コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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なのはVSフェイト

ある日、すずかに誘われてみんなで月村の家に向かい、インターフォンを鳴らした

 

「来ましたー」

 

忍「どうぞー」

 

門をくぐり、家の中に入った

 

「久遠どうする?」

 

久遠「ん」

 

久遠は少女の姿になった

 

久遠「ここならこの姿でいる」

 

それからしばらくは談笑していた

 

久遠《この感じ、ジュエルシード?》

 

《だな》

 

なのは『ユーノ君、ジュエルシードがこの近くに?』

 

ユーノ『あるみたいだね。 任せて』

 

ユーノは窓から飛び降りた

 

なのは「ユーノを連れ戻してきます!」

 

なのはユーノの後を追った

 

「さてと、心配だから見に行くわー」

 

久遠「久遠も行く~」

 

アリサ「行ってらっしゃい」

 

すずか「じっと待つのも良妻の勤めよね」

 

俺達も後を追った

 

なのは「あなたは誰なの!? なんでジュエルシードを集めてるの!?」

 

フェイト「あなたには関係ない」

 

俺は少し離れて様子を見ていた

 

「やってるなー」

 

アルフ「加勢しないのかい?」

 

「あいつらのためにも俺は加勢しないほうが良いんでね」

 

アルフ「じゃあ、あたしとやるかい?」

 

「やっても良いんだが、ここにやる気なのがいるんでね。 そいつに任せるわ」

 

アルフ「その狐……久遠だっけか、そいつが?」

 

「これでもお前より長生きしてる狐だぞ? 油断してたら負けるぞ?」

 

久遠「ん!」

 

久遠は大人モードになった

 

久遠「マスターのために勝つ!」

 

アルフ「お、良いねぇ! あんたはどうするんだい?」

 

「どっちにも加勢はしないよ。 こっちの勝敗はわからんが向こうの勝敗はわかるしな」

 

久遠「いく!」

 

久遠は狐火をアルフに放った

 

アルフ「おっと!」

 

アルフはそれをかわして久遠に一気に近づいた

 

久遠「せい!」

 

久遠はそれを蹴りあげた

 

アルフ「そうくるか!」

 

久遠「まだまだ!」

 

久遠は放った狐火を操り、アルフの逃げ場を無くすように放った

 

アルフ「これは少しまずいかなっと」

 

アルフは地面に降りて上にプロテクションを展開した

 

狐火はプロテクションに当たる瞬間に

 

久遠「っは!」

 

爆発した

 

アルフ「なに!?」

 

パリーン

 

動揺したアルフはプロテクションの張りが甘くなりついに破られてしまい、残りの狐火のダメージを受けてしまった

 

アルフ「あちちち」

 

アルフはあちこちが焦げていた

 

久遠「まだまだ!」

 

「はい、そこまで」

 

久遠の頭に手を置いた

 

久遠「マスター?」

 

「使い魔対決はこちらの勝ちだが、魔法少女対決はそちらの勝ちだな」

 

そちらを見るとなのはが気を失って落下していたがユーノの魔法で無事に済んだようだ

 

アルフ「次は勝つ!」

 

久遠「次も久遠が勝つ!」

 

アルフはフェイトと共に去っていった

 

ユーノ《刹永さーんなのはを運んでくださーい》

 

《はいはい、と》

 

俺はなのはをおんぶして戻った(久遠とユーノは俺の肩に乗った)

 

アリサ「どうしたの!?」

 

「木から落ちて気絶したらしい。 幸い下が柔らかかったから大きな傷はないみたいだが、検査はした方が良いだろうな」

 

忍「そうね」

 

「というわけで忍と後ろで強烈な殺気を放っている恭也で連れていってやれな」

 

恭也「なのはは守ると言っておきながら……!」

 

「いや、俺は言ってませんよ」

 

恭也「…………そういや、そうだな」

 

恭也やなのはをおんぶして忍と共に病院に向かった

 

「さて俺は帰るな」

 

すずか「おやすみなさーい」

 

アリサ「私は泊まっていくわ」

 

俺は久遠を神社に送り、帰宅した

 

翌日、なにも異常は無かったためなのはは帰ってきた

 

