コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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原作を豪快にぶち壊します。ご注意ください
マザーズロザリオの使い手が二人になるだけですが

刹永→スプリガン

他の三人は
永劫→ウンディーネ
刹那→シルフ
調律→サラマンダー
です。もちろんコントローラ無しで飛べます

ユーフォリアとクリスト達は不参加です


マザーズロザリオ

「さて、この世界もラストかな」

 

永劫「それはわかりませんね」

 

刹那「次もあったら楽しめば良い」

 

調律「今回は私達が参加するよ~」

 

「珍しいな。ミューギィは?」

 

永劫「ミューギィはダンジョンに潜ってます」

 

「なら良いか」

 

「アカシックレコード」

 

「アスナが絶剣と戦うのは明日か」

 

「誰かやるか? 負けてもらう必要はあるけど」

 

刹那「速さに興味ある」

 

「永劫と調律は?」

 

二人は首を横に振った

 

「それじゃあ行くか、紺野(こんの)木綿季(ゆうき)の元へ」

 

俺達はユウキの元へ向かった

 

ユウキ「他に挑戦者はいない?」

 

刹那「私」

 

ユウキ「ルールはどうする?」

 

刹那「魔法なし、スキルあり、飛行なし」

 

ユウキ「わかった」

 

ユウキVS刹那

 

ユウキ「ボクからいくよ!」

 

刹那「中々の速さ」

 

ユウキ「まだまだ上げていくよー!」

 

刹那「ドンドン速くなる」

 

ユウキ「君、やるね!ボクの攻撃に同じ攻撃を合わせるなんて!」

 

刹那「結構ギリギリ(マスターに止められてるし)」

 

ユウキ「これが終わったら」

 

刹那「やることがあるから無理」

 

ユウキ「残念だね」

 

刹那「お似合いのがいつか現れるはず」

 

ユウキ「それまでまっているよ」

 

刹那「カドラプル・ペイン!」

 

ユウキ「マザーズ!」

 

刹那「カドラプル・ペインが見える?」

 

ユウキ「ロザリオ!」

 

戦闘終了

 

刹那「負けた」

 

ユウキ「いやいや、本気じゃなかったでしょ?」

 

刹那「今はこれが限界。つまりは本気」

 

ユウキ「ボクの勘は中々外れないんだけどな~いつでもきてよ」

 

刹那「考えておく」

 

刹那が歩いてきた

 

「お疲れ。行くか」

 

刹那「うん」

 

ユウキside

 

「あの人、かなり強いけど戦ってくれなそう」

 

side end

 

「どうだった?」

 

刹那「中々の速さ。 多分追い付けるのそんなにいない」

 

「お前にそんなことを言わせるとはな」

 

刹那「でも、あの子もうすぐ……」

 

「さて明日の試合が楽しみだな」

 

そして、翌日

 

「ギリギリ間に合ったな」

 

構えてる二人がいた

 

そして試合が始まった

 

しばらくはユウキが優勢だったがふとキリトの方を見たアスナが何かを吹っ切れたのかそこから徐々に五分五分にもっていった

 

ユウキの攻撃に合わせてアスナが体術を発動し、ユウキがスタンした

 

その隙をカドラプル・ペインで攻撃しようとしたアスナだがあっされと防がれ、ユウキがマザーズロザリオを発動した

数発受けたときにスキル硬直が解けたアスナはスターリィ・ティアーを発動した

それでも後一発が届かなかった

 

ユウキは最後の一撃をキャンセルしたようにもアスナに当たらないように外したようにも見えた

 

『以上! アカシックレコードより!』

 

ゼゥ『何を言っているの!?』

 

試合が終わったため俺達はその場を離れた

 

「アカシックレコード」

 

「原作通り進むようだ。 最期の時までは見守っておこうか」

 

その後アスナはスリーピング・ナイツの手伝いをしていたり、ユウキの真実を知ったり、スリーピング・ナイツと共にボスを倒したりしていた

 

「今日が本来なら命日だが」

 

永劫「あの子はまだ若い」

 

刹那「死ぬには惜しい」

 

調律「でも私達なら治す事が出来る。 寿命も病気にならなかった場合の寿命に出来る!」

 

「いくか、アスナに伝授した後でな」

 

ユウキがアスナにマザーズロザリオを伝授していた

 

「紺野木綿季」

 

ユウキ「あなたは?」

 

「生きたいか? もっと楽しみたいか?」

 

ユウキ「当たり前でしょ! でも、ボクには……!」

 

「仮に生きてきても一人だがお前には友達がいるだろ? 居場所があるだろ?」

 

ユウキ「友達……居場所……なんとかしてくれるの?」

 

「お前が望むならばな」

 

ユウキ「お願い、します」

 

「少し苦しいし痛いかもしれんが我慢しろよ?」

 

ユウキ「え?」

 

「調律!」

 

ユウキ「えっ、ちょ! 何を!」

 

俺は調律をユウキにぶっ刺した

 

ユウキ「ぐっ……身体が軽く……?」

 

「今は眠れ。 起きたらお前は元気になっている」

 

ユウキside

 

「わかった」

 

ボクは夢を見ていた

 

「お姉ちゃん?」

 

藍子「あなたはまだ来てはダメ。 折角得た命なのだから」

 

「で、でも!」

 

