ゴシラ達が移動を開始してしばらくすると、遠くに島が見えてきた
「あっあの島だよ、ゴジラ」
「ほぉ、結構大きい島だな」
「でしょ!たまに皆で遊びに来たりしてるんだよ」
「皆でって、大丈夫なのか?」
「…うん、今はそんな事にしてるような状況じゃなくなってるからね」
「う…なんか、聞いちゃ悪かったな」
「いや、いいよ」
そんな話をしてると、島が随分近づいてきたので、ゴジラは、島の手前で川内を下ろすために海面から顔を半分出した状態になった
「うーん!!ありがとう、ゴジラ!とても気持ちよかったよ」
「そうか、それならよかったよ。それで、この島に隠れていればいいのか?」
「うん、そうしてて。もし、時間が掛かりそうな時は私が知らせに来るから」
「解った」
「それじゃ。ゴジラ2日後に、ここに皆を連れてくるから、宜しくね」
「あー、あんま自信ないけど、頑張りわ」
「それじゃあ、2日後にね、それじゃあ私達は帰るから、じゃーねー」
そうして川内達とゴジラは元気ハツラツ作戦(那珂案)の打ち合わせをし、別れたのであった
そしてその日、入渠を済ませた川内が天龍と話をするために、天龍の部屋の前に来ていた
「…よし!」
川内は気合いをいれてから目の前の扉をノックした
すると中から「誰だ」と声が聞こえてきた、居てよかったと思い、声をかける
「川内だけど、今大丈夫?」
「川内…あぁ、大丈夫だ、今開けるよ」
その言葉の後に天龍が顔を出した、しかし目の下には隈ができているようだったし、顔色も悪いようだった
部屋に招き入れしばらく黙っている川内にたいして天龍が
「どうした、なんか用事かあってきたんじゃないのか」
「あぁ、うん、そうなんだけど、最近天龍達海処か外にも余り出てないじゃない。それで明後日、神通や那珂と一緒にいつもの島に遊びに行こうと思ってね。それで、良かったら、天龍達や六駆の子達も一緒に行かない?気分転換にもいいでしょ」
川内が天龍を誘っていると、天龍はうつ向いてしまった
「悪い、誘ってくれるのは有りがたいんだがまだ…怖いんだ。今、こんなこと言ってる状況じゃないってのは解ってる、でも…あの日、あの怪物と目があった後からどうしても思い出しちまうんだ、寝てても夢の中であいつが目の前にいて、奴の口から光線が俺を飲み込まれる瞬間毎日目が覚めるんだ。自分でもどうにかしなきゃとは思うんだが…どうしていいか解らないんだよ!龍田も似たようなもんで、チビ達は誰か他の奴が居ないと安心して生活ができない状態なんだよ、だから悪いけど今回は…」
「…大丈夫、今回は私達も一緒だし、それにその悩みも島に行ったらきっと無くなる…だから今回は、私を信じて一緒に来てくれないかな」
「でもよー」
「いいから、ここでじっとしてると体にも悪いよ。んじゃ明後日の朝、港で待ち合わせだからね…来なかったら無理矢理にでも連れてっちゃうんだからね。龍田さんや六駆の子達も伝えといてね~それじゃあね」ドロン
「伝えといてねーって、俺が伝えるのかよ…おい!川内!!」ハァー
天龍はため息を吐くとしばらく考えていた、このまま自分達が腐っていってしまうのかと、冗談じゃないこんな事で落ち込んでいても仕方がない。現にあの怪物の目撃者は俺ら以外では救援来てくれた艦隊たけだ、それにあんな所に居たんだ、もうどっかに行っちまってると思った方が妥当だ、あの島だったら会うなんて事もないだろう。よし!俺は行くぜ
「…よし!天龍抜錨だ!!」
そうして天龍は龍田と六駆の子達と話をするために歩き始めた
ーーーー少し離れた場所ーーーー
「姉さん、予定通り天龍さんが皆を誘ってます」
「ふふん、旨く行ったみたいだね。それじゃあこっちも
、計画に穴が無いか確認して2日後に備えよう」
「よーーし、やるぞ!川内型!オーーー!!」
「「………」」
「ほら、神通も那珂も一緒にいくよ、オーーー!」
「おっおーー」
「オーー」
そうして、天龍達が皆を説得するのを影で支えつつも作戦決行日になった
港には、川内達と天龍達が集まっていた
「よーし、皆ちゃんと来たね、今日は前に皆で行っていた島に遊びに行きたいと思いまーす。遊ぶ道具とか持ったから、いっぱい遊ぶよー」