なのは「ご迷惑をおかけしました!」

 

「ユーフィーで慣れてる。 気にするな」

 

ユーフィー「どういうことですか!?」

 

「いや、お前、なのはより歳上なのに頭はなのは並みか

以下だろ?」

 

ユーフィー「そ、そんなことは……」

 

「放課後にいつも煙吹いてるのは誰だっけ?」

 

ユーフィー「うぐっ……」

 

ミゥ「ユーフィーちゃん……」

 

ユーフィー「ミゥちゃん……」

 

ミゥ「勉強頑張ろうね?」

 

ユーフィー「……」チーン

 

なのは「ユーフォリアちゃんが真っ白に燃え尽きました!?」

 

「なのははもっと運動能力高めような」

 

なのは「は、はい!」

 

それからしばらくは何事も無かったが突然結界の張った気配がした

 

なのは『結界!?』

 

ユーノ『こんな街中で!?』

 

『行くぞ』

 

ユーフィー『私も!』

 

ミゥ『ダーメ、ユーフィーちゃんは私と勉強!』

 

『ミゥ、面倒だったらあの方法で良いぞ』

 

ミゥ『出来る限り頑張ってみます』

 

俺達は結界のある場所に向かい、結界の中に入った

 

なのは「待ってー!!」

 

フェイト「!?」

 

なのは「私は高町なのは! 君の名前は!?」

 

フェイト「わ、私の名前は!」

 

フェイトside

 

アルフ『フェイト言わなくていい!』※フェイトにしか聞こえてません

 

「邪魔をするなら!」

 

なのは「私の話を! 聞いててってば!」

 

(前回より強くなってる! 手を抜いたら負ける!)

 

sideEND

 

「ほぉーなのはも強くなってるな。 その代わり勉強がダメダメだがな」

 

アルフ「辛辣だね、あんた」

 

「一直線なのは良いんだけどね……欠点でもあるが」

 

アルフ「はぁ、はぁ、随分と、余裕、だね」

 

「さて1回くらいは反撃しないとな」

 

アルフが殴ってきたので一本背負いを決めた

 

アルフ「んが!」

 

ガッキーン!

 

ジュエルシードを挟んで二人のデバイスが交差した。 その瞬間、ジュエルシードが暴走し、衝撃波を放ち二人を吹き飛ばした

 

ユーノ「なのは!」

アルフ「フェイト!」

 

「さてと」

 

俺は暴走するジュエルシードに近づいた

 

「調律」

 

ジュエルシードに調律を被せ、ジュエルシードの暴走を抑えた

 

「よっと」

 

調律から落ちてきたジュエルシードを掴んだ

 

「今回は引き分けだから俺が預かる」

 

そのままポケットに入れる振りをして次元の狭間に送った

 

「なのは、ユーノ、帰るぞ」

 

なのは「でもレイジングハートが!」

 

「安心しろ、リカバリーモードに入ってるってことは無事だ」

 

なのは「そうなの?」

 

ユーノ「はい」

 

なのは「良かったー」

 

安心したのかなのははへたり込んでしまった

 

「やれやれ」

 

なのはの首根っこを掴み引き摺りながら帰宅した

 

なのは「おんぶしてよ~」

 

「そういう風に言うって事はもう平気だな」

 

なのは「はぁ……」

 

なのはのそのまま歩き出した

 

それからまた数日経ったある日、デバイスの修復が完了したなのはとフェイトは相対していた

 

いよいよお互いのジュエルシードを賭けた戦いの始まりかと思われた瞬間に上空から魔力の球が飛んできた

 

?「時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンだ。 大人しく着いてきてもらいたい!」

 

アルフ「フェイト! 逃げるよ!」

 

アルフはジュエルシードを回収しながらクロノから距離を取った

 

しかしクロノの手には3つのジュエルシードが握られていた

 

アルフ「っち!」

 

アルフはそのままフェイトと共に去っていった

 

クロノ「さて君達にはついてきてもらいたい」

 

なのは「わ、わかりました」

 

俺達はクロノと共にアースラに向かった




対決はほぼ原作通りです

ミゥとユーフィーが出なかった理由がこれです。 ちなみにミゥは学年のトップレベルです

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