コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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長引かせても無駄なのでさっさと答え合わせ

デバイスとマナは独自設定ですが、基本的には両立しないので問題無いです

書くつもりは無かったことまで詰め込んだら長くなった


宿題の答え合わせ デバイスとマナ

数日経った時に新人4人がやってきた

 

ティアナ「答え合わせをお願いします!」

 

「トレーニングルームにいくか」

 

トレーニングルームに移動した俺達

 

「今回は確かめる為だから降参ありの撃墜制な。 ティアナは最後にしてスバルからだな」

 

スバル「はい! ウイングロード!」

 

前とは違い複雑な道になっていた

 

「確かに複雑にはなってるが、走れるのか?」

 

スバル「見ててください!」

 

スバルは脱線することなく走り抜けた

 

「ウイングロードは合格と次は近接攻撃の強制中断だな」

 

スバル「はい! リボルバーナックル!」

 

「なるほど、発動をデバイスに判断してもらうことにしたのか」

 

スバル「その通りです!」

 

「及第点ではあるが、発動してる振り(魔力光を出す)ぐらいしろ」

 

スバル「はい!」

 

「それじゃあ次は中距離攻撃だな。 別に遠距離でもいいから撃ってこい」

 

スバル「はい! はあああ!!」

 

「ふむ、なるほどアレンジしたのか」

 

スバル「ディバインバスター!!」

 

「しかも中々の威力だな」

 

スバル「ありがとうございます!」

 

「ふむ、合格だな」

 

スバル「あの何かありませんか?」

 

「あくまでこれは宿題の答え合わせだ。 全員終わったら採点結果だ」

 

スバル「わかりました」

 

「次はエリオだ」

 

エリオ「はい! いきます」

 

構えて突撃してきたのでかわした

 

エリオ「せい!」

 

急停止、身体を捻りながら攻撃してきた

 

「合格だな。 後はこれを補助魔法ありで出来るようになれ」

 

エリオ「はい!」

 

「キャロだな。 竜魂召喚の詠唱しつつエリオに補助魔法をかけてみろ」

 

キャロ「はい!」

 

キャロは早速詠唱を始めた

 

キャロ「蒼穹(そうきゅう)を走る白き閃光。 (ブーストアップ・アクセラレイション) 我が翼となり、天を駆けよ。 (エンチャント・フィールドインベイド) ()よ、我が竜フリードリヒ。 竜魂召喚!」

 

「なるほどデバイスに任せたのか。 出来れば1つずつじゃなく2つに欲しがったこれはデバイスの性能を上げないとダメだから合格だな。 もっと精進することだ」

 

キャロ「はい!」

 

「さてティアナか、とりあえず一つ目だな」

 

ティアナ「……はい」

 

「スバルを盾にする……のは可哀想だからこれを使うか」

 

俺は何処からともなく人形を取り出した

 

スバル「人形?」

 

「作った人形だ。 とあるギミックはあるが今回は使わない。 この人形を避けて攻撃してこい」

 

ティアナ「わかりました。 クロスファイアシュート!!」

 

「ふむ」

 

俺は人形を射線上に動かした

 

すると攻撃は人形を透過した

 

「なるほど、対象を透過する術式か」

 

ティアナ「悪い!?」

 

「いんや? フレンドリーファイアさえなければ問題無いしな。 さてどのぐらいまで透過出来るかな」

 

人形をこっそり並べた

 

「5人が限界か、まぁ複数人を盾にするのは難しいから問題は無いが……」

 

6体目の人形に焦げ目がついていた

 

ティアナ「何よ?」

 

「基本非殺傷だろうけど、人形のどこに当たってたのか見て、問題点を言ってみろ」

 

ティアナに6体目の人形を見せた

 

ティアナ「心臓に当たってる?」

 

「正解。 非殺傷とはいえ衝撃はあるから下手したらショック死するぞ。 大抵盾にするとは1人だろうからまぁ合格だな。 次はフェイク・シルエットだな」

 

ティアナ「フェイク・シルエット!」

 

「ほぉ、レーザーポインターか。 面白いな。 他に出来るなら見せてみ」

 

小石を花に見せかけたり、幻影の数が増えていたりした

 

「合格だな。 精進することだ」

 

ティアナ「……わかりました」

 

「何が不満だ?」

 

ティアナ「あんたみたいな天才にはわからないわよ!」

 

