コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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というわけでリニスが何故か生存しました(自分でもよくわからんです。 何故か頭に浮かんだのでこうなりました)

刹永とユーフィーとミゥは裸にはなりませんよ? 聖なるかなでも一瞬で変わってましたし。 セットアップはただ単に世界観に合わせただけです(実際には武器を構えるだけで変わります)


魔法の呪文はリリカルらしい

その日の夜

 

なのはが出発したのを感じとり

 

(ふむ、そろそろ行くか)

 

恭也「どこか行くのか?」

 

「散歩だ」

 

恭也「子供の一人歩きは危険だから護衛してやる」

 

「もしなのはが超常現象が飛び交う世界に足を踏み入れたらどうします?」

 

恭也「それは成り行きか? それともなのはの意思か?」

 

「最初は成り行きですね。 すぐに自分の意思で動きますが」

 

恭也「そうか。 一応聞いておくが超常現象とはなんだ?」

 

「魔法ですね」

 

恭也「父さんの身体や俺の膝を治したのも魔法か?」

 

「そうですよ」

 

恭也「あっさり話すんだな」

 

「魔法と言ってもこの世界の魔法体系とはまるで別物ですけどね」

 

恭也「長々と話してても仕方ないから行くか」

 

「はい」

 

俺と恭也はなのはの後を追うように出発した

 

結界の前に着いた俺達

 

「恭也は何か感じる?」

 

恭也「ふむ、なんか変な感じはするな」

 

「それが結界ですね。 これは何かを出さないための結界のようですね」

 

恭也「何かとは?」

 

「行けばわかりますよ。 心の準備が出来たら来てください。 そこにいる美由希もですよ」

 

美由希「あらバレてた?」

 

恭也「バレバレだったな。 特にユーフォリアがな。 ミゥは時折わからないことがあったな」

 

ユーフィー「そんなぁ……」

 

ミゥ「あははは……」

 

「さてユーフィー、ミゥ、行くぞ」

 

ユーフィー&ミゥ「はい!」

 

俺達は結界の中に入った

 

恭也side

 

「消えた!? なるほどこれが結界の効果か」

 

美由希「恭ちゃん、どうする?」

 

「なのはがこれから足を踏み入れる世界を感じておくのも悪くはないだろうな。 例え俺達の剣術が一切通用しない世界だとしてもな」

 

美由希「私も行きます!」

 

「そうか」

 

俺達は刹永達の後を追い結界の中に入った

 

sideEND

 

士郎side

 

「魔法か……僕には関わる勇気は持てないな。 でもなのは達の帰る家を守る事は出来るか。 歳は取りたくないな考えが堅くなっていけない。 まぁ恭也達がいるから問題は無いか」

 

僕は家に引き返した

 

sideEND

 

結界の中に入ってすぐに恭也と美由希もやってきた

 

「来たんですね」

 

恭也「俺達の剣術が通用するのか確かめたいと思ってな」

 

「なるほ

 

なのは「にゃー!!」

 

?「変身して!」

 

なのは「どうやるのー!?」

 

ど」

 

全員「……」

 

思わず聞こえてきた会話に黙ってしまった

 

「行きましょうか」

 

恭也「あ、あぁ」

 

俺達は声のした方向に向かった

 

「おーい、大丈夫かー?」

 

なのは「この状況で大丈夫だと思うー!?」

 

ユーノ「あ、あなた達は!?」

 

恭也「動物が喋った!?」

 

「まぁそいつはもどきですけどね」

 

すると思念体が向かってきた

 

「行くぞ!」

 

ユーフィー&ミゥ「はい!」

 

「セーットアップ!」×3

 

その言葉と共に戦闘服になった俺達

 

「おい、そこのフェレットもどき。 さっさとなのはに変身の仕方を教えてやれよっと」

 

言いながらやってきた思念体をぶったぎった

 

ユーノ「これなら!」

 

「攻撃は出来ても封印は出来んぞ」

 

ユーノ「えーと、君!」

 

なのは「なのは!」

 

ユーノ「えーと、なのは! これを持って僕の言う通りにして!」

 

なのは「は、はい!」

 

ユーノ「風は空に、」

なのは「風は空に、」

ユーノ「星は天に、」

なのは「星は天に、」

ユーノ「不屈の心はこの胸に!」

なのは「不屈の心はこの胸に!」

ユーノ「この手に魔法を!」

なのは「この手に魔法を!」

ユーノ「レイジングハート、セットアップ!」

なのは「レイジングハート、セーットアーップ!!」

レイジングハート「Stand by Ready,Set Up.」

 

なのはの手に杖らしきものが握られていた

 

ユーノ「なのは! バリアジャケットを!」

 

なのは「どうやるの!?」

 

ユーノ「イメージして! 自分のバリアジャケットを!」

 

なのは「わかったの!」

 

「おっとフラッシュ!」

 

恭也「うお!」

 

俺は目を閉じて恭也に光を放った

 

なのは「な、なにこれ!?」

 

恭也「いきなり何をする!?」

 

「目を閉じないと美由希に殺されてたかもよ?」

 

美由希「恭ちゃん、まさか妹の裸を見たいとか言わないよね?」

 

「美由希、それだと答え言っちゃってる」

 

美由希「あ!」

 

「とりあえずそういうことだ」

 

恭也「わ、わかった、サンキューな」

 

ガッキーン!!

