コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記 作:永遠神剣を求む者
ちなみにまだ原作前です。あの二人も誘拐されてません
翌日になった
「恭也さん、おはようございます」
恭也「おはよう。俺は先に下に行ってるからな」
「はい」
恭也は出ていった
「(おいおい、殺気飛ばすか普通。一瞬身体が反応しちゃうとこだったぜ)ふぅ……さて行くか」
俺も下に向かった
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「おはようございます」
桃子「おはよう」
美由希「おはよう」
ミゥ「おはようございます」
ユーフィー「おはようございます」
桃子さんはどこかに電話をかけた
桃子「高町桃子ですが、これから向かいます」
どうやら病院にかけたようだ
桃子「それじゃあ病院へ向かいましょう」
全員で病院へ向かった。歩きで
なのは「み、みんな、待って、よー」
桃子「あら、なのは以外は体力あるわね」
美由希「修行の成果です」
恭也「同じく」
「毎日山登りしてるようなものですし」
ミゥ「私達もです」
桃子「そろそろ着くから少し休憩しましょうか」
そんなこんなで病院に到着した
桃子「高町桃子です。高町士郎に会いにきました」
受付「○号室です」
桃子「はい、わかりました」
受付(ん?三人多い?でもあの子達って確か……)
桃子「それじゃあ行くわよ」
桃子さんと共に士郎さんがいる病室に向かった
コンコン
?「はーい?」
桃子「桃子です」
?「入って良いよー」
全員「失礼します」
?「いらっしゃい、おや?そちらの子達は?」
「時乃刹永です」
ミゥ「時乃美羽です」
ユーフィー「時乃悠久です」
?「高町士郎です」
桃子「気付かなかったちょっとした問題を解決してもらったのでついてきてもらったの」
士郎「問題?」
桃子は説明した
士郎「色々と迷惑をかけたね」
ミゥ「いえ、私も少し言い過ぎたかなと思ってます」
桃子「美由希、なのはちゃん達と公園で遊んでてくれる?」
美由希「はい、わかりました。それじゃあ皆行くよー」
子供4人「はい」
俺達は美由希と共に公園に向かった
恭也size
士郎「あの子たちを先に出したってことは何かあるのかな?」
桃子「ええ、まぁ」
母さんは昨日俺達が風呂で聞いたことを話した
士郎「それで桃子さんと恭也くんはどう考えてるのかな?」
桃子「私は養子にして引き取り、学校に通わせた方が良いと思ってます」
士郎「僕もそれが最善だと思うけど何を迷っているんだい?」
桃子「そこまで踏み込んで良いのかがわからなくて」
士郎「それに君達の話を聞く限りあの子達は見知らぬ親戚がこちらをターゲットにすることも懸念して断るだろうね」
桃子「そうね……もし私やなのはが人質にされたらとも考えちゃうわね」
士郎「そうなったらなったで俺と恭也が叩き潰すけどね」
「父さん、殺気が出てます」
士郎「おっと、そんなわけで仮になんらかの被害を被ったとしても何も問題がないことを説明しないといけませんね……」
「俺と父さんの試合を見せる?」
士郎「それが一番かもね。じゃあそういうわけで退院手続きして家に戻ろうか」
桃子「はい」
「わかりました」
俺達は父さんの退院手続きをして病院を後にした
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ミゥ《どんな会話をしてるんでしょうか?》
《さぁ? 大方どうやって俺達を養子にするかの相談でしょう》
ミゥ《受けた方が良いのでしょうか?》
《最終的にはな。それとな恭也や美由希には俺達が生死に関わる戦いを潜り抜けてきた事はある程度見抜かれてるぞ》
ミゥ《それは大丈夫なのでしょうか?》
《何か言われない限りは大丈夫だろう。向こうも最初からこちらが受けるとは思ってないだろうしな》
ミゥ《刹永さんお願いしますね? 一番上のお兄さんですし》
《まぁ俺も無関係ではないしな。それと士郎にも見抜かれると思っておけよ》
桃子「皆ー帰るわよー」
恭也と士郎以外「はーい」
桃子さん達と合流して翠屋に向かってる途中で
士郎「さっき話し合ったんだけどね。君達を養子に迎えたいと思うんだけど、どうかな?」
と士郎さんが唐突に切り出した
「(単刀直入かいな!)いえ、それだとご迷惑が……それに……」
桃子さんとなのはを一瞬見る
桃子さんは既に知っていたのか何も反応が無かったがなのはは首をかしげていた
士郎「その心配はしなくていいよ。論より証拠、家の道場でそれを示させてもらうよ」
ミゥ《えっと、何をするつもりなのでしょうか?》
《多分試合だろう。士郎さんと恭也なのな》
ミゥ《大丈夫なのでしょうか?》
《やり過ぎる前に桃子さんが止めるだろうよ。それにこの二人は剣術に関しては俺以上だ。見といて損はないぞ》
そんなこんなで翠屋に到着し、裏にある道場に向かった