「俺が天才? バカか」

 

ティアナ「な!」

 

「俺が使ってるのはこの世界には存在はしてるが誰も使えない物質『マナ』を使った魔法だ」

 

ティアナ「『マナ』?」

 

「使えればAMF内でも魔法が使えるぞ」

 

ティアナ「私も?」

 

「使えればな。 一つ問題もあるが」

 

ティアナ「問題?」

 

「使いたいなら今使ってる魔法を全て捨てないといけないぞ?」

 

ティアナ「な!」

 

「すずかとアリサは知ってるか?」

 

ティアナ「確か地球のとあるところ限定で魔導師の支援を行う魔導師って聞いたことがあるけど?」

 

「すずかとアリサは『マナ』を使えるぞ?」

 

ティアナ「え?」

 

「だが、なのはとフェイトとはやてとアリシアは教えたが使えなかった」

 

ティアナ「なんで!?」

 

「調べるとミッドチルダ式、ベルカ式問わずデバイスの維持にマナが使われてるからだったがな」

 

ティアナ「どうやって調べたの!?」

 

「簡単な話だ。 デバイスの周囲にマナを完全に遮断する結界を張ったら5秒で機能が停止した。 その状態で持ち主に教えたら『マナ』が使えた。 結界を解除すると徐々に機能が回復して持ち主も『マナ』が使えなくなった」

 

ティアナ「デバイスが!?」

 

「ついでに半減する結界だと機能が7割近く低下するが持ち主も1~2割程度『マナ』が使えた」

 

ティアナ「そ、そんなに!?」

 

「で、これを聞いても『マナ』を使いたいか? 使いたいならデバイスを改造してやらんこともない」

 

ティアナ「デバイスの改造!?」

 

「すずかとアリサのデバイスは俺が作った物だ。 アリサはベルカ式、すずかはミッドチルダ式だが『マナ』が100%まではいかないが使えてるしデバイスもそこまで機能は落ちてない。 しかもインテリジェントデバイスだ

 

まぁすずかとアリサのは一から設計とかして作った物だから問題は起きてないがなそれでもマナ使用率は95%くらいには落ちてるしデバイスの機能の1割近くは落ちてるがな」

 

ティアナ「なにその化け物デバイス」

 

「基本性能は普通のデバイスと一緒だ。 ちなみに改造する場合は、下手したら学習機能がリセットされると思え」

 

ティアナ「なんで!?」

 

「色々とあるんだ色々とな。 ちなみに試したのはなのはだ」

 

「「「「なのはさんで!?」」」」

 

「そんなことはどうでも良いから採点に入るか

 

スバル:80点。 ディバインバスターの溜めをもうちょっと早く出来るようになれ

エリオ:70点。 突撃時にも真っ直ぐだけではなく途中で曲げれるようになればなお良い

キャロ:75点。 竜魂召喚の詠唱を省略出来るようになればなおいい

ティアナ:80点。 クロスファイアシュートの弾数やフェイク・シルエットの幻影の数と種類をもっと増やそうか」

 

「で、ひとつ聞きたいんだが、ティアナ、なんでお前だけ誰にも相談してないんだ?」

 

ティアナ「え?」

 

「3人は相談してたぞ?」

 

ティアナ「え、だって……」

 

「相談してはいけない、なんて言ってないんだが?」

 

ティアナ「た、確かに言ってないけどでも普通はダメだと思うじゃない!」

 

「それは何故?」

 

ティアナ「そんなことも知らない・考えられないと思われるじゃない!」

 

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」

 

ティアナ「え?」

 

「俺達の生誕世界のことわざのひとつなんだが、どう捉える?」

 

ティアナ「どちらも恥って言ってるじゃない!」

 

「『一時の恥』と『一生の恥』はえらい差があると思うんだが?」

 

ティアナ「でも大人として!」

 

「では、そこに隠れてる隊長陣に聞くがわからないことがあったら誰かに聞くか?」

 

なのは「にゃははは、バレてたのね……私なら聞く」

 

フェイト「だから言ったのに。 私も」

 

はやて「刹永やしな。 わいも聞くな」

 

「ほれ、お前より年上の3人もこう言ってるが? それにこいつらもお前が来るのを待ってたはずだぞ?」

 

なのは『でも刹永君ってこの世界の出身じゃないよね?』

 

フェイト『そのはずだけど』

 

