コズミックバランサーの担い手 エクストラ編異 異世界旅行記   作:永遠神剣を求む者

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西行妖と幽々子の関係についての(多分)ネタバレがあります


春雪異変

紅魔異変からおよそ1年が経ったあるとき

 

ミゥ「突然なのですが、今って何月なのでしょうか?」

 

「5月だな」

 

ミゥ「5月なのに何故こんなに寒く、雪も降っているのでしょうか?」

 

「そりゃ、『春』を集めてあることをしようとしているのがいるからな」

 

ミゥ「もしかしてこれが『春冬異変』ですか?」

 

「その名称は後から付けられるやつだがな」

 

ミゥ「今回は何もしないのですか?」

 

「今回は見るだけだな。 さてそろそろあいつらが動き出す頃かな」

 

ミゥ「あいつらって誰ですか?」

 

「十六夜咲夜、霧雨魔理沙、博麗霊夢だな」

 

ミゥ「ついていって良いですか?」

 

「今回はあくまで観戦だけどな。 それでも良いならな」

 

ユーフィー「ミゥちゃんだけずるい! 私も行きます!」

 

「好きにしろ」

 

ミゥとユーフィーを連れてゆっくりと空を飛び冥界に向かった

 

「さて、この階段を登れば冥界だな」

 

ミゥ「飛ばないのですか?」

 

「たまには歩かないとな」

 

階段を登りはじめた

 

頂上付近になると戦闘をしているような音が聞こえてきた

 

「お、やってるな」

 

登りきると既に霊夢と刀を持った少女(魂魄妖夢)が戦っていた

 

ミゥ「えーと?」

 

「巫女が博麗霊夢で戦っているのが魂魄妖夢だな」

 

ユーフィー「あれで斬られたら痛そうです」

 

「痛いだろうな。 後で試してもらえ」

 

ユーフィー「いやですよ!?」

 

「で、あんたは参戦しないのか? 咲夜さん?」

 

咲夜「相変わらずあなたには私の世界がわかるのね。 それにその子達も気付いていたみたいだし。 霊夢が負けたら行くわ」

 

「それならあんたの出番はないかもな」

 

そういうと同時くらいに霊夢の封魔陣が妖夢を直撃して妖夢が落ちた

 

咲夜「そのようね」

 

「帰るのか?」

 

咲夜「霊夢が動いた以上はこの異変も解決するでしょうし、薪を買わないといけませんしね」

 

「そっか、またな」

 

咲夜「はい、ではまた」

 

咲夜は帰っていった

 

「さて俺達も行くか」

 

俺達も奥へと向かった

 

「お、丁度いいところに着いたな」

 

奥にたどり着くと霊夢と幽々子が会話をしていた

 

「花の下に還るがいいわ、春の亡霊!」

「花の下で眠るがいいわ、紅白の蝶!」

 

「始まったな」

 

霊夢は1度だけ当たったがそれ以外はかわしてクリアしていた

 

ミゥとユーフィーは幽々子の弾幕に見惚れていた

 

ミゥ「綺麗……」

 

ユーフィー「弾幕ってここまで綺麗に出来るんですね」

 

幽々子「桜符「完全なる墨染の桜 -開花-」!」

 

弾幕が進む度に幽々子の身体が透けはじめた

 

ミゥ「幽々子さんの身体が!?」

 

「封印が解けかけているんだ。 そして封印が解けたら幽々子は完全なる消滅を向かえる」

 

ミゥ「止めないんですか!?」

 

「心配するな俺が止めなくてもそんなことにはならない」

 

霊夢が夢想封印を放ち幽々子を撃破した

 

 

身のうさを思ひしらでややみなまし

 

      そむくならひのなき世なりせば

 

 

ミゥ「この声は……」

 

「来たか」

 

???「「反魂蝶 -八分咲-」」

 

ミゥ「あれは……幽々子さん? でも先程とは雰囲気が?」

 

「あれは生前の幽々子の姿だ」

 

弾幕が進む度に奥の桜(西行妖)から何かが舞っていた

 

