コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

20 / 49
サブタイトル思いつかんかった

刹永達はその内翠屋に居候します。刹永とユーフィーとミゥの両親は既に亡くなってる設定です(三人とも別々な両親ですが、父親が兄弟なので仲良しな両親達です)。同年生まれで刹永、ミゥ、ユーフィーの順です。それぞれの遺産は刹永以外は放棄してます

桃子の口調がわからぬぇー!!

あ、とらいあんぐるハート要素あります


魔法少女リリカルなのは編
なのはとの出会い


「さて、どこに行こうかな?」

 

ミゥ「どこかに行くのですか?」

 

「そろそろ暇になったんでな」

 

ユーフィー「それならここに行きたいです!」

 

とユーフィーが魔法少女リリカルなのはと書かれたBDを持ってきた

 

「別に良いが何故ここ?」

 

ユーフィー「魔法が見てみたいからです!」

 

刹永&ミゥ「……」

 

ユーフィー「あの~どうしました?」

 

ミゥ「ユーフィーちゃん? 私達も魔法は使えますよ?」

 

ユーフィー「それはそうなのですが、砲撃魔法が見てみたいです!」

 

「ツッコミどころは色々あるが、まぁ良いか。ミゥはどうする?」

 

ミゥ「ユーフィーちゃんが心配なので行きます」

 

「じゃあ行くか」

 

俺達は散歩に行く感覚で魔法少女リリカルなのはの世界へと向かった

 

--------------

 

「到着と……ふむキチンと着いたようだな」

 

ユーフィー「ここが海鳴市ですか~ところでなんで私とミゥちゃんだけでなく刹永さんも子供になってるんです?」

 

「そっちの方が不都合がなくて良いからな。ちなみに戸籍もあるぜ」

 

ユーフィー「い、いつのまに……」

 

「ついさっきな。ユーフィーとミゥは俺の親戚な。時乃悠久と時乃美羽な」

 

ミゥ「今ってどういう時期なのですか?」

 

「本編始まる前だな。俺はそこら辺ブラブラ探索するからユーフィーとミゥは公園にでも行って遊んでてな」

 

ユーフィー「私達そんな子供じゃないです!」

 

「言っとくが俺達は大人びた子供という設定だ。なのは達と共に成長するようにしているから向こうから違和感は感じないはずだ。俺達の本体には成長は及ばないけどな」

 

ユーフィー「は、はぁ……なるほど?」

 

「まぁミゥがわかってれば良いや。そうそう魔法はまだ使うなよ?」

 

ユーフィー「どうしてですか?」

 

「この世界では時空管理局という組織があって、そいつらがやって来る可能性があるからな。物語が進めばやってくるが今はその時期じゃないからな」

 

ユーフィー「よくわからないですけど、わかりました!」

 

「……ミゥはどうだ?」

 

ミゥ「大丈夫です。使っても良い時期が来たらどの程度までなら使っても良いですか?」

 

「なのは未満で。一応彼女が主人公だしな」

 

ミゥ「わかりました」

 

「じゃあ解散!」

 

ミゥ「はい。ユーフィーちゃん行きますよ」

 

ユーフィー「ミゥちゃん待ってよー」

 

ミゥとユーフィーは公園に向かった

 

「さてと、様子を見ながら行動するか」

 

俺は姿と気配を消す魔法をかけてミゥ達の後を追った

 

--------------

 

ミゥside

 

「ここが公園ですね」

 

ユーフィー「遊具がいっぱいありますよ!」

 

「ブランコにシーソーにアスレチックしか無いですけどね……」

 

ユーフィー「でもここに何があるんだろう?」

 

「多分刹永さんのことですから何かがあると思います」

 

ユーフィー「とりあえず遊ぼう!」

 

(確かユーフィーちゃん子供じゃないって怒ってたような?まぁ見た目相応ですし気にしなくて良いですね)

 

それから私達は日が暮れるまで他の子供達に交じって遊んだ

 

ユーフィー「楽しかった~」

 

「そ、そうだね」

 

ユーフィー「そういえばあの子ずっとブランコに乗ってますよね?もう他の子達は帰ったのに」

 

「話しかけてみましょう(あれ?あの子はもしかして?)」

 

ユーフィー「こんばんは!君は帰らないの?」

 

?「え?」

 

