コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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新たなる力

数日後、なのはと共に呼び出されたのでアースラに転移した

 

クロノ「来たか」

 

なのは「フェイトちゃん?」

 

フェイト「なのは達も来たの?」

 

クロノ「二人のデバイスの修復が完了したんでね」

 

クロノはレイジングハートとバルディッシュをそれぞれ渡した

 

なのは「お帰りなさい、レイジングハート」

 

フェイト「お帰り、バルディッシュ」

 

クロノ「修復する時にデバイスの要望により、強化がなされてるから扱いには少し注意してくれ」

 

なのは「強化、ですか?」

 

クロノ「カートリッジシステムが搭載されている。 純粋な性能強化もなされてるけどな」

 

エイミィ「局員が配置につきました」

 

クロノ「二人には悪いけどぶっつけ本番でやってもらう」

 

なのは「何をしてるのですか?」

 

クロノ「奴等……ヴォルケンリッターを誘き寄せて結界で閉じ込める。 そしてそれをなのは達に叩いてほしい」

 

なのは「それは、あの人達を倒せということですか!?」

 

クロノ「話し合いでなんとかなるんなら良いんだが、おそらくはそうなるだろう」

 

なのは「わかりました」

 

クロノ「刹永君にはサポートをお願いする」

 

「はいよ」

 

エイミィ「ヴォルケンリッター来ました!」

 

クロノ「状況開始!」

 

エイミィ「結界部隊!」

 

ヴォルケンリッターを閉じ込めるように結界が展開された

 

クロノ「なのは、フェイト転送!」

 

なのは「高町なのは!」

 

フェイト「フェイト・テスタロッサ」

 

「「出撃します!」」

 

なのはとフェイトは結界の中に転送された

 

「俺も行くか」

 

俺も転移した

 

なのは「レイジングハート・エクセリオン!」

 

フェイト「バルディッシュ・アサルト!」

 

「よいしょっと」

 

俺はビルの上から座って見学することにした

 

ザフィーラ「やられたな」

 

「俺はこの作戦に口は出してない。 サポートの命令は受けたけどな」

 

ザフィーラ「なら潰させてもらう!」

 

「多少は訓練したみたいだな。 久遠、来い」

 

久遠「マスター呼んだ?」

 

「訓練したみたいだからしばらく見てやれ」

 

久遠「わかった」

 

「久遠を退けられたら相手になってやる」

 

ザフィーラ「その言葉忘れるなよ」

 

(やっぱりなのはVSヴィータ、フェイトVSシグナムになったか)

 

「紡がれる言葉、そしてマナの振動すら凍結させよ。 アイスバニッシャー!」

 

シャマル「きゃああ!」

 

何かしようとしたシャマルを妨害した

 

すると突然仮面の男が現れて襲いかかった

 

「お前らも少しは訓練しとけよな。 まだヴォルケンリッターの方がマシだ」

 

リーゼ「黙れ!」

 

リーゼ「お前のせいで計画が台無しだ!」

 

リーゼ「だからお前のリンカーコアを蒐集してやる!」

 

「出来るもんならな。 はぁ動物の調教は苦手なんだがな」

 

リーゼ姉妹をあっさり叩きのめした

 

リーゼ「グググ」

 

リーゼ「隙しかないのに!」

 

突然二人にバインドが張られた

 

「おせぇよ」

 

クロノ「君なら余裕と思ったからね」

 

バインドに付与された効果か仮面の男の正体が明らかになった

 

クロノ「ストラグルバインド、捕まえた相手にかかっている付与魔法を消去する。 まぁバインドのバリエーションだな」

 

アリア「こんな魔法、教えてない!」

 

クロノ「一人でも精進しろと教えたのは、君達だろうに……」

 

アリア「くっ……」

 

クロノ「それに君達は狙う相手さえ間違えなければここで捕まることは無かっただろうにな」

 

ロッテ「どういうこと?」

 

クロノ「そこの人は、時乃刹永。 民間魔導師だが、管理局の誰よりも強い」

 

ロッテ「そんなの、聞いたこと!」

 

クロノ「そりゃそうだ。 一部の情報を敢えて隠してるしな。 まぁ絶対に言えない情報もあるけどな」

 

「言おうとした瞬間に俺達に関する事を言おうとしたら一時的に俺達に関する重要な部分の記憶が消えるから問題はないけどな」

 

クロノ「いつの間に!?」

 

「俺の正体を話すときにな。 どうやら作戦は失敗みたいだなちょっと目を離した隙にシャマルが結界破壊の魔法を使ったみたいだ」

 

クロノ「俺としてはこちらが本命だったから成功ではあるが」

 

「それはそっちに任せるわ」

 

アリア「ちょっと待ちなさい!」

 

ロッテ「いつから気付いていたの?」

 

「最初に襲われた時からだけど?」

 

「「なっ!」」

 

と会話していると核を潰された結界が解除された

 

ヴォルケンリッターも撤退した

 

「久遠どうだった?」

 

久遠「前よりは強くなってた。でもまだまだ」

 

クロノ「俺達は行く。 で、どうするんだ?」

 

「準備はしとけ。 俺の目的達成のためには一度は目覚めさせないといけないしな」

 

クロノ「なのは達には?」

 

「内緒にしとけ」

 

クロノ「わかった、じゃあまた後で」

 

クロノはリーゼ姉妹を連れて管理局に転送した

 

「さて、そろそろ佳境か」




リーゼ姉妹にはここで捕まってもらいます

代わりに永劫と刹那に頑張ってもらいます

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