あえて艦これの世界でゴジラになってみた   作:豆柴タンク

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20話

ゴジラとリトルは移動中色々と聞かれたが⑨鎮守府の事は伏せて島での生活などを喋っていた、そしてもうじき攻略艦隊と合流できると思った矢先、天龍が

 

「おい!向こうから緊急の通信が入ったぞ」

 

天龍のその言葉で場の空気が変わった、そして天龍が通信を終えると

 

「どうやらゴジラの読みが当たっちまったみたいだ、向こうでもエビラが三体出たそうだ、今はなんとか持ちこたえてるけど深海棲艦と挟まれた状態でいつまでもつか解らないらしい」

 

「そんな…このままじゃ私たち負けちゃうの…」

 

そう言って進む速度が落ちていく艦娘達、そんな中天龍が

 

「バカヤロー!まだ負けた訳じゃねーだろ、それに此方にはゴジラが居るんだ、急げばなんとかなるかもしれねーだろ!!」

 

そう言って仲間を鼓舞する中

 

「なぁ天龍、その攻略艦隊まであとどれ位でつくんだ?」

 

ゴジラがそんなことを聞いてきた

 

「えっ!あっああ、あと15分くらいで見えてくると思うが」

 

「そうか、それじゃあ俺は先にいってるよ」

 

ゴジラはそう言うとスピードを上げていった、今までは他の艦娘に合わせて泳いでいたがそれを無くして本気で泳ぎ始めたゴジラはあっという間に天龍達から離れていった

 

ーーーーー攻略艦隊sideーーーーー

 

「艦隊攻撃開始!!」

 

武蔵の合図と共に深海棲艦の基地へと艦娘達が砲撃を始める。

深海棲艦も襲撃を受け迎撃体勢をとろうとするが密集しているためうまく迎撃出来ずにいた。

そして密集しているがために艦娘達の砲弾の雨にさらされ、回避しようとしても見方と衝突してしまいまともに動けずにいたが数では戦力を上回っている深海棲艦達は徐々に反撃を開始する。

数が多い分その弾幕は濃く艦娘側の爆撃機も容易に近づけずにいた、空では制空権を海では敵を殲滅せんと激しい攻防戦が繰り広げられていた

 

「くっ敵は我々よりも多い、徐々に引いて前に出てきた敵を確実に倒していくぞ。空母はまだ無理に攻めずに我々の上を守っていてくれ。軽巡と駆逐艦は魚雷を使って敵を撹乱させるんだ!!……くそ!撃っても撃っても切りがない」

 

『武蔵、聞こえるか』

 

「どうした長門、何かあったのか」

 

『いや、敵の様子がおかしい』

 

「何?」

 

武蔵は敵の様子を見る、いまだに激しい戦いは続いているが

 

「敵が…前に出てこない?」

 

『そうだ、我々がいくら誘きだそうとしても、あれ以上前に出てこない。何か裏があると思わないか』

 

「裏というと……何か守っているのか?」

 

『解らない…もしかしたら別動隊がいるのか、それか新兵器があるとか…念のため別動隊のいる可能性があるということで考えた方がいいだろう。補給艦隊をこちらと合流させといた方がいいんじゃないか』

 

「しかしそしたら補給中狙われる可能性がある」

 

『だが別動隊がいて補給艦隊が襲われて打撃を受ければ我々は補給すら受けられなくなるぞ!』

 

「うっ!確かに…その可能性はある。解った補給艦隊に…」

 

武蔵が言い終わる前に後方で大きな水柱が3ヵ所から上がった

 

「〓〓〓〓〓〓〓」

 

「〓〓〓、〓〓〓〓」

 

「〓〓〓 〓〓〓」

 

突如として艦隊の後ろから現れたエビラ、その姿に艦娘達は唖然とするが直ぐに後方に居た空母の護衛をして居た駆逐艦達が煙幕を張りエビラの視界を遮る

 

「空母の皆さんは本体と合流してください。私達はその間こいつを引き付けておきますから…急いで!」

 

「!!…解ったわ、でも私達も上空から援護するわ。無理しないでね!」

 

駆逐艦の声で我に帰った空母達は前にいる艦隊と合流するために前進し始めたが、前線は前方の深海棲艦の相手をしているため後方に戦力を割くことが出来ずにいた

 

「なんだあいつらは!新種の深海棲艦か!!」

 

『解らない。だが後方にいた空母達は無事に此方と合流できそうだ、今は空母の護衛艦隊が応戦しているが火力が足りてるとは思えない。前線の戦力を回すしかないだろう』

 

「しかしこの状況では下手に戦力を分散させるわけには……なんだあれは?」

 

武蔵が深海棲艦の方を見ると半分以上の深海棲艦が黄色い液体を自分達の周りに散布し始めていた

 

「なんだ?何を巻いているんだ、それにやつらの攻撃も弱くなってきている、攻撃よりもあの液体を撒くことを優先させているのか?

