コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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あ、すげー今更ですが、プレシアが生きているのでハラオウン家には行きません


機動六課 緊急出撃

空港火災から4年後、俺はクロノからの命令という形ではやてが設立した古代遺物管理部「機動六課」に行くことになった

その際、なんで俺がフリーの君の上司という扱いなんだ……という小言をいただいたがそれを了承したのは向こうのはずなんだが?

 

「ここか」

 

機動六課に入り、執務室に向かった

 

コンコン

 

ノックしても反応がなく、人の反応も無いかったが扉には鍵がついていないみたいで簡単に入れた

 

「無用心な」

 

自分の席を確認して座って管理局をハッキングして時間を潰した

 

少しすると廊下から話し声が聞こえ、そのまま入室してきた

 

?「一番乗り~」

 

「悪いが二番乗りだ」

 

?「誰!?」

 

?「スバル、待ちなさいよ」

 

スバル「ティアナ遅いよ~一番乗りになれなかったじゃーん」

 

ティアナ「いや、あんたが食堂でかなり食べてたからでしょうが!」

 

「ちなみに俺は2時間くらい前からいるぞ?」

 

ティアナ「ほらスバル、どっちにしろ……って誰!?」

 

「自己紹介はみんな集まってからで良いだろ。 二度手間だし」

 

ティアナ「それもそうね。 ところで何をしてるのかしら?」

 

「裏掲示板をハッキング」

 

ティアナ「そう……ってハッキング!?」

 

「いや~面白い情報がいっぱい出たわー」

 

ティアナ「それ犯罪じゃない!」

 

「バレなきゃ問題ないしどうせ絶対にバレ無い。 えーと何々『ティーダ・ランカスターが真面目過ぎてムカつきますなんとか出来ませんか?』『ティーダ・ランカスターを蹴落としたいのですが何か方法はありませんか?』『ティーダ・ランカスターがモテすぎてムカつきます呪い殺したいです』うわー他にも似たような内容がワラワラと、アホ過ぎるー本局の全プリンターで印刷してやろうっとポチっとな」

 

スバル「あ、ティアナがフリーズしてる」

 

「えーと『クイント・ナカジマを寝取りたいです』『スバルちゃんハァハァ』『ギンガちゃんハァハァ』『クイント・ナカジマがこちらに踏み込んできてます! 今のうちに暗殺しましょう!』『クイント・ナカジマが欲しいのでゲンヤ・ナカジマを殺したいです』おいおいこっちもヤバイな。 いや、変態度は上か。 よしこれも全部本局の全プリンターで印刷してやろう。 ポチっとな」

 

そんなことをしているとチビッ子二人がやってきた

 

「いらっしゃい迷子かい?」

 

エリオ「いえ、フェイトさんからここに来るように言われたんですが」

 

キャロ「えっと、私もです」

 

エリオ「この二人はなんで固まっているのですか?」

 

「後でわかる。 『フェイトたんが子供を連れている誰の子かな?俺の子かな?』いやフェイトはまだ彼氏無しだボケ。 『エリオ、可愛いハスハスしたい!』黙れショタコン。 『キャロたんハァハァ』大丈夫かこの局。 『エリオを見てたらトゥンクしたこの気持ちは一体……』変態への入り口だ」

 

エリオ「あの、何を見ているのですか?」

 

「裏掲示板。 実名で入らないといけない決まりがあるがな、それをハッキングして眺めてる。 見てみるか?」

 

エリオ「なんか怖いのでやめておきます」

 

「そうしておけ、ん?『時乃刹永がムカつくスレ』?ほぉ?」

 

エリオ「この人有名ですよね。 フリーなのに手綱を握っているのはクロノさんとか」

 

「了承のもとそうなるように仕向けたしな。 『クロノさんに迷惑かけて何も思わないのだろうか』別に何も思わんことも無いが同意のもとだ。 『私もクロノさんに手綱を握ってほしい方法を教えて欲しい!』直談判しろボケ。 『クロノさんのクロノを握ってみたい!』板違い乙そしてエイミィに報告してと。 『呪い殺したい』呪い返ししてやるから遠慮なくかかってこい。 『お義兄さん! 美羽ちゃんか悠久ちゃんを下さい!』口説き落とせたらやる。 『今あなたの』背後に立ったら殺す」

 

エリオ「あれもしかして本人ですか?」

 

「そうだが」

 

ようやくなのは達がやってきた

 

「おう、重役出勤お疲れ」

 

なのは「全然遅れてないよ!?」

 

はやて「なんか本局の全プリンターが一気に動いて変なことが書かれた紙が印刷されまくるという事件があったらしゅうくてな」

 

「それやったの俺だしな」

 

はやて「そうなんや~……ってやっぱりあんたか!」

 

パシン!