ミゥ「あれは一体?」

 

「あの西行妖から舞っているのは『春』だ」

 

そして霊夢はすべてをかわしきり、西行妖からすべての春が抜け、枯れた

 

??「幽々子様ー!」

 

先程の刀を持った少女……妖夢が幽々子に駆け寄った

 

ミゥ「いつの間に?」

 

「枯れた事で再び封印がなされたから亡霊としての幽々子が現れただけだろう」

 

霊夢はその様子を見て少ししてからこちらに向かってきた

 

霊夢「やっぱりいたのね」

 

「今回は観戦者だけどな」

 

霊夢「それより手伝ってくれない?」

 

「何をだ?」

 

霊夢「紫に説教するのを」

 

「断る。 誘うなら魔理沙と咲夜にしろ」

 

霊夢「やっぱり断るのね。 そうするわ」

 

そう言って霊夢は去っていった

 

ミゥ「あっさりと諦めましたね」

 

「元々ダメもとだったんだろう。 俺達も帰るぞ」

 

???「ちょっと待ちなさいな」

 

「何か用か?」

 

幽々子「色々あるけれど、とりあえずひとつだけ。 あの桜の下にあるものを知っている?」

 

「知ってはいるが教えていいかどうかはそこにいる紫に聞け」

 

紫「あら、いつから気付いていたの?」

 

「最初から」

 

紫「(え? 最初から見てたことに気付いていたの!?)……ごほん、そ、それで幽々子の件ね? これさえ咲かなければ問題ないわね」

 

幽々子「珍しいわね? あなたが誤魔化すなんて」

 

「気にしたら負けだ。 さて許可も出たし話すか」

 

幽々子「お願いね」

 

「その桜の下に埋まってるのはお前の死体だ。 そしてこの桜の木……西行妖の封印の礎にされている」

 

幽々子「何故そんなことを?」

 

「この西行妖は、人の生命力を吸い付くして成長する妖怪桜だからな。 それの封印をするのにお前の死体が使われた」

 

幽々子「何故私なの?」

 

「その理由までは知らんが、お前の能力が関係してるんじゃないかと思ってはいる」

 

幽々子「それで、何故咲かせたらいけないのかしら?」

 

「咲くと封印が解ける。 封印が解けると下手したら幻想郷に住む人間が全員死ぬことになるかもしれんな。 それにお前自身が消滅するしな」

 

幽々子「私が?」

 

「封印が解けるということはお前の死体が解放される事に……簡単に言うと生き返る事になる。 そうなるとお前は時の流れによって転生する間もなく消滅する事になる」

 

幽々子「……」

 

「ま、そういうわけだ、この世を楽しみたいなら咲かせないことだ」

 

妖夢「幽々子様……」

 

幽々子「ところでずーと考えていたのだけれど、あなたは何者なの?」

 

「はい?」×3

 

幽々子「あの桜を咲かしてはいけないのと桜の下に『私』がいるのはわかったわ。 でも何故かあなたには私の能力が効かないのよね……紫や妖夢には効くのだけれど」

 

紫「幽々子、あなたの能力を相殺するのは大変なんだからやめてくれないかしら?」

 

幽々子「でもこの人に使ったときには何もしなかったじゃない」

 

「めんどいから紫から聞いてくれ」

 

紫「私に投げないでくれます!? それに紅魔館の人達には自分で言ってたじゃない!?」

 

「幽々子と紅魔館の連中だと前提が違うわアホ。 紅霧異変の時は俺も一応関わってたし、レミリアやフランとも戦ったしな。 今回の幽々子の起こした異変には俺は関わってないからな」

 

紫「それは、そうだけど」

 

「じゃあな」

 

紫「ちょ、まちなさ……!」

 

紫の言葉を無視して転移した

 

幽々子side

 

「変わった人……人達ね」

 

紫「彼……彼らは幻想郷の外を含むこの世界の人間じゃないからね」

 

「あら、そうなの?」

 