「ユーフィーちゃん、そんな急に話しかけたらびっくりしちゃうよ」

 

?「え、えっとこんばんは?」

 

ユーフィー「急に話しかけてごめんなさい!」

 

?「い、いえ、少しびっくりしただけですので平気です」

 

ユーフィー「ユじゃなくて時乃悠久です」

 

「時乃美羽です」

 

?「えっと、高町なのはです」

 

「(やっぱり)どうしてずっとここにいるのですか?」

 

なのは「お父さんは入院しててお兄ちゃんとお姉ちゃんは鍛練してて、お母さんはお店で忙しいからお店が終わるまではここにいるの」

 

「それはどうしてですか?(なるほど、だから刹永さんは私達にここにくるようにしたんですね)」

 

なのは「迷惑をかけたらいけないから良い子でいないとダメなの」

 

「それは誰かに言われたのですか?それとも自分で決めたことですか?」

 

なのは「じ、自分で決めたことです」

 

「それはダメです!」

 

なのは「え?」

 

「私達のような特殊な事情があるなら兎も角、なのはちゃんのような歳の子供はもっと甘えなきゃダメ!」

 

なのは「で、でも、それだと……」

 

「子供なんだから迷惑をかけなきゃダメ!しかもこれはなのはちゃんだけの問題では無さそうですね

 

なのは「でもでも……」

 

「一緒に行きましょう!」

 

なのは「え?」

 

「なのはちゃんの家に私達も行きますから今すぐ行きますよ!」

 

ユーフィー《ミゥちゃん、ミゥちゃん、高町なのはってあの魔砲少女の高町なのはですか!?》

 

《ユーフィーちゃん、とりあえず落ち着いて。確かにそうですが、まだ魔法少女ではないので口走らないように!》

 

ユーフィー《ところでさっきなのはちゃんの家に行くって……》

 

《行ってなのはちゃん達の家族の方々に説明しないとなのはちゃんは一人ぼっちのままですからね》

 

私達はなのはちゃんの腕をつかみなのはちゃんの家に向かいました

 

なのは「私の家ってわかるのですか?」

 

「急いでいたのでわからないので案内お願いできますか?」

 

ユーフィー《本当は知ってるのに?》

 

《合わせなさい!》

 

ユーフィー《は、はいぃ!》

 

私達はなのはちゃんの案内で改めて翠屋に向かった

 

なのは「ここが私の家です」

 

「では入りますよ」

 

準備中という札を確認してタイミングが良かったと思いながら扉をくぐった

 

カラン、カラン

 

?「いらっしゃい、本日はもう終わっちゃってます。ってなのは?おかえりなさい」

 

なのは「た、ただいまです」

 

「なのはのお母さんですか?」

 

?「その通りですが、君は?」

 

「時乃美羽です、こちらが時乃悠久です」

 

ユーフィー「時乃悠久です」

 

「ちょっとなのはちゃんの事でお話がありまして」

 

ユーフィー《お話というよりOHANASHIですよね?》

 

《ユーフィーちゃん?少し黙っててね?》

 

ユーフィー《わ、わかりました!》

 

「なのはのお兄さんとお姉さんも一緒にお願いします」

 

?「え、ええ、わかったわ。少し待っててね」

 

桃子さんは恭也さんと美由希さんを呼びに行った

 

なのは「美羽ちゃん、少し強引過ぎだと思うの……」

 

「このぐらいじゃないとダメです(それに刹永さんもそろそろ動くでしょうし)」

 

?「連れてきたわ」

 

?2「そちらの少女か?なのはについて話があるのは」

 

「そうです。話す前に自己紹介しましょうか。私は時乃美羽です。こちらは時乃悠久です」

 

ユーフィー「と、時乃悠久です(ミゥちゃん怖いです)」

 

?1「なのはの母の高町桃子です」

 

?2「兄の高町恭也だ」

 

?3「姉の高町美由希よ」

 

「それでは早速ですが、私達がなのはちゃんと出会った時の事を説明します」

 

私は公園でのなのはちゃんとのやり取りを説明した

 

「この説明を聞いて、思い当たる節はありますか?」

 

私がそう聞くと三人は何かを考えるように黙りこみました

 

しばらくして桃子さんが重苦しく口を開きました

 

桃子「わ、わかりませんでした」

 

