次の日の朝、提督達が大本営に行くので挨拶に来てくれていた
「おはよう、ゴジラ」
そう言う提督の顔は疲れる感じがした
「ああ、おはよう提督。何か疲れた顔してるじゃないか…ほら見ろゴジラにも疲れていると言われているんだ、提督もう少し休んだ方がいいんじゃないか?」
「いや。大丈夫だ長門、少なくてもこれから会議だ、休んでいられないよ。それにゴジラの事を話さないで済むだけでもだいぶ楽になったんだ、だから大丈夫だよ」
「提督…無理だけはするなよ」
「解ってるよ長門、それでゴジラ、今日俺達は大本営に行って作戦会議をしてくる、この会議によって我々の今後が決まる、会議は多分3日位掛かると思うんだその間この鎮守府を頼んだよ」
「〓〓〓〓」
「任された、だそうだ」
「そうか、それなら安心だ、それじゃあ行ってくるよ」
そう言うと提督達は大本営へと出掛けていった
そしてしばらくして、昨日と同じ様にドラム缶を持った艦娘達がやって来た
「おはようゴジラさん」
「おはよう、今日も遠征に行くのか?」
「うん、資材は毎日取りに行って貯めておかないとね」
「なるほどね、所で昨日言ってた遠征に着いてくって話だけど、今日着いていっていいかな?今日はリトルもいるし問題ないだろう、リトルもそれでいいか?」
そう聞かれたリトルがゴジラから出てきて
「私は問題ないですよ。むしろちょうどいいです」
そう言うとリトルはどこからかインカムを一つ取り出して艦娘に渡した
「これはゴジラと会話する装置です。まぁ人間用に作ったんですけどね。艦娘が付けると私とゴジラが離れていても会話することができます、他にも誰かに聞かれたくないような内緒話もできるんです。一応試験をしたいと思ってたんで丁度よかったです」
その説明を聞いてインカムを耳に取り付けた艦娘
「へぇ~、そんな事出来るんだー」
『どう、ゴジラさん聞こえる?』
「ん?おお聞こえるぞ、これは俺にしか聞こえてないのか?」
ゴジラがそう言うと周りにいた他の子が
「えっ!今なにか言ったの?」
「本当に内緒話が出来るんだ!」
「ねぇリトル、このインカムはこの一個しかないの?」
インカムに興味津々の子達がリトルに群がる
「ごめんね、一応二個は作ったんだけどまだ量産してる途中なんだよ。資材もそれなりに使っちゃう事になりそうだし、取り敢えず一個試験できればいいから今はそれしか出せないよ」
その言葉を聞いて少しガッカリした感じだったが、すぐに気を取り直して今度はゴジラに
「ねぇゴジラさん。今日一緒に行くんだったらゴジラさんの上に乗せてってくれない」
「コラ!そうやって楽しようとするんじゃありません」
そう提案した駆逐艦を叱る軽巡だったが
「えー、でもせっかく一緒に行くんだから乗せてってもらった方が燃料も食わなくていいじゃん。それに楽しいし」
うんうん、と周りの子達も賛同して首を縦に振っていた。最初は勢いよく叱っていた軽巡だったが徐々に押されていき
「でもそれじゃあ、私達仕事サボることになっちゃうよ」
「別に全部ゴジラにやってもらう訳じゃないよ、ただ乗せてってもらって場所についたら、後は私達で資材回収すればいいんだから」
「うーでもー…」
尚も悩む軽巡を見て、ゴジラは助け船を出そうと
「俺なら構わないよ、元々こっちからお願いしてるんだからそれくらい問題ないよ」
「そ、そうですか?」
「そーそー、それに今回の資材回収はゴジラにとってもいい勉強になるからね。乗せるのは授業料だと思って貰った方がいいよ、それにこうやって話してる間に結構時間たっちゃったんじゃない?」
リトルのその言葉を聞いて慌てて時計を見てみるともうすでに出発時間をかなり過ぎていた
「あー!急いでいかないとー!!」
時間を見て艦娘達が慌てていると
「大丈夫、大丈夫。ゴジラに乗っていけばこれくらいの遅れは取り戻せるから。さっ、乗った乗った」
その言葉を聞いて落ち着きを取り戻した艦娘達がゴジラに乗り込んでいった。しかし、今回は六人いるため頭の上と言うわけには行かず、ゴジラがうつ伏せの状態になり背中に乗ることになった
「皆乗ったかー?」
「「「「「はーい!!」」」」」
「その、宜しくお願いします」
