コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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助けますが名目上は死んだことにします。 もちろん後から再会させます(覚えていれば)
ティーダ・ランカスターはさらっと流します

ティーダ・ランカスターは兎も角クイント・ナカジマは時期がかなりおかしいですが気にしないでください(スバル達も中学生なので物心つくどころじゃないです)

時期これで良いんだっけ?となのはwiki見てたらティーダ・ランカスターは本編の6年前だからなのはが中1くらいと予想は出来るけどクイント・ナカジマに関してはスバル達が物心ついたころに死んでるってなってて書き直そうか迷ったけど、どうせ既に原作から乖離してますからまぁ、いっかということで突っ走りました


ティーダ・ランカスター、クイント・ナカジマ

永劫《マスター、クイント・ナカジマが特秘事項の捜査に出掛けました》

 

《わかった。 今日は都合よく有給中だからこっそり追いかけよう》

 

しばらく追いかけていると何者かに襲撃されたようだ

 

(ふむ、邪魔になったのかそれとも踏み込みすぎたのか)

 

多勢に無勢で劣勢になっていくクイントさん

 

(さて、助けるか)

 

「タイムアクセラレイト」

 

襲撃者を倒した

 

「大丈夫ですか?」

 

クイント「ええ、なんとか」

 

襲撃者1「グググ、お前は……」

 

「嘱託魔導師、時乃刹永。 有給取って暇だったんで散歩してたら襲われてる人がいたから助けた。 それだけだ」

 

襲撃者1「その女は踏み入ってはならないところに踏み入れたのだ。 これは粛清だ」

 

「粛清ね……それじゃあ俺は命を狙われたから正当防衛が成立するかな? まあ無駄だろうけど」

 

襲撃者1「その通りだククク」

 

「勘違いしてるようだが言っとくが、お前らの雇い主はお前らをこれが成功と失敗しようと殺す気だぞ?」

 

襲撃者1「なに?」

 

「成功すれば知りすぎたからバッサリ、失敗すれば役立たずということでバッサリとね」

 

襲撃者1「そんなわけ!」

 

「だってお前らの雇い主な、ある科学者と契約を結んだぞ? ほれそこかしこにお前らと俺達を狙ってる機械が隠れてるぜ?」

 

そう言うと機械がワラワラと姿を現し、襲撃者達に攻撃を仕掛けた

 

襲撃者1「な!」

 

襲撃者は俺と話していた者を残して全員死んだ

 

「ほらな?」

 

声「いつから気づいていたんだい?」

 

「うーん、最初からだな。 ジェイル・スカリエッティ」

 

ジェイル「おや、僕の正体にも気づいていたのか、これは驚きだ」

 

「さて、俺の髪の毛から何かわかったかい?」

 

ジェイル「残念ながらなにもわからなかったよ。 調べようとした機械が全て壊れるなんてね」

 

「それだけじゃないけどな」

 

ジェイル「なに?」

 

「一つだけ言っておくが髪の毛の細胞を使おうなんて考えない方が良いぞ? まぁその細胞で作り出した存在はすぐに跡形も無く死ぬから意味は無いがな。 もちろん移植でも無駄だ、そいつも跡形も無く消える事になる」

 

ジェイル「百聞は一見にしかずとも言うではないか」

 

「そうかい、仮に成功してもそいつはすぐに殺されるだろうけど」

 

ジェイル「どういうことだい?」

 

「内緒だ。 ところで気付いているかい?」

 

ジェイル「何にだ?」

 

「お前がここに送った機械なもうこれだけだぞ?」

 

ジェイル「なに!?    いつの間に!?」

 

「ふふふ、残念だったな。 さて改めて自己紹介しておこうか嘱託魔導師にして理解の外にいる男、時乃刹永だ。 気が向いたら覚えていてくれ」

 

ジェイル「ジ、ジェイル・スカリエッティだ。 その名覚えておこう」

 

その台詞の直後に機械をぶったぎった

 

「てなわけだ、どうする? 襲撃者の生き残りさん? 特攻して果てるかい? それとも裏切って逃げ続けるかい? もしくはここで死ぬかい?」

 

襲撃者「……」

 

クイント「君は一体何者?」

 

「さっきの言った通り理解の外にいる嘱託魔導師さ」

 

襲撃者「ふん」

 

「ん?」

 

襲撃者「闇から闇へ消えるのが我らの宿命よ」

 

襲撃者はどこかに姿を消した

 

クイント「何処に行ったの?」

 

「さぁ? 逃げたのか誰にも見つからないように自害するのかそれはわからん」

 

クイント「私はどうすれば? それに特秘事項の任務が」

 

「あぁ、それ、あんたを殺すための罠だ。 どうせこの辺にある犯罪者の研究施設があるとかでそれの調査だろ?」

 

