コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記 作:永遠神剣を求む者
盛大にバレますというバラしますがぶっちゃけ刹永達は隠す気ゼロです。なのであっさり喋ります
個人的見解が一部あります
詰め込み過ぎたら長くなった。考えてみればクリスト族って親いないよねーってなって桃子さんの母性本能爆発させたらこうなりました
月村の家に到着した俺たち
「(知ってたとは言え想像以上に)デカっ!広っ!」
忍「驚いてもらって何よりよ、さあ、入りましょう」
忍さんに着いていき、中に入った
忍「とりあえずそこに座ってね」
子供6人くらいなら座れるソファーに座った
忍「刹永君に、美羽ちゃんに悠久ちゃんだっけ?」
「はい、そうですが?」
忍「単刀直入に聞くわ、あなた達何者?」
恭也「し、忍?」
「何者とは?」
忍「ん~なんて言えば良いんだろう? 私達よりも遥かに強大で上位の存在って感じがするのよね~」
「別に隠す気は無いんですけどね……士郎さん、桃子さん連れてきてもらいます?」
士郎「話すのかい?」
「士郎さんも気になってはいますでしょ?」
士郎「ふむ……それなら桃子もいた方が話は早いか」
「そういうことです」
士郎「それじゃあ連れてくるね」
士郎は出ていった
「士郎さんが桃子さん連れてくるまでのんびりしてますね」
忍「随分肝が据わってるのね」
「まぁ永く生きてますし、色んな経験をしましたからね」
なのは&アリサ&すずか「?????」
恭也「なるほど君達が生死が関わる戦いをしてきたような気がしたのは気のせいでは無かったんだな?」
「ですよ。『殺し合い』なら恭也や士郎さんに勝つ自信はあります。『試合』なら剣術の剣の字の知らないので負けるかもしれませんが」
恭也「ほぉ?」
「定期的に殺気向けてくるのに反応しないようにするの大変でしたよ。隠す気は無かったので一瞬くらいは反応してたかもですが」
恭也「なるほどね」
ピンポーン
忍「来たようね。どうぞー」
士郎さんと桃子さんが入ってきた
桃子「刹永君達の秘密が知れると聞いてきました!」
「士郎さん? 間違えてはいないのですが言い方が……」
忍「役者も揃ったことだし、話してくれる?」
「さて、どこから話したものか……」
忍「出来れば最初からが嬉しいけど」
「それだとかなりの時間使いますよ? 最短で話しても時間単位ですが」
忍「アリサちゃんの家には私が連絡してくるから、ここでお泊まり会ね♪」
「最初から言わす気ですね……まぁ良いですけど」
忍「聞く前に連絡してくるわね」
忍さんはアリサの家に連絡を入れにいった
忍「ただいま。あっさりと了承されたわ」
「それじゃあ話しますね」
それから数時間にわたって話した
忍「えーと刹永君には前世があってギネスを越える年齢で亡くなって神様によって悠久……ユーフォリアちゃん達の世界に転生して」
恭也「そこでエターナルと呼ばれる特殊な存在となり、ユーフォリアが監視にきて以降は一緒に行動するようになり」
美由希「高校に通ってたときにミニオンと呼ばれる存在が学校を襲撃」
士郎「その後は永遠神剣と呼ばれる武器を持つ達と一緒に戦いを繰り広げて」
桃子「戦いの後はのんびりと異世界旅行をしている?」
「そんな感じですね」
忍「本当の年齢はどのぐらいなの?」
「途中から数えてないのでわかりませんがおそらく10周期くらいかと」
忍「周期?」
「勝手にそうつけてるだけですね。俺は1万年=1周期としてます」
忍「つまり、100万歳を超えてるの?」
「厳密には最近はそれすらも適当ですから下手したら億や兆までいってる可能性はあります。わかりづらかったら物凄い年上と思ってくれれば良いです」
忍「永遠神剣というには?」
「神剣とはなってますが、剣の形以外をとってる物もありますね。俺の永遠神剣はこの3つですね」
俺は永劫、刹那、調律を机の上に並べた
ミゥ「私のはこれです」
ミゥも純白を机の上に置いた
ユーフィー「ゆーくんおいで」
ユーフィーも悠久を机の上に置いた
忍「傍にいるだけで凄い力を感じるわね……特に刹永君のは桁違いね」
「それはこの3つはすべての永遠神剣の親であり元ですからね」
忍「そうなのね……」
俺達は永遠神剣をしまった