はやて『嘘はあかんよね』

 

『お前らな……前世も今生も別世界とはいえ日本生まれじゃー!』

 

ティアナ「うっ……」

 

「もうめんどいんですっ飛ばすが、二つの宿題は考えてきたか?」

 

ティアナ「わ、私はランカスターの魔法が有能であることを!」

 

「証明したあとは?」

 

ティアナ「証明した……あと?」

 

「仮にお前のではなくランカスターの魔法が有能なら、お前以外の適任者に使われる事になるな。 ランカスター流とか呼ばれてな」

 

ティアナ「そ、それは……」

 

「やっぱり考えてなかったか……やれやれ、あいつもこうなるとは思ってなかったと思うんだがな」

 

ティアナ「兄さんを知ってるの!?」

 

「知ってると言うか最期を看取った(保護して隠した)の俺だが?」

 

ティーダ『ティアナには真実を明かしても良いんじゃないかな? このままだといつか……』

 

『ちと、隊長陣に相談してみるわー』

 

そこのバカ三人娘(隊長陣の三人)に聞きたいんだが』

 

はやて『ルビと文字が逆やぞ?』

 

『ティーダ・ランカスターが本当は生きてるって明かして良いのか?』

 

はやて『無視かい! わいはええと思う』

 

なのは『私も』

 

フェイト『同じく』

 

「それじゃあ皆様ご注~目~」

 

指を鳴らすとモニターが現れた

 

ティアナ「何も映ってないじゃない?」

 

「これから驚くぞ」

 

もう一度鳴らすそこには

 

ティアナ「にににに兄さん!?」

 

ティーダ「やぁティアナ、久しぶりだね」

 

執事の格好をしたティーダ(と後ろをウロウロしているメイド姿のクイント)がいた

 

ティアナ「あれ? 兄さんって死んだんじゃあ?」

 

ティーダ「あ~そういえばそう言うことにしてもらってたね」

 

スバル「あれ? お母さん?」

 

クイント「あらバレた? 久しぶりねスバル」

 

ティアナ「ん?」

スバル「ん?」

 

「どした?」

 

「「なんで会話出来てんの!?」」

 

「気にするな」

 

「「いやいや、気にするよ!?」」

 

クイント「あらあら仲が良いのね。息がぴったり」

 

ティーダ「う~ん、どちらかと言うとデコボココンビでは?」

 

クイント「猪スバルを抑えれる友人がいるのは嬉しいわね」

 

スバル「なんで学校時代の渾名を!?」

 

「俺が漏らしたからだが?」

 

スバル「はい!?」

 

そんなやり取りをしていたら諦めたのか普通に会話を交わした4人

 

ティーダ「そうだ、最後にお願いがあるんだ」

 

ティアナ「なにかしら?」

 

ティーダ「俺達が生きてることは内緒にしててね」

 

ティアナ「なんで!?」

 

ティーダ「俺は嫌われててクイントさんは暗殺されかかってるしね。 今生きてることがバレると色々と大変なんだ」

 

クイント「そういうことだからスバルもシーね?」

 

その二人の言葉にティアナとスバルは頷いた

 

ティーダ「まぁ、内緒にするきが無ければ刹永君の説教が待ってるとは思うけどね」

 

なのは「ひっ!」※トラウマになってます

 

クイント「あらあら、なのはさんは説教されたことがあるみたいですね」

 

ティーダ「そういうわけだから内緒にしてたほうが身のためだ」

 

そこでモニターは消えた

 

「そういうわけだ。 なのはみたくなりたいなら黙っていることだな」

 

「「わ、わかりました」」

 

「さて、ティアナ、第二の宿題は再提出だ。 答えが見つかったら来い。 期限は無いがなるべく早くな」

 

ティアナ「わ、わかりました」

 

「引き分けでトレーニング終了と。 では解散!」

 

「「「「はい!」」」」

 

はやて「刹永君は聞きたいことがあるから執務室にな」

 

「はいよ」

 

はやて達に連れられ執務室に来た

 

はやて「さて、刹永君? あの二人以外に何か隠してることはないかね?」

 

どこからかサングラスを取り出し、指を組みながら聞いてきたはやて

 

「特にないが?」

 

はやて「本当かね?」

 

「ジェイル・スカリエッティの事はクロノに報告してるぞ」

 

はやて「は?」

 

なのや「ジェイル」

 