紫「それに彼らは不老不死よ。 でも蓬莱人ではないし、蓬莱の薬を飲んでもいないわ」

 

「だから彼らには私の能力が効かなかったのね」

 

紫「そういうことよ」

 

「せっかくだからこの世でも楽しむとするわ」

 

紫「ほどほどにお願いね」

 

「異変はもう起こさないわ」

 

紫「それは本当にお願いね」

 

紫は疲れた様子でいなくなった

 

妖夢「あの、幽々子様」

 

「あら妖夢、なにかしら?」

 

妖夢「彼らに勝てるでしょうか?」

 

「無理ね」

 

妖夢「え?」

 

「紫の言う通りなら弾幕バトルとしてなら私達でも勝てるようにしてくれてるでしょうけど、本当の意味での殺し合いとなったら、敵うものはいないでしょうね」

 

妖夢「それでは危険ではないのでしょうか?」

 

「危険な存在ならそもそも紫が受け入れるわけないわ。 それに龍神もあのような力を持ちすぎている存在を見逃すわけないわよ。 それでもこの世界にいるということは既に話はついているということよ」

 

妖夢「は、はぁ……」

 

「ふふ、あなたにはスケールが大きすぎたわね。 彼らはただ単に道楽をしに来ているということを覚えていれば良いわ。 さてお腹が空いたわね、妖夢、夕餉の準備をお願いね」

 

妖夢「は、はぁ、わかりました」

 

「ふふふ、これから楽しみね」

 

side end

 

~幻想~

 

ある日、俺は『文々。新聞』を広げていた

 

「ふむふむ、霊夢と魔理沙と咲夜が近々紫に挑むみたいだな」

 

ミゥ「それに載っているのですか?」

 

「ああ」

 

俺はミゥ広げていた『文々。新聞』を見せた。 そこには『現界と冥界の結界に穴を空けた紫をぶっ飛ばすから魔理沙と咲夜は協力しなさい』という霊夢のメッセージが書かれていた

 

ミゥ「霊夢さん、凄く上から目線で命令してますね」

 

「気にするな。 さて行くかな」

 

ミゥ「参戦するのですか?」

 

「今回も見に行くだけだな。 あいつらも出発したみたいだし」

 

ミゥ「折角なので私も行きます」

 

「それじゃあ行くぞ」

 

ミゥ「はい」

 

俺とミゥは霊夢達と紫が戦う場所へと向かった

 

しばらく進み、階段を登っていると戦っている音が聞こえてきた

 

ミゥ「まだ階段ですよね?」

 

「藍だろう。 とりあえず行くぞ」

 

俺達が着くころには藍が敗けていて霊夢達は既に紫の元に向かっていた

 

「随分とボロボロだな」

 

藍「あ、あなた達は、紫様のおっしゃっていた、人達ですか?」

 

藍は疲れているのか息も荒く、フラフラしながらも僅かに臨戦態勢をとった

 

「そうだ。 俺達は別にどっちらかに加勢しようってわけじゃなくただの見学だしな」

 

藍「し、信用出来ません」

 

「なら着いてこい……と言いたいが紫に霊夢達との戦闘中に呼ばれるだろうから今の内にある程度回復しとけ」

 

藍「……紫様が負けるとでも?」

 

藍は妖力を出しながら睨んできた

 

「殺し合いではなく弾幕バトルだからな。 紫が負けることもあるだろう。 それに今回の異変はある意味では紫のせいでもあるし」

 

藍「た、確かにそうですが……!」

 

「さっきも言ったが俺達は別に邪魔しにいくわけでもどちらかに加勢しにいくわけでもない。 ぶっちゃければ紫が勝とうと霊夢達が勝とうとどうでもいい」

 

藍(ホントにぶっちゃけましたよこの人!?)

