コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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ウダウダやってもあれなので飛ばします
あ、ちなみに刹永達は8歳です(なのはと同学年にするために)

誘拐されるのはあの二人です。刹永の婚約者になっちゃうけど良いのかは知らん。今後の展開次第!(マテ


入学(編入)、誘拐

それから色々あって俺達は養子縁組をするときに戸籍を確認された時に8歳とバレて私立聖祥大附属小学校の3学年に編入することになった

 

養子縁組するときに桃子さんと士郎さんは何故か笑顔で役場の偉い人と話していたがなにがあったのかは不明だ。知らぬが仏ということで見て見ぬ振りをした

 

これまた何かしらの伝があるのかなのはと同じクラスになった

 

家族になるんだからと恭也と美由希となのはへの呼び方が呼び捨てになった

 

桃子「さていよいよ、初めての学校へ出発ね」

 

「なんで桃子「ん?」……か、義母さんの方が緊張してるんです?」

 

ユーフィー《ぶっ!》

 

《ユーフィー、後で覚悟しとけよ?》

 

ユーフィー《た、助けてミゥちゃん!!》

 

ミゥ《ごめんユーフィーちゃん、無理!》

 

「なのは遅いな。また寝坊かな」

 

桃子「そうみたいね……はぁ」

 

桃子さ「……?」義母さんがなのはを起こしに向かった

 

桃子「なのはー!起きなさーい!」

 

なのは「にゃ!」

 

それからドッタンバッタンと音がして制服を着たなのはが降りてきた

 

なのは「皆おはよー!」

 

「おはよう。まだ時間に余裕があるとは言え早く食っちゃえよ」

 

なのは「時間?」

 

なのはは時計を見て固まった

 

なのは「お母さん!まだ1時間も余裕あるじゃないの!」

 

桃子「私はなにも言ってないわよ?ただ起こしただけよ?」

 

なのは「うー」

 

桃子「はいはい、唸るのは良いけど食っちゃいなさいね」

 

なのは「はーい」

 

それからなのはは微妙に膨れながらも朝飯を食べた

 

なのは「ごちそうさまでしたー」

 

食べ終わったなのはは食器を片付けて歯を磨いた

 

なのは「準備完了!」

 

「いや、だからまだ少し余裕があるぞ。俺達はもうすぐ出発するけど」

 

なのは「なんで?」

 

「いや、職員室行かないとあかんからな」

 

なのは「そっかー。それじゃあ教室でねー」

 

「職員室の場所がわからない俺達を放置するのか?」(黒い笑み)

 

なのは「にゃ!?」

 

桃子「あらあら、なのはったら」(こちらも黒い笑み)

 

なのは「そそそんなわけないよよよよ」

 

ユーフィー&ミゥ(に、似た者義親子(おやこ))

 

「さてなのはよ、どう行くんだ?(知ってるけど)」

 

なのは「バスで近くまで行くからバス停に向かうよー」

 

翠「?」家を出発してバス停でバスを待って学校前に到着した俺達

 

なのは「ここが私立聖祥大附属小学校だよー」

 

「そこの看板見ればわかるが……ところでバスの中で相当驚かれてたな?」

 

なのは「な、なんのことかな?」

 

「なるほど寝坊はいつものことなのか」

 

なのは「そんなことより職員室行くよー!」

 

(誤魔化した)

 

ミゥ(誤魔化しましたね)

 

ユーフィー(あははは……)

 

担任「お友達が三人増えます!」

 

「時乃刹永です。この二人の兄のような感じです」

 

ミゥ「時乃美羽です。よろしくお願いします」

 

ユーフィー「時乃悠久です。よろしくお願いします!」

 

席は何故かなのはの横と前になっていたので俺は前の席でミゥとユーフィーは横の席になった

 

何故か俺の横がアリサとすずかだったが

 

《小学校なんて何周期ぶりだろう?》

 

ユーフィー《そこは『何年』じゃないんですね……》

 

《小学校に通ってたのはお前が監・視に来る前だったな》

 

ユーフィー《あの、なんで監視をわざわざ強調したんです?》

 

《フフフ、なんでだろうな?》

 

朝のSHRが終わるとやはり質問が飛び交った

 

ミゥとユーフィーは目がグルグルしていたが俺は普通に答えていた

 

左に座っていたアリサがプルプルしてるのを横目で確認して耳を手で塞いだ。ちなみに月村すずかも耳を手で塞いでいた

 

バン!