恭也「俺もわからなかった」

 

美由希「私も……」

 

「なのはちゃんのお父さんが入院しててお店が忙しく、なのはちゃんの事をあまり見れなかったのは多少はわかります。でも接する機会が沢山あったはずの恭也さんと美由希さんは何をしていたのですか?」

 

恭也「父さんの後を継ぐために鍛練を……」

 

美由希「わ、私は恭ちゃんに追い付くために……」

 

「それはなのはちゃんの事を見れないほど毎日過密にしないといけないことなのですか?」

 

恭也「そ、それは……」

 

「部外者である私が追求してもあまり仕方が無いことですのでなのはちゃん」

 

なのは「は、はい!」

 

「今がチャンスです。私達は外に出てるので後はなのはちゃんが自分の心を自分で伝えるべきです」

 

なのは「わ、わかりました」

 

なのはちゃんが頷いたのを見て私はユーフィーちゃんの腕を引っ張って翠屋の外に出た

 

「ふぅ……」

 

ユーフィー「お、お疲れ様?でもこれでよかったのかな?」

 

「一度は話し合わないといけないことですから早めにしちゃった方が良いです。こういうのは長引けば長引くほど厄介になっていくものなので」

 

ユーフィー「でも、さっきのミゥちゃん、刹永さんみたいだったよ?」

 

「模倣してみました。やっぱり刹永さんほどには出来ません」

 

ユーフィー「ところで刹永さんは?」

 

「多分ですが、なのはちゃんのお父さんのところだと思います」

 

ユーフィー「どうしてですか?」

 

「入院してるということは大怪我を追ったのか、病気を患ってるのかはわかりませんが、おそらく刹永さんは治しに行ったのだと思います」

 

ユーフィー「治すってどうやってです?」

 

「魔法で治すのでしょう」

 

ユーフィー「あれ?でも何らかの組織に見つかるって言ってましたよね?」

 

「膨大な魔力を一気に使ったらそうなりますが、おそらく時空管理局が介入するまでの魔力は使わないと思います」

 

ユーフィーちゃんと会話していると翠屋の中からすすり泣く声が聞こえそっと窓から中を見ると3人が抱き合ってるのが見えた

 

「上手くいったようですね」

 

sideEND

 

--------------

 

「よくやったな」

 

ミゥ「あ、おかえりなさい。どうでした?」

 

「おう、完治したぜ。まぁ治し過ぎた気もするけど」

 

ユーフィー「刹永さん、ミゥちゃんに行動がバレてたの驚かないの?」

 

「ミゥは気配と姿を消してた俺を認識してたぜ?その事には驚いたがな」

 

翠屋のドアが開いた

 

桃子「あらあなたは?」

 

「時乃刹永です。こいつらの兄のような感じです」

 

桃子「一緒に行動してなかったの?」

 

「買い物をしていたので」

 

俺は買い物袋を持ち上げた

 

桃子「偉いのね。ご両親は?」

 

「既にいません。こいつらの両親も既にいませんので三人で暮らしてます」

 

桃子「悪いことを聞いたわね」

 

「いえ、こいつらのおかげで寂しく無いですし」

 

桃子「家は近いの?」

 

「近いと言えば近いですが、山の方です」

 

桃子「そういえばあそこには家があったわね……少し遠いわね、今日は家に泊まっていきなさい」

 

「でも、迷惑では?」

 

桃子「子供なんだから迷惑をかけていいの!それに食材もあるようだし、腕によりをかけるわよ?」

 

「それではお言葉に甘えます」

 

俺達は桃子さんと一緒に翠屋に入った




ユーフィーの反応が遅かったのは名前を聞いて混乱してたからです

あ、ユーフィーの本当の両親(ユウトとアセリア)は健在ですよ?

ミゥの口調が少し怖いのはなのはの『良い子』になろうとしてるのもそうですし、何よりなのはの家族の誰もそれに気付いていなくて少しもイライラしてるからです

ユーフィーと刹永とミゥの念話はチャンネルが違うので三人以外には聞こえません

名乗ってないのに地の文で桃子、恭也、美由希と表記してるのはミゥは知ってるからです。それ以外では名乗るまでは『?』表記です

なんかミゥが刹永化してるような気がしますね

士郎は完全に身体能力が全盛期まで戻ってます

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。