 

「うむ、ハリセンの腕は鈍ってないな」

 

フェイト「あれは一体?」

 

「裏掲示板を印刷したやつ」

 

はやて「へぇ~そんなのがあるやな……ってあんたが行っとるんや!?」

 

「行ってないぞ?ハッキングして閲覧してただけだ」

 

はやて「ハッキングは犯罪やぞ?」

 

「バレなきゃ問題ない」

 

はやて「まぁええか。 ところでそこの二人はなんで固まっとるん?」

 

「闇を見たからじゃないか?」

 

はやて「そういや、印刷されてたのはティーダ・ランカスターとクイント・ナカジマのもんばっかやった……な……って知っててやったんか!?」

 

「当然だろ? 二人とも死んでないしな」

 

はやて「今さらっととんでもないこと暴露せんかったか!?」

 

「してないが? 多分そこの二人は聞いてないしな」

 

はやて「嘘こけ!」

 

パシン!

 

「さてと」

 

パン!!

 

「「っは!」」

 

「いい加減再起動しとけ」

 

スバル「あれ? なのはさん達いつの間に?」

 

「ついさっきだ」

 

ティアナ「それにこの子達は?」

 

「さてこれで全員か?」

 

はやて「せやで、他にはデバイスを見る人とかもいるけどな」

 

「なら自己紹介しとくか。 時乃刹永だ」

 

なのは「高町なのはです」

 

フェイト「フェイト・テスタロッサです」

 

はやて「八神はやてや」

 

ティアナ「ティアナ・ランカスターよ」

 

スバル「スバル・ナカジマです」

 

エリオ「エリオ・モンディアルです」

 

キャロ「キャ、キャロ・ル・ルシエです」

 

ヴィータ「ヴィータだ」

 

シグナム「シグナムだ」

 

シャマル「シャマルです」

 

ザフィーラ「ザフィーラだ」

 

アイン「リインフォース・アインだ。 アインで良い」

 

ツヴァイ「リインフォース・ツヴァイです。 ツヴァイって呼んでください」

 

アルフ「アルフだ」

 

ミゥ「時乃美羽です」

 

ユーフィー「時乃悠久です」

 

久遠「久遠」

 

アリシア「アリシア・テスタロッサです」

 

刹永以外「増えた!?」

 

はやて「いつからいたん!?」

 

アリシア「最初からですよ?」

 

アルフ「いや~驚かせようと思って」

 

アイン「隠れていた」

 

ツヴァイ「ですけど」

 

ミゥ「最初に入ってきた」

 

久遠「マスターには」

 

シグナム「一発で」

 

ユーフィー「何故か」

 

シャマル「見破られまして」

 

ヴィータ「すると内緒にすると」

 

ザフィーラ「ジェスチャーをしたんでそのまま隠れてた」

 

アリシア「というわけです」

 

「ちなみにプレシアとリニスはそこにいる」

 

プレシア「あらバレてたのね。 プレシア・テスタロッサよ」

 

リニス「予想はしてましたけどね。 リニスです」

 

「というかこんなに引き込んで大丈夫なのか? プレシアとリニスはデバイス管理だろうけど」

 

はやて「問題ないでー刹永達がAやからかなり落とさなあかんやったけど。 ちなみにアリシアちゃんはただ手伝いに来てるだけやな」

 

という会話をしているとアラームが響き渡った

 

はやて「ほんなら早速出動や。 分け方は向かいながら説明するで」

 

はやて「まずはわいとフェイトとなのはと刹永は隊長や

 

次にスターズ分隊はヴィータが分隊長、ティアナ、スバル、美羽や

 