アリサ「いい加減にしなさーい!!!

 

《塞いだのに耳がーミミガー》

 

ミゥ《ユーフィーちゃんと私は塞ぐ暇なく直撃しました~》

 

ユーフィー《はらほろひれはれ~》

 

アリサ「順番に並んで質問しなさい!」

 

アリサのあまりの剣幕に従うクラスメイト達

 

ユーフィーやミゥもなんとか捌いたようだった

 

ユーフィー「た、助かりました~」

 

アリサ「私もイライラしてたからね。ついでよついで」

 

すずか「アリサちゃん、とりあえず自己紹介しない?」

 

アリサ「アリサ・バニングスよ、そこの寝坊助なのはの友達よ」

 

すずか「月村すずかです。同じくなのはちゃんの友達です」

 

ユーフィー「あ、はい、よろしくお願いします!」

 

(月村すずか……なるほど、吸血鬼ね……まぁ気にすることは無いか)

 

しばらく放置していると後ろのなのはの席から楽しそうな声が聞こえてきた

 

(もう仲良くなったのか早いな~)

 

すずか「寂しくはないんですか?」

 

「ようやく学校に通えて妹に友達が出来たんだ兄としては喜ばないとダメだろ?」

 

すずか「そんなものですか?」

 

「そんなものだ。まぁ仲良くしてやってくれや」

 

ほぼ無意識にすずかの頭を撫でた

 

「おっと、すまんな」

 

すずか「なんだか、もう一人のお兄さんみたいです」

 

「兄がいるのか?」

 

すずか「本当のではなく、お姉ちゃんの婚約者ですけどね」

 

「そうか。そろそろチャイムが鳴るな」

 

ミゥ&ユーフィー《むぅ~》

 

《お前らも膨らんでないで授業の準備しろ。気が向いたら撫でてやるから》

 

ユーフィー《それ以上(子作り)を求めます!》

 

《却下に決まってんだろ。8歳でそういうことしてたらおかしいだろ》

 

ミゥ《そ、そうですよね~》

 

《ミゥ、お前もか》

 

そうこうしてる内にチャイムがなり、授業が始まった

 

そして放課後

 

ユーフィー「ッハ! 気付いたらあっという間に放課後に!? 授業やったけ!?」

 

「やったわというか昼休み以外殆んど寝てただろうがこのボケぇ!」

 

パァン

 

ユーフィー「ぐふっ」

 

アリサ「よ、容赦ないわね……というよりそのハリセンどこから出したのよ……」

 

「この鞄に入れてきた。このアホ妹のボケに対するツッコミ用のハリセンは常備してる。鞄以外の隠し場所は内緒だがな」

 

ミゥ「あははは……」

 

すずか「良いなぁ……」

 

アリサ「す、すずか?」

 

すずか「え、あ! な、なんでもない!」

 

「安心しろ他人の子にはやらん。なのはにはやるかもだが」

 

なのは「私も他人の子だよね!?」

 

「養子に入った以上は一応他人の子では無いからな」

 

なのは「と、とりあえず帰らない?」

 

「そうするか」

 

俺達は帰る準備をして学校を出た

 

ミゥ「あの~悠久ちゃん置いてきちゃいましたけど良いのですか?」

 

「あ」

 

アリサ「あ」

 

なのは「すっかり」

 

すずか「忘れてたね」

 

ユーフィー「みんなー待ってー」

 

ユーフィーが走ってきた

 

「遅かったな」

 

ユーフィー「ひどいよー」

 

