「じゃあ、皆でゴジラの頭の上に乗せてもらおうよ!」
その言葉で抱き合ってた天龍達の空気がピシッと凍った
「えっ…川内…さっき少しずつって話をしてたと思うんだけど」汗
そう言う天龍に合わせて暁達もうんうんと、首を縦に振る
「えっ!だから最初にゴジラの頭の上に乗って仲良くなるんじゃん」
川内は首を傾げながら話をする
「いや、最初は話をしてみたりとか、色々と互いに知ってから乗せてもらうとかじゃないのか?」
天龍もなんとか食い下がろうとするが
「そう?私は会ってそんなに経ってないけど、乗せてもらったけど、すっごい!気持ちよかったよ、飛んでるみたいだった!」
その川内の楽しそうな言葉になんと返そうか天龍が迷っていると
「それなら、私が乗せてもらってもいいかな」
「なっ響!!」
天龍と川内の話に割って入ったのは響だった
「私は、元々敵になったら怖いと思っていただけで、その可能性が無くなれば…そんなに恐れてはいないからね。どうだろう乗せてくれるかい?」
と響はゴジラへと問いかけたが、ほぼ蚊帳の外だったゴジラは急な問いかけに、若干慌てながら返事を返した
「うぇっ!ああいや、うんいいよ、ぞ」
その返事に響はキョトンとした後笑い始めた
「アハハ…そんなに慌てなくてもいいよ、何をそんなに慌てる必要があるんだい、体も力もゴジラの方が大きいのに…それとも私を乗せるのは嫌かい」
響は少し不安そうにゴジラに聞いた
「いや、嫌じゃないむしろウェルカムだよ、たださっきまで話に入っていなかったから、急に振られて慌てただけなんだよ」
「そっか、それならよかった。それじゃあ近づいてもいいかい」
「ああ、どうぞ」
響はゴジラにそう言うと、海に出てゴジラに近づいていった
「ふむ、このまま口の方から上がっても大丈夫かな?」
「ああ、大丈夫だよ、噛みついたりしないから安心して」アハハ
「………」
その言葉に響は少しビクッとした、その反応を見たゴジラは
「わーー!冗談、冗談だからゴメン本当に大丈夫だから!!」
慌てふためくゴジラに
「流石に、君が言うと洒落にならないよ」プクー
と少し怒ったように返した
「ゴメン、ゴメン心配だったら後ろから乗るといいよ、ゴメンね」
「ううん大丈夫だよ、これくらいの冗談は言い合えるようになりたいしね」
そう言うと、海面から少し出ていた鼻先から頭の上へと上がっていった
「うん、思ってた通り結構ゴツゴツしてるね」
「そうかい、自分ではそういうの解らないからね、それじゃあ、体を出すから確り掴まっててね」
「ダー」
そしてゴジラはゆっくりと体を海面に上げていき、上半身が出た状態になった
「取り敢えずこれが海上に一番出た状態だけど、怖くないかい?」
その問いかけに響は少し、興奮しながら
「ああ、大丈夫だよ、これは想像以上に気持ちがいいね」
「おーい、響ー、大丈夫かー!」
したの方から天龍が声をかけてきた
「うん!思ったよりも、とても気持ちがいいよー」
そう返事を返し
「ねぇ、このまま進んでくれないかい」
その要望に答えゆっくりと海上を進んでいくゴジラ
「おおー!!ハラショー、こいつは力を感じるね!!もっと速く進めるかい?」
「ああ、もう少し速く進めるけどちゃんと掴まってるんだよ、危なくなったら言ってくれよ!」
そう言うと、ゴジラは先程よりもスピードを上げて海上を進み始めると響が
「ウラーーーーーー!!アハハハ……」
と大声を出して笑っていた、それを聞いたゴジラは
「〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓」
と響に合わせて響を落とさないように咆哮を上げた
そうして、島を一周し川内達の場所に戻ってくると
「もう、ゴジラったらどっか行っちゃっうんだから心配したんよ!!天龍達が慌てて追いかけようとしたのを私が止めてたんだからね!」
川内に怒られた、どうやら島を一周するのに一声かけず行ったため、天龍達が慌ててしまったようだ
「ごめん、ついノリで島を一周してきちゃったんだよ」
「全くもう、でも大分仲良くなれたようだね♪」
そう、今川内に怒られてる状態にも関わらず、響は頭の上から降りようとしないのだ
「響ー、そろそろ降りてこいよー」
「そうよ、次は私が乗せてもらうんだから、早く変わってよ!!」プンスカ
「そうよ、皆で交代で乗せてもらいましょう」
「うー、まだちょっと怖いけどとても楽しそうだったのです」
そう、先程の響のテンションを見て暁達もゴジラに乗りたくなり。
若干うずうずしながらゴジラの帰りを待っていたのだ、暁に至っては今にも飛び出しそうなほどである
「ほら、響皆もいるしそろそろ降りたら」
「…ニェット」
