コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

17 / 49
さて誰を連れていこうか
アルトリア、ギルガメッシュ(今回も不参加表明)、メディア、小次郎、メデューサ、マリー、ジャンヌ・ダルク、ジャンヌ・ダルク・オルタ、ジークフリート、清姫
……答えは本文にて


永遠者が行くグランドオーダー3-1

翌日ミゥを起こしてレイシフトの部屋に向かった

 

そこにはマスターとロマニとギルガメッシュと清姫(ヤンデレ)とマシュがいた

 

ミゥ「皆さんおはようございます」

 

ロマニ「おはよう、ところで一つ聞いて良いかい?」

 

ミゥ「なんでしょう?」

 

ロマニ「どこで寝たの?」

 

ミゥ「刹永さんの部屋ですが?」

 

ロマニ「なんで!?」

 

ミゥ「妻が夫の部屋にいて何か問題があるのですか?」

 

ロマニ「妻ぁ!?

 

ミゥ「刹永さんには私の他にも8人ほどいますけどね」

 

ロマニ「刹永くんってロ」

「それ以上言ったらバラしてバラす」

ロマニ「ボクハナニイッテマセン」

 

ミゥ「心配しなくても本体はきちんと大きいですよ?」

 

ロマニ「ではなんで?」

 

ミゥ「私達の能力は長いこと変わってませんからね……それに達したのがこの姿のときだっただけですね」

 

ロマニ「清姫くんは何か言う無いの?」

 

清姫「彼女の表情を見れば全員をキチンと愛しておられるのが分かりますわ。ですので私から言うことはこざいません」

 

ロマニ「清姫くん、何かあった?」

 

清姫「なななな何でもごごございませんわ!?」

 

ミゥ「刹永さんの説教を受けたのですね」

 

清姫「!?」

 

立夏「そういえば、夜這いされなかった気がしたけど」

 

清姫「いいいやででですわわわマスター」

 

ロマニ「あの清姫がガクガク震えてるんだけど!?」

 

ギルガメッシュ「何故だ、我も震えてきたわ!?」

 

「で、マスター誰を連れていくんだ?」

 

立夏「全てをスルーした!?その前にどこに行くのか知りたいです」

 

ロマニ「AD.0060……古代ローマだね」

 

立夏「確かその時代って……」

 

ロマニ「暴君ネロだね」

 

立夏「なんだろう……凄まじく嫌な予感と別な意味の危険が待っているような……?」

 

ロマニ「多分その予感は正しいとは思うけど」

 

立夏「行くしか無いよね……」

 

「決まったか?」

 

立夏「アルトリアとWジャンヌとマシュで」

 

「根拠は?」

 

立夏「勘!」

 

「というわけだからロマニ呼んでくれ」

 

ロマニ「どういうわけかわからないけどわかった」

 

アルトリア「呼びましたか?」

 

黒ジャンヌ「呼んだかしら?」

 

白ジャンヌ「呼びました?」

 

ロマニ「それじゃあレイシフト開始!」

 

立夏達はレイシフトを行った

 

「ミゥ、俺達も行くぞ」

 

ミゥ「はい!」

 

俺達もワープした

 

ロマニside

 

「え、なに?あの人たち単独顕現持ちなの?」

 

と呟いていた(聞こえたのはギルガメッシュだけ)

 

side end

 

立夏「刹永さん来てる?」

 

アルトリア「リッカ、それは流石に」

 

「来てるぞ?」

 

ミゥ「私もいます」

 

立夏「刹永さんは予想してたけどミゥさんも!?」

 

誰が走ってきた

 

?「貴様ら、この辺で物凄い力を感じのだが何か知らぬか?」

 

立夏「どなたですか?」

 

?「余か?余はローマにおける五代目の皇帝「ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」である!って被せるように言うな!しかもフルネームではないか!?」

 

立夏「あれ?でもネロって男性……」

 

「マスターよ、受け入れるしか無い」

 

立夏「あ、はい」

 

