コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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キチンとあれを書ききれるのか自分でもわかりません

そして一気に終わらせます。アルハザードに行く理由が無くなりますし

無印のラストまで一気に詰め込むので長いです


一騎打ち、出会いと別れ

ある日、すずかが傷だらけの変わった動物を拾ったと言ったので気になったなのはと共にすずかの家に向かった

 

すずか「この子なんだけど」

 

そこにはアルフがいた

 

なのは「ちょっとこの子と一緒にいても良い?」

 

すずか「人慣れしてるのか噛んだりはしないと思うから平気だと思うけど」

 

なのは「みんなは先に行ってて~」

 

すずか「気を付けてね」

 

俺達はなのはを置いて家の中に入った

 

しばらくするとアルフとの念話を終えたなのはが入ってきた

 

なのは「傷を治すのに集中したいのかしばらくすると寝ちゃった」

 

すずか「先生の話でも命に関わる傷では無いって言ってた」

 

出されたお茶をみんなで飲んでから家を後にした

 

ちなみに俺に出されたお茶には何故か媚薬が入っていたのですずかのとこっそり取り替えておいたのは内緒だ

 

門を出た時に忍さんの怒りながら叫ぶ声とすずかの変な声が聞こえたような気がした

 

なのは「何か聞こえなかった?」

 

「気のせいだろ」

 

そんな会話をしつつ帰宅した

 

それから数日後

 

なのはとフェイトはお互いのジュエルシードを全て賭けて対峙していた

 

第三者side

 

なのは「フェイトちゃん、お互いのジュエルシードを賭けて勝負だよ」

 

フェイト「ん、負けない!」

 

フェイトが近接戦闘を仕掛けてるとなのはがシュートで反撃していた

 

フェイト(最初に会った時よりも強くなってる。 このままじゃ負ける!)

 

最初に大技を出したのはフェイトだった

 

なのはを逃がさない為か両手と両足にバインドがかけられていた

 

アルフが止めようとするがなのははこれはフェイトちゃんとの一騎打ちだからユーノ君もアルフさんも止めないでと強く言ったためアルフも見守ることにした

 

フェイト「アルカス・クルタス・エイギアス。

疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。 バルエル・ザルエル・ブラウゼル。 フォトンランサー・ファランクスシフト!」

 

雷の球が動けないなのはに襲いかかった

 

RH「ThunderProtection」

 

最後にフェイトが手をあげて槍状にした

 

フェイト「撃ち抜け、ファイアー!」

 

煙が晴れるとそこにはバリアジャケットが少し破れてはいるが無事ななのはの姿があった

 

なのは「次はこちらの番だよ!」

 

RH「DivineBuster」

 

なのは「ディバインバスター!!」

 

フェイトはかわそうとはしないでプロテクションを張った

 

フェイト(あの子も耐えたんだ! 私だって!)

 

フェイトは耐えきったがなのははそこにはいなかった

 

周りに散っていた自分となのはの魔力が上に集まってるのが見えたフェイトはその後を視線で追うとそこにはなのはがいた

 

なのは「これが、ディバインバスターのバリエーション!」

 

フェイト「集束、砲撃……」

 

クロノ「なんだあのバカ魔力!」

 

エイミィ「おそらくフェイトちゃんとなのはちゃんの空気中に舞った魔力を集束させているのだと思うけど、これヤバい気がする」

 

フェイトは動こうとするが動けなかった

 

フェイト「バインド!?」

 

フェイトの足にはバインドがかけられていた

 

なのは「いくよフェイトちゃん!」

 

フェイト「うああ!!」

 

フェイトは力を振り絞るように声をあげ、五重でプロテクションを展開した

 

なのは「スターライトブレイカー!!!

 

なのはの放った砲撃は五重のプロテクションをいとも簡単に突破し、フェイトに直撃した(後のフェイト曰く一瞬で意識が持っていかれたとのこと)

 

エイミィ「ふ、フェイトちゃんに直撃……非殺傷とはいえフェイトちゃん大丈夫かな……」

 

海に落ちそうになっているフェイトをなのはが支えた

 

目を覚ましたフェイトはなのはから離れて何かにすがるように上に行った

 

突然雷が発生してフェイトに直撃し、フェイトは気を失い海に落下してしまった

 

なのははそれを追いかけてフェイトを助け出した

 

二人が展開していたジュエルシードは何者かに大半が持っていかれてしまっていた

 

sideEND

 