アリサ「ちょちょちょっと今、どこから出してどこに仕舞ったのよ!」
「マジックだ」
アリサ「いや、騙されないわよ?」
「厳密には俺達もよくわからんのだ。こいつらならなんかわかるかもしれんが」
いきなり永劫が人の姿で現れた
永劫「そうですね、私達の本体より呼び出して召喚してる感じですね」
刹永とユーフィーとミゥ以外「誰!?」
永劫「天位の永劫です」
永劫はさきほどの姿になった
忍「人の形になれるの!?」
「第1位以上の永遠神剣は人の姿になれるって説明しなかったな」
忍「刹永君の永遠神剣って……」
「永劫は天位、刹那は地位、調律は鞘でそれぞれ第1位よりも上の存在だな。だから人の姿になれる。ちなみに永遠神剣の殆んどは天位系統つまりは永劫から生まれたものだ。鞘系統で知ってるのはユーフィーの持つ悠久だけだな」
忍「地位系統……刹那から生まれたのもあるのね」
「そちらは知ってるのは3つだけですね。能力は時間に関係してますね。自分の時間を速めたり過去に戻ったり出来ますね」
忍「自分の時間を速める?」
「簡単に言うと士郎さん達の神速以上の速さで行動出来ますね」
士郎「神速と対決したらどうなるの?」
「確実にこちらが勝ちますね」
忍「あれ? もしかして刹永君は他の永遠神剣の能力を使えるの?」
「統括ですからね。使えますが種類が多すぎるので覚えきれてないです」
忍「さて話は戻るけど、この世界に害をなす気はないのね?」
「ありませんよ。なしたところで意味は無いですし、失礼になるかもしれませんが、異世界旅行は暇潰しですしね」
忍「ならこちらから言うことは無いですね」
「まぁ俺達が関わったせいなのか一部知っている未来とは違ってますけどね」
忍「例えば?」
「まずはアリサとすずかの誘拐ですかね……本来なら無いはずなんですけどね。アリサとなのはの大喧嘩はあったみたいですが」
忍「誘拐と言えば刹永君も私達の事は聞いたわよね?」
「確か夜の一族と呼ばれる吸血鬼でしたっけ」
忍「ええ、それでどうする?」
「記憶を消すか夫婦になるかでしたっけ」
忍「あら知ってたの?」
「まぁね。二つの世界が混ざりあったような感じの世界みたいですからね」
忍「二つの世界?」
「夜の一族がいる世界といない世界ですね。どちらも人物は一緒ですね。他にも色々と違いはありますけどね」
忍「違い?」
「一番わかりやすいので言うとすずかの有無と士郎さんの有無ですね」
すずか「わ、わたし?」
士郎「僕も?」
「いる世界だとすずかが産まれる前に両親が亡くなるのですずかがいません。士郎さんは仕事中に亡くなります」
忍「なんか危険な感じがするから話を戻すわね。それでどうする?」
「一応まだ8歳なので結婚はどうかと……せめて婚約者では? それにすずかが好きな人が出来ないとも限りませんし」
忍「それが一番かしらね……」
「エターナルの特性上どうなるかわかりませんし」
忍「エターナルの特性?」
「世界を出ることを渡りというのですが、渡りを行うとその者がいたという記憶・記録が基本的には全て消えます」
忍「全てって?」
「本当に全てです。そして関わった出来事は別な者が負うことになりますし、出来事そのものが無かった事になることもあります」
忍「今回のことでいうなら?」
「すずかの婚約者になるのが別な男子もしくはそれ以前に誘拐されるのがアリサとすずかのみになります」
忍「なんとかならないのかしら?」
「ならないことはないですが、その場合すずかは今いる家族・親友達と同じ道は歩めないでしょう」
忍「なにかあるのね?」
「力の欠片を取り込むことで準エターナルと呼ばれる存在……簡単に言うと眷属になることで主となるエターナルが死ぬまで不老不死になります」
忍「確かにそれなら今すぐ決断するのはダメね。いくら刹永君が死ぬ可能性が限りなく低いとは言え」
すずか「私なら……!」
「すずか、それを捨て去るには君は早すぎる。大人になって気持ちが変わらないなら吝かでは無いがな」
すずか「でもユーフォリアちゃんとミゥちゃんは……!」
「この二人はかなり特殊な存在だが、君はまだ普通だ。 確かに吸血鬼ではあるが長寿でもなければ吸血衝動もない、言ったら悪いが本物の吸血鬼からしたら紛い物だ。 君だけでなくこの世界の夜の一族は本物からしたら偽物だ」
すずか「……」