一体なんの意味が…まぁいい攻撃が弱まるのはこちらとしては好都合だ。長門!こちらは私が見る長門は後ろを頼む」

 

『了解した』

 

長門はそう言うと自分の艦隊と共にエビラの対処に向かう

 

「ああは言ったが我々でどうにか出来るとは思えんな、ゴジラに早く来てもらうか…」

 

そう言って長門は通信機に手をかけ天龍に連絡を取った。

 

「こちらは長門、天龍聞こえるか?」

 

『こちら天龍、良かった。丁度連絡を取ろうとしてたんだよ』

 

「どうした、何かあったのか?」

 

『ああ、でっかいエビの怪物が現れたんだよ。しかも2匹も』

 

「何だって!そっちにも出たのか、いま大丈夫なのか!!」

 

『そっちにもって、まさかそっちにも現れたのか!』

 

「ああ、こっちは3匹だ。いま対処に向かっている」

 

『3匹も!!…いいか、そいつの名前はエビラ。ゴジラがそう言ってた、そいつには少なくても駆逐艦や軽巡の攻撃は効かない、俺達もいまゴジラと一緒にそっちに向かってる、それまでなんとか持ちこたえてくれ』

 

「解った、だが何時まで持つか解らない。今そのエビラと深海棲艦に挟まれた状態だ、出来るだけ早く来てくれ」

 

『解った、急いで向かう!』

 

「頼む、通信を終わる」

 

そうして天龍との通信を切った。そして今度は他の艦隊へと通信を開いた

 

「全艦隊に通達、後方に現れたやつらの名前はエビラ、奴等には駆逐、軽巡の攻撃は効かないらしいもしかしたら戦艦クラスの攻撃も効かない可能性もあるため無理に戦おうとせずに逃げ回るんだ、もうじき援軍が来る。そうすればこの戦況も変わる、それまで持ちこたえるんだ!」

 

長門の通信を聞いて艦娘達は動揺していた。自分達の攻撃が効かないかもしれない事、そして援軍が来れば何とかなるという長門の言葉とそんな相手にどう対処すればいいのか今の状況に頭が追い付いていなかった

 

『長門!、今のは一体どういう意味だ、なぜやつらの事を知っている!!』

 

他の艦娘達が混乱する中、武蔵の怒鳴り声が聞こえた。長門は冷静に伝える

 

「先ほど補給艦隊に連絡した所、向こうでもこいつらに襲われたらしい」

 

『何!、艦隊は無事なのか!!』

 

「何人か殺られたらしい、それにこちらの攻撃が効かなかったそうだ」

 

『では、どうやって奴等を退けた?』

 

「……ゴジラだ」

 

『ゴジラ?』

 

「あーそうだ、ゴジラだ。前に天龍達が襲われた時に怪物に助けられたって報告をあげただろう。その時の怪物がゴジラだ」

 

『あの報告は受けているが、それが一体……まさか!』

 

「そう、そのまさかだ。天龍達の方に現れたエビラは2体居たそうだがその後現れたゴジラによってあっという間に倒してしまったらしいんだ。そしてゴジラは我々の味方をしてくれると約束してくれたらしい、そしてこっちに向かって来ている援軍がまさにそのゴジラなんだ、幸い深海棲艦からの攻撃が弱まっている。ゴジラが来るまで何とか我々が持ちこたえればまだ勝機がある」

 

『…解った、そのゴジラが来るまで持たせればいいんだな。だが本当に大丈夫なんだろうな?』

 

「ああ大丈夫だ、私が保証しよう」

 

『フッお前がそこまで言うんなら大丈夫なんだろう。よし!全艦隊援軍が来るまで何とか持ちこたえろ!踏ん張りどころだぞ!!』

 

こうしてエビラ、艦娘、深海棲艦達の攻防戦が激しさを増していった

 

次どっち先にやろうか迷ってます

  • ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
  • 怨念の帰還連鎖する怨念
  • ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ
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