《どうだ? なのはとフェイトの一騎打ちは》

 

ミゥ《まだ始まったばかりです》

 

ユーフィー《私たちも見て良いのでしょうか?》

 

《こっそりだから問題無し。 一騎打ちの最中はどちらにも手出しはダメだからな?》

 

ミゥ《わかっています》

 

久遠《わかった》

 

(さてこの部屋か)

 

《永劫、刹那、アリシアの服を頼む》

 

永劫《わかりました》

 

俺はアリシアのいる部屋に入った

 

(あれがアリシアの身体か。 で、そこにいるのが魂か)

 

アリシアは俺が目で追っているのがわかると自分を指差したので頷いた

 

アリシア「私が見えるの!?」

 

「まぁな」

 

アリシア「お願い、お母さんを止めて!」

 

「ひとまず保留にしてひとつ聞きたいが生き返ることが出来るならしたいか?」

 

アリシア「私はもう死んでるから無理。 だから!」

 

「方法はあるぞ?」

 

アリシア「え?」

 

「俺の能力の一つには条件付きではあるが死者を生き返らせることが出来る。 そして君は条件を満たしてるから生き返らせる事が出来る。 安心しろ行くはずだったあの世には既に君を生き返らせる了承を得ている」

 

アリシア「本当に?」

 

「それに君のお母さんの病気も治せる。 そっちは条件無いけどな。 それでどうする?」

 

アリシア「本当に生き返るなら生き返ってお母さんを止めたい!」

 

「そっかなら少し我慢しろよ?」

 

アリシア「え?」

 

「調律」

 

アリシア「その鞘は?」

 

「ニヤ」

 

アリシア「ま、まさか!」

 

「そりゃ!」

 

アリシア「きゃあ!」

 

俺はアリシア魂と身体を調律で貫いた

 

「魂の定着!」

 

アリシアの身体が光り、身体に魂が入ったのを見届けて調律を引き抜いた

 

永劫「持ってきました」

 

刹那「終わった?」

 

「終わったぞ、もうすぐ目覚めるから中から出して服を着せてやれ」

 

中にいるアリシアが目を空けた

 

俺は目を閉じながらキレイに砕いてアリシアを外に出した

 

永劫「じっとしててくださいね?」

 

刹那「今服を着せる」

 

アリシア「え、あの」

 

少しして

 

永劫「マスター終わりました」

 

「そうか」

 

目を開くと服を着たアリシアがいた

 

アリシア「ひどいよー」

 

「調律だから出来るんだ。 永劫や刹那だとヤバい事になるしな。 さて止めに行くんだろ?」

 

アリシア「お兄さん、ありがとうね!」

 

アリシアはプレシアの元に向かった

 

「さて細工して戻るか」

 

俺はアースラに転移してなに食わぬ顔で指令室に入った

 

なのは「刹永君!? どこにいたの?」

 

なのはの隣には手錠をかけられているフェイトがいた

 

《どうだった、一騎打ちは》

 

ミゥ《なのはちゃんの最後の攻撃が凄かったです》

 

《だろうな》

 

モニターに管理局員が時の庭園に乗り込んでいるところが映っていた

 

管理局員がある場所に入り込んだ

 

局員「な、なんだこれは!?」

 

なのは「フェイトちゃんに似てる?」

 

?「アリシアに近付かないで!」

 

局員達に雷撃が襲いかかり戦闘不能になってしまった

 

(アリシアは会えなかったか)

 

リンディ「プレシア・テスタロッサ」

 

プレシア「あらリンディ、久しぶりね」

 

リンディ「あなたは何を企んでるの?」

 

プレシア「私はね過去を取り戻すのよ!」

 

リンディ「過去……アリシア・テスタロッサね」

 

なのは「アリシア・テスタロッサ?」

 

リンディ「プレシアの一人娘よ。 昔事故で亡くなっているけどね」

 

なのは「一人娘? それじゃあフェイトちゃんは?」

 

プレシア「フェイトは私がアリシアを模して作り出した一番成功したクローンよ」

 

フェイト「クローン……」

 

プレシア「でも、全てがアリシアにはならなかった。 つまりは失敗作なの。 そしてジュエルシードを使ってアルハザードへ行くのよ! あなたはもう要らないのどこへなり行ってしまいなさい!」

 

?「お母さん! いい加減にしなさいー!!」

 

プレシア「え?」

 

バチン!!