「こちらも言い過ぎな面はあるとは思うが今すぐ決めることは無い。 10年あるんだ、ゆっくり悩んで答えを出しなさい。 頑張れ若人よってね」
すずかは顔を背けながら走り去った
アリサ「追いかけなさいよ!」
「残念ながら今の俺には追いかける権利は無いよ。 向こうは追いかける事を望んでいるだろうけども。 それになのはが向かったしな」
アリサ「いつの間に!?」
「それに彼女が決めたなら俺はそれに従うさ。 それが家族や親友と今生の別れになる選択だとしてもね。 君はどうする?」
アリサ「……はぁ、追いかけるわよ。 なのはだけだと心配だし」
アリサもすずかの後を追った
忍「厳しいのね」
「どうかな。 案外後ろの二人が怖くて先伸ばしにしただけかもよ?」
忍「そういえば複数の奥さんがいるという話だけど何人いるの?」
「今のところ9人だな」
忍「……さ、流石にその数は想定外なんですけど」
「今んとこの正妻はユーフィーだけどな」
忍「なんにせよ、すずかは婚約者ということで良いのね?」
「良いぞ。 どうせ記憶消去は効かないしな」
桃子「私達とも家族で良いのね?」
「今は8歳という設定ですしね。 それに真実を伝えたところで信じて貰えないでしょうし、最悪人体実験や研究に使われると思われるので」
桃子「確かにそうよね。それじゃあよろしくね?」
「はい、こいつら共々よろしくお願いします」
俺と桃子さんは握手をした
「あ、そうそう、忍さん、すずかは見張ってた方が良いですよ?」
忍「あらどう……あ~あの子ならやりかねわね」
「むしろあの歳でそういう考えに至る方が問題だと思いますが」
忍「の、ノーコメントで」
士郎「ちょっと聞きたいんだけど、本当のご両親はどうなってるんだい?」
「俺の両親は既に寿命で亡くなってます。 ユーフィーの両親は健在ですがどこの世界にいるかわからないです。 ミゥというよりクリスト族そのものに親はいません」
士郎「いない? それって?」
「永遠神剣によって生み出された生命体ですからね。 その永遠神剣は既に砕かれていますし、ミゥ達の世界は既に滅んでいますのでミゥ達がクリスト族の最後の生き残りですね。 エターナルになってますからある意味絶滅したとも言えますが」
士郎「それなら、三人ともここでは僕達を親と思って甘えなさいな」
「かなり精神が老成しちゃってるのでどこまで出来るかはわかりませんが」
士郎「大丈夫、桃子さんが散々甘やかしてくれるだろうし」
ミゥ《刹永さーん助けてくださーい》
《どうした?》
ミゥ《桃子さんが抱きかかえて離しませーん》
桃子「苦労したのね……大丈夫、私達が親の愛情をあげるから」
《うん、頑張って甘えろ。 たまには無条件に与えられる愛情を感じとるのも良い経験だ》
ミゥ《刹永さんのは無条件では無いんですか?》
《夫婦間の愛情は無条件100%じゃない。 子供が欲しいという打算も含まれているのが多い。 ミゥもそうだろ?》
ミゥ《確かにそういう気持ちが無いとは言えませんが……》
《ユーフィーは箱入りだから親の愛情は知ってるだろうし、俺に至っては2回目だしな。 まぁ記憶が戻ったのは5歳になったときだがそれなりに甘えてた記憶はあるし愛情も感じていたしな。 だから沢山甘えとけ》
ミゥ《が、頑張ってみます》
じたばたしてたミゥが力を抜いて桃子さんに寄りかかった
それからしばらく桃子さんはミゥの頭を撫でたりした
その度に《にゅう》やら《うにゅ》という念話が聞こえてきて笑いをこらえるのが大変だった(ユーフィーは途中でトイレに行って笑ったらしい)
忍「さてそろそろ夕食の時間ね」
「その前に着替えを取りに行きたいんだけど」
忍「それもそうね、準備してるから取ってきて良いわよ」
俺達は桃子さんと士郎さんと美由希と共に翠屋に行き、着替えをとってきた(ちなみにミゥはずっと桃子さんに抱えられていた)
ミゥ「あの? 桃子さん? 恥ずかしいので下ろしてくれると……」
桃子「良いの」
という会話が時折されていた
その度にミゥから
ミゥ《刹永さーん助けてくださーい》
という念話が入ったが無視しつづけた
その後、夕食をとり、代わる代わる風呂に入った
全員があがったので部屋に行き、着替えて眠りについた
部屋割りは
刹永と士郎と恭也
すすがと忍と美由希
なのはとミゥとユーフォリア
です