ネロ「さて、改めて聞くが何か知らぬか?」

 

立夏「私達というよりこの二人だと思う」

 

ネロ「確かにそちらの二人はとんでもない力を感じるな。それにしてもそなたらは珍妙な出で立ちをしておるな」

 

立夏「そういえば自己紹介がまだだったね。わたしは藤森立夏です。一応このメンバーのリーダーをしています」

 

マシュ「後輩のマシュといいます」

 

アルトリア「アルトリアです」

 

白ジャンヌ「ジャンヌ・ダルクです」

 

黒ジャンヌ「ジャンヌ・ダルク・オルタよ。そこのジャンヌとは双子と思っておけば良いわ」

 

「時乃刹永だ」

 

ミゥ「ミゥです」

 

ネロ「悪い奴ではなさそうだな。余の国へ案内しよう!」

 

立夏「わかりましたー」

 

ネロの案内で街に向かっているときに

 

立夏「ネロって普通の人間だよね?」

 

ロマニ「その時代はまだ死んでないからそうのはずなんだけど何故かサーヴァント並みの魔力を持っているんだよな……これも聖杯の影響とみて良いのかわからないけど。でも確かに人間だから死んだら終わりなのは変わらない」

 

マスターとロマニがネロについて話し合っていた

 

ネロ「着いたぞ!これが余のローマである!」

 

そこには確かに栄えた街が存在していた

 

立夏「ここが暴君ネロのローマ?想像以上に素敵な場所だね」

 

ネロ「そうであろう、そうであろう!早速で悪いのだが余の手助けをしてはくれぬか?」

 

立夏「なにかあったの?」

 

ネロ「ここで話すわけにはいかぬから着いて参れ!」

 

ネロの案内で城についた

 

ネロ「既に力を貸してくれている客将を紹介しておこう」

 

?「敵の敵は味方という謎理論により敵に力を貸しているブーディカといいます」

 

?「こちらも何故か暗殺対象に力を貸している荊軻(けいか)だ」

 

?「いつか反逆するために力を貸しているスパルタクスだ」

 

?「■■■■■!■■■■■■―――!」

 

マシュ「え~と、我は呂奉先なり!なんとなくこちらにいる!と言っております」

 

立夏「ブーディカさん以外は裏切る気満々の人しかいない気がするだけど!?」

 

ネロ「そんなことはなかろう!なにせ余、だからな!ハーハハハハ!」

 

立夏「ダメだこりゃ」

 

自己紹介を終えるのを見据えたかのように兵士が走った来た

 

兵士「何者かが陣を引いています!」

 

ネロ「なんだと!?一体誰だ!?」

 

兵士「わかりません!おそらく連合ローマ帝国の将かと思われます!」

 

ネロ「捨ててはおけぬか……出陣じゃ!」

 

兵士「はい!伝令します!」

 

ネロ「客将の奴らは当然だが、そなたらにもお願いする」

 

立夏「もちろんだよ!」

 

「ミゥ行ってこい。俺は一応ここを守っておく」

 

ミゥ「はい!」

 

立夏達は戦場へと向かった

 

「で、いつまで隠れているつもりだ?フラウロス……その姿の時はレフと言った方が良いか?」

 

フラウロス「フラウロスで構わないよ。エターナル」

 

「主にでも聞いたか」

 

フラウロス「あんたは計画の邪魔になるからここで死んでもらおうと思ってね」

 

「結果として邪魔にはなるだろうが、これはあくまであいつらの旅であり物語だ、積極的に介入する気はない」

 

フラウロス「だが、今のお前はサーヴァントだ」

 

「サーヴァントなら主を守るのは普通だろ?」

 

フラウロス「だからここでエターナルを召喚してお前には死んでもらう!」

 

「死にたくないならやめておきな」

 

フラウロス「命乞いか?」

 

「アホ、一部の例外を除いてエターナルってのはバーサーカーよりも魔力喰いなんだよ。お前の主だって1日持てば良い方だぞ。俺や俺の妻達はその例外だけどな」

 