フェイト「スカリエッティ?」

 

はやて「あの犯罪者の?」

 

「そうだが……なんだ、クロノから聞いてないのか? 口止めはしてないから聞いたら答えてくれるはずだが?」

 

はやて「そうなん?」

 

「直接ではないとはいえジェイル・スカリエッティと話したことを伝えたら流石のクロノも頭を抱えたがな」

 

はやて「当たり前や! それよりいつ頃話したん!?」

 

「えーとクイントさんを助けた時だから……確か中学生だった記憶はある」

 

はやて「なんで言うてくれへんかったんや!」

 

「あんときは別にあんたが上司というわけじゃなかったしな。 名目上の上司であるクロノには報告したが」

 

はやて「わいら友人やろ!?」

 

「若干関わりのあるフェイトなら兎も角」

 

なのは「フェイトちゃんが?」

 

フェイト「……」

 

「プロジェクトF.A.T.E(フェイト)

 

はやて「な、それは!?」

 

なのは「それってプレシアさんが言ってた……」

 

「フェイトが生み出されたものだ。 そして最初に研究してたのはジェイル・スカリエッティだ」

 

はやて「な、なんやて!?」

 

「目処がついて飽きたのか、別な何かを見つけたのかは知らんが途中で研究を止めたのさ。 それをプレシアが完成させた」

 

フェイト「……っ」

 

「それで生み出されたのがフェイトでありエリオだ」

 

なのは「エリオ君も!?」

 

「そういう意味ではエリオはフェイトの弟とも言えるな。 無論、遺伝子とかは全くの別物だがな」

 

フェイト「知っていたの?」

 

「あくまで創作での話で、ここ(現実)ではどうなってるかは知らん」

 

はやて「そういえば聞かへんかったけど、そのうちらが出てくる創作のタイトルってなんなん?」

 

「約一名悶絶するかもしれんぞ?」

 

目線をなのはに合わせる

 

はやて「なのはが関係しとるん?」

 

「してるというか主人公だしな」

 

なのは「はえ?」

 

フェイト「なのはが」

 

はやて「主人公やて?」

 

「(ん? まあいっか)というわけで、タイトルを言うが『魔法少女リリカルなのは』だ」

 

フェイト「魔法少女……」

 

はやて「リリカルなのは……」

 

「ちなみに3部作出てる。あくまでなのはが主人公なのはな」

 

はやて「そなに出てるんか」

 

「1作目はそのままでフェイトに関する話だ」

 

フェイト「私?」

 

「俺の影響でここでの結末は変わったがな。 その話ではプレシアは次元震を起こして虚数空間へと消えるのさアリシアの亡骸と共にな。 その後はアルハザートについたかは知らんプレシアもアリシアも出てこないしな」

 

はやて「大分違っとるな~」

 

「2作目は『魔法少女リリカルなのはA's(エース)』。 わかってると思うが夜天の書に関連した話だ」

 

はやて「時系列的にせやろな」

 

「大まかには変わってないが一部変わってるな」

 

なのは「一部?」

 

「表に守護プログラムのトップが出てた時に俺が本に吸い込まれただろ?」

 

なのは「そういえばそうだね」

 

「その話では吸い込まれるのは無謀にも突撃したフェイトだ」

 

フェイト「また私なの?」

 

「その中でフェイトはプレシアとアリシアと共に過ごしているという幸せな夢を見せられていた」

 

フェイト「それって今のような光景?」

 

「似たようなものだな。 ただしフェイトはその夢を捨てる決断をし、何故か自分が死んでいることを自覚しているアリシアからバルディッシュを受け取り本から脱出する」

 

フェイト「どうして?」

 

「考察はされているが知らん。 はやても本の中で目覚めて管理人格と話しをしてリインフォースと名付ける」

 

はやて「そこは一緒なんや」

 

「その後は闇の書の闇……つまりは狂った守護プログラムを切り離してコアを軌道上に転送してアルカンシェルで消滅なのは一緒だが」

 

はやて「だが?」

 

「改造されていた夜天の書はいずれまた狂った守護プログラムを作り出し、はやてを侵食する。 リインフォースはそれを防ぐためにあることを決断する」

 

はやて「あること……なんとなく予想はつくんやけど……」

 

「その予想が当たっているかは知らんが、リインフォースは自身を守護プログラムが復活する前に完全に破壊することに決めた」

 

