ーーーーー大規模作戦終了後ーーーーー
「以上が今回の大規模作戦の全容となっております」
そう告げ武蔵は目線を資料から元帥達の方へと向けた。
「信じられんな。まさか本当にこの様な化け物が居るとはな…」
「映像を見せられてもいまだに信じられませんな」
「しかもそいつのお陰で作戦が成功したというのも面白くないですね」
「やはり見間違いではないのかね、実際は我々の作戦道理事が運び見事深海棲艦の基地を攻略した、そうだろう」
そう言葉を発した人物は椅子にふんぞり返りながら武蔵を見た
「お言葉ですが中将、もしあの場にゴジラが居なければあの物量と後から出てきたエビラになんの対処もできずに我々は全滅していたと、あの場に居た誰もが言うでしょう」
「では、何か、貴様は我々が考えた作戦はなんの役にもたたなかったと言いたいのか?」
「そうは言ってはいません、あれは誰も予想できない不足の事態でした。予想を遥かに越えた敵の量、更に怪獣エビラの襲撃どれをとっても誰にも予想なんてできない…」
「……それでそのエビラという化け物は深海棲艦どころか艦娘の攻撃も通じないという事だが、今後そういったのが出て来て対処できるのか」
その言葉に武蔵は顔をしかめながら
「解りません、少なくとも駆逐艦から軽巡の攻撃は聞いていませんでした、重巡や我々戦艦の攻撃も効果的なダメージは入ってないようでした」
「では、今の所打開策はその我々に手を貸してくれた怪物だけなんですね」
「はい、その通りです。しかし、我々に力を貸してくれた、この戦いに勝利を授けてくれた者は化け物や怪物なんて名前じゃない、彼の名前はゴジラだ!!!」
武蔵の怒鳴り声に先程までゴジラを化け物呼ばわりしていた者達は静まり返る、そこに
「まぁ、落ち着け武蔵」
ある男が声を発した、その声を聞いて武蔵は
「ハ!申し訳ありません元帥殿」
元帥と呼ばれた男は更に続けて
「他の者もそうだ、作戦はうまく行きこうして今戦力の建て直しが出来ているんだ、喜ばしいことじゃないか」
「しかし元帥、只でさえ深海棲艦という敵が居るのに更に別の敵が現れたのですぞ、しかも深海棲艦も艦娘の攻撃が効かないような化け物が!」
「ふむ、武蔵よ」
「ハッ!」
「さっきの報告ではそのゴジラは艦娘の味方をするが我々人間の味方をする訳ではないと言っていたのだな」
「はい、確かにそう言っていました」
「そうか…なんにか理由は言っていたかな?」
「それは、…人間が嫌いなんだそうです、しかし人間にも良い人間と悪い人間がいるのは解っていると、話し合えば解り合えるかもしれないが自分の事を知った後、自分を利用しようとしたり驚異に思い攻撃してくるかもしれないと、もちろんそれは艦娘にも当てはまるとは言っていましたが私に答えてくれたのはこんなところです。それに今度また何か助けが必要な時は手を貸してくれるとも言ってくれました」
「なるほど、解った。それで武蔵は彼らと直接連絡が取れるらしいね、今連絡は取れるのかな?」
「取れますが、向こうが応答に答えてくれるかは解りません」
「構わない、頼めるかな」
「解りました」
武蔵はそう言うとインカムを取り出しインカムについているボタンを押す。
するとインカムから呼び出し音(お好きな音楽を流してください)がなり暫くその音が会議室に鳴り響く
「…………」
『はーい、もしもし』
「もしもし、私だ武蔵だ、今時間大丈夫だろうか」
『うーんまぁいいか、大丈夫だよ』
「そうかありがとう、実は今元帥達に先日の戦いの報告をしていてな。一度君達と話をしてみたいと言うので連絡したんだ、構わないだろうか」
『え~、それはめんどくさいな~』
「そこをなんとか頼めないか」
『う~~ん、……しょうがないなぁ、まぁゴジラは今忙しいから無理だけど私たけならそんなに時間が掛からなければいいよ』
「そうか助かる、他の者にも会話を聞かせても良いだろか?」
『別に良いよ、インカムをスピーカーに繋げば皆にも聞こえるようになるから』
「解った、すまないな少し準備するので待っててくれ」
『了~解』
「元帥、ゴジラは出れませんが相方の妖精リトルが話をしてくれるそうです。今スピーカーに繋げて会話できるようにしますので」
「解った」
そして武蔵がインカムを机に置きスピーカーに繋ぐ
「リトル、繋げたぞ聞こえるか?」
『はいは~い、聞こえるよー』
「待たせてすまなかったな、今から話す人が元帥だ」
そうして武蔵は元帥に首を縦に振り合図を送る
「初めまして、私は日本海軍の元帥をしているものだ。今回は急な申し出を受けてくれてありがとう、君の事はリトルと呼べば良いかな?」
『うん、リトルで良いよ』
「解った、それで早速質問なのだかリトルは妖精なのかい?」