「まぁ合流したことだし行くか」

 

改めて学校を出た

 

しばらく歩いているといきなり黒塗りのワゴンがやってきて数人の男が降りてきた

 

男1「どのガキだ?」

 

男2「めんどいから全員連れていくか」

 

《そんなに抵抗しないで連れていかれるか》

 

ミゥ&ユーフィー《はい!》

 

アリサとすずかは必死に暴れてるが大人の男には敵わず捕まってしまった

 

俺達も含めて腕を後ろで縛られた

 

しばらくするとどこかの工場跡らしき場所にやってきた

 

俺達を連れてきた男達は金を貰って去っていった

 

アリサ「あなたたちは一体誰!? なんでこんなことを!?」

 

男1「私は月村安次郎、そこにいるすずかの叔父にあたる者だ。 私の狙いはそこにいる奴の姉の忍の財産だ」

 

すずか「そんなことのために私を誘拐したのですか!?」

 

安次郎「お前の生殺与奪が私の手にあるとわかればあきつも大人しく財産を差し出すだろうからな」

 

「アホか」

 

安次郎「なに?」

 

「良い大人が言うに事欠いてやることがこんなみみっちい事だと思うとな」

 

安次郎「黙れ、下等生物が!」

 

「割りと早くに本性を現したな」

 

安次郎「グググ……そうだちょっとした余興をしようか」

 

安次郎はすずかを見てほくそ笑んだ

 

安次郎「そこにいるすずかはな夜の一族と呼ばれる吸血鬼だ!」

 

「で?」

 

安次郎「化け物なんだぞ!どうだ?怖いだろ?」

 

「全然? あぁ、あんたの方がよっぽど怖いな」

 

安次郎「ならそこの女はどうだ!?」

 

アリサ「吸血鬼だろうと化け物だろうとなんだろうとすずかは親友よ。その事に一辺の曇りも無いわ!」

 

安次郎「ウグググ、ならそこの三人は!?」

 

ミゥ「すずかちゃんは別に私達に害をなすわけではないので怖くないです!」

 

ユーフィー「同じくです!」

 

なのは「私も同じです!」

 

すずか「み、みんな」

 

「それにお前の命運はもうすぐ尽きるしな」

 

安次郎「なに?」

 

次の瞬間扉が大きく開かれた

 

安次郎「だ、誰だ!」

 

そこには恭也と美由希、何故か士郎がおり、その後ろには忍らしき人もいた

 

?「やっぱりあなたなのね、安次郎叔父さん」

 

安次郎「し、忍!?」

 

忍「なに? 私がここにいるのが不思議? 妹とその友人を助けるためなら来て当たり前でしょ?」

 

安次郎「くそ! ならここでお前の妹の命を!」

 

安次郎が銃を取り出し、向けて発砲しようとしたとき

 

安次郎「ガッ!」

 

恭也「やらせるわけ」

 

士郎「ないでしょう?」

 

恭也と士郎の攻撃で銃を持っていた腕は変な方向に曲がり、さらには壁に叩きつけられた

 

安次郎「だが、下の階には賛同した仲間達が……」

 

美由希「残念ながら全員には眠ってもらいました」

 

忍「あなたには妹と拐かした罰を与えないといけないわね」

 

安次郎「や、やめ!」

 

忍「フン!」

 

ゴス!

 

忍の強烈な腹パンにより安次郎は気を失った

 

(こ、こえぇ……)

 

士郎「今縄を外すね」

 

恭也と美由希と士郎と忍は手分けして俺達の縄を解いた

 

忍「それじゃあ、私の家に行きましょうか♪」

 

「何故ですか?」

 

忍「色々と話したいことがあるからかな?」

 

「は、はぁ……」

 

忍「そこに停めてる車に乗ってね~」

 

近くに停めてあったリムジンに乗り、月村の家に向かった




ア刹す
ユなミ
↑こんな感じです

なんか知らんがすずかが変な性癖に目覚めそう!

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