 

プレシア「きゃあ!?」

 

突然走ってきた少女がそのままの勢いでプレシアを平手打ちした。 平手打ちされたプレシアはそのままふっ飛んだ

 

プレシア「一体だ……あ、アリシア!?」

 

フェイト「え?」

 

リンディ「アリシア?」

 

なのは「アリシアちゃんって死んでるはずじゃあ?」

 

リンディ『まさか、刹永君!?』

 

『その通り。 アリシアを生き返らせたのは俺だ』

 

プレシア「この中にいるのは……」

 

アリシア「それは私そっくりに作られた人形よ!」

 

プレシア「え? まさか、本物?」

 

アリシア「本物よ!」

 

『ちなみにアリシア担当のあの世の神とは交渉して許可はとってるから無問題』

 

リンディ『そ、そうなの……』

 

アリシア「お兄さん! 説教したいから早くお母さんを治して」

 

リンディ「あの、アリシアちゃん?」

 

アリシア「はい、なんでしょう?」

 

リンディ「アースラにプレシアを連れてきてくれないかしら? 病の治療もしたいし、死んでないとはいえ局員を負傷させた罪もあるので」

 

アリシア「あ、はい! 引きずってでも連れていきます!」

 

アリシアは有言実行とばかりに本当にプレシアを引きずって外にいた局員と共にアースラに来た

 

「よ!」

 

アリシア「さっきぶりです」

 

リンディ「とりあえず医務室にプレシアを運ぶわよ。 あ、刹永君もね。 医務室にはしばらくの間は私とクロノとなのはちゃんとフェイトちゃんとアリシアちゃんと刹永君以外は入室禁止とします」

 

リンディさんとアリシアはプレシアを引きずって医務室に向かったので俺達も向かった

 

《あーミゥ、ジュエルシードを回収して次元の狭間に送っておいてくれ》

 

ミゥ《はい、わかりました》

 

《ユーフィー、ミゥがジュエルシードを回収したら時の庭園を完全破壊しておけ》

 

ユーフィー《やっちゃいますよー》

 

医務室に入った俺達

 

リンディ「さて、プレシアの身体を調べてください」

 

医務室にいた職員はリンディさんの命令でプレシアの身体を調べた

 

リンディ「本当の事を言って良いわ」

 

職員「このままだと数日の命ですね」

 

リンディ「家族水入らずで過ごさせたいので少し出てもらえるかしら?」

 

職員「は、はぁでも……」

 

リンディ「責任は私が持つわ」

 

職員「ここはお任せします!」

 

職員は出ていった

 

リンディ「さて刹永君お願いね」

 

「まぁそのつもりだったしな。 調律」

 

プレシア「その鞘は一体?」

 

アリシア「あー皆さん、驚かないでくださいね? 間違いなく止めるかもしれませんけど平気ですから」

 

リンディ「アリシアちゃん?」

 

「せーの」

 

プレシア「ま、まさか……」

 

「そりゃ!」

 

俺は問答無用で調律をプレシアにぶっ刺した

 

リンディ「刹永君!? そんなことをしたら……」

 

「エンジェルプライヤー!」

 

調律を通して直接体内に癒しの力が入り、プレシアの病を駆逐していく

 

プレシア「あー身体が軽くなってきた。 これが最期かしら……」

 

調律《終わったよー》

 

調律をプレシアから引き抜いた

 

プレシア「グホッ」

 

リンディ「刹永君、早くプレシアを治…療……傷が無い!?」

 

アリシア「さっさと起きなさい!」

 

バシン

 

プレシア「あいた!」

 

「治療は完了したぞ」

 

リンディ「あれで?」

 

「うんあれで。 確認してもらった方が安心出来ますよね?」

 

リンディ「そうね」

 

リンディは先程の職員を呼び再び調べてもらった

 

職員「あの、たったあの数分で何があったんですか? 病が全て無くなってる上に体内年齢が若くなってるのですが」

 

リンディ「あなたは知らない方が良いことがあったのよ」

 

職員「は、はぁ」

 

リンディ「さて、プレシア・テスタロッサ、あなたは局員を負傷させた公務執行妨害で逮捕されることになりますが、今回の原因を作ったのはそもそも管理局ですのでおそらくは執行猶予がつくでしょう」

 

リンディ「フェイト・テスタロッサはプレシア・テスタロッサに言われて行っていたので情状酌量の上で保護観察処分になるでしょう」

 