「え!ニァッえなんて」
響は降りる気がないようだ、それを見た暁は
「響、順番を守らないと立派なレディになれないわよ!」
「別に響が降りなくても、皆で乗ればいいじゃない」
「皆と一緒なら怖くないのです」
そうして、響を乗せたまま暁達の話し合いは続いた、それを見てゴジラは
「別に、皆のっても大丈夫だから皆で乗ればいいよ、もちろん確り掴まって落ちないようにしてくれよ。そうじゃないとまた川内達に怒られるからな」
ゴジラのその言葉を聞いて、暁達はゴジラに近づいていった。先程の失敗もあるので今度は怖がらせないのうに黙っていた、まだ少し怖がりながらも暁、雷、電はゴジラの頭上に乗った
「よし、皆乗ったね…それじゃあ立つから確り掴まっててね」
「「「「はーい!(なのです!)」」」」
そしてゴジラはさっきと同じ要領で立ち上がりゆっくり歩き始めた
「うわー綺麗ー」
「遠くまで良く見えるのです」
「風が気持ちー」
「フフン、そうだろう」
(((なんで響が自慢げなんだろう)))
「四人とも大丈夫かい、速すぎたりしないかい?」
「皆大丈夫そうだよ、ゴジラそろそろさっきみたいにスピードを出してくれないかな」
「ん?いいよ、それじゃあ、もう少し速くするから皆確り掴まっててね、危ないと思ったら直ぐに言ってくれ」
「結構速くなるの?」
「大丈夫だよ、さっきもやってもらったけどすごく気持ちがいいんだ、それと、一つお願いがあるんだけどいいかな」
「「「??」」」
「よし、皆準備はいいかな、それじゃあいくよ」
そう言うとゴジラはスピードを上げていった
「うわー、はやーい」
「さっきよりも風が気持ちいい」
「はわわわ、すごい速いのです」
「アハハハ…それじゃあそろそろ言うよ、せーの!」
「「「「ウラーーーーーー!!!、」」」」
「〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓」
今度は四人と一匹の掛け声が海に木霊した
「アハハハ、なにこれ楽しいー、ウラー」
「ウラー、何かスカッとするわね」
「フフフ、皆でやるとすごい楽しいのです」
「アハハハ、一度こうやって皆と叫んでみたかったんだ、夢が一つ叶ったよありがとう皆、ゴジラ」
「「「…………」」」
「??どうしたんだい皆?」
「ううん、なんでもない響の夢が叶って良かったわね」
「こう言う事だったら、いつでも一緒にやってあげるわよ」
「皆で夢を叶えたのです、とっても嬉しいのです」
そう響に一言ずつ掛けていった
「俺もその夢を叶えるのに一役かえてよかったよ」
「よーし、もう一度皆で叫びましょう」
「「「おーー!!」」」
こうして島の近くでは、しばらく暁達とゴジラの叫び声が木霊していたのであった…しばらくして
「おーい、天龍さーん、ただいまー!」
暁達はゴジラから降りると天龍達の方へと駆けていった
「天龍さん、あのね、ゴジラの上で叫ぶとすっごい楽しいの」
「おう、良かったな皆は大丈夫だったか?」
「うん、ゴジラが気を使ってくれたからね、快適だったよ」
「とても高くて、眺めがとてもよかったわ」
「いっぱい叫んでスッキリしたのです」
「おっおう、そうかそれは良かったな…それじゃあそろそろ帰るとするか」
そう天龍が閉めようとしたが
「なに言ってるの、天龍達がまだじゃない」
「うぇ!いや~俺たちは別に乗らなくてもいいかな~って、なぁ龍田!」
「そうね~無理して今日乗らなくてもいいと思うの~」
天龍はそう言って断ろうとする二人に
「天龍さん達も乗せてもらった方がいいわよ、スッゴい楽しいんだから」
「ゴジラとも仲良くなるには、丁度いいと思うよ」
暁と響にそう言われて観念した天龍は
「解った、解ったから、ほら行くぞ龍田」
「えっ!え~そうね一緒にいきましょう」
そう言うと天龍達はゴジラに近付き
「お、おう、それじゃあ、今度は俺たちもお願いしていいか?」
「よ、宜しくね~」
そうゴジラに話し掛けた
「おう、大丈夫だぞ、それじゃあ上がったら確り掴まってくれ」
「ああ、それじゃあよろしく頼む」
「お願いするね~」
天龍達は少しビク付きながらも頭の上に上がり、言われた通り掴まった
「よし、それじゃあ立つからな」
そう言うとゴジラは立ち上がりゆっくり島の外周を移動し始めた
話のストックが無くなってきたので次回から更新が遅くなります!
次どっち先にやろうか迷ってます
-
ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
-
怨念の帰還連鎖する怨念
-
ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