8号始まり物語(仮)   作:朽葉周

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- Epilogue -

後のことは俺よりもお前のほうが詳しいだろう?

 

宇宙怪獣は殲滅され、7号――姉さんは世界に帰された。

俺は姉さんから特異点を奪い取り、結果多次元世界の狭間へ飛び出し、特異点の影響で色々な世界を跳ばされ巡りながらこの世界へ流れ着き、お前に回収された……と。

 

おかげで俺は消耗していたナノマシンやエネルギーなんかを回復させる事ができて、お前さんには感謝しても仕切れない程なんだけど……。

 

ん? 俺の話しに聞いた事の有る単語がある? ほぉ、この世界にも宇宙怪獣が『存在した』のか。へぇ、でも英雄達によってそれは斃されたと。

 

……へぇ? この世界でもガンバスターが開発されたって? それはまた。 案外この世界って俺の居たところとかなり近い世界なのかも。それじゃ案外この世界の俺とか姉さんとかが何処かに居たりして。

 

……あー、それは無いの? 地球帝国宇宙軍じゃなくて地球連邦。なるほど。ガンバスターは純然たる対宇宙怪獣用戦力として開発されて、見事宇宙怪獣の掃討を成功させたと。他の参加戦力は――ダンクーガにイデオンにガオガイガー、ガンダムにマジンガーにゲッターに超電磁ロボとマクロス……。

 

知っているのかって? あー、まぁ。知っている。

そーかそーか……此処α外伝か。んじゃメイガスのメイガスって、メイガスなのか……。

 

何言っているのか解らないって? まぁ、別にたいした話じゃないんだよ。でもおかげで納得は出来たかな。通りで異世界って話に簡単に納得してくれた上に、世界間転移装置のデータなんて物が残っていたわけだ。これ、つまりシステムNXなのか……αなのに? んー、でもメイガスだし……α外伝前日?この後活動を開始するわけかな? 空白期に影鏡が来た可能性も……うーん?

 

と、なるとだ。この世界から旅立つ前に、先に色々調べてみるのも悪くないかもな。∀とかのデータも得られるかもだし。というかゲシュペンストがほしいです。スレードゲルミルはイラネ。

 

よし、そうと決まれば事は迅速に。

 

メイガス、PTを一機貸してくれないか? ちょっとこの世界を見て回りたくなったんだ。

 

ついでに人類の価値も調べてほしい……ってそれは自分で判断しろよ。寧ろ俺が定期的にソッチにデータを送ろうか? 俺の経験から直接人類を見てみるってのも一つの選択肢に成るだろう?

 

ま、いいさ。取り敢えずのところ、俺の過去話はこんなところだな。微妙だったろ?

 

……案外面白かったが、もう少し細かい描写を入れてほしい……何処の編集長だよお前。

 

ん、次に行った世界の話をしてほしい? まぁ、データベースから情報を貰う対価って考えれば安い対価なんだけど、まぁ、とりあえず今回は一端此処まで、かな。

 

続きはまたそのうちに。

 




あけましておめでとうございます。
年末に8号の話を書いておこうと思いついて、勢いだけで仕上ました。
年内で更新を終える心算でしたが、残念ながら1日に突入。マニアワナカッタ……。
眠気と酒気の勢い交じりで書いた乱文なので余り細かい事は気にしないでください。後々もう少し煮詰めなおすかも。
それでは皆様今年も宜しくお願いします。

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