 

「そっちが万全の時に遊ぼうぜ」

 

藍「は、はぁ……」

 

困惑している藍を置いて俺達は奥に向かった

 

「お、やってるな」

 

奥につくと既に始まっていた

 

ミゥ「えーとこれは罔両(もうりょう)「ストレートとカーブの夢郷」でしょうか?」

 

「多分な。 お、抜けたな」

 

紫「罔兩「八雲紫の神隠し」」

 

少しして霊夢が被弾して地面に落ちた

 

魔理沙「霊夢!?」

 

魔理沙は霊夢に気をとられて紫を見失ってしまい、辺りを見渡した

 

紫「これで終わりね」

 

紫は魔理沙の後ろに出てきた

 

魔理沙「くっ!」

 

「来たな」

 

咲夜「あらあら、ギリギリだったわね」

 

魔理沙「咲夜!? 遅いぞ!」

 

咲夜「準備に手間取ったのよ。 それよりこれを霊夢に」

 

魔理沙「わかったぜ」

 

魔理沙は咲夜からアイテムを受け取り霊夢のところに向かった

 

咲夜「二人が戻るまで私が相手になります」

 

紫「ふふ、良いわよ」

 

紫が後ろに出ると咲夜は時を止めて紫の死角に出るのを繰り返した

 

魔理沙side

 

「霊夢ー! 大丈夫かー!」

 

霊夢「油断したわ。 ところで今戦っているのは誰?」

 

「咲夜だぜ」

 

霊夢「ようやく来たのね」

 

「それよりほれ、あたし達も早く戻るぞ」

 

霊夢「それもそうね」

 

side END

 

「お、ようやく三人が揃ったな」

 

霊夢「さぁ、いくわよ!」

 

紫「三人は卑怯ではなくて?」

 

霊夢「本当にそう思ってる?」

 

紫「どうかしらね? それではかかってらっしゃい」

 

三人は弾幕をかわしたり、結界で防いだりしつつしのいだ

 

紫「罔両「禅寺に棲む妖蝶」」

 

少しして魔理沙が被弾した

 

ミゥ「なにか話し合ってますね」

 

霊夢がなにかを咲夜に渡した

 

霊夢「一矢報いるわよ!」

 

魔理沙が上からスペルカードを使った

 

魔理沙「くらえ! 星符「ドラゴンメテオ」!」

 

紫「効かないわ」

 

紫は隙間を開いた

 

咲夜「「咲夜の世界」」

 

咲夜は時を止めて霊夢から渡された札を隙間の前に置いて結界を展開した

 

咲夜が指を鳴らすと時が動きだし、魔理沙のビームが祖の中に入った

 

霊夢が紫の横に移動し、結界を展開した

 

霊夢「いくわよ! 境界「二重弾幕結界」」

 

霊夢の結界から魔理沙のビームが出てきた

 

「上手いな」

 

紫「やるわね」

 

紫は霊夢達から距離をとった

 

霊夢「逃がさない!」

 

霊夢は手に陰陽玉を持ち、紫よりも高く飛び上がった

 

霊夢「宝具「陰陽鬼神玉」!」

 

ミゥ「大きいですね……」

 

紫「隙だらけね」

 

魔理沙「お前の方がな!」

 

紫は霊夢を攻撃しようとするが魔理沙がそれを阻止する

 

紫(厄介ね)

 

咲夜「メイド秘技「殺人ドール」!」

 

さらに咲夜が時間を稼ぐ

 

紫「くっ!」

 

霊夢「食らいなさい!!」

 

紫(逃げれない!)

 

ミゥ「流石の紫さんもあれを食らっては」

 

「ノーダメージではいられないだろうな」

 

紫「やるわね。 それじゃあ私も少しは本気を出そうかしら? 魍魎「二重黒死蝶」!」

 

広範囲に渡って赤と青の蝶型弾幕がばら蒔かれた

 

紫「あなたたちにかわしきれるかしら?」

 

紫はそれを操り、交差させた

 

少しすると紫は紫と緑の弾幕をばらまき、それに咲夜が当たってしまった

 

魔理沙「こりゃきついぜ! 恋符「ノンディレクショナルレーザー」!」

 

霊夢の攻撃でスペルカードが終了した

 