士郎「これで君達の心配が晴れると良いんだけどね」
(心配は全くしてないけどな)
桃子「それじゃあ、試合開始!」
桃子さんの掛け声と共に空気が一気に張りつめた
ユーフィー《なんか、空気が?》
《これが達人同士の試合の空気だ。そしてこの二人の勝負はおそらく一瞬でつくぞ》
それからも膠着状態が続いた
《入ったな》
ユーフィー《何がです?》
《気付かないか? 二人の距離が近づいてることに》
ユーフィー《え? あ、本当だ》
《揺らいだな。決まるぞ》
ユーフィー《え?》
《目を離すな!》
ユーフィー《は、はい!》
次の瞬間には向かい合っていた二人が位置が逆になり、お互いに背中を向けている状態になった
そして恭也が膝をついた
桃子「そこまで!」
ユーフィー《え? 一体何が?》
《神速、あの二人と美由希が修めてる剣術の奥義の一つだ》
ユーフィー《それなら刹永さんや時深さんも……》
《アホ、俺と時深がやってるのは時間ごと速くなることで反則技だ。だがあの二人は己の技術だけであの速さを実現している》
ユーフィー《えーと、どう違うのでしょう?》
《俺と時深は時間ごと速くなる、つまりは自分の時間だけを進める事だ。あの二人は言うなれば単なる足の速さだ》
ユーフィー《よくわからないです》
《まぁわかる必要は無い》
士郎「どうだい?」
「速すぎて何がなんだかわかりませんでした」←嘘です
士郎「簡単に言うと仮に桃子やなのはが人質になってもあの速さで救出が出来るというわけだ」
「確かにあの速さなら大丈夫みたいですが、あなた達の身体は大丈夫なのでしょうか?」
士郎「痛いところを突くね……僕は大丈夫だけど恭也はそんなに長くは出来ないだろうね」
「(恭也の膝もこっそり治すか)養子になろうと思います」
士郎「そうか、それじゃあ今日から君達は家族だ」
「ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします」
士郎「良いんだよ。沢山かけなさい。それが子供に与えられた特権だ」
桃子「それじゃあ今日はお祝いね♪」
「あ、でも家に着替えとか取りにいかないと」
桃子「そんなの明日で良いのよ」
「いえ流石に連続でこの格好と言うのは……」
桃子「もしかして昨日寝たときもその格好だったの?」
「俺はそうです」
ミゥ「わ、私もです」
ユーフィー「私も……」
桃子「それなら今から取りに行きましょう♪」
「はぁ……拒否権は無さそうですね」
俺達は桃子さんと共に家に向かった
「ここです」
桃子「ずいぶんと立派な家なのね」
「まぁ見知らぬ親戚達は家が欲しいと言うよりこの家を売った時のお金が欲しいみたいですけどね。どうぞ上がってください」
桃子「お邪魔します」
「居間はこちらです」
桃子さんを居間に案内した
「俺達は着替えを取ってきます」
俺達は部屋に向かい着替えを取り、居間に向かった
桃子「結構大きいバッグがあったのね」
「バッグというよりリュックサックですけどね……遺産の中にあったので色違いで三つあったので三人でわけました」
桃子「これは士郎さんや恭也にも来てもらった方が良かったかな。まさかそんなに大量にあるとは思わなくて」
「入れ物が大きいだけで満杯に入ってるわけでは無いです」
実際ユーフィーやミゥですら半分程度にしか入っていなかった
桃子「あら、そうなの?」
「要らなくなった小さい服はまだ大量にありますけどね……着れるのだけ入れてきました」
桃子「大丈夫なようだし、ゆっくり帰りましょうか」
全員「はい」
俺達は来たときとは違い、ゆっくりと歩いて翠屋に向かった
桃子となのは以外は人質になっても余程の事がない限りはあっさりと脱出出来ますよね……桃子が人質になったら士郎が、なのはが人質になったら恭也がバーサクモードになって殲滅しそうですし
月村家はとらハの設定です
恭也と美由希に見抜けるなら士郎に見抜けないわけはないよね……ということです病室では初対面ですし、そんなに長くいたわけではないのでその時点では見抜いてはいません
士郎と恭也の剣術は刹永以上→そもそも刹永は剣術の訓練は積んでませんので『剣術』だけみた場合は下手したら美由希未満です。『殺し』に関しては士郎や恭也以上です
士郎と恭也の神速対決ですが、恭也の膝は治ってないので士郎の勝ちです。厳密に言えば完治してても全盛期の士郎には勝てませんが。ユーフィーとミゥは二人の神速を捉えられてませんが、刹永はキチンと捉えてます
時深VS士郎(全盛期)でやったとして、士郎が先手で神速を使っても時深には絶対に勝てません
100m走で例えるなら神速使っても1/100以下の時点で刹永と時深は既にゴールしてる
士郎だけだと心許ないのでその内恭也の膝も治してしまいます
着替え?次元の狭間から取り寄せですが? 着替えを入れるやつは刹永が継いだ遺産の中にあるやつを三人で分けたという設定です。ユーフィーは白と青のツートン、ミゥは白、刹永は黒です