 

「あ、忘れてた」

 

思念体がなのはに突っ込んでいたが壁みたいなのに阻まれていた

 

ユーノ「レイジングハートが勝手にプロテクションを!?」

 

「さてと、なのは!」

 

なのは「は、はい!」

 

「足止めするから封印しろ! 仕方はそこにいる奴から教わるかレイジングハートに頼め!」

 

なのは「レイジングハート、封印って!?」

 

レイジングハート「Change Sealed Mode」

 

ユーノ「勝手に切り替わった!? これなら!」

 

「さて、バインド!」

 

ユーノ「こんな強固なバインドを!?」

 

すると思念体が分裂してバインドを逃れた

 

なのは「なんとか出来る?」

 

レイジングハート「Of Course」

 

レイジングハートの形状が銃のような形になった

 

なのは「みんなー危ないから離れてー!!」

 

ユーノ「まさか砲撃魔法!?」

 

レイジングハート「Change AttackMode. Call Divine Buster」

 

なのは「ディバインバスター!」

 

恭也「うお!」

 

なのはの放った砲撃は分裂した思念体すべてに命中し、一つの結晶になった

 

「(これがジュエルシードか)ほれ」

 

俺は結晶をなのはに渡した

 

なのは「レイジングハートお願い」

 

レイジングハート「JewelSeed Sealed」

 

結晶はレイジングハートに吸い込まれた

 

ユーノ「お疲れ様」

 

なのは「にゃははは……疲れたー」

 

なのはの姿が元に戻った

 

「とりあえず逃げるか」

 

恭也「そうだな」

 

座り込んだなのはを美由希が、ユーノを俺が抱えて俺達は逃げ出した

 

「ここまでくれば平気か」

 

ユーノ「あ、ありがとうございます」

 

「で、いつまでその姿なんだ?」

 

ユーノ「え? あ、」

 

ユーノはフェレットから人の姿になった

 

なのは「フェ、フェレットが人に!?」

 

ユーノ「いや、こっちが本当の姿なんですけど……」

 

恭也「ところで誰なんだ?」

 

ユーノ「あ、ユーノ・スクライアといいます。 簡単に言うと遺跡発掘を行う部族の者です」

 

恭也「そうか、俺は高町恭也、なのはの兄だ」

 

美由希「私はだ美由希、なのはの姉です」

 

なのは「改めて、高町なのはです」

 

「時乃刹永、なのはの家の養子だ」

 

ミゥ「時乃美羽、同じく養子です」

 

ユーフィー「時乃悠久、同じく養子です」

 

恭也「ところで世界を回っていたことはあるが、そのような部族は聞いたことが無いのだが?」

 

ユーノ「ここではなく、別な世界に存在する部族です」

 

恭也「刹永達と似たような感じか?」

 

「近いようでかなり遠いな」

 

ユーノ「どういうことです?」

 

恭也「刹永、悠久、美羽は別世界の人間らしい」

 

「いずれ話す気だったし、まぁいっか」

 

ユーノに俺達の正体を明かした

 

ユーノ「なんかこんがらがってきました」

 

「この世界は多数の世界で構成されていて行き来が出来る乗り物があるという認識までは大丈夫か?」

 

ユーノ「な、なんとか」

 

「俺達の世界はそれを使っても絶対にたどり着けない世界ということだ」

 

ユーノ「は、はぁ……」

 

「絵にするとこんな感じだな」

 

中央辺りに地球と書いて○で囲った

 

「まずはこれが地球、ここのことだな」

 

少し離れてユーノの故郷と書いて○で囲った

 

「適当にこの辺にユーノの故郷だな」

 

さらに他にも○をいくつか追加した

 

「地球以外の○は全て異世界だな。 ユーノとしてもこんな認識だとは思う」

 

ユーノ「は、はい、そのような感じです」

 

「これがこの世界の特徴だな」

 

それらを全て囲むように大きく○で囲った

 

「俺達エターナルの認識ではこの大きい○の認識だな。 つまりは地球もユーノの故郷や他の○も含めて一つの世界だな」

 

そしてさらにその○を□で囲った

 

ユーノ「その□は?」

 

「絶対に越えられない壁だと思え。 俺は次元の壁とも次元の扉とも呼んでるがな」

 

その□の外にさらに大きい○を追加した

 

「これが俺達が元いた世界だ。 細かく説明するとややこしいから大まかに説明したが、わかったか?」

 

ユーノ「なんとなくわかりました」

 

恭也「こんな感じなのか」

 

「俺達の視点ではという話だな。 恭也やユーノ達にとってはこの○も異世界だし、その認識で正しい」

 

恭也「整理もしたいし、そろそろ戻らないか?」

 

「そうだな。 ところでユーノは基本はフェレットもどきの姿でいてくれな」

 

ユーノ「色々と誤魔化すためですか?」

 

「人間だと色々まずいがフェレットなら怪我をしてて動物病院に預けたが逃げ出したので保護して連れてきたと言えば良いしな」

 

ユーノ「あ!」

 

「拾ったのはなのはということにしといてユーノという名前を付けた事にすればある程度は良いだろう」

 

ユーノ「わかりました」

 

ユーノはフェレットもどきの姿になりなのはの方に乗った

 

「士郎さんもそれで良いですか?」

 

士郎「やっぱり気付かれてたのね。 まぁ良いと思うよ」

 

恭也「父さん!? いつの間に!?」

 

士郎「あまりに心配だったからね。 詳しいことは明日にして帰ろうか」

 

みんなで翠屋に帰宅し、就寝した




詰め込み過ぎたー! というかとらハ設定の士郎と恭也と美由希がなのはが出ていった事に気づかないわけはないですよね

思念体vs恭也出来なかった。まぁいっか

ちなみに恭也と美由希はそこまで深くは関わりません。A'sの騒動後に模擬戦でVSシグナムはありえるかもしれませんが(もちろん恭也は魔法は使えないのでシグナムも魔法は使わないで純粋に剣の腕による勝負になると思います)

士郎は一度は本当に翠屋に戻ってますが少しして様子を見に行ってます。 その時になのは達が現れたのでこっそり後を追ってます(刹永は速攻で気付きましたが)

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