勢いで説明した川内だか天龍達は余り乗ってこい
「悪いな川内。何とか皆連れてきてこれたが、やっぱりまだ怖がってるみたいなんだよ」
そう言うと天龍は皆の方に目を向けた
「大丈夫よね、またあの怪物が出てこないわよね」
「大丈夫だよ暁、今日は近場の島までだから、あそこまで行かないから大丈夫だよ」ナデナデ
「私は…まだ怖いわ」
「電も怖いのです」
「皆~大丈夫よぉ、今日は川内ちゃん達も一緒だから今日は楽しみましょ~」
そう言う龍田も顔色が悪かった
そんな様子を見た川内は、思ったよりゴジラの与えたトラウマは根が深そうだと思った
「でも、ここで諦めたらもっと酷くなっちゃうかもしれない!」
川内は気合いを入れ直して皆に号令をかける
「それじゃあ、今から作戦名サタデーナイトフィーバー(偽)を開始する」
その号令を受け天龍達は恐る恐るではあるが、海に立ち、川内達の後を付いていくのであった
そして川内達は目的の島へと着くことができた。道中暁が帰るとごね始めたり、電が遠くに、黒くて大きな物が見えたなどと言って、それを聞いた天龍が救援要請を出そうとしてそれを止めたりといろいろあったが、何とか到着することができた
「あーー、疲れたー」
「姉さん、まだ島に着いただけですよ。この後が本番なんですから、今からそんなのでは困ります」
「うーん、那珂もありがとね、六駆の面倒任せちゃって」
「大丈夫だよー、最初は暗かったけど今は、結構笑ったりしてるし」
「そっか、ならよかったー、それじゃあ少し遊んでから作戦決行ってことで」
「はい」
「OK」
そうして、その後しばらくの間、川内達と天龍達は思い思いに遊び、今では天龍達は完全に笑顔を取り戻していて、楽しそうに遊んでいる。川内はそろそろかと思い天龍達を呼び集めた
「よーし、皆集まったね!どう、来て正解だったでしょ♪」
川内のその言葉に天龍は
「おっおぅ、何かいろいろスッキリしたよ、チビ達も前みたいに怖がって、海にはいる感じじゃ無くなったし…来てよかったよ、サンキューな川内」
そう言葉を出した天龍は龍田、暁、響、雷、電の順に顔を見ると皆笑顔で頷いた
「そっならよかった。それでお昼の前に天龍達に会って欲しい人?いや、妖精が居るんだけど、会ってもらえる?」
「ん?会わせたい妖精?工房とか艤装妖精とかじゃないのか?」
「うん、私達もたまにはぐれ艦娘とかいるでしょ。そんな感じの妖精なの」
「へぇー、そんな妖精も居るんだな。いいぜ会うよ、こっちも興味あるし、な!」
天龍は龍田や、六駆の子の方に顔を向け同意を求める
「もちろん、妖精さんだもの、レディとして確り挨拶するわ!」
「ハラショー」
「どんな子なのか楽しみね」
「なか良くできるといいのです」
六駆の子達に同意してもらった川内は、早速呼ぶことにした
「おーーい、リトルー大丈夫だってー、でて来ていいよー!」
川内が森の方に声をかけると、数秒後森の中からガサガサと出てくる影が見えた。そしてその姿を見た天龍達は驚きの顔へと変わった
「どうも、初めまして妖精のリトルです。宜しくお願いします」ペコリ
そのリトルの挨拶を見た天龍達は、固まったままだった。その反応にリトルが困惑していると
「でっでけー、それに喋ってる。すげー!」
「あ…あら~、この子喋るのね~」
「は、はじゅめまして、私はあっあかちゅきよ!」
「暁、落ち着いてかみかみでなに言ってるか解らないよ」
「大きいわね、どんな子なのかしら」
「はわわ、ぬいぐるみを着てるのです。かわいいのです」
リトルを見た天龍達は驚いていたが、さほど大きな困惑などなくすぐに仲良くなることができた。
そしてリトルを交えて川内達は昼食をとる事にした
次どっち先にやろうか迷ってます
-
ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
-
怨念の帰還連鎖する怨念
-
ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