藍子「大丈夫、私達はいつでも見守っているわ。 だから楽しみなさい、悲しみなさい、怒りなさい、遊びなさい、そして満足する人生を送りなさい」

 

お姉ちゃんの隣に誰か立っていた

 

「お父さん? お母さん?」

 

母「私達にはもう見守る以外に出来ない。 でもあなたには友達がいるでしょう?」

 

父「居場所があるのだろう?」

 

藍子「だから頼りなさい、甘えなさい。彼らはそれを受け入れるわ」

 

「ボク、生きるよ、そしてお姉ちゃんにお母さんにお父さんに思い出を語るよ!楽しかった思い出も悲しかった思い出も怒った思い出も全部!」

 

藍子「楽しみにしてるわ」

 

母「さあ、お行きなさい」

 

父「お前が行くべき未来へ」

 

「うん!行ってきます!」

 

そうしてボクはお姉ちゃんとお父さんとお母さんに背を向けて光に向かって歩き出した

 

「あれ? ここは?」

 

?「目覚めたか!」

 

「倉橋さん?ボクは一体?」

 

倉橋「わからない。 突然身体が光ったと思ったらHIVウィルスが全て無くなっていたんだ! しかも今まで無菌室にいたのにすぐに外に出ても何も問題がないんだ!」

 

「ボク、夢を見たよ」

 

倉橋「夢?」

 

「お姉ちゃんとお父さんとお母さんにあったよ。 満足する人生を送りなさいと言われた」

 

倉橋「そうか」

 

「だからボクは三人に思い出話が出来るように頑張って生きるよ」

 

倉橋「目覚めたばかりで辛いだろ? 今は寝なさい、寝て起きから頑張りなさい」

 

「はい、お休みなさい」

 

ボクは明日から頑張るために眠りについた

 

side end

 

藍子side

 

「ありがとう、会話をさせてくれて」

 

刹永「あの子には必要だったからな」

 

「両親も呼び出してくれるとは思いませんでしたが」

 

刹永「あなたもご両親も一時的なものです」

 

「閻魔様もあなたのお願いだから特別にって言ってましたね」

 

刹永「まぁ、彼女の記憶には残らないからな」

 

「閻魔様は私と両親は覚えているそうよ?」

 

刹永「死者だしな。そういうこともあるだろうさ」

 

「私も両親もあなたには感謝しているわ。 心残りなのはあの子は友人はいれど家族がいないわ」

 

刹永「これから先はどうなるかは俺にもわからない。 もしかしたらアスナ達の誰かの養子になるかもしれないし、スリーピング・ナイツの誰かの養子になるかもしれない」

 

「あなたのアレで見れないの?」

 

刹永「次に来る機会があれば見るだろうけど今のところその気は無いな」

 

「私もそろそろ時間みたいね」

 

刹永「まぁユウキの思い出話を楽しみにしてることだな」

 

「そうするわ」

 

side end

 

「逝ったか……さて、少しだけ見ていくか」

 

俺が行った先には元気にアスナ達と全力で遊ぶユウキの姿があった

 

「さぁ、君の冒険(未来)の行く末を祈っているよ。紺野木綿季」

 

俺は俺の現実へと戻った

 

----

 

遠い未来に天国にて自らが巡った(人生)を楽しげに話す少女に笑いながら耳を傾ける三人の姿が目撃されていた

 

「どうだった? 楽しかったか?」

 

藍子「おや?あなたは……お久しぶりです」

 

木綿季「あなたは……ボクのお腹に鞘らしきものを遠慮なく刺した人!」

 

「覚えているのか?」

 

木綿季「ここにきたら急に思い出したんだ」

 

「閻魔様か……まぁ良いや、それでどうだった?」

 

木綿季「楽しかったし、悲しかったし、怒ったし、色々な事があった。 うん、楽しかった! それしか出ないや」

 

「そう言って貰えるなら俺もやったかいがあるさ」

 

木綿季「ところでお願いがあるのですが?」

 

「うん?なんだ?」

 

木綿季「あの世界で戦ってもらえませんか?」

 

「めんどいから嫌だ」

 

木綿季「ですよね……」

 

「と言いたいんだがな……やる気になってしまってな。まぁ許可は貰っている」

 

指を鳴らすとあの空間になった

 

藍子と両親は観客席に移動していた。 そしてそこにはアスナやキリト達、スリーピング・ナイツの皆もいた。 どうやら俺の事を思い出しているようだ

 

「閻魔様やりすぎだろう」

 

木綿季「それだけ君がやり過ぎたということだよ」

 

「そうか、それじゃあ」

 

木綿季「スプリガンのユウキ」

 

「スプリガンの時乃刹永」

 

「「いざ、尋常に勝負!」」




ユウキの姉と両親は刹永達の事は忘れません。死者ですし覚えていようがいまいが問題ないので

最後の空間にはアスナ達がいますが彼らも天国にいたりします。木綿季達家族の団欒を邪魔したりはしてません
アスナ達も刹永達の事を思い出してますが閻魔様のせいです。どうせ死者なので問題ないです
唯一いないのはユイだけです。プログラムなのでバリバリ生きてます。キリトとアスナの子孫を見守っています(いずれはユイが自ら停止する予定でいます)
遠い未来は遠い未来です。経過年数は考えていません

この話より先の話は考えて無いです。原作も読んでませんのでストーリーが何もわかりません。アスナ達と共にアリス達がいる可能性はなくはないです

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