『うんそうだよ~』
リトルの返答に会議室居る者達がざわめいた
「本当に妖精が喋っているのか…」
何人かが妖精が喋っていることに疑問に持ちながらそう呟いた
『まぁ信じても信じなくても私は別にどっちでも良いけどね、それで、早く本題に入ってくれないかな私達も暇じゃないんでね』
「それはすまなかった、妖精と喋るなんて初めてなのでね、それでは本題なのだが一度私達、もしくは私と会ってくれないかな?」
『普通に嫌だけど』
リトルの即答に流石の元帥も目を丸くさせてるのを見て武蔵が
「ちょっリトル!少しは考えてから答えてくれ」
『いや、だって会う必要性が無いんだもん、何で会わなくちゃいけないの?』
「あ、あーすまない、いきなりだったね、理由としては先の戦いの後君達は艦娘の味方をするが人間の味方をする訳ではないと言ったそうだね、もちろんその理由も」
『うん、言ったよ』
「そこには話せば解り合えるとも言ったそうだね」
『言ってたね』
「だから我々と解り合い、共に戦ってもらうために一度話し合いがしたいんだよ」
『共に戦う気がないのでお断りします』
またもやリトルが即答するとそれを聞いた武蔵が頭を押さえてなに言おうとした瞬間
「貴様!さっきからその態度なんだ!!」
「一体誰と喋ってるつもりだ!!」
「調子に乗るのも大概にしろ!!」
先程まで黙っていた聞いていた何人かが騒ぎ始める、更に他の者が言葉を発しようとした時
「黙れ!!!」
元帥の怒鳴り声と共に全員が静かになった
「リトル、部下の非礼を詫びよう、すまなかった許してほしい」
元帥の謝罪にリトルは
『別に気にしてないからいいよ、まぁでもあんな事言ってる奴等と解り合うなんて真っ平ごめんだけどねwwwそれじゃあ結論も出たことだし、私も忙しいからまたね……あっそうだ武蔵、別に武蔵達艦娘とはこれまで通りだから気にしないでね♪あっ!因みにそこにいる人間達に何かされたら直ぐに言うんだよ、いいね』
リトルのその問いかけに武蔵はどう反応して良いかわからず「あ、ああ」と曖昧に答えるしかできないでいた
『あははは、そうだよねそんな所に居たら答えずらいよね、ごめんごめん、それじゃあね元帥』
「あ、ああ今回はすまなかった、またいずれ連絡させてもらうよ」
『またいずれ、ね。まぁ良いんじゃないそれじゃあ…』
そう言ってリトルとの通信が終わった。
武蔵が片付けたのを確認し、元帥はため息を吐き先程騒ぎ立てた者を睨みながら
「はぁ、やってくれたな貴様ら…」
睨まれた者はたじろぎながらも
「しかし元帥!あのままでは我々は舐められたままでした!!」
「あんな訳のわからない奴等にこちらが下手に出るなんてどうかしてます!」
そう騒ぎ立てる者の言葉を聞いて元帥は呆れながら
「お前らは…そんな事で私とリトルとの会話に割り込んだのか」
元帥は頭を抱えながら
「良いかお前らは今後我々の驚異となる未知の敵に対抗するために必要な協力者との繋がりを切ろうとしたんだぞ、今回は運良く見逃してもらえたかもしれんが、そんな事も解らない奴等がいたとは……もういい今日はここまでにしよう、全員出てってくれ」
「しかし元帥!我々は…」
「いいから出ていけ!!!…これ以上私を怒らせるな」
怒鳴られた者達はそれ以上何かを言うことはなく部屋を出ていった。
部屋に残ったのは元帥と武蔵のみであった、元帥は深く深呼吸をして武蔵に問いかける
「武蔵よ、君から見て我々は彼等に歩み寄ることができると思うかい」
「……そうですね、難しいかもしれませんが無理ではないと思います」
「………そうか」
元帥はそう言うと机に顔をうつ伏せになり
「もおぉぉぉ!やだぁぁぁぁ!!なんだよ怪獣ってーーー!!意味わかんねぇーよーー」
「しっかりしろ!お前は海軍の長なんだぞ!!」
こうして元帥の叫びと共に大規模作戦の報告会が終わった
因みにT督は会議中
(やっべー、ゴジラとの関係バレたら本当にヤバイ事になる…………知らんぷりしてよ♪)
次どっち先にやろうか迷ってます
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ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
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怨念の帰還連鎖する怨念
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ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