Re:Start   作:四角いねこ

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サボり気味なのはいつも通りなのですみません。何故かこの物語で作詞しようと目論んでおります




第五話

 

「そんなに驚くことかしら?私は2人が私の身長よりずっと大きくなったことにとっても驚いてるわ!」

 

「それよりどうして今日こちらに?」

 

私の家は代々弦巻家に仕える湯島家と佐々木家で結婚したため、私と葵斗は大人になれば親に続き弦巻家の従者としての運命がある

 

「どうしてもなにも、2人の高校入学祝いよ!さぁ、行きましょう!」

 

こころ様は私と葵斗の手を取って家の外に連れていくと、外には乗ってきたであろう黒色のリムジンが止まっていた。運転手や同乗している黒服の人も皆顔見知りで、小さい時には大いに可愛がってもらっていた

 

「入学祝いといってもなにをされるんですか?こころ様」

 

「決まってるじゃない!パーティーよ!もちろんハロハピの皆もいるわよ!」

 

ハロー、ハッピーワールド!。こころ様が高校一年生の時に結成されたバンド。大人になって活動がとても少なくなっているけれど解散したというわけではなく、単に予定が会わないだけでやることが出来ていない。瀬田様は女優として活躍されているし、北沢様は自宅のお店で忙しく、奥沢様、松原様はご結婚されて専業主婦として家業を頑張っているとお聞きしています。全員がきっちり集まるのも数ヶ月に1回ほどしか無くなってしまっているようです

 

 

 

 

「皆!今日は集まってくれてありがとう!葵斗と朱音の入学記念よ!楽しみましょう!」

 

今日は私と葵斗のためのパーティーで大々的にやるところよりかは小さい部屋だが親とハロハピの皆様と食べるには十分な広さがある部屋です。そしてなにより私たちが驚いたのが……

 

「どうして白鷺様もこちらに?」

 

白鷺千聖様、子役の頃から活躍され、高校生の頃にはPastel*Palettesとしても活動され、現在も続けていらっしゃいます

 

「薫に誘われたのよ。久しぶりに空いてるなら来ないかってね。あなた達の顔も久しぶりに見たかったからね。なにより私の来た目的は葵斗君なんだけどね」

 

「またですか?何度でも断りますよ。申し訳ないですけれど」

 

そう、白鷺様は葵斗がお気に入りというか、なんとしても芸能界入りさせたいと思っているそうです

 

「あなたはそこらにいるような大根とは大違いだわ。私が保証してあげる。それに私のいるところなら顔が利くわ」

 

「別に自分は役者として有名になる気はないんですけれど…自分は弦巻の従者として…」

 

「葵斗、あなたのやりたいことをやりなさい。私はあなた達よりやりたいことをなんでもやってきたわ。今度は私がさせてあげる番よ。千聖の言うように俳優になってもいいわ」

 

「しかしこころ様…」

 

「二人とも楽器をやっているのにそれを活かさないのも勿体ないわ。美和音から聞いたわ。朱音はドラム、葵斗はギター。私たちみたいにバンドを組めばいいのよ!」

 

「そんな簡単な風に言われましても…一緒にやってくれる人がいるかどうかすら…」

 

そう、私は今日の朝、簡単に言っただけのバンドという言葉。しかし、今日初めて出会った凛花はもうやる気があるようで…

 

「大丈夫よ!やりたいという気持ちがあれば自然と人は集まってくれるわ。神様は見ていてくれるもの」

 

神様は見ているとこころ様はおっしゃった。私は無神教信者ってわけじゃないけど、あんまり信頼してるってことでもない。だけどこころ様がおっしゃられたのなら信じる以外の道はない。葵斗と凛花。これが私の始まりのバンド、名前なんてないけどいつかは……

 

 

 

 

 

「白鷺様、あんまり酔いすぎるとよくありませんよ。ほら、そろそろ自重しては…」

 

「別に大丈夫よ…私明日は休みだし…なにより帰ったって誰もいないもの…人がいるここの方がいいわ。葵斗君だっているし…」

 

「葵斗、これが大人気女優の本当の姿なんだ。しっかり見ておくと君の将来の役に立つかもしれないね」

 

「ちょっと薫!変なこと言ってないでしょうね!」

 

「大丈夫だよ千聖、大切な仕事仲間だからね」

 

「ならいいけど…ほら葵斗君、一緒に私のところの事務所に行きましょう?」

 

「……瀬田様、こんなに白鷺様の酒癖が悪いって聞いてないんですけれど」

 

「千聖はバンド時代に知り合った人くらいしか心を開いてなくてね。最近会えてないからその気持ちを酒が暴いたというだけだね。儚い…」

 

「あの…イエスかノーかで答えてほしいのですが?…」

 

「あぁ、イエスだ。千聖はとんでもなく酒癖が悪いよ。2人で飲んだ時なんて千聖が離れてくれなくて私の家にそのまま付いてきて寝てしまったっていうこともあるね」

 

「……それなのになんで今日誘ったんですか?」

 

「まぁいいじゃないか。人はいる方がいい。最初ら千聖は全然乗り気じゃなかったけど君の名前を出した途端に演技じゃないかって疑うくらい豹変してね。よほど気に入られているみたいだね」

 

「ちょっと!私を放ったらかしってどうなのかしら葵斗君!」

 

「ここまで強情な千聖なんて珍しいよ。最近なんて滅多に見なくなったし…流石に迷惑だよ千聖、ほらもうお開きみたいだし帰ろう」

 

「いやよ!今日は絶対に葵斗君と帰るわ!」

 

「まさかここまでとはね…あ、大丈夫。別に襲われるとかは無いから安心してほしい。人と寝たいだけだから。全く千聖、君が1番嫌いなスキャンダルになるよ」

 

「薫が私のダミー人形持ってるから大丈夫でしょ!」

 

「なんだって!?はっ!いつの間にか腕の中に金髪の人形が!?」

こうやって変なことして変に盛り上げていくのがうちの黒服の先輩方のやり方…これ、やんなきゃダメですか?

 

 

 

 

「それじゃあ千聖をよろしくお願いするよ。またいつか、いやすぐにまた会うかもね。今日は楽しませてもらったよ。ありがとう」

 

「結局白鷺様の人形持ちっぱなしなんですね…」

 

「久しぶりの休みだからね。君には申し訳ないけどよろしくね」

 

 

 

 

翌朝……

 

「おはようございます、白鷺様」

 

「あ、おはよう葵斗君…って私、何してるのかしら」

 

「昨日飲みすぎて記憶ないんですね。白鷺様は自分から離れないのでそのままうちに連れてきました。今日は仕事がないと聞いているので、朝食も用意しました。それでは自分は学校がありますので、失礼致します」

 

「あ!待って…って行ってしまったわ…一人でいるのもなんだか寂しいわね。少し散歩しようかしら」

 

 

 

 





文化祭前なんで割と早いと思います次はね?(結局1ヶ月後とか)
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