あえて艦これの世界でゴジラになってみた   作:豆柴タンク

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8話

昼食をとり食後の休憩を取っていると雷が

 

「ねぇリトル、リトルは一体何をする妖精なの?」

 

そう質問してきたので、リトルは

 

「私はゴジラが、艦娘とコミュニケーションを取れるようにするが役目だよ!」

 

「??ゴジラって何?」

 

「ゴジラは怪獣だよ、君たちとはもう会ってるはずだけど、その時私はまだ生まれていなかったから、うまくコミュニケーションとれなかったみたいだね」

 

その言葉を聞いて、天龍と龍田は顔を青ざめた

 

「ちょっちょっと待ってくれ俺達と会ってるのか、そのゴジラって奴と、一体どこで会ったんだ。おっ俺達はリトルと…」

 

そこまで言って天龍は気づいた。リトルの格好だ、最初は恐竜の着ぐるみだと思って気にしなかったが、良く見ると似ているのだ、あの日見た巨大な怪物の姿と…冷や汗が出る、違っていて欲しいと思いながら天龍は質問を続けた

 

「おっ俺達と会ったって、1ヶ月位前の事か?」

 

「うーうん、それ位って聞いてます」

 

リトルのその答えに暁達も何かを察したのか、顔が青くなっていく

 

「でも誤解しないで欲しいんだ、あの時ゴジラは君達を助けようとしたんだよ」

 

「嘘だ!!あの時、確かにあいつは、俺達を狙ってたんだ!!」

 

「でも助けようとしたのは本当だよ」

 

激昂する天龍を止めたのは、川内だった

 

「…私も助けてもらったからね」

 

川内の意外な言葉に天龍は固まった

 

「は…助けてもらったって、あの怪物にか、お前、あいつに会ったことあんのかよ!!」

 

「うん、それに友達にもなったよ」

 

天龍は、いや、他にも龍田や暁達も、もはや川内のいっている意味が解らなかった

 

「もう一つ言うと、今回皆を呼んだのはゴジラの誤解を解くために、ゴジラと話をしてもらおうと思ってね」

 

「はっあいつと話し合うって、今から、冗談だろ」

 

天龍はすがるように川内に目を向けるが

 

「大丈夫、本当にゴジラは悪い奴じゃないんだ、見た目は…まぁ怖いんだけど、話せばきっと解り合えるから」

 

「…本当に、あんな怪物と話し合いをするのか?」

 

「うん、そうして欲しいと思ってる」

 

「…そうか、少し暁達とも話し合わせてくれ、いきなりすぎて皆混乱してんだ」

 

「確かにそうだね、こっちこそ急にこんな事言ってごめんね。私なりに考えて、天龍達に元気になって欲しくて、こんな事したんだ」

 

そう言うと川内は天龍達に向かって頭を下げた。

その姿を見た天龍は頭をかくと

 

「あーそれは、こっちも悪かったから頭を上げてくれ、取り敢えず皆と話して来るからよ」

 

「あっ、それならリトルも入れてあげて、ゴジラと一番一緒だったのはリトルだし、解んない事あったら答えてくれるから」

 

「おっおう、解った、そうしてみる」

 

そして、天龍達はリトルと一緒に川内達から離れていった

 

「そう言う事だ、どうするよ皆、俺には一体何がなんだか解らねぇよ」

 

「そ…そうねぇ、いきなり話し合いだなんて、どうしたらいいか解らないわぁ」

 

「…ねぇリトル、あなた達は本当に私達を助けようとしてくれたの?」

 

暁はリトルに質問する

 

「はい。その時私は生まれていませんでしたが、確かにあなた達を助けにいったと言ってました」

 

「それは、間違いないのか?」

 

「はい、それでその後、川内さんに会って天龍さん達が、元気がなくなっているのを知って、へこんでましたし」

 

「ほ…本当なのか」

 

そして、天龍達はリトルに質問などしたりして話を整理していった

 

「ゴジラについては、リトルに話してもらった事を信じるとして、これから会うんだが皆大丈夫か?」

 

「私は~何とか大丈夫よ~」

 

「私はちょっと怖いけど、レディとしてお礼くらい

、いわなきゃね」

 

「問題ないよ」

 

「私は会ってみたいわ、何か聞いてたら興味が出てきたわ」

 

「わ…私は怖いです…でも、暁ちゃん達も一緒なら頑張るのです!」

 

「解った、それじゃあ、川内の所に戻ろう」

 