クロノ「分かりやすく言うとプレシアとフェイトには簡易裁判を受けてもらってプレシアは執行猶予、フェイトは保護観察処分になる。 その間の住まいはこちらで決めるがアリシアもそこに住むことになる」

 

「つまりは監視付きになるしある程度の自由の制限はあるが母子三人で暮らせる、と言うことだ。 それに管理局にたいして利益になることをすればそれぞれの期間も短くなるだろうしな」

 

リンディ「そうね。 フェイトちゃん、嘱託魔導師にならない?」

 

フェイト「嘱託魔導師?」

 

リンディ「試験を受けてもらうことになるけど、受かれば異世界での行動の自由が広がるわ。 もちろんなのはちゃんに会いに行くことも出来るし、アリシアちゃんとのお買い物も出来るわ」

 

フェイト「なのはやアリシアと……お母さん?」

 

プレシア「フェイト、あなたが決めなさい。 色々言ったし痛め付けることもしたけど、本当はもう一人の娘と思っていたわ。 心の余裕が無かったといえ、きっと無意識の内に手加減をしていたのね」

 

フェイト「お母さん……うん、私嘱託魔導師になります!」

 

なのは「フェイトちゃん、また会えるよね?」

 

フェイト「もちろん!」

 

なのは「友達の証としてリボンを交換しよう?」

 

フェイト「友達、うん!」

 

なのはとフェイトは片方のリボンを交換した

 

リンディ「会えなくなるだけでビデオレターは出来ますから元気な姿はいつでも見れます」

 

なのは「それじゃあフェイトちゃん、また」

 

フェイト「うん、なのは、またね」

 

職員「空気読めてないようで悪いんですけど、ここ医務室なんですが……」

 

全員「あ」

 

リンディ「そ、そうね。 医務室でする話ではなかったわね。 フェイトちゃんとアリシアちゃん以外は出ましょうか」

 

職員「まぁその二人はプレシアの親子ですし、プレシアも一応経過確認したいのでいても構わないです」

 

フェイトとアリシアとプレシアと職員を残して外に出た

 

リンディ「それじゃあお疲れ様、しばらくは何も無いと思うから学業に専念しなさいね?」

 

なのは「はい!」

 

「俺も帰るか(なんか忘れてるような?)」

 

するとエイミィが走ってきた

 

エイミィ「艦長! 大変です! 時の庭園が突然消滅しました!」

 

(あ、忘れてた)

 

リンディ「どういうこと!?」

 

エイミィ「わかりません! 幸い局員は誰もいなかったので被害はありません」

 

リンディ「突然消滅したのは気になりますが、局員に被害が無かったのは不幸中の幸いです」

 

エイミィ「どうしましょう?」

 

リンディ「消滅する瞬間の映像はあるのよね?」

 

エイミィ「はい、あります」

 

リンディ「それを見せるしかないわね」

 

クロノ「刹永となのはは帰って良いぞ?」

 

なのは「それじゃあお疲れ様です」

 

なのはは転送装置で帰った

 

「しばらくはゆっくりさせてもらうさ」

 

俺は翠屋の前に転移した




ちなみにその媚薬は忍が恭也とするために買った物だったりする

第三者sideのところは誰とは限りませんが少なくても刹永視点では無いです。そもそもいませんし

一騎打ちの時は久遠はユーフィーの頭の上で一緒に見てます。終わったあとは神社に帰りました

プレシア→公務執行妨害ではあるが、そうなった元々の原因は管理局がプレシアに無理難題を押し付けたせいなので執行猶予をつけることで過去の因縁は水に流してくださいということ(アリシアが生き返ってるので心に余裕が出来ているプレシアもそれで水に流します)
フェイト→プレシアに言われてやっていたので情状酌量で保護観察処分
アリシア→特に何もしてないので罪は無い。生き返ったとはいえ死なしたのは管理局のようなものなので管理局としても扱いに困るのだがアリシアは何も気にしていない
簡易裁判→上記のような感じで罪も軽いので一々開いてたら世話ないのでさっさと終わらせるため
プレシアとフェイトは監視付きになるしある程度の自由の制限は受ける事にはなるが逃げる心配も無いのでミッドチルダにて母子三人で暮らしてもらいます。フェイトは原作通り嘱託魔導師になってもらいます

というか医務室でする話じゃねぇ(爆笑)

時の庭園はDustToDustで消し飛びました。もちろん空間への被害は無しです

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