はやて「やっぱりか~」

 

「最初ははやてに内緒だったが、はやてが何かに気付いてリインフォースの元に行って別れの挨拶をしてリインフォースは、夜天の書は消滅する。 残ったのは夜天の書に付いている十字架なようなやつだな」

 

はやて「それじゃあシグナム達も?」

 

「いや、ヴォルケンリッターは夜天の書からはやてに移されているから消えてはいない。 まぁ後ははやて達の裁判やらアリサやすずかに説明やら、リンディさんからなのはの家族に説明やらがあるだけだな。 結果は変わらんから割愛」

 

はやて「いよいよ三作目やな?」

 

「そうだが、二作目と三作目の時代の中間にも色々あったのさ。 その内の一つがなのはの負傷」

 

なのは「私の?」

 

「休みも取らずに活動し、魔法を使い続ける。 さてそれで疲労が溜まらないはずはないよね?」

 

はやて「せやな。 とくになのはの魔法は負担が大きいしな」

 

「で、その世界は俺も知らんが、ヴィータと共に向かった世界でガジェットドローンに不意打ちをくらい、なのはは負傷する。 それもミイラのような姿になるような負傷をね」

 

はやて「な!」

 

「ちなみにその影響でフェイトは一度執務官のテストに落ちてる。 ここでは怪我してないから一発で受かってるけどね」

 

フェイト「私にも影響が?」

 

「あーそういえばフェイトがハラオウン家の養子になってるな。 時期は知らんが」

 

フェイト「え?」

 

「名前もフェイト・T・ハラオウンになってるな」

 

はやて「Tはテスタロッサかな?」

 

「そういうことだ。 話を戻すが、負傷したなのはがこのまま終わると思うか?」

 

はやて「思わんな」

 

フェイト「思えない」

 

「まぁリハビリは大変だったらしいが復活を遂げたのは間違いないな」

 

なのは「私って刹永君に強制有給取らされて強制休暇にさせられたような?」

 

「ここではそうだな。 だが創作では止める人がいないからなそのまま突っ走り負傷する。 ちなみにクイントさんが死ぬのはスバルとギンガが物心つかないときで、ティーダが死ぬのは6年ほど前だ」

 

はやて「なるほどな~」

 

「空港火災も俺の有無なだけでほぼ一緒だな。 そしてそれが3作目『魔法少女リリカルなのはStrikerS(ストライカーズ)』の第1話だな」

 

はやて「機動六課はいつなん?」

 

「第2話」

 

はやて「凄い飛んだな!?」

 

「ちなみに、今はストライカーズ……略称StS中だから先の事は言わんぞ」

 

はやて「なんでや!?」

 

「下手したら重要人物の結末が変わるかもしれんしな」

 

はやて「重要人物?」

 

「その人物とは関係ないが、はやてにヒントをやろう」

 

はやて「ヒント?」

 

「本局にジェイル・スカリエッティと繋がってる奴がいるぜ」

 

はやて「な! それは誰や!?」

 

「それ言ったら答えだから内緒だ。 ちなみにそいつは裏掲示板は見てはいるみたいだが書き込んだ事は無いぞ。 だからクイントが暗殺されそうになったんだしな」

 

はやて「自分で考えなあかんと?」

 

「ま、そういうことだ。 で、そこに隠れてるガキどもに聞きたいんだが、俺VS隊長ズ見たくないか?」

 

隠れていた新人4人が目をキラキラさせながら出てきて見たいと口を揃えた

 

はやて「いやいやいや、無理や無理や」

 

なのは「うんうん、刹永君に勝つなんて無理!」

 

フェイト「無理なのはわかってるけど挑みたい!」

 

「なら、おーいクロノー」

 

クロノ「いきなり何だ。 こっちは忙しい」

 

クロノは書類を書いていた

 

「おー悪いな。 ついでに仕事を増やしたいんだがダメか?」

 

クロノ「いや、その聞き方は普通はダメだろ。 理由を話せ」

 

「俺VS隊長3人で模擬戦をしようと思うんだが」

 

クロノ「何が言いたいのかはわかった。 上と相談はしてみるがおそらく下りるとしたら監視付きだろうな」

 

「監視されたところで何が起こったかはわからんだろ」

 

クロノ「それはそうだな。 じゃあ、少し待ってろ」

 

「下りなくてもやるからトレーニングルームに連行♪」


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