次にライトニング分隊はシグナムが分隊長、エリオ、キャロ、悠久や

 

呼ばれなかったのは全員ロングアーチや」

 

?「お、きたな。 俺はヴァイス・グランセニックだ、お前らのアッシーとでも思っててくれ」

 

全員「よろしくお願いします」

 

ヴァイス「挨拶もそこそこに乗った乗った」

 

はやて「今回は暴走列車を止める事とこの中にあるレリックを回収する事や。 スターズが前に降りて列車を止める係でライトニングは後ろに降りてレリックの回収や」

 

「はい!」×6

 

はやて「隊長陣が後ろにおるから失敗を恐れずに全力でやってな」

 

キャロは返事こそはしてるが心配そうな顔をしている

 

フェイト「キャロ、大丈夫、精一杯頑張りなさい」

 

キャロ「は、はい」

 

なのは『刹永君、なんとかしなさい!』

 

『アホか、俺は突き放すことしか言えんぞ』

 

なのは『それでも良いから!』

 

「はぁ、キャロ」

 

キャロ「は、はい」

 

「お前はどうしたい?」

 

キャロ「え?」

 

「大丈夫、答えは人それぞれだから答えられなくても良い」

 

キャロ「は、はぁ……」

 

「だから見つけろ、他人に言われて見つけた正解ではなく自分で見つけた自分だけの正解を」

 

キャロ「よくわかりません!」

 

「いや、わかったら凄い。 時間もないから全て無かったことにして一言だけ」

 

キャロ「は、はい」

 

「頑張りたくなかったら頑張るな」

 

キャロ「はい! はい?」

 

「後は好きにすると良い」

 

ヴァイス「この空気の中言うのは勇気がいるけど着いたぞー」

 

「新人4人! 最初の試練だ」

 

「「「「最初の試練?」」」」

 

「まさかヘリを横付けするわけにもいくまい? 撃墜されたら目も当てられないしな」

 

ティアナ「ま、まさか!?」

 

スバル「ティアナ?」

 

「よし、新人、飛び降りろ!」

 

「「「「エエエエエ!!」」」」

 

「それそこで他の隊長達も満面の笑みでおいでしてるぞ?」

 

ティアナ「いや、どちらかと言えばあたしらを地獄に叩き落とす鬼では?」

 

「メイルファーストでエリオ、お前が先に飛び降りろ」

 

エリオ「拒否権は「無いぞ」ですよね」

 

エリオは飛び降り口に向かった

 

エリオ「あのーやっぱりこわ「良いから行け」うわあああ!!」

 

(((ひ、ひどい)))

 

「エリオー変身を忘れるなよー」

 

エリオ「え、あ、はい!」

 

エリオは変身して体勢を立て直して列車の上に立った

 

「ほれ、エリオも出来たんだからキャロも出来るよな?」※めっちゃ楽しそうな笑みで

 

キャロ「ううう……い、行きます!」

 

キャロが飛び出して変身してエリオの隣に立った

 

ティアナ「ここで変身するのはダメなの?」

 

「痴女扱いされたいならどうぞ?」

 

ティアナ「なんでよ!」

 

「いや、変身って何故か男と女とで違うからな」

 

ティアナ「どう違うのよ!」

 

「見せた方が早いか、おーい隊長3人の誰かこいつが見てる前で変身してやれ。 俺は向こう向いてる」

 

ヴァイス「俺はそもそも運転に集中してて見えない」

 

なのは「レイジングハート!」

 

なのはが変身したようだ

 

「わかったか?」

 

ティアナ「わ、わかったわ」

 

「それにいつでも準備万端でいけるとは限らないだろ?」

 

ティアナ「そ、そうね」

 

「それじゃあ」

 

ティアナ「なんで首根っこ掴んでるのよ?」

 

「色んな体勢で変身出来るようにしないとな?」

 

ティアナ「まさか、投げたりしないわよね?」

 

「まさかー……その通りだよっと!」

 

ティアナ「きゃあああ!!」

 

ティアナを放り投げた。 ティアナは悲鳴こそあげたがキチンと変身して体勢を立て直して列車の上に立った

 

「スバルはそこの前に立って」

 

スバル「は、はい」

 

スバルは言われたところに立った

 

