからは二人で仮面ライダー。ダブルライダーだな!」
「はい!」
「あ~麦茶おいひー」
次回未定、ぬきたしは聞いてない
「変身!」
現れた機械生命体ロイミュード
「私は、貴方と同じかもね」
新たな仲間
「彼は、私の物になるわよ?」
王女の判決、女帝でありながらの女王
ゼロフォー 赤い夜空に舞う白き純血の継承者
「判決を下す。貴様は、死刑だ」
最近これはぬきたしではないと思い始めたので
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最初からりリメイクしてR18多め
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そのまま
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