フラウロス「嘘だ!」

 

「主にでも聞いてみろ」

 

フラウロス「首を洗って待っていろ!」

 

フラウロスは姿を消した

 

「本当のことを言うかはわからんがな」

 

ミゥ「ただいま戻りました!」

 

「どうだった?」

 

ミゥ「アレクサンダーという人でした。話し合いにきたようなのですが……」

 

「ネロの逆鱗に触れてこの後全面戦争か?」

 

ミゥ「マスターが刹永さんを呼んでこいって言ってます」

 

「今回はミゥに任せるから上手く使え。俺はお前らの家を守ってやるって言っとけ」

 

ミゥ「わかりました!」

 

ミゥは再び出ていった

 

ミゥside

 

「とのことでした」

 

立夏「わかりました」

 

アルトリア「よろしいのですか?」

 

立夏「あの城は平気なのが確定したからね。それに来なかったって事は今はこのメンバーでなんとか出来るということだしね」

 

「マスターもわかってきましたね。なにか想定外の事があれば飛んでくるとは思います」

 

立夏「開幕の花火をお願いしていい?」

 

「良いですけど、どのぐらいの威力が良いでしょうか?」

 

立夏「アレクサンダーと半分くらい残せば問題ないと思う」

 

「わかりました」

 

立夏「ネロさん、ミゥが花火をあげて半分くらい掃討するから後お願いしていい?」

 

ネロ「わかったぞ」

 

アレクサンダーさんの部隊が見えてきました

 

立夏「ミゥ、やっちゃえ♪」

 

ミゥ「ふぅ……マナを光となりて敵を吹き飛ばせ!ライトバースト!」

 

side end

 

立夏side

 

ミゥの詠唱を終えると光が爆発した

 

「……眩しい!」

 

爆発が収まった後には本当に半分くらいが無くなっていた

 

「ミゥ、凄い……ネロさん!今です!」

 

ネロ「わ、わかっておる。客将たちよ頼むぞ!」

 

ネロさんの号令で呂布達が暴れだした

 

side end

 

「それそろ終わった頃かな……」

 

フラウロス「あの皇帝は終わりだな」

 

「それは立夏とネロ次第だが、あんたのその予想が外れることを祈ってるよ」

 

フラウロス「それないだろなにしろ向こうには」

 

「ロムルスがいるから、だろ?」

 

フラウロス「その通りだ」

 

「だが、お前は甘く見すぎてる」

 

フラウロス「お前の言う通り予想が外れたらアレを呼ぶ」

 

「好きにしろ。その代わりマスターの勘の良さにビックリするだろうな」

 

フラウロス「アレを倒すのは不可能だ」

 

「アレは破壊の権化だが、倒せないことはない。知らなかったのか?実際何度か倒されてるけどな」

 

フラウロス「アレを倒すには星の力が……まさか!?」

 

「いるだろ?星の聖剣を持つ者がな」

 

フラウロス「今は封印されていて倒せるだけの威力はない」

 

「そうか」

 

フラウロス「フフフ、最後に勝つのは我らだ!」

 

フラウロスは姿を消した

 

「やれやれ、そこまで気付いたなら十三拘束まで気付けよ」




バラしてバラすは「(お前の正体を皆に)バラして(そのあとお前を)バラす」という意味です。ようは殺すぞって事です

どこで説教を行ったかは内緒です

このネロは(確か)サーヴァント前なので刹永に対する恐怖は無い(はず)です

ちなみに呂布の翻訳は適当です

エターナル召喚フラグではないです
ある意味別なのがやってきますがあの天敵とも言えるサーヴァントがいるので問題無いでしょう
いざとなったらミゥや刹永が代わりに倒せば問題ないですが多分アレで終わらせます。どこまで拘束を無くすかはわかりません。半分でもかなりの威力みたいですが……倒したというのはtellaで語られていますがどの程度の威力かわからないんですよね……

ライトバーストはかなり手を抜いて打ってます

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。