クイント「その通りだけど何故?」

 

「だってその研究施設は存在しないしな。 さっきのジェイルじゃないが、百聞は一見にしかずということでその場所に行ってみるか?」

 

クイント「一応ね」

 

クイントさんと共にその場所に行くも何も無かった

 

クイント「本当に無いのね……本当にどうしましょう?」

 

「死を偽装してしばらく何処かに隠れ住みます?」

 

クイント「出来るの?」

 

「遺品としてデバイスを持っていけば信じてくれるのでは?」

 

クイント「なるほど、有給中に散歩をしていたら偶然死にかけの私がいてデバイスを託された、ということね?」

 

クイントさんはデバイスを渡してきたので受け取った

 

「死体はあのまま動物達の餌になるのも可哀想なので跡形も無く燃やしたと言えばさらに良いでしょう」

 

人形を取り出す

 

「それでこれを燃やしますので髪の毛一本で良いので下さい」

 

クイント「はい、どうぞ」

 

「あっさり渡しますね」

 

俺はそれを人形に押し立てた

 

クイント「あら不思議、私が出来上がったわね」

 

「ドッペル人形ですね。 魔力の質とかもすべてあなたのものになってます」

 

クイント「でもなんだか不気味ね」

 

「ただの人形ですし生きてませんからね。 まぁしばらく放って置いたら動き出すかもしれませんが」

 

クイント「それはそれで怖いわね」

 

「さっきの場所に寝かせましょう」

 

さっきの場所に戻り、そこにクイント人形を寝かせた

 

「これを燃やします」

 

それを躊躇なく燃やした

 

クイント「それで何処に行くのかしら?」

 

「とりあえず地球にでも行きましょうか」

 

クイント「え?」

 

クイントの肩に手を置いて地球に転移した

 

「ようこそ地球にってね」

 

クイント「は、はぁ……」

 

アリサ「あら、刹永じゃない」

 

すずか「刹永君、こんにちわ」

 

「アリサにすずか良いところに」

 

クイント「この子達は?」

 

「中学の同級生。 ノートの写しをよく見せてもらってます」

 

アリサ「その人は?」

 

「クイント・ナカジマ。 ちなみに人妻だから安心しろ」

 

アリサ「アリサ・バニングスです。 よろしくお願いします」

 

すずか「月村すずかです。 刹永君の婚約者です」

 

クイント「准陸尉のクイント・ナカジマです」

 

アリサ「で、どういう経緯なの?」

 

俺は経緯を説明した

 

アリサ「本当に、偶然、有給中、だったの?」

 

「いんや? そろそろなの分かってたしな。 それに合わせた」

 

俺はあっさりとバラした

 

クイント「そうだったの!?」

 

アリサ「こういう奴なのよ……あなたも慣れた方が良いわよ」

 

クイント「そ、そうなのね(そういえば理解の外にいるって自己紹介してたわね)」

 

アリサ「で、匿えば良いのよね?」

 

「そうだな。数年で良いけどな」

 

アリサ「それにしてもあんたって本当にそういう拾い物するわね? 一昨年も似たような感じで連れてきたじゃない」

 

「まぁな」

 

アリサ「まぁ、一人も二人も変わらないから良いわよ。 メイドで良いのかしら?」

 

「クイントさんが良いならな」

 

クイント「ええ、面白そうだし構わないわ。 一昨年?」

 

アリサ「かなりの大怪我の男性だったわね。 名前はなんて言ったかしら?」

 

「ティーダ・ランカスター」

 

アリサ「そうそう、その人よ」

 

クイント「え? だってティーダ・ランカスターは死んだはずじゃあ?」

 

「クイントさんと同じ方法ですよ。 少し遅れたら本当に死んでましたが」

 

クイント「なるほど~」

 

「それじゃあ俺は報告しないと言えないから後は頼むな~」

 

アリサ「わかったわ」

 

すずか「頑張ってね」

 

俺は管理局に転移した

 

「報告したいことがあるんだが」

 

クロノ「相変わらずいきなりだな。 で、なんだ?」

 

「このデバイスは誰のかわかるか?」

 

デバイスをクロノに見せる

 

クロノ「これは……クイント・ナカジマのデバイスだな」

 

「後はわかるか?」

 

クロノ「まさかティーダ・ランカスターの時と同じ?」

 

「状況は違うけどな。 大体は一緒だ」

 

クロノ「そうか、わかった。 もう変な有給は取らないな?」

 

「ん~今んとこ予定はないな。 いつかは消化しないといけないものだし仕方ない」

 

クロノ「そっか、まぁお疲れ、残りの有給の間はゆっくり休んでくれ」

 

「そうするわー」


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