霊夢「まだまだ!」

 

紫「空餌「中毒性のあるエサ」」

 

紫は霊夢の弾幕をすべて消した

 

魔理沙「隙ありだ! 魔符「オーレリーズサン」!」

 

紫「よっと」

 

魔理沙の攻撃をかわして魔理沙の後ろに出た紫

 

紫「ついてこれるかしら?」

 

魔理沙「いくぜ! 彗星「ブレイジングスター」!」

 

魔理沙の突撃が紫に命中した

 

紫「くっ」

 

その瞬間に紫の周りにナイフが現れ、紫に飛んできた

 

咲夜「これならどうかしら?」

 

紫「出番よ! 式神「八雲藍+」」

 

藍「さっきの借りを返します!」

 

橙「わたしも頑張ります!」

 

紫「これで三対三ね」

 

橙と魔理沙、藍と咲夜、紫と霊夢に分かれた

 

--------------

橙「鬼神「飛翔毘沙門天」!」

 

魔理沙「まだまだだぜ!」

 

橙「鬼符「青鬼赤鬼」!」

 

魔理沙「やるな!」

--------------

藍「式神「十二神将の宴」」

 

咲夜「中々難しいわね! でも時を操る私には敵わない!」

 

藍「少しは働かないといけませんからね!」

 

咲夜「それはこちらも同じ!」

--------------

紫「廃線「ぶらり廃駅下車の旅」」

 

霊夢「くっ!」

--------------

「魔理沙と橙は魔理沙の勝ちか」

 

ミゥ「咲夜さんと藍さんは咲夜さんの勝ちみたいです」

 

紫「これならどうかしら? 「人間と妖怪の境界」」

 

霊夢達の周りに結界と小さい弾幕が現れ、徐々にその幅を狭めていった

 

紫「ふふふ」

 

さらに紫は蝶型弾幕を放った

 

「そろそろ終わりだな」

 

そして結界が解けると同時に3人が飛び出してきた

 

紫「誰かは落ちると思ったのだけれどやるわね。 結界「生と死の境界」」

 

少しすると紫は弾幕を追加した

 

魔理沙「くっ! 流石にこれは!」

 

紫「まだまだいくわよ?」

 

さらに弾幕を追加した

 

魔理沙「なっ!」

 

魔理沙が被弾した

 

咲夜「魔理沙!? っは!」

 

被弾した魔理沙に気をとられて咲夜も被弾した

 

「魔理沙と咲夜はこれで終わりだな」

 

霊夢「くっ!」

 

霊夢の攻撃でようやく突破した

 

紫「やるわね霊夢。 それでは最後に私の奥義を見せましょう。 紫奥義「弾幕結界」」

 

霊夢「これさえ凌げれば!」

 

そして霊夢は耐えきった

 

紫「あらあら負けてしまいましたね」

 

霊夢「さて仕事してもらいましょうか?」

 

紫「言われなくてもするつもりだったのに」

 

その後も紫は霊夢の言葉をのらりくらりとかわした

 

霊夢「はぁ、とりあえず勝手に結界に穴を空けたりしないでね」

 

紫「あら、闘う前に私が空けた、っていいませんでしたか?」

 

霊夢「帰って寝てろ!」

 

「まぁ、言いたくなる気持ちはわかるが落ち着け」

 

霊夢「あらいたのね」

 

「最初からというわけではないけどな」

 

紫「参戦してもよかったのに」

 

「今回の一連の異変については関わる気は無かったしな。 これで良いんだよ」

 

紫「それでは次に起こるかもしれない異変には関わるのかしら?」

 

「異変によるな。 ただまぁ予想通りなら関わるかもな。 確かめたいこともあるし。 まぁ解決はしないがな」

 

霊夢「確かめたいこと?」

 

「その時になったら言う。 まぁもし出会ったらよろしくな」

 

霊夢「もう帰るのね」

 

「これ以上いても仕方ないしな」

 

霊夢「そう、それじゃあさようなら」

 

俺達は帰った




次は永夜抄

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