「スバル砲発射!」

 

思いっきりスバルを押した

 

スバル「うわああああ」

 

スバルも変身して列車の上に立った

 

「悠久」

 

悠久「はーい」

 

「よいしょっと」

 

悠久「あのなんで担ぎ上げてるんです?」

 

「そりゃ投げるためだろ?」

 

悠久「そうですよね~って待って待って待って投げないで投げないで下さーい!」

 

「なにぃ? 聞こえんなぁ!と」

 

ブンという音ともにユーフィーが遠くに飛んだ

 

「ホームラン!」

 

ミゥ「それでは私も行きますね」

 

「行ってらー」

 

ミゥは飛び下りてスバル達の側に降りた

 

「よし全員降りたな」

 

なのは「刹永君って」

 

フェイト「かなり」

 

はやて「ドSやな~」

 

「次ははやてか」

 

はやてを抱えて逆さにして外に出した

 

はやて「頭に血が登る~」

 

「それじゃあ逝ってこーい!」

 

そのまま手を離した

 

流石に慣れていたのかすぐにはやては飛び上がった

 

はやて「なにするんや!」

 

なのは「なのはいきます!」

 

フェイト「私も行きます!」

 

「俺はヘリを守ってるな」

 

フェイト「頼みます」

 

なのは達は列車のところに向かった

 

「ヴァイス閉めないで良いぞ。 状況がわかりやすいしな」

 

ヴァイス「りょーかい。 にしてもおたくスパルタだな」

 

「他の隊長達が出来ないことをしてるだけさ。 もちろんあいつらの方法が悪いわけではないがな」

 

見ると新人どもは苦戦していた

 

刹永「さてあいつらはAMFをどうやって攻略するかな」

 

ヴァイス「確か魔法が使いづらくなる領域だっけか」

 

「あの機械にはそれが搭載されてるからな。 生半可な魔法は無効化される」

 

ヴァイス「おたくならどうする?」

 

「一気に近づいて物理でぶったぎる」

 

ヴァイス「それが答えかもな」

 

「キャロが列車から落ちたな」

 

ヴァイス「だ、大丈夫なのか!?」

 

「あれで良いんだ。 AMFの外に出れば後はキャロの意思だ」

 

ヴァイス「竜魂召喚か!」

 

「使えたみたいだな」

 

ヴァイス「あれがあの竜の本来の姿か」

 

「列車の速度も落ちてるしそろそろ向こうは終わるな。 邪魔な機械を一掃するか」

 

ヴァイス「え?」

 

「セレスティアルスター」

 

空から光線が降り注ぎ敵のサーチャーを全て壊した

 

ヴァイス「何を壊したんだい?」

 

「敵のサーチャー。 なのは達は気づいてなかったみたいだがな。 とりあえずこれでここでの状況は終了だろう」

 

少し待つと全員戻ってきた

 

「おう、お帰り」

 

なのは「最後のあれ何?」

 

「見てた奴がいるんでね。 流石にウザいので壊させてもらった」

 

キャロ「刹永さん!」

 

「選んだみたいだな?」

 

キャロ「助言ありがとうございます!」

 

「これからもこんな状況は沢山出てくるぞ。 悩め若人ってな」

 

そんな会話をしつつ機動六課の本部へと戻った

 

ジェイルside

 

「案の定、全部壊されたか」

 

ノーヴェ「よろしいのですか?」

 

「構わないさ。 それにしても彼の言う通りの結果になったのは悔しいな」

 

ノーヴェ「まさかクローンが一瞬で跡形もなく消滅するだなんて……」

 

「一から培養しても無駄だったしな」

 

ノーヴェ「もう細胞は残ってませんしね……」

 

「チャンスはまだまだあるから良いさ」

 

sideEND




ちなみに原作よりなのは達のランクは落としてます。 落とさんと刹永達が入れられんのだ
プレシアとリニスはデバイス管理なので対象外、アリシアはただの微笑ましいお手伝いなので対象外です。 ただし有事の時には三人とも戦闘に参加します

ミゥとユーフィーは適当にわけました。 刹永は隊長陣なのは決めてました

刹永はかなりスパルタですよ? なのはやフェイト以上にスパルタです

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