天龍は全員に、ゴジラと会う意志があるか確認をとると、川内にそれを伝えにいった

 

「おい川内」

 

「あっ、天龍!戻ってきたね、それで、どうする」

 

「あ~いろいろリトルに聞いたよ…ゴジラに会うよ」

 

「そっか、ありがとう。それじゃあ早速呼ぶからちょっと待ってて」

 

そう言うと川内はリトルと話してから海岸に行き

 

「オーイ、ゴジラー、大丈夫だってー、もう出て来てもいいよー」

 

川内が呼び掛けて、少し待つと、島から少し離れた場所の海面が盛り上がり、ゴジラが姿を現した…顔半分だけ。

ゴジラは顔を半分出した状態で島に近いて行き

 

「どうも、お久しぶりです。ゴジラです」

 

とそのまま天龍達に挨拶した、天龍達は戸惑いながらも

 

「あっあぁ、お久しぶり?…です、俺の名前は天龍よろしくな」

 

「私は、天龍ちゃんの妹で龍田って言うの、宜しくね~」

 

「こっこんにちは、わ、わわ私はあかちゅ…暁って言うの

、宜しくお願いします」

 

「ひさしぶりだね、私は響、不死鳥とも呼ばれているよ」

 

「こんにちわ、私は雷よ、宜しくね」

 

「電なのです、よ、宜しくお願いするのです」

 

全員の自己紹介が終わった所で天龍が

 

「なぁゴジラ、あんたがあの時、俺達を助けに来てくれたってことは川内やリトルから聞いたよ。あの時はありがとうな、それにそん時勘違いしちまって悪かったな」

 

そう言って、天龍が頭を下げると龍田と暁達も頭を下げた

 

「いや、あの状況じゃしょうがないよ、こちらこそ怖がらせて申し訳ない。それにその後も、トラウマみたいになってたって聞いてたから、その、今は大丈夫か?」

 

その言葉に天龍は固まり

 

「あっあぁ、正直まだ少し体が強ばるけどなんとか大丈夫だ、な…なぁもしかしてゴジラが顔半分しか見せないで島に上がってこないのは、俺達を怖がらせないためなのか?」

 

「え!?あっあぁうん、川内達と話し合って顔半分だけなら余り怖がられないかなって、あと島に上がっちゃうと皆顔見上げて話すことになっちゃうから、この方がいいかなって思って…え!もしかして逆に怖がらせちゃったかな…」

 

「い…いや、そう言う訳じゃないんだ、さっき言ったように話を聞く前ほどじゃないから大丈夫だ、ただ本当に悪い奴じゃないんだなって思って、あの時も俺達のために助けに来てくれて、今回も俺たちに気を使ってくれて、何か逆に申し訳なくって…うん、決めた、俺はもうゴジラを怖がったりしない、それにあんまりうじうじしてるのは何か俺らしくないしな。皆はどうだ」

 

そう言うと天龍は龍田達を見た

 

「私は~まだ少し怖いけど、天龍ちゃんがそう言うなら、私も怖がらないように努力するわ~」

 

「暁は、まだ怖いけどでも、助けてくれた恩人を怖がるのはレディじゃない気がするの、だから私も怖がらないようにするわ」

 

「私は、正直ゴジラが敵だったらって怖かったけどそうじゃないって解って、ホッとした感じだね。これからなか良くできたらと思うよ」

 

「私もまた襲われたらって、怖かったけど、これからは大丈夫よ、すぐにって訳じゃないけど悪い人じゃないみたいだし」

 

「わ…私はまだ怖いのです、悪い人じゃないって事は解ったけど、やっぱりまだ怖いのです」

 

「電…うん、無理しなくても大丈夫だよ、ゴジラだって解ってくるよね!ねっ!ゴジラ」

 

川内はゴジラにそう言うと

 

「えっおっおう、それはこっちが怖がらせちゃったから「でも!!」

 

「電も皆と一緒に、少しずつゴジラさんと仲良く出来たらなって思ってるの…です」

 

そう最後に電は付け足した。

それを聞いた天龍達は笑って電を抱き締めた

 

「ああ、皆で少しずつでも仲良くしていこうな」

 

そうして暫く天龍達は抱き合っていた

 

それを見ていた川内が

 

「じゃあ、皆でゴジラの頭の上に乗せてもらおうか!」

 

と言ってきた

 

 

次どっち先にやろうか迷ってます

  • ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
  • 怨念の帰還連鎖する怨念
  • ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ
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