元気のよい駆逐艦の子達と、まだこれでいいのかと悩んでいる軽巡の子、それらを乗せてゴジラは初めての遠征へと向かった
「あ~…楽だ~」
そう言いながらゴジラの背中に乗った駆逐艦の一人が両手両足を投げ出し大の字で寝転んでいた
「ちょっと!いくらなんでもだらけすぎよ!」
「え~…でも他の子も似たようなもんだろ~」
そう言って回りを見渡すと他の子もゴジラの背鰭によじ登っていたり、ドラム缶を縛っていたロープをゴジラに繋いでゴジラから発生する波を使って波乗りなどしていた。それを見て項垂れる軽巡
「もぉー、ゴジラさんも何か言ってやってくださいよ~」
若干涙目になりながら訴えられ、ゴジラもどうしたものかと考えていると
「コラー皆ー、今日は遊びできてるんじゃないんだからしっかり周りも警戒しないとダメでショー!」
「リトルさん…」
「リトルお前……まずてに持ってるジュースを置いてから言えよ」
リトルはどこから出したのか、ビーチパラソルとテーブル設置してあり、ビーチチェアに座りながらジュースを飲みながら注意していた。もちろんサングラス装備で…
「お前のその格好じゃなければ、すごい説得力あったんだがな」
リトルはジュースをテーブルの上に置くと
「失敬な!私はちゃんとインカムの調整とかしてるんだからね!」
「しかしなー、少し周りも考えてやれよー軽巡ちゃん固まっちゃったじゃないか」
「あーまぁそれは、「ねぇねぇーリトルー」ん?なんだい?」
「ジュースまだあるの?」
「ジュースならそこのクーラーボックスのなかに入ってるよ、皆の分もあるからねー」
「本当!!やったー。オーイ皆ー」
そう言うと駆逐の子は皆の方へ向かって行った。そして軽巡の子は泣きながら白く燃え尽きていた
『もう、いや』
そんな言葉がゴジラの頭に聞こえてきた
「いや、なんか、その~すいませんでした」
そんな事がありながら進んでいくと
「ゴジラさん、ここで止まって下さい」
軽巡の子から指示か飛んできた
「了解、ここでいいんだな。周りには何もないようだけど?」
「うん、ここであってるよ。それじゃあ皆、作業にかかるわよ」
「「「「「はーい!」」」」」
という声と共に皆が動き出した。皆は持っていたドラム缶を海に投げ入れ暫くじっとしていた
「おっ、もういいかな?」
そう言ってドラム缶を引き上げるとドラム缶のなかには鋼材が入っていた、他の子のドラム缶にも弾薬やボーキサイトが入った状態で引き上げられた
「へぇー、こうやって資材集めてるのか、一体どうなってるんだ?」
ゴジラは不思議に思い聞いてみると
「さぁ~、解らないわ」
そんな答えが帰って来た
「へっ!?解らない、こんな当たり前のように引き上げてるのに?」
「うん、妖精さんがこの辺で取れるよって、教えてくれた場所にドラム缶を落とすと資材が手にはいるの。燃料もそうよ、逆に妖精さんが教えてくれないと全然資材が手に入らないわ」
「へぇ~」と言いながらゴジラはリトルの方を見るがリトルは関係ないといった感じでビーチチェアで寛いでいた
「不思議が一杯だなー」
ゴジラはそれだけ言って作業が終わるまで空を見ていた
そして作業が終わると軽巡から
「ゴジラさん終わりましたよー」
と声を掛けられ、首を動かしてみると資材の入ったドラム缶を持った艦娘達がいた
「終わったか、結構時間かかるんだな」
「まぁね、でも今日はだいぶ楽かな。ゴジラさんに乗ってきたお陰で体力にも余裕があったし、大成功だよ♪」
そう言ってはしゃぐ艦娘達を見て、まぁこういうのもいいなと思いゴジラはその様子を見ていた
次どっち先にやろうか迷ってます
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ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
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怨念の帰還連鎖する怨念
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ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